1947-08-02 第1回国会 衆議院 労働委員会 第5号
○江口政府委員 お答えいたします。勞働基準局で行いまする賃金に關する事項の内容はどういうものかというお話が出たのでありますが、主として勞働基準局におきましては、基準法に基きます賃金の問題、たとえば平均賃金とか、最低賃金とか、あるいは物給制の換算方法とか、あるいは日傭勞働者の賃金をどういうように換算するかという點を主としてやることになつております。從いましてこれらに關連いたしまして、賃金制度はどういうようになるか
○江口政府委員 お答えいたします。勞働基準局で行いまする賃金に關する事項の内容はどういうものかというお話が出たのでありますが、主として勞働基準局におきましては、基準法に基きます賃金の問題、たとえば平均賃金とか、最低賃金とか、あるいは物給制の換算方法とか、あるいは日傭勞働者の賃金をどういうように換算するかという點を主としてやることになつております。從いましてこれらに關連いたしまして、賃金制度はどういうようになるか
○江口政府委員 お答えいたします。監督官の採用方針でありますが、これにつきましては普通の官吏以上の資格が要請されておるのであります。ただいま大体関係方面の了解を得まして、目下採用基準につきましては内閣におきまして法制局において審議を受けております。まもなく原案通りきまるもものと思つております。普通の官吏より基準が高くなつておりますために、その採用に非常に困難を来してある。お話のようになかなかその資格
○江口政府委員 お答えします。監督署の充員の問題でありますが、戦時中労働行政に関与しておりましたいわゆる腐れ縁のような、極端に申しますと警察の配下にありまして、警察権をもつてそういう工場の監督にあたつておつたような連中は、いわゆる労働行政から排除されるという原則がありますように、監督署につきましても、そういう腐れ縁のある人はもちろんできるだけはいつてもらわない。できるだけ新鮮な、新しい感覚をもつた人
○江口政府委員 お答えいたします。監督機構の運営の問題だと思います。目下都道府県の労働基準局、さらにその下におかれます各監督署の充員を急いでおりますので、これが充員できました後において、どういう方法で運営されるかという点についてはまたいろいろ研究いたしまして、それぞれ専門の方の御意見を承りまして、あるいは労働組合関係者の共同による建議など取入れまして、共同で監督の手伝いをすることになるのではないかと