1955-03-28 第22回国会 衆議院 予算委員会 第4号
○河野国務大臣 御承知の通り輸入米は非常に多量に入って参りますので、しかもこれは大体産地を積み出します場合に一応検査をするのでございます。その際にむろん合格したものが積まれて来るのでございますが、大体従来の傾向としましては、積んで参ります時期が、いつとはなしに非常に窮迫しておりました場合でもございましたし、あまりこちらの一方的な意思で買うようなことはできなかったのでございますが、昨年あたりからその点
○河野国務大臣 御承知の通り輸入米は非常に多量に入って参りますので、しかもこれは大体産地を積み出します場合に一応検査をするのでございます。その際にむろん合格したものが積まれて来るのでございますが、大体従来の傾向としましては、積んで参ります時期が、いつとはなしに非常に窮迫しておりました場合でもございましたし、あまりこちらの一方的な意思で買うようなことはできなかったのでございますが、昨年あたりからその点
○河野国務大臣 お答えいたします。そういう話を私別の機会にも承わったことがありますので、せっかく調査をいたしまして、これを何とかしなければいかぬと考えておりますが、御承知の通り、われわれの方といたしましては、輸入の際に検査をいたしまして合格したものを配給する、こういうことになっておりますので、決して検査が遺漏であるというようなことではないと思うのであります。万一そういうものが調査の結果あるといたしますれば
○河野国務大臣 黄変米の問題につきましては、最初のお尋ねの市中に出回っておるということでございますけれども、私たちはそういうふうに考えておりません。御承知の通り、黄変米の輸入の際に決定をいたした十三万余トンについては全然別にいたしております。第二の、別にしておるものについてはどう考えておるか、どうするつもりか。これは御承知の通り、厚生省でこれをどういうふうに処置したらよろしいかということについて研究
○河野国務大臣 申し上げました通り、府県営の分につきまして継続事業、団体営の分につきましては、大体その年度限りというものが多いのでございますから、これらを総合して勘案して善処いたしたい、こう思います。
○河野国務大臣 先ほどお尋ねになりました数字をこの際申し上げます。二十九年度の内地の改良事業の補助金は総額が六十六億円であります。このうち都道府県営の分が三十一億円、団体営のものが三十五億円になっております。なお北海道の分は九億八千万円、このうち道営分が三億九千万円、団体営が五億九千万円になっております。なおこのほかに農林漁業金融公庫からの融資があるのでございますが、これは補助額がおおむね三十六億円
○河野国務大臣 今調べさせておりますから、後ほど資料として差し上げます。
○国務大臣(河野一郎君) お答えいたします。 第一の砂糖の問題について申上げます。砂糖につきましては、私が前内閣の農林大臣就任の当初におきまして専売ということを考えたこともあるのでございます。ところが、その後研究いたしました結果、砂糖を専売等の処置にいたしまするときには、小売業者その他大勢の人に非常な迷惑が及びます。そこで、それと同様な成果をあげる他の施策はないかということでいろいろ研究をいたしたのでございます
○国務大臣(河野一郎君) 大体は、大蔵大臣のお答えで御了解をいただいたと思いますけれども、二、三補充をいたしたいと思います。 第一は、田中さんの御指摘になりました負担の増大になっておるじゃないかということにつきましては、御承知の通り、農村の実情が非常に全国的に見ましてまちまちでございます。昨年増収になりました所が、一昨年は凶作であった、一昨年は比較的によくとれたけれども、昨年は悪かったとかいうようなことで
○国務大臣(河野一郎君) 大体は、ただいま大蔵大臣の御答弁になりましたことで御了承いただけると思いますが、ただ一点つけ加えておきますことは、御承知の通り、農村の個々の事情におきましては、だいま日野さんのお示しになりました通りであります。しかし、これは何といたしましても、全国的にどうであるとか、ないしは税率を動かしたのでないことは御承知の通りであります。要は、昨年の農産物の収穫が一昨年と違いがあったということが
