2014-11-12 第187回国会 参議院 憲法審査会 第3号
○小西洋之君 二度目の発言をありがとうございます。 私は、先ほど党の見解表明の中で申し上げました、参議院の良識の府としてのこの憲法問題への当たり方、すなわち国民への憲法保障とあと内閣監督機能、それについてもう一つの実践例について御紹介をさせていただきたいと思います。 それは、一九五四年、我らが参議院の本会議で全会一致で議決されました本会議決議でございます。「自衛隊の海外出動を為さざることに関する
○小西洋之君 二度目の発言をありがとうございます。 私は、先ほど党の見解表明の中で申し上げました、参議院の良識の府としてのこの憲法問題への当たり方、すなわち国民への憲法保障とあと内閣監督機能、それについてもう一つの実践例について御紹介をさせていただきたいと思います。 それは、一九五四年、我らが参議院の本会議で全会一致で議決されました本会議決議でございます。「自衛隊の海外出動を為さざることに関する
○小西洋之君 民主党の小西洋之でございます。 憲法と参議院という命題に対し、まず踏まえるべきは、日本国憲法においては、参議院議員も衆議院議員と同じく、憲法の目的価値である第十三条の個人の尊厳の尊重を主柱とする国民の自由と権利について、公共の福祉の調整原理の下に最大の尊重をもってその実現確保に取り組む唯一の立法機関の構成員であるという点で何ら変わるものではないということであります。すなわち、参議院議員
○小西洋之君 その替わる前の方はいかがでございましょう。
○小西洋之君 衆議院の質疑で江渡大臣は、この任意団体に約百数十の会社が加盟していて、その中には大臣の支援企業がいらっしゃるということですけれども、ちなみにこの会長が、その任意団体の会長、一番偉い方が平成二十三年に替わられたので、この寄附の間で少なくとも二名いらっしゃると思うんですけれども、そのお二人は大臣の支援者である、あるいはそのお二人の方が経営されている会社は大臣の支援企業であるというふうに御認識
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 本日、日豪のEPAの条約の審議でございまして、私、かつて霞が関の総務省、経産省で働いていたときにも、直接ではございませんけれども、広くこの議論に関わったことがございまして、ひときわ感慨深いものがございます。ただ、その議論の前提であることを幾つか確認させていただかなければいけません。 まず、全ての国民にとって政治に対する信頼の基盤であります政治
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。各委員の先生方が札を今一巡されたと認識いたしましたので、札を上げさせていただきました。 私の方からは、先ほど発言させていただきました本審査会の附帯決議の内容について、いま一度申し述べさせていただきます。 附帯決議の第六項でございますが、福島みずほ委員がおっしゃられましたように、政府が憲法解釈を変更する際には、その事前に、前です、事前に国会で十分
○小西洋之君 民主党の小西洋之でございます。 我が党は、二〇一三年二月の新綱領において、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の基本精神を具現化する、自由と民主主義に立脚した真の立憲主義を確立する等を規定し、こうした考え方の下、二〇〇五年にまとめた憲法提言について議論を深めるなどしてまいりました。 一方で、立憲主義と憲法の三大基本原理の趣旨を踏まえ、本審査会の在り方を考えるときに、我々立法府が議院内閣制
○小西洋之君 私は、今年の受賞過程ではなくて来年以降の未来のことを伺ったんですけれども、積極的平和主義を掲げる安倍内閣、外務省を率いられる外務大臣でございますので、我が外務省がノーベル平和賞を取ると、それぐらいの意気込みで是非頑張っていただきたいというふうに思います。残念ながらお答えいただけなかったというふうに理解をさせていただきます。 七月一日の閣議決定でございますけれども、憲法改正でしかできないはずのことを
○小西洋之君 また、今、江渡大臣の政治資金の問題、また先ほど副大臣の方が委員長の議事整理権に抵触するような行為をなさったというふうに私は理解をしておりますけれども、外交防衛委員会、それぞれ真剣な思いでこの議論に臨ませていただいているものと存じます。 私も、この度、今回の質疑で、七月一日に強行されました集団的自衛権の行使を容認する閣議決定、この本質に迫らせていただきたいと思っておりますけれども、私も
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。外交防衛委員会の質疑は初めてでございますので、委員長また両大臣、また副大臣、政務官の皆様、どうぞ、また先輩同僚委員の皆様、よろしくお願い申し上げます。 初めての発言で誠に残念なんですけれども、私も、委員長、一言だけ。九月二十七日の御嶽山の噴火で亡くなられた方に心よりの御冥福をお祈りするとともに、事実無根の書き込みをなさってしまわれたこと、中立公正
