○河原委員 戰後のわが経済界は非常な疲弊をいたしておりました関係上、税は高いのがあたりまえだ、国情やむを得ないといつたふうな関係で、高い税金に対して、徴收側においてはこれが普通だといつたふうな気持を持つきらいがあり、また一面におきまして、こういう平常でない時代には、とれる所からとるよりしかたがないというふうな点などからいたしまして、戰後の税制は非常に平静を失つておつた感じがあります。従いまして、わが
○河原委員長代理 了承いたしました。 —————————————
○河原委員長代理 開会いたします。 この際お諮りいたします。すなわち地方自治法の一部を改正する法律案に関する公聴会の公述人は、一昨日その一部を選定いたしたのでありますが、さらに次の方々を公述人として御意見を承りたいと思います。すなわち会社員田村俊一君、大阪市西成区選挙管理委員長刀山万造君、農業桑原源右衛門君、元東京大学教授安井郁君、この四君を公述人とするのに御異議はありませんか。 〔「異議
○衆議院議員(河原伊三郎君) 逗子の問題が非常にまあ重くとり上げられておりますが、この法案は全国を対象といたしましたもので、たまたま逗子もその対象の一部を今日ではなしたのでありまするが、御承知の通り提案は四月一日にいたしており、提案の準備をいたしましたのは更にそれ以前でございます。従いましてその当時は、逗子が早く自治体警察を返上しようという意図を持つておるか、持つておらないか、そういうふうなことは一切存
○衆議院議員(河原伊三郎君) 国警になりますれば、国の費用で賄いますことは、これはもうすでによく御承知の通りであります。従いまして法案には、総理大臣の承認ということが一つの条項になつておりまして、総理大臣の承認ということは、国として差支えがないという場合に承認をするわけであります。併しながらおおよその見通しといたしましては、大蔵当局との話合いにおきましては、議決された予算の範囲内の運用においてこれができるだろう
○衆議院議員(河原伊三郎君) その点につきましては、この法案にも謳つてありまする通り、この期限内に投票が終つておりましても、その自治体の議会の議決を以て総理大臣のほうへ申出なければ、これの適用を受けないのでありますから、的確にどこどこということを申上げかねまするけれども、大体これらの町村は、その手続を踏めば承認を受けられる資格を持つ町村であるという見込みのものは申上げられると存じまするので、その点を
○衆議院議員(河原伊三郎君) 只今の御質問に対してお答え申上げます。四月一日から明年の二月三十一日までの予算は各町村とも一応でき上つておるはずでありますから自治体警察が国家警察に移管せられますれば、自然更正予算ができるものと存じます。なお平衡交付金がそれだけ減ることになりはしないのかというお尋ねに対しましては、平衡交付金の性質上警察を置かないことになりますれば、それだけは平衡交付金が減ずることになるはずであると
○衆議院議員(河原伊三郎君) お答えいたします。御質問の点が或いは私の答弁が的外れになるかも知れませんが私の了解するところでは希望するものはどうかというその希望というのは、例えばすでに住民投票が終つておつても、議会の議決を経て早く移管したいという希望を申出たものに限るかどうかというお尋ねと、まあこういうふうに了解してお答えいたしますれば、希望したものだけでございます。
○衆議院議員(河原伊三郎君) 今般提案いたしました町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案の提案の理由並びに法案の概要を申上げます。 御承知の通り、昨年の警察法の一部改正に伴いまして、警察を維持する町村は、住民投票の結果警察を維持しないこととし、又、維持しないこととした後両び警察を維持することができることとなつたのであります。 而して警察法第四十条の三第八項の規定によりますと、十月三十一日
○河原委員 五月二十日という時が長過ぎる、こういうのでありますが、四月二十日ということにすればあまり短か過ぎる、こういうふうに思いましたので、それを越えますれば中途はんぱなことは変なものですから、それで五月二十日、かようにいたした次第であります。
○河原委員 間違いありません。
○河原委員 住民の警察といい、または国民の警察と申しましても、住民も国民も同一人であり住民とし、また国民としてよいというところに持つて行くということは、きわめて民主主義の上において妥当なことであると考えます。
○河原委員 環境がこうだから、従つて現わされた意思が自由な意思でないというような考え方は、実情に沿わないものであつて、それこそ擬装的な言い表わし方だと考えます。
