2004-08-02 第160回国会 衆議院 本会議 第2号
○志位和夫君 日本共産党を代表して、小泉首相に質問します。(拍手) まず、新潟、福島、福井を襲った豪雨災害と台風十号による被害についてであります。 私は、犠牲となられた方々に深い哀悼の気持ちを述べるとともに、多くの被災者の皆さんに心からのお見舞いを申し上げるものです。 日本共産党は、直ちに対策本部を設置し、地元の皆さんと連携して救援と復興に取り組んできました。現地の実態は極めて深刻であります。
○志位和夫君 日本共産党を代表して、小泉首相に質問します。(拍手) まず、新潟、福島、福井を襲った豪雨災害と台風十号による被害についてであります。 私は、犠牲となられた方々に深い哀悼の気持ちを述べるとともに、多くの被災者の皆さんに心からのお見舞いを申し上げるものです。 日本共産党は、直ちに対策本部を設置し、地元の皆さんと連携して救援と復興に取り組んできました。現地の実態は極めて深刻であります。
○志位和夫君 私は占領軍によるそうした無法な行為に対しては支持できないと言うべきだという当たり前のことを聞いたのに、それに対するお答えはありませんでした。 私は、人質事件を本当にしっかり解決していく上でも、日本政府が占領軍による無法行為は許さないという道理ある立場を貫くことが今は非常に大切だと。そして、米軍の占領支配に協力する意味を持つ自衛隊の派遣、派兵については直ちに中止して撤退することを改めて
○志位和夫君 イラクでの日本人の人質事件について、今、日本国じゅうが心を痛めております。人質とされた三人の方々の安全と解放のために政府が最後まで全力を挙げることをまず強く求めたいと思います。 私は、イラクの人質事件の行方にも深くかかわる問題として、イラクで今進んでいる情勢の劇的な悪化についての総理の認識を今日はただしたいと思います。 イラク全土で占領軍とイラクの国民との衝突という事態が広がっておりますが
○志位和夫君 生活保護も基礎年金も憲法二十五条に定められた、そこから来ているんですよ。その最低保障を割り込んでしまう、削り込むということは許されない。 私は、私の質問に答えがなかった。あなたは九条を破壊するだけじゃない、二十五条も破壊しようとしている。年金法案の撤回を求めて、質問を終わります。(拍手)
○志位和夫君 私は、年金問題について質問いたします。 小泉内閣が国会に提出した年金法案は、保険料の値上げと給付水準の引下げを今後は国会の審議抜きに自動的に進めるという非常に重要な内容のものであります。 問題点は様々ありますが、今日は一点に絞って聞きます。 それは、この法案がマクロ経済スライドという名で年金の給付水準の実質一五%もの引下げを一律にすべての年金受給者に押し付けるものとなっており、これは
○志位和夫君 日本共産党を代表して、小泉首相に質問します。(拍手) 小泉政権が進めているイラクへの自衛隊派兵は、今なお戦争状態が続いている他国に重火器で武装した自衛隊を派兵するという、戦後初めての道に踏み込むものです。これは二十一世紀の日本の進路、日本国民の命運にかかわる重大問題であり、国会の場で事実と道理に立った冷静な議論が尽くされる必要があります。 私は、きょうは、時間の制約もあるので、イラク
○志位和夫君 私が質問したことにきちんとお答えになっていない。私が来年引き上げるべきだと言ったことに対して、一年で引き上げるかどうかはわからないと言いました。その姿勢が年金不信を生んでいるんですよ。これは法律の附則で書いてある。これは条件なしに、少なくとも二〇〇四年度までには引き上げるということが法律に書いてあることですから、それがまだ言えないということでは、これは本当に国民の皆さんの不信を高めることになると
