1974-02-19 第72回国会 参議院 文教委員会 第3号
○宮之原貞光君 その点はわかりました。 さらに、関連をしてお聞きをいたしたいのですがね。やはり中教審の答申の特に第二章の初等・中等教育の改革に関する基本構想第二項の中の「学校内の管理組織と教育行政体制の整備」と、「教員の養成確保とその地位の向上のための施策」というところを見ますと、先ほど私が若干触れたような構想がやはり端的に出ておるわけなんです。ですから私といたしまして、特にその教頭以外に、「教務主任
○宮之原貞光君 その点はわかりました。 さらに、関連をしてお聞きをいたしたいのですがね。やはり中教審の答申の特に第二章の初等・中等教育の改革に関する基本構想第二項の中の「学校内の管理組織と教育行政体制の整備」と、「教員の養成確保とその地位の向上のための施策」というところを見ますと、先ほど私が若干触れたような構想がやはり端的に出ておるわけなんです。ですから私といたしまして、特にその教頭以外に、「教務主任
○宮之原貞光君 教育の重要性あるいは教育職員の任務の特性にかんがみまして教育にふさわしい給与制度の確立と、大幅の改善を各方面から強く叫ばれておりますだけに、これが名実ともに教職員の待遇改善案であり、しかもまた、すべての教職員から歓迎されておるとするならば、私はまことにけっこうなものだと、こう思います。ただしかし、この法律案については、この法律案のできる前に中教審からもこの教員給与のあり方と教員の職階制
○宮之原貞光君 ただいま提案をされました学校教育の水準の維持向上のための義務教育諸学校の教育職員の人材確保に関する特別措置法案という、きわめて長い題名で、しかも条項はまたきわめて簡単なものでありますだけに、これらの問題について若干いろんな疑問に思っている点をただしたいと考えております。 まず、最初にお聞きいたしたいのは、なぜこの法案が必要なのか。教員給与の現況と改善の必要性について所見を承りたい。
○宮之原貞光君 それからもう一点お尋ねしますけれども、政府は国内産糖の自給率を昭和五十七年までには二六%から二七%前後に高めたいという目標をお持ちでございますが、自給率はしかし残念ながら低下しておるということは私は否定できない事実だと思うんです。特にサトウキビ産糖の自給率は、資料を見ましても低下をしておりますし、さらに沖繩あるいは奄美のサトウキビの収穫面積、生産量、さらには甘蔗糖の産糖量を見ましても
○宮之原貞光君 それから、大臣も御承知だと思いますけれども、沖繩では、海洋博という一つの課題の中から労賃が異常な暴騰をし、そのためにサトウキビの生産者が非常に手薄になっている。そういう事態からサトウキビが一万八千トンも立ち枯れをするという状態が出ておるわけであります。その事態は大臣もよく御存じだと思いますが、これをどうお考えになって、どう対処しようとしておられるのか、まずそのお考えをお聞きいたしたいと
○宮之原貞光君 時間の制約もありますので、サトウキビの生産者価格の問題を中心にして大臣にお尋ねしたいと思います。 いま大臣の頭の中は米価の問題しかないのですが、それでは困るのです。サトウキビの問題は、もう二十日までに結論をおろさなければならない問題でございますから、米価同様にひとつ重大な関心と熱意を示していただきたいとこう思います。それを前提にして若干お尋ねいたしたいと思います。 先般沖繩の農民
○宮之原貞光君 ただいまの永野文教委員長の答弁では、きわめて不明確なんですよ。あなたの先ほどの報告が、一応皆さんが十七日であの法案を可決したというならば、十七日までの状況を報告するならいざ知らず、それ以降のいわゆる現地調査や参考人の話もずうっと報告されておる。それならば、それ以後も、いわゆる両法案が同時に提案をし、審議をされておったわけでございますから、そのこともやはり明確にすべきじゃないでしょうか
○宮之原貞光君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました国立学校設置法等の一部を改正する法律案について若干の質疑を行なうものであります。 〔議長退席、副議長着席〕 去る六月二十九日、本院におきまして、国立学校設置法等の一部を改正する法律案及び国立学校設置法の一部を改正する法律案について質疑を行なったものでありますが、総理及び文部大臣の答弁たるや、的はずれであり、かつ抽象的
○宮之原貞光君 私は日本社会党、公明党、民社党、日本共産党、二院クラブの全野党を代表して、文教委員長永野鎮雄君の解任決議案を提出をします。(拍手) まず初めに、決議案文を読み上げます。 文教委員長永野鎮雄君解任決議案 本院は、文教委員長永野鎮雄君を解任する。 右決議する。 次に、提案の理由を説明をいたします。 日本国憲法は、「国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である