○国務大臣(河野一郎君) 前のお尋ねのうちで、農林中金の問題をどう考えるかということが、お答えが落ちておりましたから、この際答えさして頂きます。 農林中金の制度につきましては、せつかく政府も研究いたしておりますが、今さしあたつてこれを改革し、もしくは改善するというような結論にはなっておりません。この点を御了承願います。 〔国務大臣高碕達之助君登壇、拍手〕
○国務大臣(河野一郎君) お答えをいたします。 食糧の自給体制についての根本的な意見はどうかという点について、まずお答えをいたします。食糧の自給体制を確立いたしますことはもちろん必要であり、十分これに意を注がなければなりませんことは当然でございますが、先ほども申しましたる通り、米麦等につきましては、国際情勢もだんだん変化をいたしておりまするので、諸般の情勢を勘案いたしまして、国内体制についても考えていく
○国務大臣(河野一郎君) 第一は、国際収支のバランスをとるために、食糧を増産して食糧の輸入を切り詰めるここが大事であるが、どうかというお尋ねであります。ここで一言お答えを申したいと思うのであります。それは終戦後、国際的に食糧が非常に不足いたしておりましたときには、無条件で食糧の増産をいたさなければならなかつたと思うのであります。しかし、今日国際的に食糧資源が十分になりまして、しかも、なおかつ相当低廉
○国務大臣(河野一郎君)(続) すなわち、肥料の値段を下げることに御賛成なのか反対なのか、はつきりおつしやつたらいかがでございますか。賛成なら賛成と言つたらどうですか。(拍手)[発言する者多し〕
○国務大臣(河野一郎君) 足鹿さんからいろいろお尋ねがありましたが、便宜私からお答え申し上げます。第一に、私は一言、お答えを申し上げる前に申し上げておきたいことがあります。それは、およそお互いに農村に関する問題を話し合いますときには、十分に、どうしたらば農村のためになるかということを前提にして、一つ発言していただきたいと思います。(拍手)ただ議論だけしても、腹はくちくならないのであります。ただ意見だけ
○国務大臣(河野一郎君) お答えいたします。家産制度を認めることにつきましては、いろいろ研究すべき点がございますので、農林省といたしましては、農業経営の高度化、農地金融の創設等でこれに対処して参りたいと考えております。御了承願います。(拍手) 〔国務大臣安藤正純君登壇〕
○国務大臣(河野一郎君) この機会に北洋漁業の出漁の問題について一言御説明を申し上げておきたいと思います。先ほど森崎さんの御質問の中に、北洋漁業の出漁の問題につきまして、非常に事務に私の手落ちがあったようにおっしゃいましたが、これは非常な誤解に基くものだと思うのであります。第一は、これには二通りございまして、いわゆる独航船と申しましてキャッチャー・ボート、それからこれのもとになりまする母船、二通りございます
○国務大臣(河野一郎君) お答えいたします。 食糧管理制度の改正につきましては、昨日も総理からお話をいたしました通りに、現在根本的問題につきましては研究中であります。つきましては、今年度の米麦の買付制度をどうするかということにつきまして、お尋ねのありました通りに、懇談会の答申を得ております。政府といたしましてはこの答申を十分に尊重いたしまして、この線に沿って施策を講じて参りたいと考えております。つきましては
○国務大臣(河野一郎君) 杉山さんから農村問題についていろいろお尋ねでございました。私はこの機会に詳細に御答弁を申し上げようと思ひますが、あまり詳細を過ぎますとまた宣伝と言われますから、その点はお許しをいただきたいのであります。 第一は、農村振興についての具体的施策いかんというお尋ねでございます。私は、農村の振興策といたしまして、第一は、生産費の引き下げに重点を置いて参りだいと思うのであります。第二
○河野国務大臣 お答えいたします。話が前後いたすかもしれませんが、私はこの問題と食管法の改正とは全然関連して考えておりません。おりませんが、先般もわれわれの先輩であります石黒忠篤さんが最近アメリカへ参られまして調査して帰られましたところによりますと、加州米は非常に優秀である。であるからこれはぜひ考慮した方がいいという御注意を承つておるくらいでありまして、どう申しましても今の日本の食糧問題か、三年や五年