○志位和夫君 私は、来るべき総選挙でも熱い争点の一つになるであろう年金問題について伺います。 ことしに続いて来年も、物価の下落に合わせて年金の削減の計画が進められ、財務省案によりますと、お年寄りの一世帯当たり六万円の年金が削られようとしています。さらに、来年は、将来にわたって負担増、給付減のレールを敷く年金の大改悪の計画も進められようとしています。国民の皆さんの年金に対する不信、不安は非常に深刻なものがあります
○志位委員 これは説明になっていませんね。七月二十五日の時点は、行かない選択肢、行く選択肢、二つの選択肢があると言ったうち、行かない選択肢はありませんと言ったわけですよ、九月八日には。それは、イラクのどういう状況を見て総理がそういう判断をしたのかと私が聞いたのに対して、答えになっていないですね、今のは。なっていません。 私、じゃ、続けて聞きたいと思います。 七月二十五日から九月八日までの間に、じゃ
○志位委員 今の確認していただきました。 すなわち、七月二十五日の時点でも総理がおっしゃられていたのは、イラク特措法を発動して自衛隊を派遣するという選択肢と、派遣しないという選択肢と、二つの選択肢が政府にあるということをはっきり明言していたわけであります。 ところが、それから一カ月半後の九月八日、自民党総裁選が始まった日の夜のテレビの討論番組で、イラクの自衛隊派遣について、首相は、イラク支援に日本
○志位委員 日本共産党を代表して、小泉総理に質問いたします。 きょうは、限られた質問時間ですので、イラクへの自衛隊派遣を中心に伺います。 この問題を取り上げるのは、十月十七日に米国ブッシュ大統領の来日が予定され、その場でも日本政府が自衛隊の派兵を確約するのではないか、巨額の財政支出を約束するのではないかと報道で一斉に伝えられるなど、事態が差し迫ってきているからであります。 加えて、これまでも自衛隊
○志位和夫君 日本共産党を代表して、小泉総理に質問します。(拍手) この国会は、解散・総選挙が間近に迫る中で開かれました。国民の前で十分な審議を行い、総選挙の争点を明らかにすることは、この国会の重要な責務であります。私は、二十一世紀の日本の進路はどうあるべきかについて、我が党の改革の提案を述べるとともに、総理の見解をただすものであります。 冒頭、緊急にただしておきたいのは、政府が米国の強い要請を
○志位和夫君 週労働時間六十時間、年間三千時間。この長時間労働にメスを入れる、そしてサービス残業を一掃する。サービス残業を一掃しただけで、第一生命経済研究所によりますと……
○志位和夫君 私が聞いたのは、大企業に対して雇用をふやすための働きかけをやるべきだというふうに聞いたんですが、そのことについてのお答えがなかったのは本当に問題だと思います。 政府の分析は正しいんですけれども、処方せんはだめなんですよ。ここに問題がある。この問題に今本腰を入れないとどういうことになるか、それもこの白書には出ておりますよ。フリーターの急増がどういう事態を招くか。それについて、フリーター
○志位和夫君 政府・与党は、あすにもイラク派兵法案の委員会採決の強行の構えでありますが、全土でゲリラ戦争という状況にあるイラクへの自衛隊派兵は、憲法違反の武力行使となることは余りにも明瞭であります。 加えて、私も党首討論で二度取り上げましたが、総理がイラク戦争支持の最大の理由とした大量破壊兵器はいまだ発見されず、米英による軍事占領への支援が不法かつ不当なものであることもいよいよ明瞭です。 我が党
○志位和夫君 これは驚くべき答弁です。正に答弁不能に陥っての詭弁そのものです。 私が聞いたのは、あなたが保有していると断言した具体的根拠を聞いたんです。根拠を一つも言えないじゃないですか。過去持っていたと、過去持っていたということは事実です。しかし、あなたが言っているのは、現に持っているという断定をしたんですよ。その根拠はどこにあるか私は聞いたんですよ。国連の査察団の疑惑にこたえていない。疑惑は確
