1957-05-16 第26回国会 衆議院 商工委員会 第41号
○松尾(泰)政府委員 裏面にどういうことがありますか、実はわれわれ存じないのでありまして、そういうことはないだろうということを確信をしておるのであります。万一そういうことがありますれば、これはわれわれに対してうその申請をしたということであります。われわれも十分内容を調べまして処置したい、こう思います。そういうようなことが全然なかろうということで、またそういうことがあってはいけないということで、非常に
○松尾(泰)政府委員 裏面にどういうことがありますか、実はわれわれ存じないのでありまして、そういうことはないだろうということを確信をしておるのであります。万一そういうことがありますれば、これはわれわれに対してうその申請をしたということであります。われわれも十分内容を調べまして処置したい、こう思います。そういうようなことが全然なかろうということで、またそういうことがあってはいけないということで、非常に
○松尾(泰)政府委員 はなはだ申しわけありませんが、正確にはちょっと記憶していないのでありますが、私昨年アメリカから帰りまして通商局長を拝命しまして後、そういう話を伺って、あるいは申請も出たのでありまして、もっともその申請はだいぶん前からあったようでございますが、これは中国人のこちらに在留いたしております子弟の学校を建設したいということでありました。その学校の建設資金に充てるというのが目的であったのであります
○松尾(泰)政府委員 かわりましてお答え申し上げます。無為替につきましては、一言に申しますと、原則といたしましては、禁止の建前をとっております。やむを得ず、たとえば従来の例で申しますと、こちらにおります外人が本店から自動車を送ってきたような場合、あるいは携帯貨物で自動車を持ってきた場合、こういうふうな場合には一定の基準を設けまして許可しておった例はあるのでありますが、それもまたその制度を乱用するような
○松尾(泰)政府委員 お手元に輸出入取引法改正要綱をお配りしてありますので、それを読みながら若干補足説明をさせていただきます。 第一に輸入協定の締結事由の制限の緩和であります。「輸入業者は、次の各号の一に掲げる事由がある場合において、それぞれ各号の事由を除去するため必要あるときは、輸入に関する協定を締結するとができることとすること。一、輸出国における輸出の競争制限、その輸出国からの他の外国の輸入の
○政府委員(松尾泰一郎君) 今度の法案の制定につきましては、輸出入取引審議会、その他かなりの業界の意見を十分聞いたのでありますが、その後若干反対をされる向きもあり、そういう文書もわれわれはいただいたわけであります。ところが、それを見ますると、非常に誤解に基くもの、十分法案を御理解願わずに意見を言われているような向きもありましたので、少くともわれわれは誤解だけは解く必要があるのじゃないかというような意味合
○政府委員(松尾泰一郎君) ただいま申し上げましたように、何らお願いに伺ったことはないわけであります。ただ、誤解に基くいろいろな意見があるやにも聞きましたので、誤解だけは解く必要があるということで説明に伺っただけであります。また、向うから毛説明に来てくれるようにという申し出があったところもありましたので、伺ったのでありまして、決してお願いなり、あるいは意見を変えてもらうために、あるいは役所の都合のよいような
○政府委員(松尾泰一郎君) 実は今回のこの改正法につきましては、やや表現のむずかしいような点もありまするし、われわれも十分に説明をしていなかった業界も実はありましたので、もちろん私自身はお会いをいたさなかったのでありまするが、課長なり事務官から十分その法案の趣旨を御了解願う意味におきまして、説明に伺ったのでありまして、決してこう願いたいとかいうふうなお願いをした事実はないのでありまして、法案の趣旨を
○政府委員(松尾泰一郎君) この指定機関は、一応法人とまあ法律の中では規定されておりまして、会社でありましても、あるいは公益法人でありましても、どちらでもいいという建前になっておったわけでありますが、実際問題といたしましては、先ほどの参考人の御意見もありましたように、株式会社になる場合が多かろうと思っているわけであります。従いまして、今先生が御指摘になりましたようなおそれも全然ないとは言い切れないかと
