1953-07-18 第16回国会 衆議院 水害地緊急対策特別委員会 第13号
○平井委員 ただいまの通産省の説明を聞きましたが、平時の場合ならば大体きめた回数をやつて行く。そこで競輪をやつて損をする市はどうするか、これは平時の場合であつても損をするのであつて、水害のために一回ふやしたから損をするのではないのであります。そこで、大野大臣が言われたごとく、度数をふやして——あなた方が見て特にもうかりそうなところだけをふやして、その上つたものを災害地に振り向ける。これくらいは事務的
○平井委員 ただいまの通産省の説明を聞きましたが、平時の場合ならば大体きめた回数をやつて行く。そこで競輪をやつて損をする市はどうするか、これは平時の場合であつても損をするのであつて、水害のために一回ふやしたから損をするのではないのであります。そこで、大野大臣が言われたごとく、度数をふやして——あなた方が見て特にもうかりそうなところだけをふやして、その上つたものを災害地に振り向ける。これくらいは事務的
○平井委員 ただいま大野大臣の御意見を承りまして、実は非常に喜んでいる次第であります。災害当時、今月一ぱいは自粛をしたのでありますが、この災害によつて国民が萎縮し、また建設が遅れることがあつては遺憾にたえませんので、今大野大臣が言われました通り、全国の競馬、競輪をふやしていただくことは、わが意を得たりと喜んでいる次第であります。競馬につきましては農林省の所管でありますので、おそらく農林大臣も賛成をしてくれると
○平井委員 今回の九州の災害につきまして、競輪場の設置されておりますところの市におきまして、市町村の財政困難の折から、通産省といたしましては、この窮状を救うために、ただちにとは申しませんが、将来回数をふやしていただきたいのでありますが、そういう措置ができるかどうかということをお尋ねするのであります。その理由といたしましては、今回被害を受けました市の中で、競輪場を有しますところは、熊本、久留米、小倉、
○平井委員 今度の応急工事でも、少し丈夫にやらぬと実はくずれやすいので、そこに特別なお願いをしたいということであります。また今度の災害で河川局長の責任は非常に重大である、こう考えるのであります。河川局長は、従来も非常に熱心にやつていただいておりますけれども、ここは腕の見せどころと思うので、十分御努力をお願いする次第であります。
○平井委員 河川局長に一言お尋ねいたします。夜明ダムの問題は目下検討中ということでありますが、大体結論が出ましたからお尋ねすることといたします。筑後川の現状からいたしまして、将来筑後川の上流まで直轄工事でお願いしたいのでありますが、その気持が建設省にあられるかどうか、これをまず一点お尋ねする次第であります。 次に、今度の災害におきまして、たとえば米軍の基地あるいは保安隊の所在地、こういうところは道路
○平井委員長代理 きようは来ておりませんので、明日呼ぶことにいたします。
○平井委員 それが二十億や三十億のつなぎ資金で間に合えば私も別に言いませんが、間に合わぬから申し上げておるのであつて、これ以上はまた大蔵大臣にでも話さなければわからぬと思いますから打切ります。 もう一つ今度の罹災者、中小商工業者に対して金融の道を開くと、しばしば大蔵大臣は言つております。その方法といたしましては、信用組合並びに金融機関に十数億政府はまわしておる、こう聞くのでありますが、現地におきましては
○平井委員 先ほど大略わかつたと言うのは、官房長が約五百数十億であろうという大略ですから、それを急いで現地にやらなければ――八月一ぱいで査定をやつて、これがきまるのは十月とか十一月とかになるようなことがあつては間に合わない。命があつての物種で、息あるうちに金をまわしたい。それがために今度の特別委員会ができたのではないかと実は思うのでありますが、大蔵省といたしましては、各省に督促をして、一日も早く査定
○平井委員 先ほど以来各委員からの質問で、大蔵当局の意向が大略わかりましたが、事は非常に急を要しております。そこで七月、八月にいろ金が現地で百二十億なければならぬ。こういうせつぱ詰まつた状態でありますので、昭和二十八年度の予算が通過して、ただちに補正予算、すなわち追加予算を提出いたしたいのでありますが、これが査定が間に会うかどうか。金というものは御承知のごとく早くやらなければありがたさもなければ効果
