○江藤委員 大変ありがとうございます。そのように、よろしくお取り計らいをお願いしたいと思います。 それから、機構の目的について、もう一つだけちょっと指摘をさせていただきたいんですが、昨日も福島におきまして、原発問題、意見の聴取会が開かれましたね。やはりこの問題は我々も、農林水産委員会といえ、真っ向から向かっていかなきゃいけないと思うんですよ。原子力発電に過度に依存しないということに、我々も一助とならなきゃいけない
○江藤委員 今副大臣が言ったことは、法案を読んでいただいたということですね。そういうことを聞いたんじゃないんですよ。法案を朗読してくださいという質問ではありませんので。 ただ、やはりこの「機構の目的」は、きちっともっと内容を私は濃くすべきだと思います。その目的の中には、今言われました農山漁村の活性化や我が国農林業の安定的な成長、発展を図ると。これはイメージ的な感じですよ、何となく。何となくイメージ
○江藤委員 自由民主党の江藤拓でございます。 伊東委員に続きまして、本日は、株式会社農林漁業成長産業化支援機構法案、いわゆる六次化ファンド法案について、集中的な質疑をさせていただきます。 農林漁業者がこれまで果たしてきた役割につきましては、伊東委員が極めて精緻にお話をしていただきました。この方々が伝統文化をきちっと守って、根づくスキームの一つとして、このファンド法はできるべきだというのが私の認識
○江藤委員 ですから、そういうことなんですよ。やはり政治は、できることとできないことはちゃんと区別をして、正直に、被害を受けた方にもできるだけのことをする努力を我々はしなければなりませんけれども、今の、私、副大臣に残ってもらおうかと思いました、通告していないからもう帰っちゃいましたけれども。これは大変重要なことなので、閣内においてきちっと整理をしてください。何ができて何ができないのか。 さらに言いますけれども
○江藤委員 いやしくも総務副大臣ですから、それはまずいですよ。これは、もう議事録に残ったので、絶対に何が何でもやってもらいますよ。もう、そう答弁されたんだから。石田委員の質問に対してそういう前向きなお答え、私は非常にウエルカムです。いいことですよ。 私の地元の安井という港では、三年前にアワビの養殖を始めました。三年たってやっと出荷ができると思ったら、やられたんですよ。私は、船に乗って生けすまで行ってきましたけれども
○江藤委員 宮崎県の江藤拓でございます。 それでは、赤潮対策、今やっていただきましたけれども、大変前向きな御回答があって、ちょっと驚いたんでありますけれども。今回の赤潮、私の宮崎県もやられたんですけれども、今回は、カレニアミキモトイというプランクトン、非常に特殊なもので、普通、赤潮というと赤いじゃないですか、やってきた、やばいな、生けすを移動させる、いろいろ対策はあるんですけれども、全く色がないんですよ
○江藤委員 百点でございます。長官、ありがとうございます。この議事録は地元の地区の人に届けちゃいますから、できなかったら、あなた、責任問題になりますよ。よろしくお願いします。 それから、分収林特措法の見直しについて若干触れさせていただきます。 同じく国有林野の管理経営に関する法律の一部改正で、分収林制度について長伐期施業の推進のため契約の期間を延長する、これは必要なことですよね。国有林の中にぽつぽつぽつと
○江藤委員 我々も林政調査会で繰り返し議論してきて、基本的にこの方針については了としているわけではありますけれども、九千二百円でフィックスするのだと。我々は、年間で名目GDP三%成長を目指してこれから頑張らなきゃいけないわけであります。そうなれば当然、インフレ率も掛けていかなきゃいけない。平成五十五年ということになると、そのときに九千二百円というのはどうもちょっと数字的に合わない。考えてみると、それで
○江藤委員 大臣、先週に引き続きまして、江藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 まず、台風が通過いたしましたが、大変な被害が出ているようでありますので、迅速な対応をお願いします。五号もまた来ていますから、対応を早くするように、それぞれの機関、基礎的自治体も含めて連携をとっていただくことを、まず冒頭にお願いしておきたいというふうに思います。 きょうは、国有林野に関する四つの法律案の一部
○江藤委員 副大臣、きょうはこれでよしとしましょう。 ただ、幾ら農地の除染をしても、雨は山に降る。水源は山ですから、山の除染を積極的にまずやらないと、イタチごっこになるんですよ。ですから、極端な場合、思いっきり予算をつけて皆伐をして、これも瓦れきとして処理しなきゃならないかもしれない、材も全て国が買い取ると、思い切ったことを考えないと、いつまでたっても農地、森林の再生はできないということは御認識をいただきたいと