○政府委員(松尾泰一郎君) ただいまの参考人からいろいろ、るる御説明になりました点につきまして、役所側として若干説明をさしていただきたいと思うのでありますが、若干皆さん方が誤解をされておる向きもあるのではないかと思いますので、ちょっとつけ加えさしていただきたいと思うのであります。まず、輸入協定の締結事由の制限を緩和する結果、中小企業を圧迫することにならないかどうか、この問題でありまするが、法律をよくごらん
○政府委員(松尾泰一郎君) お手元に輸出入取引法改正要綱が配られておりますので、それをごらん願いたいと思います。この改正要綱を読みながら簡単に御説明を申し上げます。 第一は、輸入協定の締結事由の制限の緩和であります。「輸入業者は、次の各号の一に掲げる事由がある場合において、それぞれ各号の事由を除去するため必要あるときは、輸入に関する協定を締結することができることとすること。一、輸出国における輸出の
○松尾(泰)政府委員 それでは三十二年度上期の外国為替予算の概要を御説明申し上げます。 お手元に昭和三十二年度上期外国為替予算についてという資料と主要物資の輸入計画というのをお配りいたしておりまするので、それをごらんになりながらお聞き取りを願いたいのでありますが、三月三十日の閣僚審議会におきまして、この上期の外国為替予算が決定せられたのであります。 今期におきます予算の総額は、輸入貨物予算額は、
○松尾(泰)政府委員 東南アジアに対しましては別段政府側あるいは輸出入銀行の方面で消極的な態度をとっているというのではないわけでありまして、東南アジア自身における経済上または政治上の不安等から、日本の投資家の意欲が必ずしも中南米に対するほど積極的でないということに基因をしているのではないかと思うのであります。もちろん地理的に近接をしておる東南アジアにつきましては、経済的な要請からいいますといま少し東南
○松尾(泰)政府委員 先ほど来お話がありましたように、海外投資をやる動機を探ってみますと、日本側における関係業界の熱意なりいろいろな点経済条件と現地側の事情に基くわけでございまして、確かに今先生御指摘のように、従来の日本の投資はブラジル、アンゼンチンあるいはメキシコ、サルバドル等の中南米諸国に比較的多いのでありますが、これは中南米諸国におきまする産業開発の要望が非常に強いということ、また比較的日本側
○松尾(泰)政府委員 三十二年度の輸出二十八億、それから輸入三十二億は、今回の三十二年度上期の外貨予算を編成するに当りましてもいろいろ再検討をしたのでありますが、今のところわれわれといたしましては、やはり年度間といたしまして輸出の受け取りは二十八億、輸入の支払いは三十二億ドルに近い線でおさまるであろう、こういうふうに考えておるのであります。年度間の推計が外貨予算編成に伴って策定することが若干困難でありましたので
○政府委員(松尾泰一郎君) 非常にむずかしいお尋ねなんでありまするが、確かに砂糖のごときものは、一時よりは倍くらいに実は暴騰しております。現在も確かにそうでありまするが、まあ綿花、羊毛等の輸出原材料をとって見ますると、さほどのことはないわけであります。運賃の方が増が若干響いておるという程度でありまして、国内の生産の現状も、御存じのように、どっちかというと過剰生産で、値は下っておるくらいでありまして、
○政府委員(松尾泰一郎君) 実はそのスエズの紛争が起りましたときには、率直に申しまして、いま少し日本の輸出について好影響があるのではないかというふうに、率直にいいますと見ておったわけであります。ところが、まあこれはどの分がスエズ運河の好影響か、あるいは現地の購買力の問題かよくはわかりませんが、あれは確かに予想をしておったほどのはっきりした数字は現われて参っておりません。従いまして、まあ一言にして申しますと
○政府委員(松尾泰一郎君) まず一般的なこの輸出の傾向でございますが、ここ、たとえば昨年の七月からずっと毎月々々このLCの接受額をとって調べていきますと、決して悪くはないわけでございます。若干月によって増減はありまするが、たとえば三十一年の七月では、ドル、ポンド、オープンアカウント入れまして、一億八千五百万ドル程度のLCを受けた。それがたとえば八月では一億九千三百万ドル、九月は少し減っておりますが、
