1954-04-14 第19回国会 衆議院 農林委員会 第30号
○河野(一)委員 蛇足を加える必要はありませんが、今川俣君の質問に対する通産大臣の御答弁に二つの点で私は意に満たないことがある。第一は、開発銀行の金を融資する場合に、最初にあなたがお述べになりましたように調査が粗漏であつたかもしれないということはこれは不穏当だと思う。これはただちに速記録を訂正されるかよろしいと思う。そういうずさんなことで開発銀行の金が融資されておつてはよろしくない。これは通産省は十分
○河野(一)委員 蛇足を加える必要はありませんが、今川俣君の質問に対する通産大臣の御答弁に二つの点で私は意に満たないことがある。第一は、開発銀行の金を融資する場合に、最初にあなたがお述べになりましたように調査が粗漏であつたかもしれないということはこれは不穏当だと思う。これはただちに速記録を訂正されるかよろしいと思う。そういうずさんなことで開発銀行の金が融資されておつてはよろしくない。これは通産省は十分
○河野(一)委員 これは農林大臣に申し上げる筋合いのものではありませんけれども、役人の方に私は申し上げておきたい。あなた方は従来の観念で、営業者の機密であるとかなんとかいうことをお考えられちやいかぬのです。ことに農林当局は断じてそういう考えはいかぬ。なぜいかぬかと申しますと、私は今農林大臣の御答弁を承つたが、これは予算総会の問題に私きよう今からいたします。私は大蔵当局に特に申し上げます。というのは、
○河野(一)委員 この機会に農林大臣にも、今の御答弁でありますから、お聞き及びを願いたいと思います。私ども、新しい憲法になりまして、新しい議会の経験が薄いので、事情不案内な点が多いのでございますけれども、しかしわれわれ国家最高の機関が国政の審議の上において、必要な資料として政府に要求したものに対しては、政府はこれが秘密であるとか、これが何であるとかいうようなことは大きなお世話なのであつて、秘密を必要
○河野(一)委員 私は今の大臣の答弁である程度満足いたしますが、ただこの際一言つけ加えておきたいことは、私といえども全部この益金を畜産に使え、畜産振興が目的であるから畜産に全部使わなければならぬものだというようなことは考えない。今申すように、社会情勢もいろいろありますし、これはかつて考えて参りましたように、その主たる部分は畜産振興に使うべきものであつて、その他の部分は社会公共施設に使うべきものだ。たとえば
○河野(一)委員 あなたのお考えはよくわかる。むろんこういう競馬は国が主催すべきものではなく、民間にやらす方がよいというのにはまつたく同感だ。そういう考えから行けば、県がやることも同様なんである。今の川俣君に対する御答弁のように、戦前には競馬会でやつておつたが、戦後国がやるようになつたから、それを戦前のやり方に移すのだということもけつこうだと思う。地方競馬についても、何も県がやつておつたわけでもなければ
○河野(一)委員 最初に大臣に一言申し上げておきたいと思います。御承知の通り、この間大臣のかわりに政務次官のごあいさつがございましたが、その際に競馬審議会のことについて競馬審議会において意見がまとまらなかつたから、地方競馬のことについては今回はこれを留保した、こういうお話であつた。私はこれははなはだ遺憾に思う、といいますのは、前廣川大臣のときに、暑中にもかかわらずわれわれ民間の者を集めて、数回にわたつて
○河野(一)委員 一体首相官邸は頼むといつたから貸したのだ、そんなことで世間が承知しますか。世間の何も関係のない人が、首相官邸を貸してくれ、ひろう宴に貸してやろうと言えますか。保安協会は保安隊の外郭団体だ、だから首相官邸を使わせろ。お使いになつたら、だれでも国民はそう思います。しかもあなたは丸ビルに行つたときは、出ただけだ、何しただけだ、しかもこの問題は材料を要求したら、あわてて、リベートのようなものはやめた
