1952-02-26 第13回国会 衆議院 地方行政委員会 第10号
○河原委員 私は自由党を代表して賛成の討論を行わんとするものであります。 ただいま議題となつております法案につきましては、先般来の当委員会において詳細なる質疑応答が盡され、その応答によりまして当局が実情に沿う適正なる運営をなす方針を明らかにいたしたのでありまして、私どもはこの当局の方針を了といたし、本案に賛成するものであります。
○河原委員 私は自由党を代表して賛成の討論を行わんとするものであります。 ただいま議題となつております法案につきましては、先般来の当委員会において詳細なる質疑応答が盡され、その応答によりまして当局が実情に沿う適正なる運営をなす方針を明らかにいたしたのでありまして、私どもはこの当局の方針を了といたし、本案に賛成するものであります。
○河原委員 そういたしますと、日本人によつて同じような事件が白昼今後もたびたび繰返されるおそれが、現在の警察力をもつてしてはあるのだ、こういうふうに解してよろしいのでしようか。その点を伺いたい。
○河原委員 本件に関しまして、現在の警察力が足りないことから、こういうことになつたのか、また日本人でないからつかまえなかつたのかという点について、大きな疑惑を持つておるわけでありまするが、田中警視総監は、日本人であつても捕縛は困難であつたか、日本人でなかつたから逮捕されなかつたのか、この点について、いかようにお考えになつておるか伺いたいと思います。
○河原委員 本件は全国民に、はなはだしき衝撃を与えましたところの重要な案件でありまして、連合軍が現在の……。 〔立花委員、「委員長、不公平だ」と呼ぶ〕
○河原委員長代理 お諮りいたします。きようは富士銀行のギヤング事件で、警視総監に来てもらつて報告を受け、そして質問もしようというのであつたのですが、さいぜん御報告しました通り、今日は見えませんので、本日の会議はこの程度で……。
○河原委員長代理 お答えいたします。これは先方へ申し入れましても先方の都合がありますので、私の方で今どうというお約束はいたしかねます。しかしなるべく早い機会に、その機会を得るようにいたします。
○河原委員 選挙に多くの費用を要するということは、非常に好ましくないことでありますが、過ぎました地方議会の選挙は、実に驚くべき状況を全国に展開いたしました。これは議員候補者や選挙事務長が費用を惜しまず使つたのではなく、集まつて来たからしかたがない、思わざる支持者が集まつて来て、そして自然に非常に金を使つたという結果になつております。いずれこの選挙法の改正はありましようけれども、しかしながら、とにもかくにも
○河原委員 現在の都道府県議会の運営は、国会のごとくほとんど始終開会いたしておるわけでなく、きわめて短かい時日を開会いたしておるわけであります。しかもそれは一々目を期して開いております。決してじだらくな、のんべんだらりのものではありません。しかしながら正式な開会がなくとも、それぞれの政党における政務調査とか、あるいは自発的に県へ行つていろいろな調査をするとかいつたふうに、始終都道府県と接触を保つておるのが
○河原委員 地方議会の議員を名誉職とせよという問題について少しくお伺いいたしたいと思います。現在町村の議会の議員は、名誉職的な仕事になつておりますが、都道府県の議会の議員は専門政治家的な活動をやつておるわけであります。そこで民主政治におきましては、何と申しましても議会中心の政治であり、議会を重視するということと、民主主義政治とは不可分のものでありますが、これを引立てて行こうというのでなくて、諸君はそんなに
○河原委員 私の申しましたのは、通らなければやめなさるかどうかということをお尋ねしたのではないのであります。およそ信念的に行動する以上は、それがはなはだしく妨げられた場合は、おのずからの帰結としてそういうふうなことが起るのであります。従つてそれほどの信念的な考え、信念的な数字であるかどうか、あまりにも開きが大きいところよりその点を伺つたのであります。
○河原委員 さいぜんからの質疑応答について、一点お伺いいたしたいと思います。全国都道府県並びに市町村が財政面におきまして唯一の頼みとしておりますのは、地方財政委員会でございます。地方財政委員会におかれましては、錚々たる人材が寄られまして、国家財政の現状、政府の方針、それらをよく認識しつつ、地方財政の実情に合う運営をはかつておられることと考えます。ところでただいまの質疑応答によりますると、政府においては