○平井委員 私は自由党を代表いたしまして、本法案に賛成討論をいたすものであります。 御承知のごとく本法案は、すでに前国会で承認を得た日本国とアメリカ合衆国との間の戦船貸借協定に基きまして借り入れたところの船舶に対する乗組員、これに充てる要員並びに警備隊、学校その他の施設に充てる必要の人員であつて、任務遂行の円滑をはかるためのものであります。せつかく借りた船舶が乗組員がなくて遊んでおるというような状態
○平井委員 よくわかりました。今後増員する場合があるかどうかわかりませんが、試験をする場合には特にりつぱな隊員をとつていただきたい。りつぱな隊員ができますならば、社会党の諸君もあまり反対はされぬのじやなかろうか、こういうふうに考えまするので、どうかりつぱな保安隊をつくつていただくように希望いたします。
○平井委員 ただいまの松田委員の質問に関連いたしまして、一言長官に質問いたしたいと思います。ただいま木村長官は保安隊精神は非常に旺盛である、こうおつしやつたのであります。それは実は見方の相違であると思います。先般新町の保安隊を視察に行きました折に、新町の保安隊の幕僚長が日曜日などは保安隊の隊員は前の鐘紡の女工と手をつないで和気あいあいと遊んでおりますといかにも手柄顔をして言つたのであります。これも許
○平井委員 これはしかし、警備五箇年計画を出せという長官に対する質問に対して、辻さんが出すべきでないという見地から、長官に関連質問したのであつて、全然質問になつておらぬということでは、ちよつと違うと思います。(「なつていない」と呼ぶ者あり)島上君、一番最後をごらんください。「私は、長官の責任において断じて出すべきものではないと考えております。」とあつて、これは関連質問だと思います。
○平井委員 ただいまの鈴木さん並びに島上さんの取消せというのは、全部取消せという意味でございますが、どこを取消せという意味ですか、ひとつお聞きしたいと思います。
○平井(義)政府委員 お答え申し上げます。終戦以来一つでも多く電話をふやすために、できるだけ既設の設備を活用いたしました結果、現在におきましては既存設備の余裕がほとんどなく、今後電話を架設するには新たに局舎、機械、路線の設備をしなければならない実情であります。これには巨額の建設資金を必要とするのでありますが、公社予算のわく内では需要に応ずることがなかなかむずかしいのでありますが、御趣旨の通り何とか考
○平井(義)政府委員 日本放送協会の昭和二十八年度收支予算、事業計画及び資金計画の提案理由と、これらに対する郵政大臣の意見書の提出について御説明申し上げます。 この收牧支予算、事業計画及び資金計画は、放送法第三十七条の規定によりまして、国会の承認を受けるために提出されたのでありますが、その作成にあたりましては、協会の業務運営を指導統制する経営委員会が、公衆の要望と社会の諸情勢とを愼重に検討の上、経営
○政府委員(平井義一君) それでは私から電波行政並びに電気通信事業に関しまして概略御説明申上げます。 先般、本国会の初めに当り本委員会におきまして業務の概況を一通り御説明申上げましたので、本日は、その後において生じました当面の問題につきまして、御説明申上げたいと存じます。 先ず最初に、昨年十月三日から十二月二十五日まで八十余日に亘つて行われましたブエノスアイレスにおける国際電気通信連合の全権委員会議
○政府委員(平井義一君) 只今議題となりました有線電気通信法案、公衆電気通信法案並びに有線電気通信法及び公衆電気通信法施行法案の提案理由を御説明いたします。 この三法案につきましては、去る第十三回国会に提出、第十四回国会に継続審議となり、審議未了となつたものでありまして、その後の事情の変化、特に国際電信電話株式会社法の施行、電話加入権の取扱及び電話の譲渡禁止等に関するポツダム政令の失効に伴い、必要最小限度
○平井(義)政府委員 先般の御質問に対してお答え申し上げます。公社の二十八年度予算に駐留軍及び保安隊、警備隊関係の経費はどの程度計上されておるのか、こういうお尋ねであつたと思うのであります。駐留軍及び国連軍に提供する電信電話サービスに対する収入といたしましては、約七十五億円を計上しております。このサービス提供に要する経費は別わくになつておらないで、公社のそれぞれの経費に溶け込んでいますので、判然といたしかねるのでありますが