○河野(一)委員 時間がありませんから、率直に端的にお尋ねをします。そういうふうに責任を回避されるような態度は、私ははなはだとらざるところであります。木村長官は態度といい、日ごろのあなたの言動といい、いやしくも責任を回避するような人とは、私は思わぬ。思わなかつたんだが、今の答弁はことごく責任を回避して、知らないんだ、責任はないんだという態度でありますが、それならばなぜ内閣総理大臣の官邸を使って、昨年
○河野(一)委員 私は最初に保安庁の長官にお尋ねいたしておきます。保安庁長官は保安庁の外郭団体として保安協会というもののあることは御承知だと思います。現にあなたはこの協会の顧問をしておられるのでありますから、御存じのないはずはないでしようし、また保安隊員等とも密接な関係を持つ団体のことでありますから、十分御承知のことと考えてお尋ねをいたしたいのであります。なおまた先般私はこの保安協会について、政府に
○河野(一)委員 今の砂糖は、これは油脂その他食糧の部門におきます外貨割当の見通しが非常にきゆうくつであるという見通しにおいて、場合によつては法律措置も必要が起つて来るかもしれぬと実はわれわれ憂慮していることであります。従つて今政務次官のお話のように、外貨割当だけで考えて、外貨割当のできるのを——やるのは今月中にやられるけれども、外貨割当ができるのは遅れることがある。そういうことでは事が片づかない問題
○河野(一)委員 できるだけすみやかにという御努力はけつこうでありますが、こういうことは大体目標を置きませんと、お忙しいことでありましようから、順にあとまわしになる。役所の都合でつい遅れがちらものでありますが、そこは今申し上げますように、相場の変動等で、思惑の対象となつて一般大衆が迷惑することでございますから、参議院でも日取りを切つていろいろ言つておいでになるようでありますから、こちらの方で日取りが
○河野(一)委員 関連して……。私の時間が参りました際に、砂糖問題について根本的なお尋ねをいたしたいと思いますが、今ここで早急に政府にお尋ねをし、また明確にいたしたいと思いますことは、先般政府が全国の菓子商組合連合会に二千トン近くの砂糖の払下げをなさつたことであるのでありますが、具体的に申しますと、その際に地方の菓子屋が参りまして、個々に聞きますと、一軒について運動費として十円ずつ集めました、こう言
○河野(一)委員 私は委員長を通じて政府に資料の要求をいたしたいと思います。それは御承知の通り、明日か明後日私の発言の順が参りますから、それまでに提出願いたいと思います。 第一は、保安庁関係のもので、保安庁の外郭団体に保安協会というものがあるのでございますが、この保安協会の寄付者の氏名、金額それからどういう予算でどういう事業をしておるか、これからしようとしておるかということについて、明細な資料をちようだいしたいのであります
○河野(一)委員 私は努力を伺つておるのじやないのでありまして、この際私の伺おうとするのは、たとえば砂糖も足りなくなる、油脂も足りなくなる、極端に言えば、外米の輸入でもこの際ある程度削減しなければならぬだろうという情勢にあることを、われわれ非常に憂慮するものであります。これも今のドル資金の関係からすればやむを得ないのじやなかろうか、政府またこれを意図しておるということをわれわれは了承するのであります
○河野(一)委員 交渉中はけつこうですが、われわれ新聞を拝見しましても、少くとも数億ドルのドル資金をチエツクするということにしておるようですが、肥料に関する限りはそういうことなしに行けるという確信がおありなんですか。
○河野(一)委員 簡単に二、三の点についてお尋ねいたしたいと思います。最初に、為替のわくが非常にきゆうくつになろうと想定されますことは御承知の通りでありますが、農林省は大体燐鉱石もしくはカリ等の輸入に対して、どの程度の資金の割当を受けられる予定でおられるか、これは通産省にお尋ねするのが本旨と思いますけれども、農林省におかれても当然これらの点については御相談を受けられることもあろうし、御意見もあると思
○河野(一)委員 私はしろうとの門外漢でありまして、こういう者がこの委員会でこういう発言をいたしますることは、はなはだ心苦しいのでございますけれども、実は先般の有田君の釈放について、東京地方裁判所の井上部長判事のとられました処置について世間にいろいろ疑惑があるということで、同志の間で疑問が起つたわけであります。と申しますのは、司法の慣例によりまして、こうした処置は当日出席しておられる判事によつて事務
