1948-06-15 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第39号
○川合委員 ただいまの梅林委員の動議に賛成するものでありますが、特に私は大藏大臣に本法案に関しまして希望を申し述べておきたいと存ずる次第であります。この件に関しましては先日の委員会におきまして、特に政府委員に質問申し上げまして、政府の意のあるところを諒としたわけでありますが、要は未復員家族のみならず、一般邦人の留守家族に対しても、未復員者家族と同樣の扶養手当を支給してもらいたいという、強い希望が國内
○川合委員 ただいまの梅林委員の動議に賛成するものでありますが、特に私は大藏大臣に本法案に関しまして希望を申し述べておきたいと存ずる次第であります。この件に関しましては先日の委員会におきまして、特に政府委員に質問申し上げまして、政府の意のあるところを諒としたわけでありますが、要は未復員家族のみならず、一般邦人の留守家族に対しても、未復員者家族と同樣の扶養手当を支給してもらいたいという、強い希望が國内
○川合委員 当局の意は諒といたします。次にわれわれの非常に解せない点は、遺骨引取費というような、まことに悲しむべき事態に対して、いろいろ政府として支拂う金の問題でありますが、これは現行額が二百七十円であつて、これを七百円に上げる、なるほど上げる率は非常に多いわけでありまするが、われわれは近く鉄道運賃が三倍半も上るというような事実をみるならば、やはりせめて三倍半くらいの引上げをしてやることが必要ではないか
○川合委員 その場合においては、たとえばこの復員費として二十七億七千八百四十五万四千円というものが、二十三年度の予算に計上されておるわけですが、再び引上げるときの予算というものは、どこからこれを捻出する方針であるか、あるいはまた追加予算としてそれを出すのか、その点を承りたい。
○川合委員 未復員者給與法の一部を改正する法律案につきましてお尋ね申し上げますが、まず第一に今回の改正は、官吏の給料が上るというようなことと均衡を得るために、扶養手当の額を引上げる、こういうような御説明であつたわけです。われわれはその意を諒とするわけでありますが、現行額の百五十円がきまつたときは、千八百円ベースである。ところがこの改正額は二千九百二十円ベースである。しかるに政府が近く三千七百円ベース
○川合委員 われわれは特別会計の企業独立制ということは一つの理想としてぜひとも実現したい、かように考えるのでありますが、問題はその企業の独立制を実施する容観的情勢がそういうようなことを可能ならしむるかどうかということを深く考えねばならぬと思うのであります。現在の日本の鉄道、あるいはまた通信というものが、特殊な関係、すなわち進駐軍の関係によつてある程度いろいろなことがあるようにわれわれは想像するわけであります
○川合委員 次にお伺いしたい点は、これはほかのたとえば鉄道関係でもそうでありますが、いろいろな收支の予算を見まするに、賃金は二千九百二十円の水準が近く改訂せられ、三千七百円ベースが実施されることになつておるようでありますが、われわれは実は二千九百二十円の賃金ベースは一月ないし三月のこの暫定期間にのみ適用されて、四月以降の新年度においては三千七百円の新賃金ベースが適用されると思つておるのでありますが、
○川合委員 私はまず逓信大臣にお伺いしたいのでありますが、おそらく今までにこの通信委員会におきましては、事前審査とか、そういうような形式で審議されたと思うのであります。從つてあるいは質疑の内容が重復するかもしれませんが、私どもといたしましては今回が初めての審議でありますので、どうかその点は通信委員会の委員の方はしばらく御寛容な態度をもつて善処願いたい、かように考えるのであります。 それでまず最初に
○川合委員 この前審議した新給與法のとき、十五級というクラスがありました。あれはその後法律または政令でやるということになつておつたのでありますが、これとの関連はどうですか。
○川合委員 次に会社の配当する利益又は利息の支拂に関する法律案に関しましてお尋ねいたします。これは小株主に利益をもたらすという点において、非常に歓迎すベき法案だろう、かように考えるのでありますが、この場合に、一体会社側の負担になる額というものは、大よそいくら程度のものであるかという点をお尋ねしたいと思います。
