1970-10-09 第63回国会 衆議院 農林水産委員会 第34号
○小平(忠)委員 台湾政府は自由化を望んでおるんでしょう。台湾政府は自由化を望んでいるのに、いまのあなたのお話だと、中華民国政府が自由化にした場合にどういう体制で出てくるか、そんなこと、いま日本のバナナの現実輸入の実態あるいは流通機構の実態からいって、これは全然本末転倒な話だと私は思うのですね。だから、いま台湾政府は自由化を望んでいるというその発言と前段の発言と食い違っている。この点は、バナナなどの
○小平(忠)委員 台湾政府は自由化を望んでおるんでしょう。台湾政府は自由化を望んでいるのに、いまのあなたのお話だと、中華民国政府が自由化にした場合にどういう体制で出てくるか、そんなこと、いま日本のバナナの現実輸入の実態あるいは流通機構の実態からいって、これは全然本末転倒な話だと私は思うのですね。だから、いま台湾政府は自由化を望んでいるというその発言と前段の発言と食い違っている。この点は、バナナなどの
○小平(忠)委員 台湾政府は、一体そのバナナの輸出にあたって、現在通産省がとっておる注意事項による割り当て制度を望んでおるのですか、それとも自由化を望んでおるのですか。どちらなんですか。
○小平(忠)委員 私は、前々回の委員会でバナナを中心とする生鮮食料品の輸入並びに流通機構について、通産、農林両当局の意向をただしたのでありますが、時間も十分になかった関係で、本日は特にこのバナナの輸入行政について通産大臣、担当局長の出席を求めておるのでありますが、ただいま担当の楠岡次長しか見えておりません、まことに残念です。しかし、最近のバナナの輸入をめぐる業界の現状はきわめて深刻でありまして、私は
○小平(忠)委員 それでは答弁になりません。実は農林大臣、このバナナの輸入並びに最近の販売行政というものは紊乱のきわみです。したがいまして、私は本日の件については、農林、通産両大臣、それから両省の主管局長に内容も明示してあります。農林大臣は、どこまでこのバナナの輸入並びに販売行政がなっているかということを把握していらっしゃるか。最近の台湾バナナの輸入行政と、それから一般市販の現状というものは、このままに
○小平(忠)委員 これは非常に重要な問題でありますから、農林省だけでなく、通産省両者にまたがる問題で、具体的な問題は通産省関係は通産大臣、また通商局長にもお伺いしたいと思いますが、そこで私は具体的な問題としまして、バナナの輸入並びに流通販売行政について、特にこれは通産省にウエートが多くかかる問題でありますけれども、しかし農林省所管の事項でもありますので、特にこれは具体的にお伺いしたいと思うのであります
○小平(忠)委員 私は生鮮食料品、特にバナナを中心としまして、その輸入並びに販売行政について政府の所見をただしたいと思うのでありますが、本日は通産大臣の出席を求めておりますが、通産大臣は所用のためにお見えになれないそうであります。そこで農林大臣に、時間が制限されておりますので、要点をかいつまんでお伺いいたしたいと思うのであります。この生鮮食料品でありますが、特に農産物の輸入行政と国内流通行政で率直に
○小平(忠)委員 やはり大臣は需給事情ということを非常に頭に置かれて、またそれに非常に縛られておる。しからば私は角度を変えて、少しくこの需給関係について実態を明らかにしてみたいと思うのです。 現在特に米が過剰である。過剰であるということは、実際に需要、供給全体の面からいって、主食である米、麦の生産量と需要量からいうならば、米そのものは過剰であるけれども、結局麦というものが大きなウエートをなしておる
○小平(忠)委員 それで重ねて申し上げますが、短時間でございますから私も端的に質問を申し上げますので、大臣もなるべく簡潔に要点をお答えいただきたいと思うのであります。 政府がただいま審議中の米価審議会に諮問されました主文、これによりますと、「昭和四十五年産の米穀の政府買入価格については、生産費および所得補償方式を基本とし米穀の需給事情を考慮して決定することにつき、米価審議会の意見を求める。」とあるのであります
○小平(忠)委員 本日は本委員会が持たれて、きわめて重大な米価問題を中心に農林大臣からいろいろ伺っておるのでありますが、すでに社会党、公明党の野党議員から適切なる質問戦が展開されまして、具体的な内容に実は入っております。私は、限られた短時間でございますから、農林大臣に端的に所見を承りまして、本年度の米価が生産農民あるいは消費者が納得がいく適正価格できめられるようにこいねがっておるのでありますが、大臣
○小平(忠)委員 私は、民社党を代表して、ただいま議題となりました沖繩・北方対策庁設置法案に対しまして、賛成の討論を行なおうとするものであります。 御承知のとおり、沖繩県民は、太平洋戦争において、祖国防衛のとりでとなって、多大な犠牲を払ったのみならず、その後二十五年間にわたってアメリカの異民族支配のもとに放置され、日本国民として当然享受すべき日本国憲法の適用も受けず、軍事優先の政策のもとで、渡航の
