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122件の議事録が該当しました。

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1950-12-08 第9回国会 衆議院 労働委員会 第3号

江口政府委員 ただいま申し上げましたように、ここ数日中には先ほどの案も具体化することと存じまするので、もうやめて一月、あるいは二月たつている人は、その一月あるいは二月の月給と、療養をしておればそれに要した療養費を支給するということを通知できると思いますので、もう一文ももらえないで退職させられたと、あるいは考えておるかもしれませんが、そういう人たちもその通知をもらつた際には、蘇生の思いがするであろうと

江口見登留

1950-12-08 第9回国会 衆議院 労働委員会 第3号

江口政府委員 最近に一千名に上る大量解雇をされたというお話でありましたが、予備隊が創設されまして、今日までにやめた者が約千百人でございます。そのうち任意退職者が六百名おります。それから不都合な所為があつたりなどいたしましてやめさせられた者が三百名ございます。それから医学的な理由によつて、その中にはただいまのお話結核も入つておりますが、やめた者が約三百名おります、検診の結果一千名の結核患者を解雇したということはございません

江口見登留

1950-12-08 第9回国会 衆議院 労働委員会 第3号

江口政府委員 募集の際に二回にわたつて体格検査をしたことは事実でございます。しかし七万五千の充員を非常に急ぐあまりに、科学的なレントゲン検査といつたような検査はいたしておりません。従いまして入隊後そういう疾病を持つておるということが判明した者がかなりございます。それから二箇月の間訓練を行つて来たことも事案でございます。

江口見登留

1950-12-06 第9回国会 衆議院 内閣委員会 第3号

江口政府委員 その点は関係筋との折衝の結果きまるのでありまして、われわれが当初考えておりました案はどには参らぬかとも存じます。と申しますのは、この七万五千の予備隊員を募集するにあたりまして、たとい最初に採用された者といえども、六箇月間は仮採用であるということを、われわれは明瞭にしておつたつもりございます。従いまして、たとえば結核患者にいたしましても、七万五千を急速に採用する際に、厳重なレントゲンあるいはその

江口見登留

1950-12-06 第9回国会 衆議院 内閣委員会 第3号

江口政府委員 ただいまの請願の御趣旨は、最近警察予備隊におきまして検診いたしました結果、相当多数の開放性結核患者というふうに認定されまして、退職せしめられておる人たちに対しまする善後措置について、政府責任をもつて十分な療養ができるようにしてやれというような御趣旨だと解決するのであります。しばしばこの委員会におきましても御説明申し上げたかとも思いまするが、今回の大量の結核患者退職という手続に関しましては

江口見登留

1950-12-04 第9回国会 参議院 厚生委員会 第2号

政府委員(江口見登留君) 炊事の問題に関連いたしまして不正があるのではないかという御懸念でありますが、当初キヤンプ設置いたしましたときに隊員では到底やれませんので、地元方々或いは国警などにお願いしまして適当な方々も見えましてそれによる食事をさしておつたのでありまするが、大体のキヤンプにおきましてはその期間を一月か二月ぐらいに打ち切りましてその間入りました隊員自身の手によつて経理行い炊爨をやつて

江口見登留

1950-12-04 第9回国会 参議院 厚生委員会 第2号

政府委員(江口見登留君) 予備隊員身分保障の問題でありますが、これは予備隊の性質、指名、目的に鑑みまして、一般の国家公務員のような身分保障制度をとつていないのでございます。非常に規律を嚴正にする必要がある点から申しまして、殊に最初の六ケ月間におまましてはそういう身分保障を講じない。つまりアツピールの方法などをこの予備隊については取入れていないという仕組にいたしているのでございます。  それから給與

江口見登留

1950-12-04 第9回国会 参議院 厚生委員会 第2号

政府委員(江口見登留君) 私からお答え申上げます。警察予備隊は、警察予備隊令規定されておりまするように、内閣総理大臣の直轄に属しまする日本政府機関でございます。ただ出発の過渡的な時期におきまして装備の点などの事由から、米軍将校の強い指導援助を受けておるのでございます。従いましてその間多少指揮系統命令系統に齟齬が生ずる場合がないとは申されません。殊に通信施設も甚だ不完備な今日におきまして、

江口見登留

1950-12-04 第9回国会 衆議院 法務委員会 第5号

江口政府委員 公安委員会要請ということも、非常に重要な要素であることは申し上げるまでもございません。ただ公安委員会も大きな府県の分もありますし、あるいはそれ以下の分もございますし、その要請がありました場合、それに対する予備隊自体としての判断をきめます際には、やはりいかなる種類公安委員会要請であるかということも十分考慮の上で最後の決定をいたさなければならぬと思いますが、もちろん公安委員会発言力