○河野(一)委員 今ここで肥料法案を審議するにあたりまして、参考人は特に技術屋の立場で御答弁がしにくいかもしれませんけれども、伺つておきたい。硫安工業は総合的な科学の進歩がなければいかぬものだと思うのです。日本の化学工業の客観情勢の中に立つて欧州各国の情勢をながめてみたときに、あなたは何年かして行つてみて驚いた。これは河合良成君も実は参考人にお願いして、河合良成君から、自分は専門外だけれども実は見て
○河野(一)委員 これはむずかしい質問でお答えがないかもしれませんが、日本の場合は五年先に十ドルぐらい下げるということで専心やつておる。今あなたが欧米を視察されまして、向うは一体五年先になつたらどのくらい下るような見当がつきますか。
○河野(一)委員 私は参考人にお尋ねしたいと思いますが、最切に多少私の意見を申し上げなければいかぬと思います。それは今あなたからだんだんにお話を承りましたが、日本の技術屋は、何と申したらいいか、具体的に申せば、常に侵されない、温室の中に育つている。というのは輸入がされないのだ。向うの安いものは入つて来ないのだ。自分の生産費は常にちやんと政府の政策によつて保障されているのだ。その損はみな百姓に転嫁されているのだ
○河野(一)委員 ちよつと食糧庁長官に、質問ではありませんが材料を私はお願いしたいのです。それは今汚職事件が非常にやかましい際ですから、私のちようだいしたい材料は多少その方にも関係のあることなんで、慎重に調査をして材料を出してもらいたい。それは原糖の輸入、さらに割当、政府手持ち砂糖の払下げについての材料なんです。これは最近五箇年にどういうふうにして原糖の輸入をされ、ドルの割当をどういうふうにしてされ
○河野(一)委員 その交渉に臨まれる際に、日本政府としてどれを債務とお考えになつておるか、どの程度の債務を持つておるとお考えになつておるか。あなたは、払わなければいけない、払うことは日本人の名誉だということを、しばしばおつしやつておられる。それはけつこうであります。向う側の好意でもつて、たとえばドイツの場合のように、ある程度棒引きをしてもらうというようなことになれば、これもけつこうであります。しかしこちらの
○河野(一)委員 前回の委員会におきましては、アメリカのような非常に財政のゆたかな国と、日本のような財政の窮迫しておる、たとえば耐乏生活をして予算を切り詰めて行かなければならぬような国家とは、同一の立場におらぬでもいいじやないか。まずこちらから頼んでも立てかえた分は出してもらつてはどうかということをお願いしたのであります。それは今の外務大臣の御答弁、非常に私は満足いたしません、この前あれだけやかましく
○河野(一)委員 私は時間があまりありませんので、ごく要約してお尋ねいたしたいと思いますから、主として総理大臣からお答えをいただきたいと思うのであります。 最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、古いことは存じませんが、ごく最近の事実で申しますと、総理大臣は内閣の諸公に対して、しばしば個々の問題について御指示に相なつておるようであります。私たいへんけつこうなことだと思うのであります。けつこうなことだと
○河野(一)委員 私はこの際委員長にお願いがあるのであります。現在農林行政を実施されまして、いろいろ考え方はあるようです。たとえば大臣からもいろいろお話もあつたのでありますが、前々国会以来本委員会にも提案されて審議されております肥料関係の法律でありますが、それらは肥料の価格をどういうふうにするか、現在の国際情勢から達観いたしまして、日本の主要食糧の増産をはかる、しかし何としてもこれが生産費が高い。その