○松尾(泰)政府委員 国際見本市に対しますソ連の参加の問題でありますが、ただいま田辺さんから言われたような事情と承知をしておるのであります。東京都の方の見本市事務局からは招待状を出したようでございますが、いろいろな都合でロシヤ側の方でお断わりになったことと了承しております。見本市は御存じのように五月早々に開かれますし、会館も一ぱいになっておるようでありますので、もう今さら政府はあっせんをするという時期
○松尾(泰)政府委員 お尋ねの第一点は、日ソ通商協定を拙速でもいいから早くやることについてのお尋ねかと思いますが、目下関係各省においていろいろ準備、協議をしておる際でありますが、私たち通商局の立場としては、貿易を拡大するというのが本来の仕事でございますので、通商協定の成立が貿易の拡大になるということであるならば、できるだけ早くやった方がよかろうというふうに考えておるのであります。 第二点のお尋ねは
○松尾(泰)政府委員 輸出入取引法の改正につきましては、目下鋭意作業を進めておるのでありますが、何分いろいろ連絡する個所も多うございます。法理論としてもいろいろ問題点がございますので、非常に時間がかかったのでありますが、大体調整ができたと思っておるのであります。従いましてわれわれ事務当局の者といたしましては、四月上旬、少くとも十日前ぐらいには提出ができるのではないかというふうに考えております。
○松尾(泰)政府委員 あるいは大蔵事務当局の方の説明が適切かと思いますが、私どもの承知している範囲で申し上げますと、輸出入銀行法の改正におきましては、かねてから通産省におきましても研究をいたしておりまして、大蔵省とも連絡協議を重ねて参っておるのであります。それの改正の方向は、最近の諸外国に対する経済協力を活発にするという趣旨からいたしまして、いわゆる海外投資の道を拡大する、それには輸出入銀行が海外投資
○松尾(泰)政府委員 いずれ参議院の代表の方から詳細御説明があろうかと思いますが、輸出検査法案に対しまする参議院の修正の要点を便宜説明さしていただきます。 お手元に輸出検査法案に対する修正の要点というのをお配りいたしておりますので、それをごらん願いながらお聞き取りいただきたいと思います。 まず第一点は、品質検査、材料検査等に当り、その検査基準のみでなく、その検査方法をも主務省令で具体的に定めるものとすること
○政府委員(松尾泰一郎君) クレームの数字でございますが、実は、ただいまのところは、品目別にしか整理をいたしておらないのであります。地域別の数字につきましては、後刻作りましてお配りを申し上げたいと思います。
○政府委員(松尾泰一郎君) この資料は、実は先般貿易概況を説明をしろというお話がございまして、その説明を口頭でいたしますると、あまりにもばくとするおそれもありましたので、若干この数字につきまして御説明いたした方がはっきりお考えいただきやすかろうと思いまして、比較的大きな分類の数字をお出ししたわけでございますが、別途通商局で出しておりまする毎月の調査月報、これは非常に詳細に金額品目もこまかく出しております
○政府委員(松尾泰一郎君) ただいまの統計数字についてのお尋ねでございますが、これは輸出品並びに輸入品につきまして、重要品目だけを実は書いたものでございます。特に、「食料及び飲料」、たとえば、三十一年度におきまして一億八千七百万ドル、これだけではあまりにばくとしておりまするので、その中の大きい品目として、水産品とカン詰、びん詰、こう書き分けたのであります。従いまして、一字右側に寄せまして、大分類のうちの
○政府委員(松尾泰一郎君) 保険法の建前に関しますので、私からお話しいたします。お説ごもっともであるのでありますが、結局先生の言われる通りにやるということになりますと、今の輸出保険特別会計のいわゆる独立採算制をはずして、ある程度大胆に運用したらいいのじゃないかというふうな結論になるのではないかと思うのでありますが、御存じのように、現在輸出保険法の第一条の四に、一言で申しますと、独立採算制で運用すべきことがきめられておるわけであります
○政府委員(松尾泰一郎君) お尋ねの点は、輸出検査機関に検査を受けて出したものが向うに着きましてから、いろいろのクレイムの、いわゆる対象になったその場合における措置についてかと思いますが、いわゆる普遍の売買契約によりますと、いろいろの品質その他につきまして、規格にしましても、その他いろいろな条件を付して参るわけであります。しかしながら、今度の新しい検査法案によってやります輸出検査は、いわば日本の輸出品