江口見登留

1950-12-04 第9回国会 衆議院 法務委員会 第5号

江口政府委員 あくまで国家地方警察及び自治体警察警察力を補うための警察予備隊でございまして、それが出動する場合におきましては、ただいま申し上げました通り、あるいは現在国内治安の第一の責任者でありまする警察関係における判断なり要請なりが非常な重きをなすであろうことは間違いないところでございます。

江口見登留

1950-12-04 第9回国会 衆議院 法務委員会 第5号

江口政府委員 事実問題といたしまして、どういう方面からの要請により、またどういう状態が生じた場合に出動の命令総理大臣から下るかということにつきましては、予想的なお答えはできまするが、はつきりとこういう場合とこういう場合に出動するのであるということは、具体的にはなはだ表現しにくいのでございまして、ただここに書いてあります通り治安維持のため特別の必要ある場合においてということ、こういうことをもう少

江口見登留

1950-11-28 第9回国会 衆議院 文部委員会 第2号

江口政府委員 チヤプレイン制度に関しまして、若林さんからお話がございまして、私も多少そういう方面の書物を実は読んでみたような始末でございまするが、やはり関係方面とのいろいろ連絡をとつて参らなければならない予備隊の現在の事情でございますので、急速には参りかねるかと存じますが、将来の問題としては、やはりアメリカにもそういう制度がありまする以上、日本としても何か考えて参らなければならぬのではないか、かように

江口見登留

1950-11-28 第9回国会 衆議院 文部委員会 第2号

江口政府委員 お話通り、教養問題は、確かに精神的なかてでございまして、一日もゆるがせにすることができないことは、お話通りでございます。われわれといたしましても、できるだけそういう方面の教養に力こぶを入れて行きたい、そうして数年なり勤めて予備隊を出て帰りました青年が、その村におきましても、きわめて優秀な尊敬さるべき人物となつてつてもらいたいという気持は、常に持つておる次第でございます。従いまして

江口見登留

1950-11-28 第9回国会 衆議院 文部委員会 第2号

江口政府委員 先般法務総裁からもお答え申し上げました通り警察予備隊発足早々でございまして、目下のところは実技と申しますか、訓練の方に重点が注がれておるのでございます。お話精神教育と申しますか、その方面教育には、まだ十分とは申されない事情にある次第でございますが、若林さんのお話通りその方面教育もきわめて重要視して参らなければならないものとかように考えております。従いまして、特にその方面

江口見登留

1950-11-24 第9回国会 衆議院 文部委員会 第1号

江口政府委員 装備の点が主としてアメリカ援助によつております関係上、その操作につきましては、米軍将校から外部的な顧問的な意味において、いろいろ援助を受けておることは事実でございますが、直接隊員に対する指導の場合におきましては、それをそのかりの隊長——まだほんとうの幹部がきまつていないキャンプがたくさんございますので、そのかりの隊長がその指導と相談の上、日本人の隊長が直接指導をやつておるような次第

江口見登留

1950-11-24 第9回国会 衆議院 文部委員会 第1号

江口政府委員 警察予備隊隊員に関する教育問題、これはもちろん日本政府部内のことでありますから、いろいろの装備の点などにつきましては、関係方面援助は受けておりますが、隊員に対する教育という面につきまして、しかもそれが精神的な方面に触れたものにつきましては、われわれ日本政府側として独自に何らかの方針をきめたいと考えておりますし、今まで他の方面からこういう方針をもつて予備隊は進むべきであるというような

江口見登留

1948-09-28 第2回国会 参議院 治安及び地方制度委員会 閉会後第3号

勞働次官(江口見登留君) 只今日本における非日活動というようなものと、労働運動との間に何かの関連がありはしないかという御前提でお尋ねになつたのでありますが、私共労働省仕事を正面やつている者といたしましては、果してアメリカにおけるような、非米活動的なものが日本に行われているや、或いは行われておるとすれば、どういう方法で、或いはどういう思想の下に行われているかというようなことにつきましては、労働省

江口見登留

1948-07-02 第2回国会 衆議院 労働委員会 第13号

江口政府委員 労働省総合技能養成所設置せよという、ただいまの陳情書に対しまして、労働省も亦、全く同感しておるものであります。労働基準法の中には、技能者養成という一章が設けられておりまして、この章は、我が國の旧來の徒弟制度に伴う劣惡労働條件を無くすることを第一の目的としておりますが、それだけに止まらないが、現在の学校教育の普通の方法をもつてしては、到達しにくい技能者を積極的に養成するという目的