○宮之原貞光君 議事進行。 ただいま、私の党の国対からの連絡によりますと、衆議院におきまして文相の不信任動議の提出の手続が終わったと、こういう報告を受けておりますので、したがって、それが事実なら、私は本委員会を続行するということについて非常に問題があると思います。一応、本委員会を休憩にして、理事会でその問題を取り扱わしていただきたい、このように思いますので、そのようにひとつ、委員長、取り計らっていただきたいと
○宮之原貞光君 筑波研究学園都市の現地調査のための委員派遣について、簡単に報告をいたします。 派遣委員は、永野委員長、楠理事、中村委員、鈴木委員、矢追委員、萩原委員、加藤委員と私の計八名で、九月十四日まる一日をかけて筑波研究学園都市の建設状況を視察してまいりました。 御承知のとおり、筑波研究学園都市は、土浦市から西へ十五キロの近距離にあって、南北十八キロメートル、東西六キロメートル、六カ町村にまたがる
○宮之原貞光君 続きまして、徳廣先生とさらに浜林先生お二人にお尋ねをしたいと思いますが、大学管理の問題と関連をいたしまして、バークレー報告というのがいろいろ議論になっておるわけでございますね。バークレー大学の紛争事件の総括みたいな形でバークレー報告というものが出ておるわけであります。私はあれを読みまして、特にこの管理面におけるところの各種委員会制度のあり方というものに対して非常にきびしい反省点が出ておると
○宮之原貞光君 まず、上田先生に二点ほどお尋ね申し上げます。 先ほど先生のほうからみずからの体験を通じての人事をめぐるところの問題についての意見の陳述があったわけでありますし、なおさらに、また現在の講座制のこの問題に関しますところの若干の問題点についても触れられたようでございますが、私が人事の問題と関連をして最近聞いておる話は、各大学でこの講座制の若干の問題を改善をするために最近は講座の流用によって
○宮之原貞光君 それはぼくはおかしいと思うんですよ。けさの理事会で、いま高橋先生がおっしゃったようなものを、永野委員長から定例日以外はどうするかという問題なり、それから各党の質問時間の問題なりを、どうなっているのですか、それをまとめてもらいたいという話があったからね、まあ長くなりますからその経過は申し上げませんけれども、あなたも傍聴されておったからお聞きでしょう。だからいま現在のものを言えといえば言
○宮之原貞光君 議事進行。直ちに休憩をしていただいて理事会を開いてもらいたいことがあるんです。どうも議事の運び方について妙な動議の動きがあるように察せられますから、それは委員会の運営はすべてあなた方何回も確認をされているように、理事会で十分話し合ってやることになっておりますから、直ちに休憩していただいて理事会のほうで……。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○宮之原貞光君 逐一具体的に中身についてお聞きいたしますから、そのときに何か——私は当日聞いておったわけじゃないわけですから新聞報道をもとにしてお聞きいたしますので、事実と違うところの点あるいは補足がありましたら、その際にお聞かせを願いたいと思います。 それで、まず、その前にお伺いいたしますが、この種会議というのは速記録と申しますか、そういうのがあるんですか。あったら提出をしていただきたいと思いますが
○宮之原貞光君 この資料以外に大臣からは三点について述べたということでございますが、確かに当時の新聞を拝見をいたしますと、これ以外の事柄について新聞も詳細に報道をいたしておるわけでございますが、大体新聞に伝えられておるところの内容と、大臣の発言の内容とは相違ないと、こういうふうに理解してよろしゅうございましょうか、どうでしょうか。
○宮之原貞光君 私は、去る八月三十日の全国都道府県教育委員長、同じく教育長合同会議におきますところの大臣のあいさつについて、緊急にお尋ねをいたしたいと思います。 なぜかならば、この大臣あいさつは、教育行政の根本に触れるところの問題が相当ありますし、かつきわめて私どもから言わすれば、挑発的な内容を含みましたところの重要な問題を含んでおると考えておるからであります。 そこで、まず、お聞きいたしたいことは
○宮之原貞光君 考え方としては全面的に賛成だ、ただ、実現の手だて、その問題についていろいろ検討していくという方針だと理解してよろしゅうございますね。
○宮之原貞光君 答申を尊重するという中身ですが、これは、あそこにあげられておるところのおもな条項については全面的に賛成をし、その実現のために努力をするんだと、こういうお考えですか、どうなんですか。