○川合委員 仰せの趣旨はよく了承しておるのですが、私どもも新聞を買います場合に、実際七十五錢か、八十五銭のもので、おつりをもらう人は十人のうち三人くらいあるようなのでありますが、実際に國家的に紙の節約という面から見て、また経費の面から見て、私は五銭、一銭というものは使用をなくすることが望ましいのではないかと思います。私はインフレ時代の上海におつたときに、こういうものがほとんど火に燃やす一つのともし火
○川合委員 ただいまの会計法の一部を改正する法律案は、その根本をなす行政組織法が相当論議の余地があると思いますので、われわれはしばらくこの審議を中止していただきたいと考えます。委員長においてもさよう御了承を願いたいと思います。 次に臨時通貨法の一部を改正する法律案につきまして、ごく簡單にお尋ねいたします。現在の日本の物價あるいはまた経済情勢から考えて、五銭一銭というような補助貨幣は、ほとんどその必要
○川合委員 次にお尋ねしたい点は、われわれは各特別会計の独立採算制ということは実現すべき一つの理想である、かように考えるのでありまするが、現在の日本の鉄道あるいは通信というものは、ノーマルな状態にないわけでありまして、アブノーマルな状態のもとにおいて経営されておるというような実情にあるのであります。從つてこういうような平時ならざるときに、独立採算制を考えることの是非ということは、相当研究すべき問題であろう
○川合委員 私どもは主として財政の見地から大局的な面から本法案の質問をいたしたい、かように考えておるのであります。運輸交通委員会の方々には、それぞれ專門的視野において細部的な審議をされておる際でありますので、あるいは御迷惑かもしれませんが、しばらくの間時間を拜借させていただきます。 まず先にお尋ねしたい点は、昨日の北村大藏大臣の財政演説の中に、今日の國民経済は生存経済の段階から生活経済の段階に進んだということを
○川合委員 本日はこれにて散会されんことを望みます。
○川合委員 まず所得税軽減に関する請願、請願人は小林利人君で、紹介議員は河合義一君でありますが、河合義一君がおりませんので、私から説明を申し上げます。これは表題にあります通り、所得税の軽減をしてほしいというのであります。詳細は記録でごらん願いたいと思います。 次は三木町に税務署設置の請願でありますが、請願人は兵庫縣美嚢郡町村会長三木町長の堀田光雄君で、紹介議員は同じく河合義一君であります。代つて私
○川合委員 昨日、委員長に代りまして私と後藤委員が運営委員会に參りまして、ただいま委員長から報告のあつた事項、すなわち鉄道運賃の値上げに関する法案を、どの委員会で審議するかという問題に関しまして、委員会の意向を述べたのであります。その要点を申し述べますと、國会法の規定に基くならば、当然これは財政及び金融委員会の審議すべき法案であるということを確認することを主張したわけでありますが、運営委員会におきましては
○川合彰武君 私は財政金融委員長に代りまして御説明申し上げます。今回大藏省から貿易資金特別会計法の一部を改正する法律案、あるいはまた郵便料金等の引上げに関する郵便法案の改正に関する法律案、あるいはまた國有鉄道運賃法案等が國会に提出され、その主たる委員会はどこであるかということがいろいろと問題になつたようでありますが、これはいずれも財政法第三條の特例に関する法律案を審議する際に、われわれは当然かかるものは
○川合委員 專賣当局がかりに賠償價格の改訂があつても、專賣益金には変化がないように、あらかじめ準備をしているということは、私ども敬意を表します。おそらく他の委員からも質問があつただろうと思うのでありますが、今回の値上げは、その値上げ率から見まして、いわゆる大衆品、殊に配給タバコの値上げ率が非常に大きいようであります。從つてこれらに関しましては、われわれは今後幾多の質問申し上げる点があるのでございますが
○川合委員 先ほど金光委員からも質問があつて、葉タバコを値上げするかどうかという問題は、來るべき農産物價改訂とにらみ合わせるというような答弁があつたわけですが、私どもは必ずや農産物價の改訂があるべきものと信ずるわけであります。そこでもし農産物價の改訂があつた際には、必然的に葉タバコの價格の改訂があるべきものと考えるのでありますが、そういうように考えて差支えないか。もしそういうように考えた場合は、九百億