江口見登留

1948-07-02 第2回国会 衆議院 労働委員会 第13号

江口政府委員 昭和二十三年度におきます労働者災害補償保險特別会社に関する予算は、労働省当局といたしましても、決して労働者災害補償保險法第一條趣旨を十分に実現し得るに足るものとは考えないのであります。これまではこの保險事務は專ら各都道縣労働基準局においてのみ所管しておりましたが、本年度からは保險事務の一部を一第一線機関たる労働基準監督署に移管いたし、本保險制度を一層直接完全迅速に履行して、労働者

江口見登留

1948-06-29 第2回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号

江口政府委員 最初にわれわれ考えましたことは、先ほど申し上げましたように、とにかく国立の技能者養成所を設けるということで三、四百万円の設置費を、実は予定しておつたのであります。戦時中にもいろいろな方面施設をそれに充当しておつたところもありますので、それらの現にあります設備、資材を国に移管してもらうとか、あるいは借用するとか——技術教育にはむろん設備機械がたくさん必要でありますので、一々それらの機械

江口見登留

1948-06-29 第2回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号

江口政府委員 お尋ね労働者技術教育の問題でございますが、戦時中におきましては政府としてはこの方面相当力こぶを入れてやつてつたのでございますが、終戦と同時にあらゆる施設戦時中のものであるからというわけで、一応廃止の形になつております。しかしながら、われわれといたしましても、貿易の再開、外資の導入などの点からいいまして、どうしても輸出品向きりつぱな製作品ができなければならない時期になつてまいつておりますので

江口見登留

1948-06-25 第2回国会 衆議院 厚生委員会 第15号

江口政府委員 保健婦資格を向上させることには関心をもつております。衞生管理者相当高い資格を要しますので、中等学校卒業以上で保健衞生仕事をしていた者を認め、その他の学歴のない者については科目を免除することにいたしまして、その中で特に経驗の多い者につきましては特別の扱いをしなければならないと思つております。今でも都道府縣、局長の認めたものにつきましては、特別に扱えることになつております。

江口見登留

1948-06-25 第2回国会 衆議院 厚生委員会 第15号

江口政府委員 第一の看護婦労働につきましての点は、看護婦は就業時間は一時間延ばしてあるのでありますが、それを超える労働をさせるものがままありますので、できるだけそのようなことのないよう嚴重に取締つております。看護婦婦人労働者の中で條件が惡いので、寄宿舎等についても十安監督するつもりであります。

江口見登留

1948-06-24 第2回国会 参議院 労働委員会 第12号

政府委員(江口見登留君) お答えいたします。他の社会保險におきましては、非常な法律に大改正が行われたわけで、健康保險厚生年金保險におきましては、法律の中に書き込まれるように実はなつたのであります。実は労災保險におきましては、改正條項が今度は極めて簡單でありまするし、それから現に委員会に関する規定も別にできておりますから、その委員会に関する規定の中に、そういう事項を織込んで行つたらいいじやないか、

江口見登留

1948-06-24 第2回国会 参議院 労働委員会 第12号

政府委員(江口見登留君) 現在法律によりまして民事訴訟法規定を準用するとあるのを、わざわざ落して政令で決めるというのは不穏当ではないかというお話であつたと思うのでありますが、これは結局事務運用上の便宜の問題ではないかと考えております。從いまして外の社会保驗、例えば厚生年金或いは健康保險におきましても、こういうような外の法律を準用するというようなことは止めて、例えば労災保險関係の法令を、一括して見

江口見登留

1948-06-21 第2回国会 参議院 労働委員会 第11号

政府委員(江口見登留君) 先程職業安定局長からお答えしたと思いますが、我々の方では、中間搾取が行われていないかどうかを調べるのであります。安定局関係機関では、労務供給事業が行われておるかどうかということを調べます。大体、中には一致して來る場合があろうかと思いますが、観点が違うわけであります。從來は、今のような改正案でない場合は、監督署がそういう頼みを受けて、そういう心持で、中間搾取はないか、それから

江口見登留

1948-06-21 第2回国会 参議院 労働委員会 第11号

政府委員(江口見登留君) 労働基準法の第六條関係違反者も今日のところまだ決定されたものはございません。一つ送局しようか、しまいかというような事件があつたように記憶しております。基準法全般を通じましてまだ基準法上の処罰を取つた者はございません。ただ職業安定法と同じように、指導的に出ておりまして、指導によつていろいろな違反類似事項を説諭によつて、或いは戒告によつて改めさした事例はこれはもう何千件となくございます