○江藤委員 大臣、よくわかりました。よくわかりましたが、おっしゃっていることと内容が大変食い違っております。今度はページを追ってやらせていただきますので、これ以上は言いません。ここでスタックしてしまうと、先に全く進めませんから。 挨拶程度なんだから、これでいいんだと。別に、大臣所信は長々しゃべってもいいんですよ。ページ数に制限があるわけじゃありませんし。それで、基盤整備の話をされましたけれども、では
○江藤委員 引き続きまして宮崎県でございます。江藤拓でございます。 大臣、御就任おめでとうございます。副大臣、私が政務官を引き継いだのはあなたですからね。副大臣になられたのかと。両名とも非常にTPPでは同志だと思っていますから。もちろん政務官もそうですよ。一緒に頑張ってまいりましょう。 私はきょう、所信についての質問をしろという御命令を受けておりますので、これについて沿ってやらせていただきます。
○江藤委員 その五十二万円のお話も承っております。ちゃんと周知徹底をしてください。そしてまた、四五%以上、運用で当てはまるようにする、これもいい工夫だと思います。 しかし、被災した人間の立場に立ってみると、再建するのにどれだけの経費がかかるのかということが一番問題なんですよね、一番のところは。査定というのは、そういう部分に立脚してやらなきゃいかぬのだろうと思います。ですから、工務店さんに見積もりをとらせてそれでやれというのは
○江藤委員 しつこいようですけれども、現行法、現行制度上ではどうなるこうなるということは、私なりに勉強もさせていただいていて、理解はしております。 しかし、三月十一日の震災が起こって、それに積み重なったものでありますので、現行法で対応できる以上の対応をするのは、私は当たり前の考え方だと思いますよ。さらに手厚くあってしかるべきだと思う。それがやはり政治の温かさ、ぬくもり。やはり、政治は弱い者のためにあるというふうによく
○江藤委員 自由民主党の江藤拓でございます。 きょうは、質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。 先ほどまで、私、ちょっと農水委員会の方で大臣所信の質問をやっておりましたものですから、冒頭出ておりませんで、質問がかぶってしまう部分があるかもしれませんけれども、その点をお許しいただきたいと思います。 まずは、五月の六日、茨城県それから栃木県、被災をされた皆様方、亡くなった方にお悔
○江藤委員 委員長、ありがとうございます。 二回目になりますが、今度は政府参考人の方にお伺いをさせていただきたいと思います。 お話がありましたように、ことしは勝負の年だということを新しい大臣が、非常に信頼の厚い大臣が宣言をされて、そして参議院の方でも追加の制裁措置が必要だということを言われたということでありますので、当委員会としても、それに基づいて一致協力してやらなければならないというふうに思うわけであります
○江藤委員 自由民主党の江藤拓でございます。 参考人の皆様方におかれましては、きょうは本当にありがとうございます。政治が結果を出せないということに対しては、この拉致特にずっと籍を置いている者として、非常に申しわけなく、恥ずかしい気持ちを持っております。 増元参考人様の方から、日本が主体でなければならぬのだと。アメリカを巻き込む、ほかの国を巻き込むのだと。島田様の方からは、ミャンマーも、こういう案件
○江藤委員 非常に物わかりがよ過ぎるんですよ。そういう指摘を受けたから減らしちゃったというようなことでは、これは答弁になっていないですよ。 都府県対策と言いましたけれども、北海道は非常に恩恵がでかいでしょう、面積が広いんだから。これは先生の御地元の大事な事業ですよ。先生が閣内におられて、どうしてこういう予算要求になっちゃうんですか。私は、酪農が厳しい、そして北海道でも年間二百軒が離農しているでしょう
○江藤委員 大臣、ありがとうございます。ぜひ後追いにならないように、細かく情勢を把握して、そして後追いの政策にならないようになることだけをお願いしておきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。 それでは、都府県の酪農対策についてお伺いをさせていただきたいと思います。 環境への配慮をすれば飼料作物面積に応じて奨励金を交付する酪農環境負荷軽減支援事業、これは都府県の酪農家も参加しやすいように要件緩和
○江藤委員 自由民主党の江藤拓でございます。 あした、政府の食料・農業・農村政策審議会畜産部会が開催されまして答申が決定するわけであります。ですから、きょうは畜産、酪農について中心的に質問しますけれども、小里先生に続いて、酪農とTPPを絡めまして御質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。 加工原料乳の補給金単価とか限度数量、それは伊東先生から、北海道御出身、一緒に、先週