○政府委員(松尾泰一郎君) 簡単に輸出保険制度の運用状況を説明させていただきますが、御存じのように、この輸出保険制度は昭和二十五年に創設されまして以来数次の改正を経まして、現在七種類の保険を有する制度にまで発展しておるのでありますが、一般にその利用は逐年増加して参っておるのでありまして、昭和三十一年度におきましては保険契約の金額におきまして十二月までにすでに七百五十億円に達しておるのであります。従いましてこの
○政府委員(松尾泰一郎君) 先般、輸出保険法の一部を改正する法律案の提案理由の説明におきまして、大体説明されておるのでありますが、お手元に配付されておりまする、輸出保険制度改正要綱につきまして、簡単に御説明申し上げます。 第一は、方針でございますが、「現行の海外投資保険制度を改善、拡大するとともに、新たに海外投資に係る配当金を非常危険によって本邦に送金することができないことにより受ける損失をてん補
○政府委員(松尾泰一郎君) 戦前におきましては、今御指摘のように、検査員は認可制になっておったのでございます。それで繰り返して申すようになりますが、われわれ当初の原案におきましては、認可制にしたいと思っておったのでございますが、いろいろ、関係各省、法制局等との折衝の過程におきまして、届出制でも、役員の認可制もあることだし、先ほども御説明申し上げましたような、間接的ないろいろの取締りの道も開けておりまするので
○政府委員(松尾泰一郎君) これはいささか法理論になると思うのでございますが、今度の法律では、役員の選任、解任については認可制をとり、検査員については届出制ということは、御承知の通りでありますが、まあ、一個の法人に責任を持たしている関係上、法人の役員を認可制にしておくならば、職員の認可制にまでいくのは、いささか、いわゆる命令系統を尊重するというふうな立場からいって、検査員を認可制にまでするということは
○政府委員(松尾泰一郎君) この輸出検査員の身分の保障につきましては、指定検査機関、すなわち今度は公益法人でございますが、この指定検査機関の性格ないし組織上、たとえばその解任を主務大臣の認可制にするということも考えられたのでありますが、認可制にするというとろまでいくのは、いささか問題もありましたので、今度の法律ではその選任、解任について届出制を採用しておるわけであります。従いまして、その検査員の異動
○政府委員(松尾泰一郎君) この現在の政府の検査機関については、別段それを統合する、あるいは総合するという考え方は、全然ないわけであります。一応現行通りでございます。しかし、民間の検査機関につきましては、別段総合してやるという考え方は実はないのでございまするが、先ほども申しましたように、現在の検査品目の中で七〇%がいわゆる自己検査になっております。自己検査と申しましても、大きなメーカーは自分で自分自身
○政府委員(松尾泰一郎君) お尋ねの第一点の予算的な問題でございますが、現在政府機関である検査機関につきましては、もちろん必要な予算が見られておりますし、また通産省関係で申しますると、繊維製品の検査、あるいは工業品検査所等につきましては、調査のために従来より以上に旅費を必要とするという点で、旅費が増額されておるような次第でございます。この民間の、いわゆる現行の登録検査機関、今度の新しい法律でいいまする
○政府委員(松尾泰一郎君) ただいま商工委員会の方で御審議を願っておりまする輸出検査法案の概要について、御説明を申し上げます。 実はお手元に輸出検査法案要綱をお配りいたしておりますので、その要綱につきまして御説明を申し上げるのであります。その前に、簡単にこの提案理由からちょっと説明をさせていただきます。 御承知のように、昨年のわが国の輸出貿易は、前年に比較し二四%強の増加を見たのでありますが、今後予想
○政府委員(松尾泰一郎君) 実は、昨年、五十六年の一月から十二月までについて申し上げますと、ちょうど輸出が六千七百三十四万ドル、同じく五十六年の輸入でございますが、輸入が八千三厩八十六万ドル、こういうことになっております。八千三百八十六万ドルの輸入は、これは税関統計による輸入でございまするので、これをいわゆる決済別で見ますると、このうち七千二十七万ドルが中共から直接輸入をいたしまして、千三百五十七万九千