○幹事(小西洋之君) 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。 これより会長の補欠選任を行います。 つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○幹事(小西洋之君) ただいまから憲法審査会を開会いたします。 小坂会長から会長辞任の申出がございましたので、私が暫時会長の職務を行います。 会長の辞任の件についてお諮りいたします。 小坂会長から、文書をもって、都合により会長を辞任したい旨の申出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小西洋之君 田村大臣は内閣を構成される大臣でございますので、発言を控えられてはいけなくて、むしろ内閣法に違反していない、憲法に違反していないと堂々と国会で述べていただかなければいけないんですけれども、代わりに私から説明させていただきますけれども、まさに解釈改憲です。集団的自衛権行使の解釈改憲です。 国民主権の理念にのっとり、国家が戦争を起こす、国民の生死に関わる事柄です、国家が戦争を起こすということを
○小西洋之君 報道ベースではございますけれども、伊吹議長がおっしゃっているのは、加藤官房副長官が、この記事にも書いていますけれども、衆議院の議運でおわびをなさった、それでは足りないと、憲法の六十六条三項の本来の趣旨、内閣の国会への連帯責任の趣旨に鑑みれば、本来は内閣総理大臣あるいは官房長官がしっかりとおわびをすべき、そういう事柄ではないのかということをおっしゃっていたんですけれども、今のような御答弁
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私の方から、臨床研究をめぐる様々な問題が続いておりますけれども、そうした課題とその解決の方向性の在り方、またその前提として、これ、広くコンプライアンスに関する問題だと思いますけれども、厚労省含めて我が国全体のコンプライアンスについての問題について取り上げさせていただきます。 ちょっと初めに、田村大臣の方に順番を変更して伺わせていただきますけれども
○小西洋之君 ありがとうございました。 平成二十四年度に新しく厚労省で出されたがん対策基本計画の体系ですね、都道府県計画を作るに当たってのガイドライン、課長通知なんですが、こういうことが書いてあるんですね。基本計画に基づくがん対策の進捗状況について計画期間全体における政策循環、つまりPDCAです、五年間の計画期間全体における政策循環を確保するため三年を目途に中間評価を行う。今のその取組は、健康局長
○小西洋之君 ありがとうございました。 今局長が御答弁をいただきました、その厚労省で置かれましたPDCAサイクルを通じた医療計画の実効性の向上のための研究会、その研究会に出された各都道府県の今の医療計画の策定状況、配付資料に配らせていただいている一枚目の紙でございます。ちょっとこれを御覧いただきたいんですけれども、左の図はがんでございます、少し上の方に小さな字で書いていますが、その都道府県の中でがんで
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私の方から、この医療・介護総合確保の法案につきまして、この法律でございますけれども、前回の厚生労働委員会の場で少し申し上げさせていただきました。平成十九年の医療制度改革からちょうど五年たった二十四年のときに消費税の法案などをやりまして、そこで社会保障と税の一体改革の端緒が切られたわけでございますけれども、平成十九年の医療制度改革からちょうど五年
○小西洋之君 ありがとうございます。 最後、永松参考人と石橋参考人と、あと勝田参考人、それぞれお伺いさせていただきたいんですけれども、今、政府の方ではこの度の制度改正に伴って、今現状五%から六%で伸びている保険の費用というものを、後期高齢者数の伸びである、年三%から四%に、全体の要は振り分ける費用を縮減するというふうな前提になっているというふうに理解しております。 これは、すなわち、新しい制度の
○小西洋之君 ありがとうございました。 永松参考人に重ねて伺いたいんですけれども、先ほども伺いましたように、まだ二十七の市町村しか利用できていないということですけれども、要するに、全国的にこれは実現可能なことなのかどうかについてお願いいたします。
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 参考人の皆様、貴重な御意見をありがとうございました。私の方から、勝田参考人の方からいただきました問題意識などを中心に、予防給付のこの度の制度改革の実現可能性といった観点についていろいろと御意見をいただきたいと思います。 まず初め、永松参考人と、あと石橋参考人に伺わせていただきます。 まず、永松参考人、まさに市長、あと保険者として、今度こういう