○河原委員 第一の点に関しましてお答えいたします。さきの警察法の改正は民主主義の本義にのつとりまして、住民の多数が希望するならば、その希望するところに従うというので、改正されたのであります。今回の改正におきましても、住民の意思がすでに決したものが、長らくの間待たなければならぬ法律のその欠陷にかんがみまして、総理大臣が承認を與える。すなわち財政上その他国においてさしつかえがなければ、その住民の意思に従
○河原委員 お尋ねの御趣旨一応ごもともでありますが、町村を合併して市といたしますにつきましては、その目的とするところはいろいろあり、またその地方によつて種々にわかれると思います。そういつた場合、警察を維持することが一つの條件になつておりますから、警察の維持ということを覚悟して、市をつくるというのが普通の行き方でありますが、しかしながらもしあたうべくんば、警察を持たないで済むことならば、それを持たずして
○河原委員 今般提案いたしました町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案の提案理由を申し上げます。 御承知の通り、昨年の警察法の一部改正に伴いまして、警察を維持する町村は、住民投票の結果警察を維持しないこととし、また維持しないこととした後再び警察を維持することができることとなつたのであります。 しこうして警察法第四十條の三第八項の規定によりますと、十月三十一日までに警察維持に関する
○河原委員 とにかく警察官が袋だたきにあつた上、堀にはめられ、あるいはいきなり堀に突き落され、上ろうとする者を、引上げようとする者をこれまた突き落すというふうな乱暴な残酷な挙にあつても、なおかつなるべく人を傷つけない、まるで仏さまのような気持でありますけれども、そういつたことが七百六十一名という厖大な犠牲を出したのではないか。そのやり方において、暴徒でも何でも同じ国民であるから、なるべく傷つけないようにという
○河原委員 去る五月一日の不祥事件は、いろいろな面からすこぶる遺憾なできごとでございまするが、特に三つの重要なる点があると思います。一つは騒擾の過程におきまして一時警察が押されぎみになつておつた、一時的ではあるが非常に弱体なときもあつたということ、それから重軽傷合せて七百六十一名という厖大なる犠牲を出したという点、これらによりまして帝都の警察がはたして完全に治安確保の重責に任じ得るかどうかについて、
○河原委員 鳥取市の大火災につきまして、去る二十七月から衆議院を代表して五名の委員を派遣されたのでございますが、村上勇君は急病のために不参せられまして、森幸太郎君を団長として、改進党の福田繁芳君と社会党の松岡駒吉君と私の四名が参つた次第でございます。いずれ精細な報告書は後日配付せられると思いますから、ごく簡單に直感的に感じた印象的なことの概要を、御報告申し上げたいと存じます。 火災は御承知のごとく
○河原伊三郎君 ただいま議題となわました町村職員恩給組合法案につきまして、地方行政委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 御承知のごとく、昨年十二月第九回国会において成立し、昨年二月から施行されました地方公務員法におきましては、第四十四條において、職員が相当年忠実に勤務して退職しまたは死亡した場合における退職年金及び退職一時金に関する制度がすみやかに実施されなければならないと規定
○河原委員 本案は町村職員の福祉のためにきわめて必要なる案であり、内容も妥当と認めますので、私は自由党を代表して原案に賛成の意を表する次第であります。
○河原委員 本案は国際的な慣例から見ましても、また実情に照しましても、この際適切妥当なる案と考えられますので、私は自由党を代表して、原案に賛成の意を表するものであります。
○河原委員長代理 日本国とアメリカ合衆国との間の、定全保障条約第三条に基く行政協定の実施に伴う地方税法の臨時特例に関する法律案につきましては、さきに一応の質疑を打切るということになつておつて、残余の質問はあとに、こういうことでありましたが本案並びに町村職員恩給組合法案に対する質疑は次会に譲ることといたします。それでは次回の委員会は公報をもつて通知することといたします。 本日はこれにて散会いたします
○河原委員長代理 この際申し上げます。法務府の政府委員が出席されておりまして、時間があまりないそうでありますから、その関係の質疑を許します。
○河原委員長代理 次回の委員会は公報をもつて通達することといたしまし、本日の会議はこれにてとじます。 午後二時五十九分散会
○河原委員長代理 次回の委員会は公報をもつて御通知申し上げることにいたしまして、本日はこれにて散会いたします。 午後零時四十六分散会
○河原委員 ただいま上程中の地方財政法の一部を改正する法律案は、まことに適切なるものと認めますので、自由党を代表して賛意を表する次第であります。
○河原委員長代理 門司さん、ちよつとだけというのであなたに許したのです。大泉さんが先にあるのですから、その辺をくんで簡単にやつてください。
○河原委員長代理 竹山君。