○小平(忠)委員 これは昨年、一昨年、一年も二年も前のことならいざ知らず、政府が四十五年度予算を編成し、政府案決定の時点において、その直後に国会に上程されて、この委員会に本件についても提案され、大臣並びに政府委員からの説明で、この生産調整の百万トンの中身は、休耕というのはこれは第二義的であって、作付転換に重点を置いているんです。大体このことも予定どおり農業団体も市町村も協力してくれるので予定どおりいくと
○小平(忠)委員 いまの大臣のお話ですと、十一万八千ヘクタールの転用農地のことについては、大体予定のとおりいくのではないかというお話でありますが、生産調整の具体的な方法として、これは農林省が所管して行なっておりまする、すなわち作付転換、休耕、このような内容につきましては、昨日角屋君の質問に対しましても御答弁があったようですが、これは大臣、当初予定された方向とはだいぶ変わった方向にいっておるのではないでしょうか
○小平(忠)委員 農地法並びに農協法の一部改正に関しましては、相当長期にわたる審議を重ねまして、前国会においては、附帯決議を付して政府案が一応本院においては多数をもって通過をしたというようないきさつでありますが、しかし参議院において不幸にして審議未了になっておるのであります。その後新たに米の生産調整という問題が出てまいりまして、このことが農地法並びに農協法の一部改正にも重要な影響を及ぼすような結果となりまして
○小平(忠)委員 具体的に若干お伺いいたしますが、しからば、現在わが国の畜産物の生産量に対して、いわゆる需要量、消費量、この関係を今後どのような需給の関係を保っていきたいと大臣はお考えですか。
○小平(忠)委員 時間がございません。大体二十分見当ということでありますから、端的に農林大臣にお伺いをいたしますので、簡明にひとつお答えいただきたいと思います。 第一にお伺いいたしたいのは、農林大臣は、日本の畜産についてどのようにそのあり方を位置づけをお考えであるか、まずお伺いいたしたいと思います。
○小平(忠)委員 具体的にお伺いしたいと思います。時間が限られておりますので、なるべく簡潔にお答えを願いたいと思います。 しからば、大臣は、わが国の食糧の需要、供給の状況をどのように把握されておられるか。なかんずく、食糧といいましても主食である米麦の需給状況についてどのようにつかんでおられるのか、どのように考えておられるのか、お伺いいたします。
○小平(忠)委員 私は、本委員会におきまして倉石農林大臣の所信表明に対して若干の質問をいたしたいと思うのであります。 まず農林大臣に、わが国農業の位置づけということについてお伺いをいたしたいのであります。今日の日本農業の置かれている現状からして、最近の政府の農政の現状は、端的に申し上げて場当たり農政、その日暮らし農政、こうきめつけても過言でないと思うぐらい目先まつ暗であります。その最たるものがまず
○小平忠君 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま提出されました石井議長不信任案に賛成の意見を表明するものであります。(拍手) 今第六十一通常国会は、開会以来、すでに十一回にのぼる強行採決が行なわれております。与党自民党による強行採決、議長あっせんというこの悪習慣は、わが国の議会政治確立のためにも、お互いにぜひ改めねばならない事柄であります。 議会制民主主義は、もちろん多数決の原理の上に立っておりますが
○小平(忠)委員 そうでしょう。今日の米の管理は、食管法によって政府、国が管理している。この諮問の説明にも明確になされているように、「米の需給は大幅な緩和を示しており、当面平年作を前提としても生産が需要を百万トン以上上回る状況にありますが、これを政府管理米についてみると、需給の大幅な緩和により過剰在庫は著しく増大し、」そしてその結果、「主食用配給量の約十カ月分に相当する約五百六十万玄米トンにも達すると
○小平(忠)委員 神田委員の質問に関連しまして、若干質問したいと思うのであります。 ただいまの大臣の答弁を聞いておりますと、一体食管法を守るのか守らぬのか。政府みずからがこの食管法を守らない、違反をするという重大な責任をおかしておる、私はこう思うのであります。先刻も稲富委員の関連で明らかになったように、この諮問の主文にわざわざ「米穀の需給事情を考慮して」と入れたことは、いかに弁明されようとも、それは
○小平忠君 私は、民社党を代表いたしまして、政府提案の昭和四十四年度予算関係三案に対しまして、反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手) なお、社会党提案の組み替え動議に対しましても、遺憾ながら反対せざるを得ないのであります。 わが党は、本日の予算委員会の採決に際し明らかにしたとおり、次のような骨子の組み替え動議を提出したのであります。すなわち、昭和四十年代の主要な課題を、福祉、教育国家