○川合委員 今度新しく出ました「いこい」とハツピーを、当局から試飲してくれというのでいただいて飲んだのでありますが、どうもハツピーのごときは三十円の値段に比較しまして、むしろわれわれの飲んだ感じというものは、新生よりも惡い。また「いこい」のごときも何と申しますか、こくがないという感じを得たのであります。これは主観的な点にもよるでありましようが、同じように試飲した人の印象も、そういうことを言つておつたのであります
○川合委員 本請願の要旨は、現行物品税法は化粧品に対し八割の高率を課しているが、これを引下げ、その賦課徴收にあたり、税務署の事務を統一し、公平を期せられたい。又化粧品工業は資金融通準則による丙種に属しているのを甲種の取扱いとするとともに、物品税の納期を一箇月延長せしめられたいという趣旨である。 —————————————
○川合委員 本請願の要旨は、現在煙管業者の製造する卸價格十三円以下の製品は、生産費の増高と五〇%の物品税の圧迫とにより非常に打撃を蒙り、中小企業経営者は深刻な不安と苦脳にあえぎつつあるが、中小企業保護の見地から、煙管製造業者販賣價格一本につき十三円以下の下級品に対し、免税点を設置せられたいという趣旨である。 —————————————
○川合彰武君 競馬法の一部改正並びに浜松市に競馬場設置の請願書でありまして、請願人は浜松市の議会議長木全大教氏以下であります。請願の趣旨とするところは、昨年競馬法の改正に伴いまして、靜岡におきましては縣下に二箇所の競馬場が設置されることになつたわけであります。そのうち一箇所は從來から三島にあつたわけでありますが、そこであとの一箇所の競馬場の設置問題に関しまして、実は靜岡市と浜松市とが爭奪戰を演じたわけであります
○川合委員 次にお尋ねしたい点は、二千九百二十円は一月ないし三月の暫定給與であるというようにわれわれは理解するわけでありますが、政府もそういうように解釈しておられるかどうか、この点も御答弁願います。
○川合委員 以下お尋ねする点は、特に私は対組合の関係重大な問題と考えますので、特に関係大臣の責任ある御答弁を煩わしたいと思う次第であります。 先ほど西尾國務大臣は、この法案の中に協定外の事項が加わるということは、政府の責任においてやつたのであるという御明言がありましたので、これをわれわれは了とするわけでありますが、その政府の責任はどこまでも、やはり組合の意向をも取入れて、組合に対する好意あるものとして
○川合委員 すでに本案に対しましては、細部にわたりわれわれ質疑し、それに対し政府当局の答弁があつたのでありますが、あらためて本案の根本的な問題に関しまして、政府の責任ある御答弁を煩わしたい、かように考えるのであります。まず本法案は申すまでもなく二千九百二十円の水準による給料の支拂方法に関することを内容とする法案であるわけであります。ところが本法案を通覽いたしますと、この法案の基礎をなしたところの、政府
○川合委員 本日はこれにてしばらくの間休憩せられんことを望みます。
○川合委員 本法案の第二條に各機關がありますが、この各機關は、この法律が二千九百二十圓のベースを維持する限り效力があるわけでありまして、二千九百二十圓の水準が變更したとたんに、この法律が效力を失うことは、もはや私から申し上げる必要もないと思うのでありますが、ただここで私の特に政府にお尋ねしたい點は、第二條にある地域給審議會というものは、この法律の執行とともにこの機關は解消されるかも知れませんが、これに
○川合委員 次に第十五條の點についてお伺いしますが、要するに内閣總理大臣その他の者が、職務の級及び俸給を決定することができるというわけでありますが、これは各個人について言いますと、たとえば昇給時期に今あるというようなものは、どういうように處置するか、すなわち昇給時期にあるものは、特に考慮を拂つて俸給が決定されるかという點についてお尋ねしたいと思います。
○川合委員 私はこの前の質疑の途中で、いろいろと參考人の參考意見を徴してというようなことで質問を保留しておつたのでありますが、本日はこの内容の點に關しては、大した比重をもつている問題でありませんが、條文の立法技術から考えて、あまり感心しないような條文があるので、この點をひとつ質問したいと思うのであります。それは第十一條に「新給與苦情處理委員會は、會長がこれを招集し、その議事は、會長を除く出席委員の過半數