○平井(義)政府委員 ただいま議題となりました有線電気通信法案、公衆電気通信法案並びに有線電気通信法及び公衆電気通信法施行法案の提案理由を御説明いたします。 この三法案につきましては、去る第十三回国会に提出、第十四回国会に継続審議となり、審議未了となつたものでありまして、その後の事情の変化、特に国際電信電話株式会社法の施行、電話加入権の取扱及び電話の譲渡禁止等に関するポツダム政令の失効に伴い、必要最小限度
○政府委員(平井義一君) 只今の御忠告全く有難うございますが、先般大臣が懇談会で申上げました信念に変りはございません。ただ先ほど承わりましたように、大蔵省からいろいろ注文がましいことは閣議でも出たそうでありますが、これは注文ではなくて、全く侵害であると私は考えておるので、大蔵当局が今更閣議に持出そうと、或いは又事務折衝しようと、一切郵政省といたしましては独自の立場で、郵政大臣の管理の下に進みたいという
○政府委員(平井義一君) 大臣が病気のため私から所管事項につき概略御説明申上げます。 先般、本国会の初めに当り、本委員会におきまして業務の概況を一通り御説明申上げましたので、本日は、その後において生じました当面の問題につきまして御説明申上げたいと存じます。 最初に昭和二十八年度の郵政省所管予算について概略御説明申上げます。 先ず郵政事業特別会計予算について申上げますと、この予算の歳入総額は九百六十億一千九百余万円
○政府委員(平井義一君) 一口水橋委員に申上げますが、主計局から動かされておるということではないのでありまして、大蔵事務当局並びに大蔵大臣が示された金額と郵政大臣が要求する金額が一致しないのでありまして、それで早急に郵政大臣といたしましては大蔵大臣を納得させるべく努力中であると考えるのであります。以下大臣に御答弁願います。
○政府委員(平井義一君) 只今の御意見御尤もでございまして、先般私が秘密会の席上で皆さんに御報告を申上げまして以来、日夜努力を続けておるのでありますが、何分にもすでに衆議院を補正予算は通過いたしましたし、参議院におきましても通過の過程にあるような今日におきまして、公社内において何とか趣旨に副うようにということで、その許可を大蔵省に折衝中でありますが、先般閣議で大蔵大臣、佐藤建設大臣、郵政大臣、官房長官
○政府委員(平井義一君) 只今電話設備費負担臨時措置法の一部を改正する法律案の可決を頂きまして、誠に有難うございました。これに対しまして附帯決議を以て、電信電話施設の建設資金については、政府の財政資金を更に増額すると共に、電信電話債券の一般公募額を増額するようにとの御鞭撻を受けましたが、政府といたしましては、決議の趣旨に副うようできるだけ努力をいたしたいと考える次であります。どうか本委員会の皆さんにおきましても
○平井(義)政府委員 御要望の御趣旨は十分承知いたしましたが、現在江上郵便局は、既設の電報取扱局たる城島、大溝両郵便局が近距離にありまた当該地域は両郵便局の電報直配達区域であります関係上、さしむきは実現困難かと存ずる次第であります。 —————————————
○平井(義)政府委員 日本放送協会のテレビジヨン施設五箇年計画によると、北海道では、札幌及び函館だけがその計画に入つておるのでありますが、釧路市にも同施設を設置されたいとの請願でございますが、テレビジヨん放送が、政治、社会、教育及び文化等の面に及ぼす効果は、まことに大なるものがありますので、請願の御趣旨はごもつともに存ずるのであります。御承知の通り日本放送協会では、放送法の精神にのつとり、テレビジヨン
○平井(義)政府委員 ただいま可決をいただきました電話設備費負担臨時措置法の一部を改正する法律案、この実施に際しましては、各党委員の皆様の御希望を十分に尊重いたしまして、この運用にあたりましてはその適正をはかるよう努力いたしたいと存じております。また電話の拡充整備につきましては、政府といたしましてはさらに努力を続ける所存でありますが、各委員の皆様におきましては、一層御指導と御鞭撻をお願い申し上げる次第