○江藤委員 今大臣がおっしゃったように、車にぶつかったり、人に被害を与えたりしているんですよ。私が行ったときも、遠くの木陰から、牛が集団になって、こっちをじいっと見ていました。 現状の把握が甘いですよ、大臣。十カ月以上たちました。そして、おなかに子供の入っている牛も一部放たれました。それが今さまよっているわけでしょう。当然もう出産を終えて、いわゆる繁殖能力を身につけつつあるんですよ。交尾ができるようになりつつあるんですよ
○江藤委員 私も今度はシャドーキャビネットの環境副大臣をやることになりましたので、皆さん方とはこれからしょっちゅう顔を合わせることになると思います。 ガイドラインをつくっているんでしょう。ガイドラインをつくって、週明けには対象地域を指定する。しかし、このガイドブックが百六十ページもあるというのは一体何ですか。やはりこういうものはもっとわかりやすくしなきゃ、もっとわかりやすく、簡略に、要点をまとめて
○江藤委員 自由民主党の江藤拓でございます。 大臣、実は、きのう口の中を大工事いたしまして、ちょっと滑舌が悪くて、口が余りあきませんので、聞こえづらい点があったらお許しをいただきたいと思います。 TPPについて主に質問させていただきますけれども、まずは東日本大震災についてお尋ねをいたします。 六月の十七日に、私、畜酪の委員長で行ってまいりました。飯舘村、よく御存じだと思います。大変厳しい対応でありまして
○江藤委員 わかりました。弁護士としての私見ではないということでございますね。政府の見解であるということですね。ということであれば、非常に望ましいことであります。 しかし、私は、これからいろいろなことが起こってくるんじゃないかと思うんですよ。二十分浴びたら死んじゃうようなセシウムが検出されたとか、ダクトのところからまた漏れたとか、どんどん状況が変化している。鳥取県あたりまで全頭検査をしようとしている
○江藤委員 もうこのことについてはこれ以上申し上げませんが、ぜひ、腕の見せどころですから、補正でばちっと押さえるということをよろしくお願いします。 それでは、本題でありますセシウムの方、特に牛について集中的にまたやらせていただきたいと思います。 先週水曜日も質問に立たせていただきましたけれども、十分な回答をいただけなかった点とか答弁に納得がいかなかった点について、繰り返しになりますが、聞かせていただきます
○江藤委員 自由民主党の江藤拓でございます。 先週に引き続きまして質問の時間をいただきまして、ありがとうございます。 一般質疑でございますから、聞きたいことはいっぱいあるんですけれども、セシウムをやらなきゃしようがないので、これを中心にやらせていただきます。 実は、一昨日と昨日にかけまして、椎葉村に行ってまいりました。いわゆる森林・林業再生プラン、この実施モデル事業が行われている。外国の、ドイツ
○江藤委員 セシウムに関連したものについては特別なマル緊制度を用意するということは農水省からの説明で聞いております。 しかし、これは全国的な問題なんですよ、副大臣がおっしゃったように。宮崎でもA5が千六百円ですからね、宮崎でも。東北ほどはひどくないけれども、それはきついですよ。ですから、今副大臣おっしゃったように、その今おっしゃった答弁を実行に移していただくように重ねて御要望、お願いします。 それでは
○江藤委員 大臣からはっきり念頭にないと言っていただいたので、それはぜひ、特に南日本、そういう人たちには周知をしてください。そうじゃないとモチベーションが下がるんですよ、防疫をしようというモチベーションが。こういう話というのは、田舎はうわさが広まるのが非常に速いですから、伝播力が。ぜひそのことをよろしくお願いしたいと思います。 ワクチンにつきましても、今回は非常に当たりのワクチンでした、おっしゃるように
○江藤委員 自由民主党の江藤拓でございます。 大臣におかれましては、先日行われました予算委員会、総理は聞いているのか聞いていないのかわかりませんでしたが、大臣は、極めてまじめに、率直に、私の目を見て答弁をしてくださいまして、非常にその姿勢に感謝をいたしております。まず、感謝を申し上げたいと思います。 きょうは一般質疑ということでありましたので、聞きたいことが実は山ほどありまして、楽しみにしておったんですけれども
○江藤委員 私も自民党の畜酪の委員長をさせていただいておりますので、東北の方々にたくさん事務所をお訪ねいただいて、写真やら動画やら、涙ながらのお訴えをいただきました。まさに地獄絵図ですよ。この公共の電波の場でその状況を言うつもりはありません。本当にひどい状況なんだ。 そんな中で、宮崎県は口蹄疫で二十八万頭を超える家畜の処分をいたしました。これも地獄だった。しかし、宮崎の人たちは今何と言っているか。
○江藤委員 全体を総括してくださいと言ったわけではございません。初動について、経験が、教訓が生かされたかということをお尋ねしたわけであります。 このことについてさらに追及しても、今、同僚の西村委員の方から極めて精緻な御指摘がなされましたので、このことについては私は避けさせていただいて、議員同士で、私は今回は農林水産に集中して質問をしろという御指示をいただいておりますので、具体的な質問をさせていただきます