○川合彰武君 ただいま議題となりました引揚同胞対策に関する決議案の趣旨弁明をいたします。私ども、本院の海外引揚同胞促進に関する委員会の者は、今回のソ連よりの同胞の引揚が再開されるに際しまして、期せずして引揚同胞対策に関する決議案をつくろうではないかというような意見がまとまりまして、今回、委員長である河野金昇君ほか委員一同の名前をもちまして、ここに本議案を提出した次第であります。 まず最初に、わたしは
○川合委員 ただいま私が提案いたしました引揚同胞対策に関する経議案中の、第二項をぜひとも実現に移すように当委員会において取計らうことが適当であると思うのであります。つきましてはその税金の免除に関する特別な立法をするというようにひとつこの委員会で委員長からその人たちを人選されまして、議員提出として徴税免除の案をぜひ立法化したいと私は考えるのでありまして、皆樣にお諮り願いたいと思います。
○川合委員 先般本委員会において一應議決されました引揚同胞対策に関する決議案の件でありますが、本件に関しては関係当局の了解を得るように手続を進めてまいつたようでありますが、この結果関係当局の了解が得せれましたので、來る二十六日開催豫定の本会議に上程したいというように私は考えておりますが、參議院においても同樣のことが二十六日の本会議において提案されるそうであります。これに関連してこの決議の内容中一、二
○川合委員 最近におけるところのかかるいろいろな立法にあたつて、委員会というような名称のもとに、行政官廳であるか、今言つたような諮問機関であるか、非常にまぎらわしい点があるのでありますが、これは本問題のそとにありますのでしばらくおきまして、新給與苦情処理委員会は、明らかに私は行政官廳であると今政府の言われたことをよく了承いたします。 次にお尋ねしたい点は、特にこれは大藏大臣にお伺いしたいのでありますが
○川合委員 本法案が事前に組合側の完全な了解を得たと、今、今井給與局長からお話があつたが、大藏大臣の説明ではおおむね了解を得たというような御説明であつたので、その点を懸念して質疑したわけですが、給與局長が完全な了解を得たという点は、われわれとして非常に喜ばしく思います。なおこれらの問題に対しましては、午後の機会に全官公の労組の方々の意見をいろいろ聽くことになつておりますが、私はその前に二、三内容について
○川合委員 ただいまの大藏大臣の説明によりまするならば、本法案は臨時給與委員会の答申に基いてなされたものという御説明があつたわけでありますが、われわれは臨時給與委員会の構成について、当時いろいろな委員の選定や何かで、かれこれと論議があつたということを聞いておるのであります。從つてこの案は全官公労組が全面的にこれを承認というか、内諾をしたものであるかという点を、まずお伺いしたいと思います。
○川合委員長代理 異議なして認めます。よつて河野金昇君が委員長に御当選になりました。委員長に席を讓ります。 〔拍手〕 〔河野金昇君委員長席に着く〕
○川合委員長代理 これより会議を開きます。 本日は、去る四月十六日天野久君が、建設政務次官就任に伴い委員長を辞任されましたので、その補欠選挙を行いたいと思います。
○川合委員 新生が値ごろとしては三十円であるが、早く賣るために二十円にしたというような話であります。たしかに四十円では高いと思うのでありますけれども、現在市中に出ているやみタバコの十五円、二十円に比べるならば、明らかに安過ぎるという感が深いのであります。しかしながらわれわれは政府が四十円が高過ぎて、福引券をもつて奬励したところが賣れないというので、その欠点を改めて、今回二十円の半額に下げるという英断
○川合委員 この機会にお尋ねしておきたいのは、第一回國会当時に、專賣局の工場の復旧状態についてお話があつたのでありますが、その復旧状態は計画通り進捗しておるかどうか。それは現在の配給タバコの量がきわめて少い。そのために勤労階級はやみタバコを買うというような問題に、非常に影響があるのでありますから、專賣局の工場のその後の復旧の進捗状態と関連して、今後におけるタバコの需給見透し、さらに配給タバコの量について