○河野(一)委員 私も提案者の提案理由の説明ないしはまた各党代表の方々の賛成のお話にそのまま賛成するものであります。 ただ一言つけ加えておきたいと思いますことは、ただいま問題になつておりまする大蔵省の査定案なるものがあまりに飛躍しておりますので、こういうものがこのまま現実になつて現われて来るような気がしないのであります。もしこのまま現実になつて現われて来るとするならば、それだけのむだな経費を過去数年間
○河野(一)委員 今の大臣のお話で、甘んじて受けなければならぬということをおつしやるので、何をかいわんやでありますが、だだこれだけのことは、大臣ははつきり自分でも御認識の上でかかつていただきたい。外安を自由に輸入させれば、内地の硫安は外安の値段に下ります。出血輸出をするとかせぬとかいう問題じやない。減産するしないという問題じやない。つくらぬならつくらぬでよろしい、これは内地の工業生産の問題なんです。
○河野(一)委員 私は、政府がどのくらいの価格で内地の農民に上げるようにするかという目標が前提であつて、生産費が幾らになるということは従たる問題である。生産費が高くかかればかかるだけ政府はこれに施策を講じて、そうして農民の要求する価格に合致するようにして行くことが、肥料政策の根幹でなければならぬと思うのであります。生産費を調べてみなければ見当がつかぬということは本末転倒である。それは政府が何にもするものがなくて
○河野(一)委員 ごく重要な点を二、三大臣からお答え願いたいと思います。価格安定ということをしきりにお使いになりますが、一体どの辺に安定させようという見当でございますか。
○河野(一)委員 それならば、総理大臣のお答えでなくともけつこうです。重ねて申し上げておきますが、締めくくりでありますから特に総理大臣御出席のもとに私は承つておりますので、各閣僚の答弁は即総理大臣の答弁として了承いたします。そういうことで今の保安庁長官の御答弁、これは今晩の治安も責任をお待ちになることができますか。
○河野(一)委員 よくお聞きをいただきたいのですが、今の御答弁はけつこうでございます。しからばそれはいつごろの治安を維持するつもりでおやりになるのですか。
○河野(一)委員 私はこの際総理大臣その他に二つの点についてお尋ねをいたしたいのであります。第一問は保安隊の問題についてお尋ねをいたしたい。この際まことに恐縮ですが、総理大臣から保安隊の使命ということについて、ちよつとひとつお答えおき願いたいと思います。
○河野(一)委員 今申し上げまして通り、結論は原局の方では出ておる。これは当時の審議会の委員との間にはある程度の了解済みで、そして民間各方面の委員は全部大体政府の考えておるところでよかろうという結論になつておりますから、おそらく原局の方をお調べになれば、原局の方では原案があるはずでありますから、その案をそのまま推し進めになつて、一同どこにも民間側には異論はないのでございますから、どうかお忙しい際とは
○河野(一)委員 たいへんけつこうな御所見でございまして、すでに前議会におきまして、われわれとも民間側におきましては、一つの畜産団体法を創案したしまして、でき上つておるわけであります。これらにつきまして、農林当局におかれましても十分な御研究をなさいまして、そして大臣から特にそれぞれの関係係りに御指示願いまして、積極的に推進されるようにお願いいたしたいと思うのであります。 次に々はお願いいたしたいのは
○河野(一)委員 私はこの機会に簡単に農業団体の問題について一点お尋ねいたしたいと思います。 簡単に申し上げたいと思いますが、わが国の農業団体は戦争中におきまして、政府の非常に強力なる要請のもとに団体統合をいたしましたことは御承知の通りであります。従いまして当時各農業団体を全部一丸にいたしまして、これを官民一体の形式において農村の指導をし、かつまた農業政策の各種の滲透に寄与せしめられたことは御承知
○河野(一)委員 その条件を全部先方が確認したという覚書がこつちに来ておりますか。そうしてその覚書が来ておるのなら、その覚書をちようだいいたしたい。口頭ではいけませんよ。先方からちやんと覚書が来ておるか。その後、新木大使が先方に交渉したか、向うのだれと交渉して何という返事が向うからあつたか、お示し願いたい。