○政府委員(平井義一君) 只今のお説御尤もでございまして、公社になつた使命はもとより承知をしておりますので、一般公務員と公社との従業員が違うことは当然であります。先般調停案が出まして、公社側としてはこれは御尤もである、妥当であると認めたのも当然であります。ただない袖は振れんということで、あの場合公社側は呑めなかつたのであろうと思うのであります。その後公社側は非常に研究を続けますし、従業員諸君も非常に
○政府委員(平井義一君) 公社側で目下研究を続けておると思いますが、公社側で、これならば公社で実現できる、こう判定したものにおきましては、私は閣議で発言はございませんけれども、個人的に内閣なり大臣に話しまして必ず実現をさせる、こう申上げて差支えないと思います。
○政府委員(平井義一君) 只今の水橋委員の御質問にお答えいたしますが、大臣も私もしばしば公社側と連絡をとりますし、又大臣は閣議等でこの発言はなしておるのでありますが、関連いたしました運輸大臣、それから専売の問題、私のほうの郵政大臣と特別御相談を続けておるようであります。なお公社がいろいろ研究をいたしまして、この調停案が至当なりという会社側の判断が出ました場合は、極力私どもといたしましてはこれの実現に
○平井政府委員 大蔵省の案というものがあるわけではないのでありまして、第十三国会に政府案として提出されましたそれが生きるのであります。私どもといたしましては、十三国会に出した法律をそのまま生かして行きたいと、こう考えております。
○平井政府委員 ただいまお話の通りにわれわれも実は解釈をするのでありまして、その点が先ほど申し上げました運用が不可能とは考えておらない、こういうことでありますが、円満にスムーズにやりたいという点から、この整理法をすみやかに通過させたい、こう考えておる次第であります。
○平井政府委員 お答え申し上げます。簡易保険並びに積立金の運用に関する法律案は、御承知のごとく前々国会でその基本法は通過したのでありますが、資金運用部資金法の一部改正案は不幸にして通過しなかつたのであります。政府といたしましては本国会に、前々国会と同様政府提案としてすみやかに提出する考えでございますけれども、ただいま廣瀬委員がお述べに なりました通り、大蔵省の一部なり、また大蔵委員会の一部にこれを阻止
○政府委員(平井義一君) 提案理由の説明を申上げます前に一言お詫びを申上げたいと思います。 かねて当委員会の皆さんから御心配を頂いておりましたブエノスアイレスにおける国際電気通信全権委員会議のその後の経過でありますが、昨日出先全権からの電報によりますと、管理理事会の構成員の選挙の結果、日本は得票三十二票で、残念ながら当選することができませんでした。当省といたしましては、出先及び外務省筋とも緊密に連絡
○平井政府委員 この問題につきましては、私もできる範囲の政治力をもちまして、大臣の驥尾に付して実現に邁進したいと思うのであります。もとより私は事務的にはまつたくふなれでありますが、ただその方面において私の全生命を注いで、皆さんの要望にこたえる考えでおります。
○平井委員 有明海の件を申し上げる前に、中国の国政調査についてもあわせて御報告申し上げたいと思います。 派遣委員といたしましては永田節委員、小松勇次委員と私の三人が出張の予定でありましたが、小松委員は出発前に参加できない事情があり中止せられ、永田委員は地元に立ち寄る関係上、先行せられ福岡県にて合し調査する手順を打合せたので、私は中山調査員と水産庁調整第一課の尾中事務官を帯同して一月七日西下し、広島
○平井委員 補正予算につきまして要望いたしたいと思います。去る第十国会におきまして、有明海連合海区調整事務局を設置していただくことになつたのでありますが、当時予算がまつたくなかつた。今度の補正予算に出ているが、この予算だけはぜひとも獲得していただきたい。イの一の漁業制度改革の中に入つておるようでありますが、これにつきまして、水産庁長官に特にお願いしたいのは、現在各県で五万円ずつ集めて委員会を開いているような
○平井委員 今の松田委員の質問に関連しておるのでありますが、昨日も私は陳情を受けたのであります。能登半島のきんちやく網の操業区域に関する意見の衝突で、四十名調整委員のうちで十名が辞職をしておる。しかしその三十名で、多数決で押し切つて決定を見たというのであります。このように多数決で押し切りましたならば、将来禍根を残し、紛争が絶えないのではないかと考えますので、ただいま松田委員が水産庁に要求したことく、