江口見登留

1948-05-11 第2回国会 衆議院 鉱工業委員会 第6号

江口政府委員 実はこの硅肺問題についての從來の資料が少いのであります。われわれこの問題につきまして、何とか手を打たなければならないといろいろ考えまして、予算の基礎を算出するにつきましても、相当方面にあたつて、その材料を出していただいたのでありますが、それらの研究團体とか、あるいは相当良心的にやつておられる鉱山経営者方々にもいろいろお話を聽きまして、この数字を一應出してみたのであります。ただ今申

江口見登留

1948-05-11 第2回国会 衆議院 鉱工業委員会 第6号

江口政府委員 労働省の方から最初大藏省へお願いいたしました数字は六千五百万円であります。非常に多額な経費でありまして、財政当局といたしましても、その全部については、非常に査定が困難だということで、われわれといたしましては、相当中身を圧縮いたしまして、ただいま大藏省へお願いしておりまする数字は、千四百万円ほどになつております。これに対しまして、今財政当局からお話いたしました通り相当好意をもつて査定

江口見登留

1948-05-04 第2回国会 参議院 労働委員会 第5号

政府委員(江口見登留君) 個々別々のいろいろの業種につきまして、先程申上げましたような種類が沢山ございます。基準法特別扱いをして貰いたいという願書も沢山ございますので、全然その基準法適用から外してよいものについては、解釈上これとこれは適用しないように解釈するというような方法を採つておるものもあります。それから全面的に基準法施行になりますのは五月一日からでありますから、從つて個々事例について

江口見登留

1948-05-04 第2回国会 参議院 労働委員会 第5号

政府委員(江口見登留君) まだそこまだ調査は十分できていないかと思いまするが、只今の問題、深夜業の問題にいたしましても、それが労働者でないということになりますると、もう問題はないと私は思うのであります。理論的に申しましてですね。ですから、それらの点ももう少し実情と学者の意見が固まるのを持ちまして、婦人少年局とも相談した上で適当な解釈を下したいと、こう思つているのでございますが、今までどうもその結論

江口見登留

1948-05-04 第2回国会 参議院 労働委員会 第5号

政府委員(江口見登留君) 女子年少者の問題は、婦人少年局の主管でございまして、その方面で尚調査研究中であろうと思います。私、淺岡さんにもお目にかかつて、その詳しい話をお聞きしておりますが、今の一本契約の場合、そういう藝術家について、労働基準法適用があるというのが、少し理論的におかしいんじやないかというような議論は、勿論我々の仲間にもございます。法律家の間でも、これは労働契約なのか、或は委任契約なのか

江口見登留

1948-04-06 第2回国会 衆議院 労働委員会 第2号

江口政府委員 罰則の適用の問題でございますが、基準法を昨日の九月と十一月の二回にわけて施行いたしまして、去年の十二月ないしことしの一、二月ぐらいまでは、まだ普及宣傳の時代であるとかように考えまして、まず違反を檢挙するよりは、法の普及徹底をはかつてくれということを通牒いたしましたことは事実であります。しかし一月の終りでございましたか、特に惡質な、たとえば強制労働とか、あるいは中間搾取とか、そういうようなものが

江口見登留

1948-04-06 第2回国会 衆議院 労働委員会 第2号

江口政府委員 島上さんのお尋ねにお答えいたします。基準法普及徹底ということがまだ十分でないようである、非常に多くの適用事業場があるのに、その届出を出したもののパーセンテージが低いということであります。確かにそういう点はあろうかと存じます。適用事業場数字というのが、だんだん調査を始め、普及するにつれまして、実は殖えてきておるような関係にあります。東京事例を引かれましたが、基準法施行当時においては

江口見登留

1947-11-27 第1回国会 参議院 労働委員会 第23号

政府委員(江口見登留君) 先般中野委員から御質問がございました福井労働基準局において事務上不都合なことがありやしないかということであつたのでありますので、早速調査いたしましたところ只今申上げるような事情になつておりますので、一應中間報告意味で御報告申上げます。  福井労働基準局におきまして労務者用物資配給事務をやつておるのでありまするが、その際の備品費通信費消耗品費その他の事務費が多額にかかりまして