○志位和夫君 今、イラク新法なる新たな自衛隊派兵法が問題になっておりますが、日本共産党は、イラクに対する復興支援はあくまで国連中心に行われるべきであって、無法な戦争に基づく軍事占領を続けている米英軍の支援のために自衛隊を派兵することは、私は、イラク国民の意思に基づく本当の復興にも逆行する、憲法もじゅうりんする、我が党はこれに反対であるということをまず表明しておきたいと思います。 私が今日質問したいのは
○志位和夫君 ブリクス委員長は、直ちに今戻る意思はあると言っているのに、これをはっきり言わない。アメリカは反対しているのにその反対の立場は成り立たないということは言えない。私は、大量破壊兵器の問題についてまじめに真相を明らかにして解決するという立場じゃないということを言わざるを得ません。 以上を述べまして、私の質問といたします。
○志位和夫君 きょうの未明に、国連安保理で、この問題についての非公開の協議が行われて、そこでブリクス委員長は、求めがあればいつでも戻るという立場を明瞭にしております。 総理は、今査察団によって査察がやられることが望ましいということをおっしゃいましたね。それで、私、伺います。 米国は反対しているわけです。米国は、グロスマン国務省次官、これは派遣はできないとおっしゃっている。それからフライシャー大統領報道官
○志位和夫君 私は、イラク問題の現状についての日本共産党の基本的立場を述べるとともに、総理に質問をいたします。 米英軍が圧倒的な軍事力でフセイン政権を崩壊させたもとで、国際社会がイラクの復興支援にどのような立場で臨むのかが今問われております。我が党は、二つの原則的な立場をしっかり握ってこれに取り組むべきだと考えております。 第一に、イラクの復興支援に当たっては、米英両国によるこの無法な戦争の追認
○志位和夫君 日本共産党を代表して、質問します。(拍手) 本日、米英軍によって、イラクに対する軍事攻撃が開始されました。この戦争は、一かけらの道理もない、無法な戦争であります。地球的規模で広がった平和の願いを踏みにじり、戦争という暴挙に訴えた米英両国政府に、我が党は、厳しい抗議を表明します。そして、野蛮な軍事攻撃を直ちに中止することを強く求めるものであります。(拍手) 小泉首相はこの戦争に直ちに
○志位和夫君 私は、フセイン政権に武装解除の意思がないとだれが断定したのかと聞いたのに対して、あなたはお答えにならなかった、答えられなかった。国際社会と言いましたけれども、国際社会はそんな断定していないですよ。それが、あの新決議案が通らなかったじゃないですか。断定しようとしたのが新決議案ですよ。それが通らなかったということは、国際社会はそんな断定していない。断定しているのはアメリカだけです。アメリカ
○志位和夫君 イラク問題について、日本共産党の基本的立場を明らかにするとともに、首相の基本的姿勢を伺います。 昨日、ブッシュ大統領は、イラクへの最後通告を行い、明日早朝にも攻撃の危険が切迫してきております。しかし、なぜ戦争なのか。私は、ブッシュ大統領の昨日の演説では、この戦争を正当化する理由を世界に向かって何一つ示せなかったと思います。そして、首相はすぐにこれに支持表明を与えましたが、なぜ支持なのか
○志位和夫君 自己負担導入したときに政府が公約したことですから、やはりこれは逆の方向に向かっている。中止を求めたいと思います。 質問を終わります。
○志位和夫君 私は、三割負担が結局重症化の一つの要因になっているんじゃないかということを聞いたわけなんですが、それについては何のお答えもない。 必要な医療は確保されているというふうにおっしゃいますが、中小企業の皆さんで作っている全商連の調査を見ますと、業者の婦人の方は、病気の自覚症状がありながら、八・三%の方がお医者さんに行けないという統計もあります。それから、初診から亡くなるまで、四人に一人は一
○志位和夫君 私は、医療費の自己負担増の問題について質問します。 政府がこの四月から強行しようとしている健保本人自己負担の三割への引上げに対して、今日、日本医師会、日本歯科医師会、薬剤師会、看護協会などがそろって負担増凍結の全国一斉行動を行うなど、国民の怒りはずっと広がってきております。野党四党は、本日、国会に負担増凍結の共同の提案を提出いたしました。 私たちがこの負担増に反対する最大の理由は、