○河野国務大臣 私からお答えした方が適当と思う点についてお答えいたします。 この物資につきましては、前内閣におきましても農村関係の諸般の点について十分考慮せられまして、大体数量その他についてはとりきめられておるようであります。私就任以来これらの点についても種々考慮いたしましたが、大体において現在とりきめられておる程度のものならばそう支障はない。なおまた足鹿さん御承知の通り、農産物のことでございますから
○河野国務大臣 昨日はこの席におりませんで、たいへん御迷惑をかけ相済みませんでした。その際に、農林省が最近人事の異動をいたしたことについて御意見があつたそうでありますけれども、これにつきまして一言申し上げます。実は私は農林大臣を拝命いたしまして、人事は一切前通りでいたす所存でおつたのであります。この点は就任の際に新聞記者会見におきましても、この通り私は発言をいたしました。ところがその後、前農林次官からどうしてもやめたい
○河野国務大臣 お答え申し上げます。いろいろご心配がございますが、先般社会党右派の代表の方が私のところにお見えになりまして、今仰せになりましたようなことのお申出がありました。そこで私は、誤解を招くおそれがありますから、特に農林記者団立会いの上でお目にかかりました。そうして新聞に出ておつたこは一部誤報であつた、ないしはまたあなた方の読み違いの点もあつた、私が新聞記者団に話したのはそういうことではない、
○河野国務大臣 いろいろ御意見でございますけれども、先ほど申し上げました通り、二十五日の統計の数字を見た上で考えたい、こう考えております。
○河野国務大臣 凶作加算の問題につきましては、いずれ二十五日に統計を見まして、その上で考慮いたしたいと考えております。 減額補正の問題につきましても、いろいろ事情は伺つておりますが、今ただちにどこをどうというようなことは、まだ考えておりません。
○河野国務大臣 足鹿さんから非常に有益なお話を拝聴いたしまして、私も大体所見を同じくするものであります。農村問題は非常に計画性がなければいかぬ、しかも長期にわたつて施策しなければならぬ等々の御所見、まつたく私も同感であります。ところがそうは申しましても、客観的な条件がこれを許さぬ場合もありますし、もしくは変化、進歩もして参らなければならぬ問題もありますので、戦争中、占領中よりさらに自立経済達成を進めて
○河野国務大臣 国家が見るといいましても、負担は国民がするのでありますから、なるべくそういうことは避けた方がいいんじやないか、こう思います。国家の負担にせい、直接消費者の負担にせい、いずれにしてもこれはそういうことをやらぬで行くならば行つた方がいい、こう考えます。
○河野国務大臣 申し上げます。もちろん今の事務費等も簡略がよろしい。全体の国民の負担になりますから、それはなくする方がよい。私の申し上げましたのは、今のやみ米の運搬、やみ米の中間の利益等をなくて、そうして自由に入手できる方法にすることの方がよいのじやないか、こういうことを考えております。 なおお言葉でありましたから申し上げますが、もうかる農業ということにのみ私はこだわつておりません。ただお互いの言葉
○河野国務大臣 委員長からお話のありました通り、本日は時間もあまりありませんので、私もあまり長々とおしやベりをするのはどうかと思いますが、今松野委員からのお尋ねでありますから、この際所信を明確に披瀝いたしたいと思うのであります。 先だちまして御了解を得ておきたいと思いますことは、先般の委員会に私が出席いたしました際には、私の気持としては、選挙管理内閣であり、短命内閣であるから、ここでは一切何もやらないという
○河野国務大臣 このたび農林大臣に就任いたしました。さつそくごあいさつを申し上げるべきでございましたが、何分組閣早々でいろいろ引継ぎその他の事務がありましたので、遅れましてはなはだ相済みませんでした。なお、新聞その他いろいろ私の意見を申し述べましたところが、一部の方から国会軽視ではないかというような御意見があるやにも承りましたが、私は国会、特に当委員会な軽視するというようなことは絶対に考えておりません
○河野(一)委員 私は今あなたのおつしやることに非常な矛盾があると思う。第一点は、公判において明らかになるとおつしやいますけれども、公判に付せられたる問題は九牛の一毛であつて、その主たる部分は十四条の発動によつて大体は消えてしまつておるじやありませんか。あなた方の非常な御労苦は、大部分は十四条の発動によつて佐藤君の逮捕ができなくなつた、これに関連して、ほかとのつり合いもあろう、いろいろなこともございましようが