○小西洋之君 済みません、ちょっと一番大事なところですので重ねて伺いますけれども、第十一条の八項ですね、教育長が子供の教育を受ける権利の保障に万全を期すと、そういうことをあえてまた明文で入れておりますけれども、もちろん、日本国憲法あるいは教育基本法からある教育の一番の目的そのものでございますけれども、子供たちの教育の受ける権利というものを十全に保障していく、全ての教育に関する法制度はそのためにあるんだというふうに
○小西洋之君 済みません、ちょっと少し明確にいただけなかったかもしれないので、重ねて伺いますけれども、民意の反映というふうに趣旨を述べられておりますが、改正の趣旨を。その民意というのは第一条の四の第二号でございますけれども、まさに子供の命、身体に被害が生じる、あるいはそのおそれ、今いじめに限った御議論を申し上げさせていただいておりますけれども、そうした当事者の思いが、残念ながらまずはいじめによって死
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。本日は質疑の機会をいただきまして、誠にありがとうございます。 昨年の通常国会、六月の二十日でございますが、やはりこの委員会にお邪魔をさせていただきまして、議員立法によりますいじめ防止対策推進法の質疑をさせていただきました。この法律でございますけれども、民主党の中では那谷屋先生、また斎藤先生、また与野党協議の中では柴田先生、この委員会のメンバーでは
○小西洋之君 ありがとうございました。 自然権思想に反するものではないというふうにおっしゃっておりましたけれども、自民党の憲法草案の解説書を見てみますと、天賦人権説を採用しないというふうなことも書かれておりまして、確かに、おっしゃるように、町の美観など個人の人権の調整になかなか論理的に還元し切れないものはあります。 ただ、それはあくまでもごくごくもう例外でございます。憲法学者であっても数個しか見付
○小西洋之君 ありがとうございました。立法政策上の観点からは当然望ましいことであるけれども、憲法上の問題はないという御答弁をいただきました。 今、皆様のお手元に、国民投票権年齢と選挙権年齢に差異を設ける制度が憲法問題を有することについてという私の名前のメモを配らせていただいております。たくさんの文字で申し訳ございませんが、一般に、この二つの年齢のずれについて、それが憲法上問題であるかどうかを議論するに
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。質疑の機会を与えていただきまして、誠にありがとうございます。 私の方からは、国民投票法改正の法案の内容と、また、その背景にあります我々国会議員が踏まえなければいけない立憲主義との観点について御質問をさせていただきます。 まず冒頭、恐縮でございますが、私なりに憲法について考えるところを申し上げさせていただきます。 この度の国民投票法の改正でございますけれども
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私は、会派を代表して、議題となりました二法案について、これらの適正執行の前提となる安倍内閣の法の支配等に係る資質の観点も含め質問をいたします。 本法案は、平成二十年の福田内閣による法案、そして事業仕分の観点等による抜本的な見直しを講じた民主党野田内閣による、通称平成二十四年法案のそれぞれが衆院解散により廃案となり、その後、第二次安倍内閣での
○小西洋之君 済みません、私の質問は、繰り返しますと、重症化という条件ですね、重症化しか対象とならないのであれば、それは制度の本来趣旨からしておかしいのではないかと思うんですけれども、そこはどうでしょうか。
○小西洋之君 ありがとうございました。 現状の研究の実績等々を踏まえて厚労省としてはできるだけ早く患者さんの皆さんに助成をお届けすると、そういう考えだというふうに理解をさせていただきました。 佐藤局長、ちょっと時間が余りありませんので、私もぽんぽん伺いますので、今の三倍ぐらいでも十分だと思いますので、お願いいたします。 じゃ、次に参らせていただきます。 その指定される難病なんでございますけれども
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私からは、難病、また小児慢性特定疾患、そしてその両方にまたがる問題について質疑をさせていただきます。これまで衆参の質疑、また参考人の方々の意見陳述も踏まえて多くの論点が議論されておりますけれども、なるべく重ならないようにいろいろと頑張らさせていただきたいと思います。 一点、私事でございますが、先ほど来から、民主党の議員あるいは与党の先生方もおっしゃっておりますように
○小西洋之君 ありがとうございました。 今のいろんな関係者の連携について伺わせていただきます。 先ほど鈴木参考人のいただいた資料の二ページに、地域支援事業の中に児童地域支援協議会の運営事業ということで国庫二分の一の補助という事業がございますけれども、実は私の確認している限り、新しい法律の中にこういう協議会の条文、明文規定はございません。難病の方には三十二条に難病対策地域協議会というものがあるわけでございますけれども