○志位委員 小泉首相、悪い癖があるんですね。それは、自分の困ったことを聞かれた場合に、聞かれていないことを答えて、聞かれたことに答えないという癖なんですよ。 私が聞いたのは、今後査察を続け、強化するということを日本政府として言うべきじゃないかということを聞いたんです。今査察をやっているというのは、これは事実ですよ。その事実を聞いたんじゃありません。今後継続し、強化して、この査察の手段できちんと解決
○志位委員 そういう教訓を導いているわけですよ。 この本田教授は、記者会見で繰り返し言っている。まじめに自主公表し、教訓を広げようとする病院を犯人扱いする報道では、今後こうした院内感染問題や医療事故を自主的に公表しようとする医療機関は出てこなくなる、こう言って、マスコミに冷静な報道を繰り返し要請したんです。 私は、これは報道のみならず政治にも求められている姿勢ではないかと思います。まじめに自主公表
○志位委員 日本共産党を代表して質問いたします。 まず冒頭に述べたいのは、昨日、この予算委員会の場で自民党議員によって、医療事故・事件を党略的に利用した不当な誹謗中傷が民主医療機関と日本共産党に対して加えられたことについてであります。 昨日、自民党議員は、民医連、全日本民主医療機関連合会に加入している四つの病院で起こった医療事故・事件を名指しで取り上げ、口汚くののしりました。それぞれの医療事故・
○志位和夫君 こんなでたらめなやり方は本当にやめるべきだということを考えますが、いかがですか。
○志位和夫君 金融機関の姿勢に問題があるというのは当たり前なんですけれども、私は小泉政権がそれを一気にやれという方針取った下でそれがひどくなっているじゃないかと、あなたの責任についてただしたんですよ。その自覚がなかったら本当に駄目だと思う。 私は、あなたが今不良債権の処理やればいいところに資金回るようになると言うけれども、新生銀行をごらんなさい。新生銀行、国民の税金三兆円使って不良債権全部きれいにしたけれども
○志位和夫君 私は、今、全国どこでも大問題になっている中小企業に対する貸し渋りと貸しはがしの問題について質問します。(図表掲示) これは日銀の資料から作ったグラフですが、この五年間で全国の銀行から中小企業向けの貸出しがどれだけ減ったかのパネルです。九七年から二〇〇二年までの五年間で六十・二兆円もの貸出しが減っている。一五・八%の率でいえば減です。しかも、重大なのは、九七年から二〇〇一年までの四年間
○志位和夫君 国連の決定なしにも武力攻撃をやるというのを繰り返し言っているわけですから、それに対してノーと言えないのは、これは自主性を問われるということを指摘して、終わりにいたします。
○志位和夫君 今言われたように、イラクが国連の決定に従って大量破壊兵器を廃棄するという義務を負っているのは当然です。 私たちの代表団も、イラクのハマディ国会議長と会った際に、あなた方は国際社会に隠し立てをしたり欺いたりしちゃいけない、この問題について真剣に真実を明らかにしなさいということを言いました。その際の会談では、先方も、八つの大統領施設も含めて、すべての施設、場所について無条件の査察に応じるという
○志位和夫君 日朝国交正常化交渉が継続中でありますが、我が党は、日朝平壌宣言に基づいて、拉致の問題、核の問題、道理ある解決に向けた努力を引き続き行っていただきたいと強く求めたいと思います。 私は、イラク問題についてきょうは質問いたします。 米国のブッシュ大統領がイラクへの軍事攻撃が必要となるかもしれないと公言したことに対して、世界から非常な強い批判の声が起こっております。 我が党は、この間、緒方靖夫参議院議員