○河野(一)委員 私はお尋ねの本旨に入るに先だちまして、一言馬場証人にお尋ねいたしたい点があります。ただいま委員長から検察庁法十四条の発動でありますとか、ないしはまたいわゆる総理の暴言の問題でありますとかいうようなことについての所見をおただしになりましたことについて、証人の心境をお述べになりましたことを承つておりまするけれども、私は非常に心外であります。たとえば昨日の検事総長の証言でも同様でございましたが
○河野(一)委員 委員諸君の御同意を得まして、私は、ただいま田中委員長よりごあいさつのありました点について、一言申し上げたいと思います。 ただいま田中委員長より、本日、自由党より除名せられたということにについて、ごあいさつを拝聴いたしました。感激至りであります。われわれといたしましては、田中委員長が、国家の重大問題であり、しかも国民諸君が最も聞かんとするところ、知らんとするところ、検察当局をもつてしてもなおかつ
○河野(一)委員 ぼくは先ほど動議を出しまして、それを皆さんで御決定になつたのでございます。採決までなすつたのでございますから、この善後処置は、自由党の方が今後議事の運営にみだりに議事進行とかその他のことはなさらぬということであれば、私は理事会の決定でけつこうでございます。けつこうでございますが、委員長がお集めになつて、それであらためて先ほどの決議を取消して理事会の決定通りやるということのちやんとルール
○河野(一)委員 私は本委員会の円満な運営のために、先ほど動議が提出されまして、その動議の採決があることと思つておりましたが、幸い理事会におきまして非常に円満に発言の順位等も決定いたしました。これは前国会の自粛の申合せ以来非常に当を得たものと私は御共鳴申し上げます。しかるに議事進行ということで、いろいろ順位をかえて発言をされますると、証人もすでに出席しておられる際に、なかなか運営がうまく参りません。
○河野(一)委員 だんだん御発言のようでありますが、ただいまの動議は、理事会で相談をする問題の結論が動議として出ております。質問の順序、持時間等を動議によつて決定しようということであります。この決定さえ見れば理事会の必要はないと思います。なおまた質問の内容等についても田中角榮君からいろいろ御意見もございましたけれども、これは私は必ずしも前例によることは賛成でありません。これは重要な委員会でございますし
○河野(一)委員 先般私は、馬事公苑等を持つておるとかえつてむだな金が出る、こういうふうに申し上げたのは、いろいろ民営競馬になると、現在のようなやり方でなしに、もう少し合理的に運営さすことにしなければならなかろうと思うのであります。たとえば今騎手の話が出ましたが、騎手だけではない、調教師の生活をどういうふうにして保障して行くか、ないしはまた馬主の経済をどういうふうに考えて行くかというようなこと等も、
○河野(一)委員 関連して。今までつい私もちようだいしなかつたのですが、競馬を民営に切りかえましたときの大体の予算というようなものはあるのでしようか、ないのでしようか。もし政府の方にありましたならばちようだいしたいと思います。また今の騎手の説明で、民営になればゆとりも出るということでしたが、現在の予算の組み方も、大体一割五分くらいのものを競馬の運営に使つていると思うのですが、それらのところを御説明願
○河野(一)委員 時間もありませんから簡単に申しますが、文部大臣は、日本でオリンピック大会をやることに賛成ですか、反対ですか。
○河野(一)委員 大臣は少し議会のことを勉強してもらわなければ困る。国務大臣並びに政府のそれぞれの者は、何どきでも発言できるという規定がある。何の必要があつて、何どきでも発言できるということになつておるのか。今あなたが言うように、質問があつて答えるだけなら、政府は何どきでも発言ができるという必要はないわけである。そうじやありませんか。憲法、国会法の条文を読めば、そんなことは私が申し上げなくてもすぐわかるはずである
○河野(一)委員 ぼくもただいまの問題に関連して、一言大臣の御所見をただしたいと思う。先ほど来伺つておりますと、要求がないから出席をしなかつたんだということで、正当の答弁をなさつたように大臣は言うておられた。私はその話を伺つて、非常に奇異の感に打たれたのであります。私はきよう初めてこの委員にかわつて来たのでございますけれども、先日来、京都のあの学校の重大問題が起つておる。われわれ新聞を通じて見ておつた
