1953-11-04 第17回国会 衆議院 議院運営委員会 第6号
○池田(禎)委員 実は官房長官も御承知のように、われわれはこの臨時国会につきましては、つとに一箇月程度を必要とするということを主張して参つたのであります。しかし政府のお考え、あるいは与党等におきましても、一週間で十分足りるということでもつておきめになつた。政府はそういう場合には、あくまで国会がおきめになることでありまして、政府はもとよりそれに干渉がましいことは申しませんと言うでしようが、これは実質としては
○池田(禎)委員 実は官房長官も御承知のように、われわれはこの臨時国会につきましては、つとに一箇月程度を必要とするということを主張して参つたのであります。しかし政府のお考え、あるいは与党等におきましても、一週間で十分足りるということでもつておきめになつた。政府はそういう場合には、あくまで国会がおきめになることでありまして、政府はもとよりそれに干渉がましいことは申しませんと言うでしようが、これは実質としては
○池田(禎)委員 一週間で十分審議が足りるということを、明確に党を代表して表明されたことに対して、私は、それは見そこないということが、世の中にないとは申せませんが、さようなことが将来悪例にならないように、この委員会においてお申合せ願いたいと思います。
○池田(禎)委員 私ども実は御承知のように、この会期については、召集されましたときに一箇月程度ということを主張して参つたのであります。それは私どもとしては、今度の風水害、冷害その他の災害関係の予算をすみやかに議決いたしまして、そうして被害地の人々に対する救済をいたすことは当然のことであつて、それは政府の言うように、短期のうちにやりたいということはまつたく同感である。従つて、それはそれでけつこうだ。しかしそれをすみやかに
○池田(禎)委員 各党の国会対策委員長は、議運の慣例を御存じないために、かつてにおきめになつたことで、それは従来の慣例を破ることになる。しかしやる根拠があれば、われわれとしても当然それを尊重するにやぶさかでありません。従来、そういうことでいろいろ希望があつた際も、共同一致のものは、これを許しておらない。そういう過去にかかわらず、今回に限り、特別に扱わなければならないという理論があれば、古事典礼をやかまして
○池田(禎)委員 中川君の委員長に対するお話は、これは当然なことだと思いますけれども、私は、ここでとやかく言うのではありません。昨日この委員会において発表したところによれば、中川君は、その問題は慎重を期さなければならない、われわれ初めてここで聞いたのであるから、自分はこれに対して答えることができないという発言に対して、あなたは、君の方でもそれに賛成して代表を送つているじやないか、こう言つたことだけは
○池田(禎)委員 ちよつと変な老婆心で恐縮ですが、ただいまの決議案については、反対するものは一人もないと思います。(「反対があつたではないか」と呼ぶ者あり)それは、ただ中川君の言つておるのは、それが両国の漁業問題、李ラインの撤廃問題にただちに効力があるかどうかということを憂えておるんじやないかとと私は聞きとつた。そこで、こういう決議案を出すということには私ども異論はありませんけれども、これがただちに
○池田(禎)委員 私は中川君の言う意見とも違う。政府は、どういう腹案を持つておるかというのでなく、どの委員会の何人が何月何日に任期満了になるということを、あらかじめ本委員会に通告を願う。人選とか、どの委員会にだれそれということでなく、いつ任期満了になるかということを、事前にこの委員会に通告願いたい。人物を内示してくれというのではありません。喜
○池田(禎)委員 国会の承認を求める各種委員は、ただいま御決定になつたのですが、これは前国会からでもありますが、任期満了になつてから、政府が一方的にというか、政府独自の考え方をもつていろいろな委員の承認を求めて参る。中には事後承諾もある。そこでその場合に、当委員会としては、同意できなければ拒否すればよろしいのでありますけれども、実際上の問題としては、すでに任命をしてから同意を求める、あるいは内定をしておいてから
○池田(禎)委員 議長に一言お尋ねいたしますが、本日は異例というか、全然例がなかつたとは思いませんけれども、珍しい招集でございます。この委員会は、議長の諮問にこたえる機関でございます。従つて、われわれが答申いたしたことを議長が厳格に御採用になることが、望ましいことであることは言うまでもない。従つて委員会としては、この運びがうまく行かなかつたということで、こういうことを繰返すまいということから、本委員会
○池田(禎)委員 ただいま土井さんも申されましたことく、本日は予定されざる委員会であります。その委員会を招集しておいて、議長は何がゆえにおいでにならないか、これは実に怠慢しごくです。こういう奇怪な委員会を招集するに至つたその責任者である議長さんが、どうしておいでにならないか、議長さんが来るまで、私は開会を延ばすべきだと思う。ぜひ御出席を求めます。
○池田(禎)委員 私も過ぎ去つたことを言おうとは思つておりません。しかし今日の事態は、山本君の言う通り大なる醜態でございます。しからば、いかにすればこういうことをさらに繰返さないようにできるかということは私は当然考えてしかるべきだと思うのです。そこで、われわれも故事典礼に通じなかつたところがあつたことは認めてよろしい。われわれ衆議院できめる場合において、委員会としても、あるいは党としても、参議院側にこういうふうにきめたということを