○河原委員 御指名によりまして、北海道班の調査の概要を私から御報告申し上げます。 北海道班は 床次徳二君、山手滿男君、河原の三人が丸山調査員を伴いまして、六月十四日から満十日間、北海道ほとんど全道にわたりまして国政調査を遂げたわけであります。調査の主要項目といたしましては、地方財政と治安事情でございましたが、さらに北海道が終戦後非常に重要性を増しまして異常な発展を遂げております関係もありますので、
○河原委員 先般改正されました警察法の、適用後の自治体警察の廃止の模様について承りたいのであります。 警察法の一部改正の、町村の自治体警察を廃止して、国警に返上するという問題は、全国町村長会また全国町村議会議長会からのたびたびの請願でありましたが、また一面、その改正の案ができます途上におきましては、自治体警察連合会の方で非常な反対運動が起り、そしてその後いろいろな紆余曲折の後に、国警、自治体警察ともに
○河原委員 平衡交付金の増額の点につきましては、当局においてもすでに考えておられるように、ただいま御発言があつたのであります。これは本年度の予算を編成いたしました当時と、今日とは相当物価の値上りもありますし、当初より財政の事情に制約せられまして十分でなかつたことは、それぞれの機会に論議されておつたところでありますし、また今回警察法の改正にあたりましては、自治体警察を国家警察に返上されました場合の地方財政平衡交付金
○河原委員 わくの拡張ということにつきまして、実情に沿うようにわくの拡張に努力しようという当局の熱意のほどは、よく了承いたした次第であります。ところが一面わくの外部を広めるということと同時に、わく内の起債を許すものの運営をどうするかという点につきまして、現在におきましては戦災の有無ということが大きな基本線になつておつて、戦災によるものであれば許可するが、戦災によるものでなければ許さないという戦災の有無
○河原委員 今日各地方団体で最も重要な問題として、また困難な問題として、一様に強く要望されておりまするので、起債のわくがあまりにも狭いということで、これを実情に沿うように、実情の調和のできるまでに広げてもらう、もしくはその運営においてほぼその需要を満たすように努めてもらいたいというのが、ほとんど全体を通しての地方自治団体の要望であるようでありますが、これらに関しまして当局とせられましてはどういうふうな
○河原委員 請願に関する小委員会における審査の経過並びに結果について、簡単に御報告申し上げます。 本小委員会は去る二十六日請願審査のため設置され、私が小委員長に選任されたのであります。しこうして本小委員会において審査いたしました請願は全部で九十件でありまして、その内訳を申し上げますと、地方税法関係のもの四十七件、地方財政平衡交付金関係のものを含めて地方財政関係のもの十六件、地方自治法関係のもの四件
○河原委員長代理 ただいま門司君からの御発言によりまして、内閣委員会に北海道開発に関する問題について合同審査を申入れよう、こういう御発言があつたのでありますが、これをいかにいたしますか、お諮わいたします。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○河原委員長代理 これより会議を開きます。 委員長が都合によつて欠席されましたので、御指名によつて私が委員長の職務を行います。 それではこれより地方公務員法の制定に伴う関係法律の整理に関する法律案を議題として、質疑を続行いたします。なお念のために申し上げますが、本案は予備審査であります。質疑を許します。
○河原伊三郎君 私は自由党を代表して、ただいま議題となつておりまする警察法の一部を改正する法律案に対しまして、国民民主党の修正案に反対し、委員長報告の通り原案に賛成の討論を行わんとするものであります。 現行警察法は、終戦後のこんとん時代たる昭和二十三年に制定されたのでありまして、形式的な警察の民主化に重きを置き、警察の機能能率に関する点、社会の実情との調和の点など、重要なる商が閑却されたきらいがありまして
○河原委員 今度の改正案によりまして、自治体警察が国家地方警察に返上せられました場合の職員の処遇につきまして、先般の合同委員会で、国家地方警察におります警察職員と、自治体警察から参りました職員との任用の時期等の問題もあるけれども、なるべく国家地方警察へ参つたために減俸にならないように考える方針であるという意味の御答弁を得ておるのでありますが、單に給与の問題だけでなく、階級の問題はどういうふうになるか