○河野(一)委員 私は、これは私と見解の正反対のことを承るものだと思う。終戦後の混乱状態からようやく立直つたというお考えのようでありますけれども、私はそうは思わぬ。これは終戦後協同組合のあり方に一番便利なインフレ時代にぶつかつたのであつて、そうしてインフレ時代にぶつかりましたから、どんな間の抜けたことをしておつても、買つたものは上る、ぶらぶらしておりさえすれば損が行かないというので、協同組合の育成には
○河野(一)委員 私が伺うのは、あなた方が実務をとつていらして、今のようなあり方で所期の目的を達成できるかどうかということをお尋ねするのであつて、もうちよつと具体的に申せば、川俣君との御問答を伺つておりますと、そこに根本の無理があると思う。組合員の迷惑を外において、組織で縛り、制度で縛つて、こうあるべきだというあり方は間違つておる。たとえば私の選挙区にもあります。ある山間の信用組合に預金の引下げに参
○河野(一)委員 ちよつと関連して御質問します。現在の資金運用部の組織、機構というものについては、現状のままでさしつかえないというお考えですか、どうですか。要するに中金、県連、それから単協というそのあり方はこのままで、これをかえなくてもよいのか。今川俣君との間のお話をいろいろ伺つておりましたが、それはこのままでいいのだというお考えですかどうですか。
○河野(一)委員 この前の審議会の際に反対したのは戦災都市の代表者です。これは引続いて自分が競馬の開催をしていたいから反対をした。その他の人に反対はなかつた。これはいつまで続きましても、最初に私が伺いました通りに、戦災都市という名称で競馬をいつまでもやらせる必要があるかということです。政府の認識が一番大事なんです。戦災都市ということで、その復興に金が入用だから競馬をやらすのだということであれば、十年
○河野(一)委員 何かわかつたようなわからないような答弁ですが、この法案か通過した後においてというが、通過しなければこれはおやりにならないのですか。この法案が通過するとかしないとかいうことと、戦災都市の復興のためにやつておる競馬が必要であるかないかということとは何にも関連性がないと私は思う。現に東京の各区がそれぞれ戦災復興の意味において競馬を主催しておる。だれが見たつて、日本中で、今日の農村の実情に
○河野(一)委員 政府は、現在地方競馬を施行するにあたりまして、戦災都市に許可しておりますが、戦災都市の復興には、今後どのくらい続けて行つたらば、戦災都市復興のための競馬は必要ないというふうに考えているのでありますか。それから県の主催しております競馬と戦災都市の特異性を認めて許可しておる競馬とは、おのずから違いがあると思います。これらの点について御承知のところを承りたい。
○河野(一)委員 今あなたのお答えになつたような、そういう原則論、常識論はお尋ねしなくてもわかつておりますし、国民ひとしく了承しているところであります。しかしことさらにこの声明書の中に、しかも最近の事実に即して書いてある。そういうことがよろしくないならばよろしくない根源を断つために、今日の段階になつてせずになぜ国会の初めにそのことをおやりにならなかつたか。さんざん、頼むぞ、やつてくれといつて人を使つておいて
○河野(一)委員 そういたしますと、ここに私が内閣に、特に自由党の幹部諸君にもお聞取りいただきたいと思いますことは、この声明書の中にキヤスチング・ヴオートを握つておるものは云々ということが書いてあるが、一体これは何のためにこういうことをお書きになつたのか、その真意を承りたい。もし必要があればもう一ぺん読みますけれども、お書きになつたからには信念をお持ちだろうと思うのだが、時間がございませんから私の方
○河野(一)委員 吉田総理がお見えになりませんから、最初の問題は緒方副総理からお答えを願いたいと思います。 昨日自由党の佐藤幹事長が改進党の松村幹事長をおたずねになりましていろいろお話になり、その後に出された声明書は、これは多少私事にわたりますが、われわれ仄聞するのに、緒方副総理がみずからお書きになつたということも聞きましたし――違うかもしれません。またお書きにならぬでも、この声明書をお出しになる