○小平(忠)委員 それでは総理に次にお伺いいたしますが、総理の訪米の時期と返還交渉の具体的なスケジュールであります。 アメリカにおきましてはニクソン政権の誕生、そしてベトナム戦争の転換などの推移からいたしまして、日米間に沖繩返還のための交渉の時期が到来してきていると思うのであります。総理御自身も十一月八日の記者会見で、三選後適当な時期に訪米して返還のめどをつけたいと述べております。具体的にはいつごろ
○小平(忠)委員 私は、民社党を代表いたしまして、当面する内政外交の重要課題について、わが党の主張を織り込みながら、佐藤総理大臣並びに関係閣僚に、その見解と行なわんとする施策について若干お尋ねしたいと存ずるのであります。時間の制約もありますので、何とぞ簡明率直にお答えいただきたいと存ずる次第であります。 まず第一に、沖繩問題からお伺いいたしたいと思います。 総理大臣は、去る十一月十日実施の主席選挙並
○小平(忠)委員 一つだけです。東北線がまだ開通していない。函館は、連絡船の棧橋が非常にものすごくいたんでおる。こういう鉄道の被害について、従来の災害復旧の取り扱いから見て、これをどうなさるか。すなわち、政府が一般会計の中で災害復旧費として別に計上したものによってこの国鉄の災害復旧をなすのか、いやこれは国鉄予算の中でやりくりをしてこの災害復旧をするという見解なのか。国鉄はただいま御承知のように独算制
○小平(忠)委員 それを信頼して、われわれは、今回の災害復旧に対して政府が万遺憾なきを期していただきたいと思います。 もう一つ、今度の災害の特異性は、全体の被害の中でやはり国鉄被害が非常に大きいと思います……。
○小平(忠)君 このたびの十勝沖地震によりましてとうとい人命を失い、かつまた甚大な被害を受けられた被災地の方々に対し、私は党を代表して心からなる弔意とお見舞いを申し上げる次第であります。 今回のこの地震に対しまして政府のとられた処置も、直ちに対策本部を設置せられ、田中総務長官みずからが本部長となられて、また現地には東北班として八木総務副長官を、また北海道班には川野政務次官を派遣せられて、直ちに現地
○小平(忠)委員 いま総理は、私が伺わないことまで御丁寧に触れられたのでありますが、それは、アメリカ大統領の選挙が本年秋に控えておる。これは選挙でありますから、その結果ははかり知れないものがあるけれども、しかし、アメリカの大統領がかわっても、また日本の総理大臣がかわっても、すなわち、昨年の日本とアメリカのこの首脳会談の共同声明、共同コミュニケは変わらないということを前提として、少なくとも返還のめどをつけるというような
○小平(忠)委員 わかりました。両三年内に返還のめどをつけるということであるならば、具体的に外交折衝、これらが日程にのぼらなければならないと思うのでありますが、沖繩返還のめどをつけるため、どのようなレベルでこの外交折衝をなさるのか、すなわち、昨年のようにアメリカの大統領と総理との首脳会談によってめどをつけるのか、あるいは外務大臣レベルにおいてめどをつけるのか、この点は総理いかようにお考えでしょうか。
○小平(忠)委員 私は、まず第一に、沖繩問題について質問をいたしたいと思います。 総理は、昨年の十一月、アメリカのジョンソン大統領との首脳会談におきまして、懸案の沖繩、小笠原問題の解決に努力せられ、その御努力については敬意を表する次第であります。しかしながら、アジアの情勢は日一日と緊迫の度を加え、なかんずく、いまなお未解決にあります沖繩問題は、基地その他をめぐりいよいよ重大な段階になってまいりました
○小平(忠)委員 私は、民社党を代表し、ただいま提案されております昭和四十二年度一般会計補正予算案、特別会計補正予算案、政府関係機関補正予算案の三案に対し、一括して反対するものであります。 現下の日本経済を取り巻く環境は、内外ともにまことに多事多難であります。景気過熱による金融引き締めの措置、依然として高騰する消費者物価、顕在化した財政硬直化問題、さらにはイギリスのポンド切り下げ、世界的高金利時代
○小平(忠)委員 最初に、ベトナム和平について総理大臣からお伺いいたしたいと思うのであります。 和平問題の中身について総理にお伺いする前に、現在、ベトナムを中心とする両陣営の戦力並びに配備の現状について、担当が外務省あるいは防衛庁、場合によりましては政府委員でもけっこうでありますから、両陣営のベトナムを中心とする極東の配備状況についてお伺いいたしたいと思うのであります。