○志位和夫君 日本共産党を代表して、小泉総理に質問します。(拍手) 私は、まず、総理が構造改革の名で進めている経済政策の二つの重大問題についてただしたいと思います。 第一は、この大変な不況下で、国民に巨額の負担増を強いる道を進んでいいのかという問題です。 ことしから来年にかけて、医療費の値上げ、介護保険料の値上げ、年金給付の切り下げ、雇用保険料の値上げなど、社会保障の分野だけで総額三兆円を超える
○志位和夫君 先ほど言ったように、税金の使い方を変えなさいということを私たちは言っている。そういうことを求めて、負担増の中止を重ねて私は要求して、終わりにいたします。
○志位和夫君 私は、三兆二千四百億円の負担増がかぶせられたら、経済にどういう影響があるかを聞いたんです。それについて何にもお答えにならないじゃないですか。 私は、今財政が大変だというふうにおっしゃいましたけれども、長野のあの、ダムの中止のために頑張っているその知事をみんなで引きおろすような、そういうむだ遣いをどんどん進めたのはあなた方じゃないですか。私は、そういう税金の使い道ということを含めて、この
○志位和夫君 私は、社会保障の負担増の問題について伺います。 このパネルを見てほしいんですが、来年度は社会保障の史上最悪の負担増の年になる危険があります。 まず、医療保険ですが、今参議院で大問題になっている法案が通りますと、健保本人三割負担への引き上げ、高齢者一割負担の徹底、そして保険料の値上げで、一兆五千百億円の負担増。介護保険は、来年は三年に一度の保険料の見直しの年でありまして、日本医師会の
○志位和夫君 結局、非と言えないんですよ。これが情けない。 私、昨年十一月二十九日の国連総会で、非核保有国に対する核攻撃を禁止する国際協定を締結すべきだという決議を上げられているんです。日本は賛成しているんです。日本もこれ、賛成せざるを得ない決議だったんですよ。こういう国連の場でともかく核兵器持たない国には核使っちゃならないという態度表明やっておきながら、その後で、一月にアメリカが核戦略変えて、非核保有国
○志位和夫君 総理は長々と答弁されましたけれども、私の質問に答えておりません。ただ、一点、アメリカはあらゆる選択肢を排除していないんだということをおっしゃいましたね。 じゃ、このあらゆる選択肢の中に、非核保有国に対する核兵器の使用、これも含まれるということを総理はお認めになるのか。これを是とするのか非とするのか、この是非について端的にお答えください。簡単でいいですから。
○志位和夫君 この間、福田官房長官による非核三原則の見直し発言が国内外で大問題になりました。私は、今唯一の被爆国として、日本政府が核兵器というものにどういう基本姿勢で臨むかということが深刻に問われていると思います。 核戦争といいますと、インドとパキスタンの緊張が核戦争に発展するのではないかと世界じゅうが心配しました。我が党も両国政府への働き掛けを独自にやりましたが、国際社会が全面衝突の回避の努力を
○志位委員 要するに、おそれや予測では武力の行使はしないということを、あなた、言われました。 ただ、私、この法案について聞いているんですよ。この法案の中身について聞いているんです。この法案では、先ほど言ったように、武力攻撃事態、発生、おそれ、予測、全部を含んだ武力攻撃事態を終結させるために、その全体を終結させるために対処措置として武力の行使ができると一般的に規定しているんですよ。 じゃ、総理の言
○志位委員 総理の答弁は、要するに、武力攻撃が発生した場合に限られる、おそれや予測ではできないということですね。(発言する者あり)おそれはいいんですか。どっちなの。
○志位委員 私は、有事法制三法案について、日本共産党を代表して、小泉首相に質問いたします。 自衛隊を海外に派兵する法案としては、既に周辺事態法が九九年に強行されたわけでありますが、この法律は、できないことが二つあります。この法律というのは、日本に対する武力攻撃がなくても、アメリカがアジアのどこかで介入戦争をやった場合に、自衛隊がその戦争に参加できる仕組みをつくるものでしたが、できないことが二つあった