○河野(一)委員 しからばお尋ねするが、この最終の先方から来た覚書この覚書に何と書いてある。条件付確認ではありませんか。この条件は、いつあなたははずされたか。条件付確認のその条件をアメリカが了承するという返事がいつ来ましたか。その確認書をお示し願いたい。
○河野(一)委員 ただいまの通産大臣のお答えでありますが、私はこの際吉田総理に質問の前に一言申し上げたい。総理は、きのう私がお尋ねいたしましたときに、閣僚諸君がどういう態度であつたか、事いやしくも二百億になんなんとするわが国家の財産であります、これが対米関係においてどうなつているかという質問を私がしたときに、今の岡野さんのお答えのようなことが、きのうまずお答えがあつてしかるべきはずなんだ。私は今のお
○河野(一)委員 今総理から農林大臣の答弁には責任を持つということでございますから、その意味において了承いたしますが、農林大臣の今のお答えで私の納得できませんことは、ただ食糧増産の度合いを、国家的要請に基いて高めるということでございますが、これは高めれば高めるほど生産費が高くなつて参ります。不自然に生産費が向上いたします。その不自然というのは普通の生産で参りますと、なかなか現在以上に増産が困難だ。もつとこまかく
○河野(一)委員 農林大臣をかえる気持はないということでございますけれども、前の西田農林大臣のように、麦の値段のきめ方がよいとか悪いとかですぐかわつてしまうということでは、われわれは少しも安心ができない。そこでお尋ねするのですが、今のお話は私のお尋ねしたことではないのであります。自給自足の度合いを上げるのは今総理のお答えの通りでありましようが、そういうことと農家経済とはどういうふうに考えておいでになるか
○河野(一)委員 与えられました時間も少いですから、ぜひ御答弁は率直簡明に願いたいと思います。と同時に、私は吉田総理に一言お願いをいたしておきたいことがあります。と申しますのは、総理は元来閣僚をかえることが非常に好きのようでありますから、せつかく私がこの席で御答弁を得ましても、答弁していただきました閣僚があしたは閣僚でないというように相なつたのでは、せつかくの御答弁が全然期待できないということでありますから
○河野(一)委員 私は自由党を代表いたしまして、ただいま議題となつております七月分の暫定予算政府提案に賛成をいたしまして、社会党両派の提案いたしておりまする案に、反対の意思を表示するものであります。 いずれ両案に対するわれわれの主張は、本会議場において同僚より詳細申し述べることに相なつておりまするが、私はこの機会にいささか所見を述べて、特に吉田総理その他閣僚諸公にお聞きとりをいただいておきたいと思
○河野(一)政府委員 七月分の暫定予算につきまして、その編成要領を補足的に御説明申し上げたいと思います。お手元に編成要領及び暫定予算の計数に関する資料が参つておると思いますので、それにつきまして御説明申し上げます。 暫定予算の編成要領といたしまして、従来の四、五、六月分とかわつております点は、まず一般的な方針といたしましては、今までの暫定予算は二十七年度分というものを基礎といたしておりましたが、今度
○河野(一)委員 総額がきまつておつて内容がわからない。これは主要な費目が縦横にずれるとか、少しこまかな点ならわかりますけれども、これに入れるか入れぬかという問題について——それでは蔬菜、果樹等についても、金額の多寡は別として補助をするということに了承してよろしゆうございますか。
○河野(一)委員 了承しておるという御答弁は、そういう点について予算措置が講じてある、講ずるつもりであるということでございますか、どうでございますか。
○河野(一)委員 関連してお伺いします。大蔵大臣のただいまの御答弁を承つておりまして、先ほど同僚山本勝市君から御質問いたしました点についてなお重ねておただしをいたしたいと思います。 未曽有の霜害でございますので、従来とかく霜害に対する対策は、統計等また調査等ずさんな点から十分に処置がとられなかつた点があることは御承知の通りであります。ところがそういう関係で、従来の感覚で多少も内容は承つておりますが