1949-04-20 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第14号
○小平(忠)委員 私は本案に対しまして絶対反対をするものであります。その理由は反対の委員の諸君からすでに私の言わんとする点をすべて発言がありましたので、私の反対理由の発言は省畧いたしますが、ただ重要な点を二、三指摘いたしてみたいと思うのであります。 第一点は、反対理由としての最も重要な点は、本案を政府が提案されたその趣旨は、日本が経済の自立態勢を確立して、さらにドツジ・ラインによるところの経済九原則
○小平(忠)委員 私は本案に対しまして絶対反対をするものであります。その理由は反対の委員の諸君からすでに私の言わんとする点をすべて発言がありましたので、私の反対理由の発言は省畧いたしますが、ただ重要な点を二、三指摘いたしてみたいと思うのであります。 第一点は、反対理由としての最も重要な点は、本案を政府が提案されたその趣旨は、日本が経済の自立態勢を確立して、さらにドツジ・ラインによるところの経済九原則
○小平(忠)委員 ただいまの大臣の御答弁によりますと、憲法違反とか、あるいは法律違反とは考えておらない。それはお互い主観的な問題も出て参ると思うのでありますが、私は少くとも大臣が慣例であるとか、今までの通例であるというようなお考えはぜひ拾てていただきたい。それから日本が占領治下にあるからというようなことも、私はひとつ絶対避けていただきたい、こう思うのであります。慣例やあるいは占領治下にあるということは
○小平(忠)委員 私は大藏大臣に二点について簡單にお伺いしたいと思います。第一点は地方配付税の率の変更につきまして、本來ならば両院の可決を持つて予算が提出される、また予算の可決を見るのが建前だろうと思います。しかるにすでに予算は衆議院を可決されて、参議院に回付されているとまことに本委員会の権威を失墜するものであると考えるのであります。先般も大藏大臣がおつしやいましたが、これは本國会に同時に提案されているものであるから
○小平委員 簡單に結論を申し上げます。本件は事の眞相を把握しないでここで討論することは、私は早計であると思います。事実を把握してから、その事実に從つて本委員会が関與する限度もきまると思います。從いまして討論はこれで打切りまして、先ほど提案申し上げました両者の眞相をつかむということについて、委員長は採決をとつていただきたいと思います。
○小平委員 今次の大阪事件に関しまして事実を把握しないで、この委員会が論議することは私は軽卒であると思います。從いまして先ほど河原委員から提案されました川上議員の現地調査に関します具体的な内容を、ひとつ委員会の委員長から正式に報告を求められまして、書面によつてその事実をお傳え願いたいと思います。同時にまた政府委員の御説明によりますと、今次の事件に國警は関係してない。特にただいまの國警本部長官の話を聞
○小平委員 本法の改正につきまして、政府委員の御説明を承つておりますと、その御説明の中に、諸般の事情からして、予算編成事務に意外な日時を費した等の関係もあるのだということもありますが、この地方財政法は、昨年の七月七日に施行になつておりまして、その間相当な時日もございますので、政府としましては、その間鋭意努力して参つたという説明もあり、その予算編集事務について、國費と地方費の区分に関しまするところの具体的
○小平(忠)委員 いろいろ政府委員の方から政府当局の御意見を承りましたが、具体的の問題については本日結論を御提示願えないようでありますれば、本件に関しましては、この特別委員会が持たれた趣旨も特に重要であるという観点からでございますから、本日はこの辺で打切つていただきまして、現在日本が占領治下に置かれている段階において、どうしてもこれだけのわくしかとれないというのであれば、この委員会はそのわく内において
○小平(忠)委員 建設政務次官の御説明を承つておりますと、非常に抽象的でありまして、御説明の内容ではわれわれ了解に苦しむ点がある。それで特にこれは経本なりあるいは建設省の両者に関係ある問題だとおつしやいます。吉田内閣が成立しましてから、すでに一箇月を経過した今日においては、政府として断然具体案がなくちやならぬはずであります。特にこの予算の内容を見ますると、当初要求した案というものが九百六十八億、それに
○小平忠君(続) かかる問題に関しましては、日本のこの教育制度につきましては、先ほど社会党の足鹿君が主張されましたように、これは笑いごとではない。ほんとうに超党派的態度において、これは断固断行すべきである。 以上申し上げましたような点につきましては、わが農民新党といたしましても、すでに政府に強力に申し入れておるのであります。諸君、今次総選挙において、吉田内閣は圧倒的な多数議員を獲得して内閣の成立を
○小平忠君 私は、農民新党を代表いたしまして、食糧問題、農村課税問題、文教問題等につきまして、率直に意見を申し述べたいと思うのであります。 第一に食糧問題であります。食糧を増産し、すみやかに民生の安定を期するは、現下日本復興に與えられた最も重要なる課題であります。しかるに、現在増産をはばむ幾多の惡條件が山積し、さらに集荷配給機構の矛盾きわまる措置によりまして、生産者は供出問題に、消費者は食生活に、
○小平(忠)委員 ただいまの委員長の御発言によりますと、本日のところはこれでということでありますが、問題はしからば大臣に一体いつこの委員会に出席を願つて説明を願えるかという問題です。昨日運営委員会でも強くこの点を言つておる。結局本日あるいは明日ということを要望しておりますが、なかなか出られない。そういう関係で一日、二日、三日、四日と延ばしておくということは、私は現段階では承知できないと思います。その
○小平(忠)委員 民自党の委員諸君がおつしやることも私は一理あるとは思いますが、この委員会は責任者の出席を求めていろいろお聞きするということは、すでに再三再四お願いしておる。他の委員会を見ましても直接責任ある主務大臣が委員会に出席して、逐次情勢を説明されておるわけなのであります。そういう観点から見ますときに、特に全國の都道府縣は非常に重大な関心を持つております。國家の予算と並行いたしまして、先ほど門司委員
○小平(忠)委員 先ほど門司委員から要求いたしました点は、單に地方財政委員会の所管だけでなく、本委員会に提出を予定される全項目についてのできております分を、早急に提示願いたいということを、もう一回再確認願つておきます。
○小平(忠)委員 ただいままで各委員からいろいろ質疑をされたのですが、局長の御答弁は抽象的なことが多くて、私の受けた感じでは要を得ないと思う。これは冒頭に門司委員から提案されましたように、やはり具体的な資料の提供を願いたいと思う。そのことはわれわれの委員会に提示がなくて、すでに新聞紙上等に財政委員会の案が出ておるということは、結局この委員会を軽視するようなことにもなるのでありまして、大体抽象的なことを