○河原委員 自治庁としてのお考えはよくわかつたのでございますが、しかし従来の例からいたしまして、地方財政委員会でこれだけは必要である、またはこうすべきであるというふうになりましても、また本委員会におきまして、かくあるべきだというふうなことになりましても、いつも問題になりまするのは財源の問題、国家財政、全体的な財政との関係におきましていろいろ左右されるわけであります。そこで事務の再配分の問題が解決すれば
○河原委員 本委員会におきましては、入場税、遊興飲食税、電気ガス税の一部に関しまして減免の措置を講ずる問題、並びに地方財政の非常な窮乏に対しまして、地方財政平衡交付金の増額の問題、それらのものが従来強く論議され、また強調されて参つたのでありますが、財源の関係等によりまして、思うにまかせなかつたのであります。ところが大蔵省当局の発表として新聞の伝えるところによりますると、さらに大蔵省におきましては、大幅
○河原委員 そうでございます。
○河原委員 ただいまの御質疑に対しましてお答え申し上げます。この法案の提案の趣旨は、扱うものの帰属するところに帰属せしめる、こういうのが趣旨でございまして、従いまして遺失物が国家地方警察の管轄区域にありまする場合は、その当該村に帰属せしめずに国に帰属せしめる、こういうことになつておりますが、警察の帰属の主体が国にあります関係上、ただいま申し上げました通り、警察そのものの帰属いかんということを主体として
○河原委員 ただいま提案いたしました遺失物法の一部を改正する法律案の提案理由について、御説明申し上げます。 御承知の通り、昭和二十三年三月新警察制度が実施されまして、国家地方警察と自治体警察とが設置せられて来ておるのでありますが、遺失物法の取扱いは、旧警察制度の当時のままとなつております。そこで今回現在の制度に即応して、遺失物の処理及び帰属等を明確にし、その解決をはかるため、本法案を提出することといたしましたわけであります
○河原委員長代理 ただいまの山手君の御発言に対してお答えいたします。この点は床次君の御意見に対して答えましたのと同じでありまして、いずれ日を改めまして大蔵省の責任ある者を呼びまして、よく聞くことにとりはからいます。
○河原委員長代理 これより会議を開きます。 委員長は都合により御出席になりませんので、その指名によつて私が委員長の職務を行います。それでは地方自治に関する件、地方財政に関する件を一括して議題といたします。質疑の通告があります。まず床次徳二君に質疑を許します。床次君。
○河原委員 関連して……。私は滋賀県出身で、相当滋賀県のことには詳しいつもりでありますが、滋賀県の朝鮮人連盟は、長年にわたりまして、全国でも暴力的な面におきましては、その最先端を行くと言うても過言でないくらいに、非常に県民の顰蹙を買つておつたものでありまして、ただいまの質問の要旨とは実情は大分違うように、私どもは看取しておるのであります。
○河原委員 人事院の案ができ上りますと、国家公務員の方を律することになるのでありますが、そのでき上りましたものが、地方自治庁の方の見解とはなはだしく違う、あるいはまたそれぞれの地方自治団体の実情に合わないようなものであるということになりました場合には、国家公務員と地方公務員との間において、地方公務員関係はそれぞれの地方自治団体独自の立場で行つてよいという行き方をとられますか、またはそういうふうな場合
○河原委員 目下研究、調査の過程にあるとのことでありますが、およそ案が固まつてしまいますれば、それを直すことは非常に困難な場合が多いのでありまして、むしろその研究の過程において、積極的に自治庁から資料なり意見なりも出されまして、地方的に最も関係と知識の深い地方自治庁がこれに参画して、受難な案をつくり上げることに積極的に働きかけられることが最も望ましいのではないか、かように存ずるのでありますが、地方自治庁
○河原委員 今国会の請願書を見ますのに、地域給に関する請願が圧倒的に多いようでありまして、非常に関心を集めている次第でありますが、この地域給の問題は人事院の方で扱われるようでありますけれども、その内容的関連からいたしますれば、むしろ地方行政関係の方が重きをなすのではないかと思われるくらいの重要関連を持つものであります。地方自治庁の方では、これに関しどのような連絡、または関與をされておる状態にあるか、
○河原委員 請願審査小委員会における審査の経過並びに結果について、簡單に御報告申し上げます。 本小委員会は、昨七日開会し、四十三件の請願につきまして審査したのでありますが、そのうち地方税法関係を含めて、地方財政に関するもの十八件、地方公務員に関するもの十四件、地方自治に関するもの七件、警察に関するもの及び選挙に関するもの各一件、その他二件であります。小委員会におきましては、愼重に審査いたしました結果