江口見登留

1947-11-22 第1回国会 参議院 労働委員会 第22号

政府委員(江口見登留君) 今お話がありましたように基準法普及宣傳というようなことを目標といたしまして、或いは民間の方からそういう寄附をして下さつている向きもあるように聞いております。現に地元東京におきましても、勞資の双方が熱烈に基準法普及宣傳のための会というようなものを設けることに努力いたしまして、末弘さんを会長として普及宣傳会ができております。今この場合の経費捻出方法につきましては、やはり

江口見登留

1947-11-22 第1回国会 参議院 労働委員会 第22号

政府委員(江口見登留君) お話通り基準局におきましても、監督署におきましても、非常に経費が足りないということは我々にも聞こえて参つております。できるだけそういう方面予算も増加いたしたいと思いまして、大藏省とも始終折衝しておるのです。從いまして、近く御審議頂くと思います第何号議案かには、多少基準法普及宣傳費として、事務費なり旅費なりを盛り込んでおります。それから又強制労働の禁止ということを理由

江口見登留

1947-11-22 第1回国会 参議院 労働委員会 第22号

政府委員(江口見登留君) 御承知通り基準法は九月の一日にその総則的な部分施行いたしたのであります。それで專門的な、極めて技術的な部分を十一月一日に施行いたしたのであります。十一月一日に施行いたしました基準法附属規則の名前を申上げますると、先ず一番厖大なのが労働安全衞規則というのがございます。これは基準法の第五章に基きました規則でございます。これは非常に厖大なものでありまして、四百数十條に上

江口見登留

1947-10-14 第1回国会 参議院 労働委員会 第12号

政府委員(江口見登留君) 労働基準監督官の素質の問題でありますが、しばしば各方面から從來の官僚的なやり方ではいけない。できるだけ労働者仕事に携わる人間らしい人間を一つ監督官に任命して貰いたいという声が方方にありまして、実は各地方基準局長にも申しまして、できるだけ民間からも有能な方を監督官に入つて貰うようにした方がいいということを指示いたしております。それで或る場合には労働組合幹部などにも口をかけたり

江口見登留

1947-10-14 第1回国会 参議院 労働委員会 第12号

政府委員(江口見登留君) 寄附の問題については全く我々も往生しておるのでありますが、実際は基準局乃至監督署設置につきまして、その建物なり、備品などについて、絶対に寄附を強要してはならんということを、嚴重に示達しておるのであります。局長会議の際にも特にそのことは話をしておるのであります。通牒も特別に出しておるのでありますが、ままそういう声を耳にしまして甚だ私共心外に感じておるのでありまして、そういう

江口見登留

1947-10-14 第1回国会 参議院 労働委員会 第12号

政府委員(江口見登留君) ざつと基準法が九月一日にその一部を施行しまして後の状況について申上げます。御承知通り基準法は九月一日にその全部を施行いたしたのではないのでありまして、安全衞生に関する章、それから婦人及び年少者に関する一部分、それから技能者養成、それから寄宿舍に関する章、これだけの章はまだ未施行であります。目下これらの章についての施行令、並びに施行規則を日夜審議をいたしておるのでありまするが

江口見登留

1947-08-08 第1回国会 参議院 決算・労働連合委員会 第1号

政府委員(江口見登留君) 御指摘通り、この四號につきまして、具體的に、どういうような問題があるかというお話になりますと、ちつと具體的にまだ申上げ兼ねる、そこまで事務的な研究が進んでいないのでありますが、一號は只今申しましたような意味で……。四號は勞働基準法以外の勞働問題に關する事項であります。六號は勞働問題以外の婦人問題を取扱つておる、こう三段分けになつております。そうして第三號の家事使用人とありますのが

江口見登留

1947-08-08 第1回国会 参議院 決算・労働連合委員会 第1号

政府委員(江口見登留君) 第七條の御指摘のありました一號と四號の關係でございますが、一號は、主として勞働基準法規定されておりまする勞働條件及び勞働に關することを狙つたものと解釋しております。勞働基準法以外におきましても、婦人勞働問題少年勞働問題、これらが各方面から論議されると思います。その規定された條件勞働條件の問題ではなくて、四號はその他の勞働關係における婦人少年の問題を取扱うことがあるという

江口見登留

1947-08-07 第1回国会 衆議院 鉱工業委員会 第5号

江口政府委員 實は勞務關係の(イ)に書いてございます賃金物價との關係でございますが、この點は厚生省關係した部分もございますが、大部分は他の省の所管に屬しておるように考えられます。厚生省の立場から申し上げられますことは、賃金スライド制をどうするかとか、あるいは實質賃金をもう少し確保することにしたらどうかという問題になるかと思いますが、先般決定されましたいわゆる炭價改訂の際に織りこまれた標準賃金

江口見登留