○江藤委員 自由民主党の江藤拓でございます。 今回は、発言の機会を与えていただきまして、委員長、ありがとうございます。両筆頭にもお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。 まずは、本当にとうとい命がたくさん失われました。御家族の方々、御親族の方々、御友人、どんなお苦しみでしょうか。また、御遺体もまだ見つかっていない。悲劇であります。 そして、避難所その他でたくさんの方々が大変御不自由
○江藤委員 これは枝肉も考えるというふうに理解してよろしいですね。ありがとうございます。 漁業についてももうちょっと触れたかったんですが、大分先輩委員がやっていただきましたので、小野寺先生の言われたことをしっかりと胸にとめて、きちっと対応をしていただきたい、これだけ申し上げて、漁業に関しては飛ばさせていただきます。 それから風評被害、これはお願いしたいんですよ。テレビを見ていますと、民放各局がそれぞれの
○江藤委員 時間がないのでもう追及はいたしませんが、そういうことを聞いているんじゃないんですよ。そういうことを聞いているのではなくて、もういいです、もういいです。 それから、もし長期化した場合は、もしかしたら、ホウレンソウとかかき菜、その他の品目、ブロッコリーをつくっている人は転作しなければいけないかもしれない、露地野菜からほかの品目に転作しなきゃいけない、その場合は当然経費がかかるわけですよ。そういうときも
○江藤委員 自由民主党の江藤拓でございます。 まずは冒頭に、被災された方々、亡くなられた方々、お見舞いとお悔やみを申し上げます。 宮崎県も口蹄疫で本当に全国の方々から助けていただきました。今こそ宮崎県も恩返しをするときだという機運が宮崎では非常に高まっておりまして、新燃岳周辺でも、お金や物資を集めて今送っているような運動が広がっております。 そしてまた、この委員会で、今、副大臣の御答弁をずっと
○江藤委員 今後検討していただけるということで、了とさせていただきます。 お茶はこれからが正念場なんですよ、四月の中ごろから最初の収穫が始まりますので。その間にきちっと始末をつけておかないと、本当に収量も落ちるし品質も落ちる。緊急性を要しますので、作業を急いでいただきますように、よろしくお願いをしたいと思います。 次に、新燃岳噴火・降灰緊急営農対策事業について、先ほども言いましたけれども、二月の
○江藤委員 副大臣、ありがとうございます。御当局からのきのうの段階での説明はやはり硬直化した説明だったんですよ。質問取りのときも、二分の一と。でも、きょうこの場で御質問をさせていただいたら柔軟に対応してくれると言っていただいたので、地元に帰って報告ができます。ありがとうございます。 次に、新燃岳噴火・降灰緊急営農対策事業、これは一戸当たり上限が百万円なんですよね、百万円。例えば、今お茶の話を筒井副大臣
○江藤委員 本日は、家畜伝染予防法の一部を改正する法律案、この質疑ではありますけれども、冒頭にまず、宮崎県で今大問題の新燃岳について若干触れさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 委員の皆様方にもぜひ知っていただきたいので、現状の報告をまず簡単にさせていただきます。 一月二十六日に噴火が始まりました。この被害状況、農林水産物関係では、露地野菜三億七千二百万円、ビニールハウス一億一千九百万円
○江藤委員 大変ありがとうございます。 これは、いわゆる基金でやるのか、家伝法なり、それからそれこそ政令、省令でフォローするのか、これから与野党を超えた議論をしなきゃならない問題だと思います。法律の専門家の先生からそういうお言葉をいただいたので、意を強くして、何とかこういう不公平はなくすような制度設計に努力をしてみたいというふうに思います。 それでは、ちょっと突拍子のないことを言わせていただきます
○江藤委員 大変示唆に富んだ御答弁をいただきまして、ありがとうございます。 次の質問に入らせていただきます。郷原先生にちょっとお尋ねをさせていただきたいと思います。 患畜や疑似患畜は、家伝法に基づきまして五分の四がまず補てんをされるんですね。これは委員会で私はたびたびやったんですけれども、経営再建支援補助金という形で、その五分の一足りない部分を宮崎県が払ったんですよ。今度は、共済がさらに払うと。
○江藤委員 大変有意義なお話をいただきまして、ありがとうございました。示唆に富んだお話であって、大変参考になりました。私も自民党の畜産・酪農対策の委員長をしておりますので、今後、年末に向けて、宮腰部会長の御指導のもとにこれを年内にまとめることになっております。きちっと参考にさせていただきたいと思います。大変感謝をまずは申し上げたいと思います。 たくさん質問がありますので、続けざまにやらせていただきます