○池田(禎)委員 今日の理事会と申しますと、実は私ども出席いたしたのでございますが、その際の話合いでは、最初に、どうしても私どもは総理大臣の施政方針の演説を求めた。そこで官房長官に来ていただいてお話を申し上げたところ、その場合善処する、できるだけ御希望に沿うようにするということでしたけれども、外務大臣については、用意をしておるということでございしました。そこで総理大臣が出ない場合はどうする、出られた
○池田(禎)委員 ただいま園田君からの御発言もつともと思います。従いまして、現実問題としては、すみやかに本会議を開いて所要の討論を行われんことを希望いたします。私どもは、その時間等につきましては十分御協力いたす用意があります。
○池田禎治君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議長の発議になりました会期一週間の件につきまして反対の討論を行わんとするものであります。(拍手) 各党におきましても、すでに、今次の災害がきわめて甚大なものであり、国民生活の上におきまして、あるいはあらゆる面におきまして深刻なる様相を呈しておることは、私の申すまでもなく御承知のところであります。されば、ただいまその救農国会を提唱されたという
○池田(禎)委員 私どもにおきましては、一昨日の委員会において述べましたように、会期といたしましては一箇月、予算的措置といたしましては、災害関係の予算を第一次補正といたしましてすみやかに審議し、第二次補正をこの臨時国会に提出されることを望んでおります。この第二次補正については、官房長官も半ば肯定的なことを言われてお呈すが、われわれは憲法五十三条により、さらに国会法に基く成規の手続を経て内閣総理大臣に
○池田(禎)委員 実は私ども、政府のお考えになつておる一週間などというものは、率直に申して、一週間では現下の災害だけでも非常に困難であると、実は非常に不満に思つておるのであります。どうしてもそういうことをおやりになるなら、私どもとしては、やはりわれわれの主張通り一箇月を要求して、災害関係だけはすみやかにこれを上げて、そうして第二次補正予算を待つ、こういう構えをとつてもいいというくらい、政府にその期間
○池田(禎)委員 官房長官のただいまの御答弁でやや判明したところもありますが、政府は当然第二次補正予算というべきものを提出する準備を進めておるかどうかということを、この際お聞きしておきたい。
○池田(禎)委員 私どもの方は、冷害並びに災害、あるいは東近畿の水害等、あるいは台風十三号の被害に対する緊急を要する処置につきましては、予算の組み方としては第一次補正予算、こういうことで組んでしかるべきである、そうしてこれを上程されて、すみやかに審議、可決さるべきものである、かように考えておるのであります。但し引続き給与問題その他の諸問題につきましては、当然会期を延長し、かつまた第二次補正予算を提出
○池田(禎)委員 ただいま事務総長から説明されました第六の会期の件、第七の開会式に関する件、第八の国務大臣の演説及び質疑の件は、一括してひとつ懇談でもやられたらどうですか。
○池田(禎)委員 予備折衝をやつていないで、いきなり、呼んだ方がいいかどうし先方がいいかということでは、話にならぬと思います。
○池田禎治君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程に相なりました国会法の一部を改正する法律案に反対の討論をいたさんとするものであります。(拍手) ただいま、改進党の椎熊君は、この委員会の重要性を力説されたのであります。その重要性は、私は椎熊君の言をそのままに承知いたすといたしましても、ここで思い浮べますことは、この国会を召集されました直後におきまして議院運営委員会において、椎熊三郎君は
○池田(禎)委員 本会議において延長すべきか、すべからざるかの討議を行い、採決も行われるわけですが、の対策委員長会議できまつたことだから、ここの委員会においては、それをどう扱えばいいかをきめるだけだと言うならば、本委員会の必要はない。しかし、委員長会議でどんなことでも誉めれば、本委員会ではどうでもいいということにはならない。やはり尽すべきことは尽さなければならない。ただそのために、本会議において十分
○池田(禎)委員 私は、必ずしもこれに対してこじつけようとは思つておりません。また国会対策委員長より報告を承つたところによりますれば、ただいま委員長が仰せられたような点において、国会法の一部改正に基く保安委員会の設置の問題、あるいは予算委員会の問題、あるいは三本建の問題、この三つのために会期を延長して、それ以外のことは一切やらない、こういうお話が出たと私は承つておるのです。さらにまた、常任委員長会議
○池田(禎)委員 関連して……。ただいま、その席におられた委員長としてお話があつたのですが、必ずしもその三つに限定されたわけではないと言われたわけです。しからば、他に何か理由がございましようか。他に別な理由がなかつたとすれば、これは決してあげ足をとろうとは思つておりませんが、予算委員会を引続いて開いてもらいたいということは、わが党からも要求があつたのです。いかなる点に理由があつたのか存じませんが、今