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 参考人の皆様は、本日、貴重な御意見を誠にありがとうございました。私の方から皆様に伺わせていただきます。 初め、福島参考人に伺わせていただきます。 今、福島参考人、また五十嵐参考人の方から、小児がん、あるいは先天性心疾患といったトランジションの問題について伺いましたけれども、当事者としてより切実に、こういうところで本当にその谷間というものは
○小西洋之君 今のお答えの前半で、我が日本国憲法が国民主権を採用した理由はまさに平和を実現、確保するためである、二度と戦争の惨禍を政府、この政府というのは、今御紹介いただいた五十一年のその内閣法制局長官の答弁によりましたら、いわゆる行政府ではなくて、立法、司法全てを含んだ国家機関だという意味だというふうにされておりますけれども、そのかかる原理ですけれども、かかる原理というのは、単なる国民主権や民主制
○小西洋之君 ありがとうございました。 会計検査院は憲法上の独立の機関でございますので、もし行政府が憲法違反の支出をする場合は、その固有の憲法解釈により断固として国民のために検査をしていただきたいと思います。 では、その肝腎の憲法解釈について少し確認をさせていただきます。 内閣法制局に伺います。 今日、配付資料を二つお配りさせていただいておりますけれども、日本国憲法の前文という紙でございます
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 本日の外務、防衛、両省庁の省庁別審査に当たりまして、平成二十三年、二十四年度のその該当年次の両省の取組を踏まえつつ、会計検査の合規性の観点、すなわち憲法適合性の観点を中心に質疑をいたします。 まず、冒頭、会計検査院に伺います。 会計検査院法第二十条三項の合規性の解釈として、法律違反のみならず、憲法違反の行政の支出に対しては会計検査院の検査対象
○小西洋之君 ありがとうございました。 他の医療保険制度に比べてそういう実績あるいはデータの蓄積等々がある健保の方に厚労省もいろんな支援をしながら頑張ってもらって、それをほかの保険者にも広めていくと。 今おっしゃいましたデータヘルス計画の、まずは健診を受けて、かつ保健指導を行い、また病院に行っていただく方、必要のある方には受診勧奨をして重症化の予防をやっていく、非常に重要な取組を、体系立った取組
○小西洋之君 ありがとうございました。 特定健診とそれに基づく保健指導、特定健診自体が約四五%の対象者しか残念ながら受けてもらっていないということと、その中で、保健指導の対象になった人の残念ながら一五%までが最後までたどり着いていないと。ただ、最後までたどり着いていた人たちを分析してみると、科学的な効果があるというような報告が今まとめられて、今後それを様々な、最終的には医療費の適正化を目指していくわけでございますけれども
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 私の方からは、今回の法改正案につきまして、二つの独法が一つになるというものでございますけれども、一つの法人の方にひっついていく方、具体的には国立健康・栄養研究所、この方の役割について、多分、今日この研究所の、独法の質疑をするのは私だけのような気が恐らくするんですけれども、ただ、また今、国会に提出されております医療・介護の総合確保の法律を始め、
○小西洋之君 ありがとうございました。御自身の阪神大震災の経験も踏まえての本当に意義のある答弁をいただいたものと思います。 今、大臣、副大臣に答弁をいただきました被災者の子供たちのいじめの問題でございますけれども、先ほどの図書館の資料によりましたら、あえて申し上げますけれども、福島の子供たちが放射線がうつるというようなことを言われてしまったり、あるいは東京電力の社員のお子さんが、今日も私、今日の質疑
○小西洋之君 大臣、ありがとうございました。子供への心のこもった答弁をいただいたと思います。 副大臣からも、何か御所見がございましたらお願い申し上げます。御所見をお願い申し上げます。
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 本日は、復興また金融、財政の審議でございますけれども、私の方から、全体として復興をテーマといたしまして、復興過程における子供たちのいじめの問題、また復興の財源、大きな財源の当てとなっております郵政の株式の上場の問題、また復興における公共放送の役割と現状の課題について御質問をさせていただきます。 冒頭三十分ほど、麻生大臣、少しお休みになろうかと
○小西洋之君 ありがとうございました。 この「あのころはフリードリヒがいた」というのは、これ、ナチスが台頭した時代に、その状況下にあって、ある裁判官が決然とそのユダヤ人家族を救ったという、半分、ほとんど事実というふうに言われているものらしいですけれども、一番最後の言葉でございます。裁判官が救った後、その救われた子供が恐怖の余り、不安の余り泣き出してしまったということでございます。心配しなくてもいいんだよ