○小平(忠)委員 私は、民主社会党を代表し、ただいま議題となっております昭和四十二年度暫定予算三案に対し反対の討論を行なわんとするものであります。 言うまでもなく、今回の暫定予算の措置は総選挙による政治的空白と、これに基づく予算審議の遅延によって当然とらなければならなかった措置であることは明らかであります。したがって、今回の暫定措置それ自体に対し、わが党はこれに異議を唱え反対をしようとするものではございません
○小平(忠)委員 本委員会が、一昨日の公明党の矢野絢也君の質問の内容に端を発しまして混乱をし、さらに昨日、本日と二日間にわたって理事会が混乱をして、重要なる予算案、国政の審議に停滞を来たしておりますことは、まことに遺憾なことであります。 私は、矢野委員の発言の内容につきまして、特に自由民主党の国会対策費の使途が、あたかも野党と法案成立をめぐって、なれ合いあるいは不純なる金銭の授受がされたかのごとき
○小平(忠)委員 これはやはりきわめて重要な問題で、中央防災会議においてもこれは非常に重要な点です。先ほど来芳賀君の質問で、中央防災会議の事務局長というのじゃなくて、総理府総務長官にかわる副長官としての総理府の見解を承りたい。
○小平(忠)委員 きわめて認識不足であります。これはひとり冷災害等農業災害だけでなく、集中豪雨その他定期台風による農業災害についても、その他一般公共災害についても、この天災融資法の現行の金利並びに償還期限については、過ぐる四十年度におきましても与野党が一致して一部修正はされたけれども、不十分であるということから、すみやかにひとつ改定をしようというのが、国会における論議を通じて与野党一致した意見であります
○小平(忠)委員 本年度の北海道における冷災害の現状はまことに深刻であります。特に昭和三十九年から三年連続の被害だけに、被害を受けた北海道の農家にとりましては、この災害対策について政府のあたたかい手が一日も早く差し伸べられることを待ちあぐんでおるのであります。本日の災害対策委員会で、特に今朝の理事会において、三時から北海道の冷災害について政府の所信をただすことに相なったので、私もさっそく理事会の決定
○小平(忠)委員 ありがとうございました。 時間がありませんからこの辺で参考人の両先生に対する質問を終わりたいと思いますが、先刻の御意見の開陳なりあるいは同僚議員の質問などを通じて明らかになったように、世界の宇宙開発について、人間衛星一つ取り上げてみても、なかなかたいへんなことであります。しかし、これは人間を打ち上げて宇宙の軌道に乗せて回せるとかいう問題だけでなく、やはりこの宇宙開発という面においては
○小平(忠)委員 ありがとうございました。そこで、ただいまの実験が、実験衛星として四十五年度目標に完成されるというのでありますが、その後にやはりこれを実用衛星として、人工衛星を、さらに人間衛星といいますか、人間を乗せて軌道に乗せるというようなところまで進めるために、ただいまの東大の先生方が研究されておる段階においては、こういった面は、実用面は役所がかわるのでございましょうが、しかし、いま研究されておる
○小平(忠)委員 時間の都合もありますので、簡単に高木、糸川両参考人並びに大蔵大臣に、二、三点お伺いしたいと思うのであります。 宇宙開発につきましては、世界各国が近代科学の粋を尽くしまして、その優位を競っておりまする今日、わが国におきましても、東大が中心になりまして、特に高木所長や糸川教授のなみなみならぬお骨折りによりまして、非常に画期的な実験、研究の成果をあげておられることについて、敬意を表する
○小平(忠)小委員 私は率直に申し上げますが、これは青写真であるし、誘致のために一番いいのだ、これはわかりますけれども、しかし、それでさえも私の判断では幼稚だと思うのです。現に、大倉のシャンツェ一つ見ましても、収容人員四万でございましょう。別に観覧席云々じゃございませんが、せっかくつくるなら、オスロのホルメンコーレンの場合は十万人、これでは問題にならないわけですね。何もノルウェーあたりに負ける必要もないし
○小平(忠)小委員 どうもいろいろありがとうございました。突然申し上げたので、さらにもっと具体的な選手強化の方策もあろうかと思うのですが、ともあれ、ウインタースポーツが国際水準から見ると日本は非常におくれておるというようなことから、やはり相当本腰を入れないと、六年後といいますけれどもその成果は期待できない、このように考えるので、さらにこの選手強化について、こういう方法がいいとか、アイデアがありましたら
○小平(忠)小委員 一九七二年の冬季オリンピック大会を札幌に誘致いたしましたことについては、両連盟ともたいへん御努力されまして、感謝いたしておるところでございます。きょうは、両連盟から御専門の両参考人においでいただきまして、いろいろ貴重なお話を承ったのであります。 私は、施設につきましては、やりようによって国際的にも恥ずかしくないものに持っていけると思うのですが、問題は選手強化にあると思うのです。