○池田(禎)委員 私は、大橋委員の動議に反対をし、中野委員の動議に賛成をするものであります。 その理由につきましては、すでにいろいろと述べられましたので、くどくは申し上げませんが、一体私どもはこういう懲罰委員会すらも必要ないところの議会を欲しておるのであります。従いまして、提案者からもるる説明がありましたけれども、いかにして国会の権威を保持して、そうして国権の最高機関たるの権威をわれわれは高めるかということにつきましては
○池田(禎)委員 私はあえてこのことを深く言おうというのではない。ただ、篠田君は、この一身上の弁明の冒頭において理由のいかんを問わず、動機のいかんを問わず、迷惑をかけたことはまことに私が悪かつた、かように申されたことは非常に男らしい出方だと思う。ただ、その後委員からあなたに対する質問が出て、その答弁の衝に当るや、やはり言葉のやりとりの関係も出たかと思いますが、あなたはときには何ら無風の状態ではなかつた
○池田(禎)委員 篠田君にちよつとお伺いするのでありますが、私どももひとしく国会議員といたしましてこういう委員会に席を連ねて、しかもこういう事件をさばくことはまことに不本意であります。従いまして、将来こういうことの絶滅を期することは、私どものすべての念願でなければならぬ。人の災いを喜ぼう、かつまたこれをもつて得をしようとは思つておりませんが、ただ一点あなたにお伺いしておきたいことは、あの予算委員会に
○池田(禎)委員 ただいまの小林君の提案理由につきまして、その言辞の中にいろいろと深刻なものがあるから速記を見てということをおつしやられたのでありますが、提案理由についてこれをただすベき時間があれば、これをただすべき用意もありましよう。しかし、そういうことはあえて速記を見なくても、また速記をごらんになるというならば、一回で終るわけではないのですから、あとでごらんになつて、その速記をさらに十分検討されることもけつこうだと
○池田(禎)委員 どなたからでもけつこうであります。 〔「議長の代理を事務総長がするのか」と呼び、その他発言する者多し〕
○池田(禎)委員 先ほどから委員長のお言葉を承りますと、自由党の国会対策委員長の小澤君が、議長に対して延長の申出をされた、かように承つたのでありますが、議長がお見えにならなければ、副議長でもけつこうでありますが、いかなる資格において小澤君の要請をお取上げになつたか、まず承りたいのであります。
○池田(禎)委員 なるべくすみやかにということでは、私は同意できません。所要の日数はこれだけかかるからこれだけだというのなら、私は同意いたします。従つて、なるべくすみやかにということでなくて、目標がなければ荏苒日をむなしくすることになる。従来の経過もそうなつております。従つて、ここで御相談を願つて、いつまでに上げなければならぬという目途を委員長から提示していただきたい。
○池田(禎)委員 私はこの際お尋ねいたしたいのですが、委員長は全体の法案をいつまでに上げるという目標をお考えになつておるか、あるいはまた、それは委員会として、それに対する意見もきまつていなければ、統一して、そうして審議を促進されなければ、緊急上程ということがきわめて困難な事態にある、かように思つておるのであります。従いまして、委員長個人の見解、もしくはそういうものがなければ、この委員会において、いつまでを
○池田(禎)委員 これは明日上程を願いたい。今委員長の要望で、上げてくれということでありますが、討論その他のこともありますから……。
○池田(禎)委員 本日の本会議においては、独禁法というような重大法案がありますし、さらにまた重要法案につきましては、反対討論もありますことですから、当然定足数の問題は、与党において責任を持つて善処されたい。
○池田(禎)委員 これは通産でありますか、労働でありますか、いずれでもけつこうですが、水害は先月以来のことでありまして、長い間作業が不能でありました。その間のことは、これは天災といたしまして、経営者が労銀を支払わぬでも何ら法律に抵触しない。しかし、御承知のように、中小炭鉱というものの中には、すでに賃金の遅払いあるいは欠配というようなものが多く現われております。そういう者に対しては、融資されたものの中
○池田(禎)委員 今までにおきましては、特にそのつなぎ資金ないし融資において、労銀は必ず払うべきものであるというような指示、あるいはまたそういうふうな話合いをなさつたことがありますか、ないですか、その点を具体的に……。
○池田(禎)委員 ただいまの熊谷委員の質問に関連いたしまして、労働省と通産省にお尋ねいたします。大体今度の災害によりまする労働者の困窮の特にはなはだしいのは中小炭鉱であると、ただいま御説明にも申されたようでありますが、私もその通りだと思つております。そこで、今日までにとられた炭鉱業者に対するつなぎ資金とか、あるいは融資とかいうものについては、労銀について考慮すべきであるとか、なんとかいう注文をつけたものであるかどうか
○池田(禎)委員 私はすでに各委員から、私の言わんとするところは述べられたのでありまするので、ただ一言、政府におきまして、すみやかにこの〇・二五を支給されるように、及び地方公務員に対しましても、万全の措置をおとりになつていただくように希望いたしまして、質問を打切ります。