○小西洋之君 今おっしゃられたようなことをいろいろおっしゃっていたんですけれども、この司法権の本来趣旨というものが理解されていないと思います。 一々繰り返しませんけれども、我々国会やあるいは行政が過って国民の自由や権利を侵害したときに、それを守る、わらをもすがる思いで頼る、それが司法権です。そして、最後、唯一それを救うことができるのが司法権です。その重みというものが分かっていらっしゃらない。また、
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 本日は、我が国の司法制度、また、それは最高裁そして司法行政をつかさどっていらっしゃる法務省でございますけれども、それぞれについて、我が国の法の支配の在り方、それを決める司法権の在り方について質疑をさせていただきます。 我が国の司法というのは、国民審査によって信任を受けている十五名の最高裁の判事によって担われているところでございます。そして、
○小西洋之君 今、現場の状況でございますけど、先ほどお示ししましたように、第二十二条の組織は法律や基本方針の求める要件になっていない、また、十三条の基本プログラムについても、防止プログラムについても本来あるべき形になっていないということでございます。全国に国公私立含めて三万九千余りの学校がございますので、もうそこに子供たち一人一人がいて、かけがえのない命、尊厳があるわけでございます。是非、行政通知の
○小西洋之君 大臣、ありがとうございました。 子供たちに一番身近な先生方が入っていただくことが重要、御説明申し上げましたように、法律上の要件でもあり、大臣の基本方針の考え方でもございますので、そうしたことを徹底していただきたいと思います。 先ほどのこの自殺の事件をまとめた表の次のページでございますけれども、実は、各学校で今つくっているいじめ対策委員会をグーグルで検索をさせていただいて上から出てきたものを
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 本日は、平成二十三年、二〇一一年十月に滋賀県大津市で生じました中学二年生の男子生徒のいじめ自死事件を契機に昨年国会で立法されたいじめ防止対策推進法、今日、下村大臣の下で国の基本方針を十月に制定をいただきました、その法制度全体のその取組の状況、国会で立法させていただき、また下村大臣の下でお作りいただいた国の基本方針、その制度の趣旨、内容と現実、
○小西洋之君 ありがとうございました。 まさに平成二十六年度からやっていく科研費、もう採択は決まったということでございますけれども、そのメンバーでいらっしゃる種村教授という方がいらっしゃるんですが、その方の学術研究ですね、民間研究ではなくて学術研究でそういうことも立証されておりますので、是非厚労省も認識を深めていただきたいというふうに考えます。 その失語症の医療のリハビリでございますけれども、いわゆる
○小西洋之君 ありがとうございました。 実は、今全国で失語症の患者さんが何人いらっしゃって、今大臣お答えいただきましたけれども、どういう生活あるいは社会生活の実態にあるのかということについてデータがないわけでございます。 アメリカの例ですけれども、これは今日、資料でお付けさせていただいています患者会の皆様が中心になって作られました失語症の人の生活のしづらさに関する調査の中などでも述べられておりますけれども
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 本日は、失語症という疾患をめぐる医療、介護、福祉、年金、あるいはその就労問題、あるいはその失語症の方々の社会における理解の普及などについて横断的に論点を取り上げさせていただきます。 失語症でございますが、厚労省は咽頭の切除やあるいは舌の切除といったようなものについても失語症に含めてお考えでいるようでございますけれども、本日私が取り上げさせていただく
○小西洋之君 まず、申し上げさせていただきますけれども、私は総務大臣を通告しておりません。そして、総務大臣、放送法の解釈を述べていただきましたけれども、私は、かつて麻生総務大臣の下で放送法の担当、NHK、公共放送の担当をやっていた課長補佐でございます。放送法の専門家でございます。(発言する者あり)
○小西洋之君 総理、答弁が非常に長くございます。本日は、民主党随一の法律また政策の専門家の小川先生とともに質疑に臨ませていただいています。時間は六十分ありますので、もう逃げることはできませんので、闘う政治家として答弁をお願いいたします。 今の安倍総理の答弁ですけれども、国民の皆様、テレビで御覧の国民の皆様に対して一つの大きなごまかしがございます。適切に選任されたと認識していると言っておりますけれども
○小西洋之君 民主党・新緑風会の小西洋之でございます。 昨日の東日本大震災の三周年の追悼記念日、私も先ほど復興の特別委員会で黙祷をささげさせていただきました。 本日の質疑におきましては、今NHKが迎えている戦後最大の危機、安倍総理が昨年の冬に行ったNHK経営委員の人事、それに端を発するNHKの国民・視聴者の皆様からの信頼の喪失、そうした最大の危機、そしてそれをNHKが担う復興への取組、その再生、