○政府委員(松尾泰一郎君) ちょっとかわりましてお答え申し上げます。御存じのように、台湾の台風のために、昨年秋割当いたしましたバナナの輸入が、なかなか思うように入って参っていないことは、御指摘の通りであります。そこで、一応十二月五日の差益徴収期日をとりあえず三月の五日まで延長いたしたのでありますが、それでもなお今日までに入りましたのが、正確な数字は今ちょっと覚えておりませんが、やはり一割内外しか、これまで
○松尾(泰)政府委員 インドネシアの焦げつき債権は約一億七千万ドル、それから韓国は約四千万ドルでございます。日本の現在の総外貨保有は十四億内外です。最近ちょっと減りまして、今申しました焦げつきも入れまして十四億前後でございます。具体的な数字を持ち合せておりませんが、またあとで……。
○松尾(泰)政府委員 世界銀行につきましては、率直に申しまして大蔵省が主として日本側の政府では担当しておりまして、若干私の方は間接でありますので、詳細は存じないのでありますが、今お話のありました世界銀行の資金を通じてという問題につきましては、かなり実現をしていると承知しているわけでございます。先般も、日本が世界銀行に円で出資したものがございますが、最近の例ではタイ国といま一つ中南米のチリでありましたか
○松尾(泰)政府委員 ちょっとかわりましてお答え申し上げます。経済協力の問題につきましては、もちろん通産省も重要な役所だと考えております。現に通商局に経済協力課というものがありまして、主として総括事務を担当しております。そのほかもちろん外務省、大蔵省、それから業種によりまして運輸省もございますれば農林省等もございます。密接に連絡をしてやっております。
○政府委員(松尾泰一郎君) お手元に輸出検査法案要綱が参っておると思いますが、要綱につきまして簡単に御説明申します。 先般のこの輸出検査法案提案理由の説明で大要御了解願っておるかと思いまするが、この検査法案の要綱に入ります前に、最近の概況を一言申し上げますと、御存じのように現行の輸出検査制度は、昭和二十三年の輸出品取締法によって、この輸出品の声価の向上及び品質の改善をはかるために行われて参ったのでありますが
○松尾(泰)政府委員 実は先生十分御存じのように、近く中国側との話し合いが開始されまするので、業界の方におきましても輸出入計画を立てておられるわけであります。われわれの方も間接にそれに御相談にあずかりまして、できるだけ中国との輸出入の規模を拡大したいということで、率直に申しますと、内部で小人数のグループを作りましてお手伝いをするような態勢も整えておるのでありますが、何分その交渉直前でございますので、
○松尾(泰)政府委員 ただいまの御質問に対しましてお答え申し上げます。石炭のみならず大量物資につきまして向うから人を呼び、あるいはこちらから使節団を派遣いたしまして話し合いをする、これにつきましてはわれわれは非常にけっこうと存じておるわけでありまして、先生十分御存じのように、昨年十一月には肥料の使節団が参りまして、硫安はあのときは価格の関係でできませんでしたが、その他の肥料について大量の取引ができましたことは
○松尾(泰)政府委員 ただいま御指摘がございましたように、貿易振興費のかなりの部分がジェトロヘの補助金となって出まして、ジェトロがその資金によりまして——もちろんこの補助金だけではございませんが、地方自治団体あるいは民間業界からもかなりの寄付金を受けまして事業をいたしておるのでありますが、この事業の詳細を申し述べますのは若干時間もかかりますので、簡単に御説明申し上げるならば、まず第一が調査事業でございます
○松尾(泰)政府委員 実は中小企業関係の輸出振興費は、今御指摘のように前年に比べまして三十二年度約六、七百万円減っているのは事実でございますが、貿易振興費は、一応分け方としまして、先ほど御指摘がありましたように六、七項目に分けておるのでありますが、それぞれ相互に密接に関連をいたしておりまして、中小企業関係の輸出振興費の中に入っておりません。たとえば一般的な国際見本市にいたしましてもあるいは貿易あっせん
○政府委員(松尾泰一郎君) 御存じのように、現在の日中民間通商協定が五月の初めに期間が切れますので、どうしても四月の末ごろまでに、新しく協定を作らなければならぬわけであります。ただいま大臣からも言われましたが、政府が表に出られません関係もありまして、若干隔靴掻痒の感はあるのでありますが、今のところは、こちらからできれば三月の末ごろ、あるいは四月の初めごろに向うに代表団が行かれまして交渉をされるというふうに