○宮之原貞光君 まず、中教審答申、それから教養審の建議案がそれぞれ昨年、一昨年と出されておりますが、これらに対しますところの文部省の基本的な態度と申しますか、このことについて、まず、お伺いいたしたいと思います。
○宮之原貞光君 松永さんからそのほかにあれば指摘してもらって、それでまた私ども理事会で相談さしてください。もしあったら、指摘してください。
○宮之原貞光君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案をされました国立学校設置法等の一部を改正する法律案について、強く反対をする立場から、総理並びに文部大臣に対して質問を行なうものであります。 この法案は、緊急にその実現が望まれている旭川医大の創設や、山形、愛媛大学の医学部設置等、国立学校設置法の一部を改正することのみでこと足りる部分と、わが国高等教育のあり方の根本にかかわる筑波大学の創設という
○宮之原貞光君 きわめて私はそれは、特にこの適用を受ける現地の皆さんにとっては関心のある重要なことですから、具体的にひとつ尋ねたいと思いますから、皆さんが現在まで検討されたところの段階の問題についてお答え願います。あるいはまた後ほど、答えなきゃこの小委員会でどうするかという問題もあるいは含むかもしれませんけれども、明確にしておきたいと思うんです。 それで、まず第四の、「避難施設緊急整備計画は、次の
○宮之原貞光君 そうすると、いまの御答弁は、いわゆる既存の法律の補助率ですか、そういうものにたいした特別なものはないけれども——変わったものはないけれども、いわゆる運用やあるいは採択基準の緩和によって実質的にこの現行法よりも事項によっては特別な措置がとられるものだと、こういうお考えだというふうに理解してよろしゅうございますか。
○宮之原貞光君 若干質問をいたしますが、いまちょっと問題になっております第四の避難施設緊急整備計画、それから第五、第六非常に関連をすると思うのですがね。第六では、避難施設緊急整備計画の諸事項について地財法の十六条の規定に基づいて補助金を交付するということなんですがね。これは最初の参議院の小委員会では三分の二を下らないとか、あるいはここへいらっしゃる古賀先生のおまとめになった、きょうの参議院の本会議を
○宮之原貞光君 そんならそのストライキがけしからぬという腹いせまかせにこういうことを言われたということにしか受け取れませんね。そういうように理解してよろしゅうございますね、そんなら。いまあなたはそのストライキの問題を言っているが、私が尋ねているのは日教組の暴力問題で尋ねておるんだからね、けれどもいまあなたのお答えは、二十何万人のストライキがどうしてもわからないと、こうおっしゃっているんだから、これは
○宮之原貞光君 だからますますあなたの魂胆がいわゆる及ぼすところの反響ということに力点を置いたきわめて政治的な発言だとしか受け取れぬのですよ。皆さんはただ簡単に受けとめたというが、当時マスコミの見出しはどうですか。みんな日教組暴力いかぬというかっこうでほとんど取り上げていますよ。それはあんたぐらいの賢明な男だからね、その及ぼすところのやっぱり反応というものを見きわめてやったにこれは違いないんですよ、
○宮之原貞光君 関連。先ほど来お二人のやりとりを聞いておって、どうしても私は大臣の真意というものをのみ込めないのですよ。というのは、この間質問で、国士館の問題をだいぶ私やりましたね。その国士館に対しますところの問題に対するところの所見を大臣に求めた。非常に慎重にいわゆる端的な表明を避けておられた。しかし私は一応それはそれなりに大臣の慎重な態度を——大臣、聞いておいてくださいよ、わかった。それは大臣の
○宮之原貞光君 私は、ただいま可決をいたしました義務教育諸学校施設費国庫負担法の一部を改正する法律案に対しまして自由民主党、日本社会党、公明党、民社党及び日本共産党の五党共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 義務教育諸学校施設費国庫負担法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案 義務教育諸学校施設の重要性及び最近における物価の状況にかんがみ、政府は、公立義務教育施設
○宮之原貞光君 和光のほうはかまいませんが、きのう理事会で要求しましたいわゆる国士館のほうが、まだ向こうが来ぬというのなら、それをもっと執拗に私は要求すべきだと思う。それをここでは、まだ時間があるのにそれをここからはずしておるということは、どうにも私は納得できませんね。そんな国会の権威がどうだっていったって、まだ午後まで時間があるのだから、それをやってもらわなければ困りますよ。そういうことだったら、
○宮之原貞光君 そうすると、この教育基本法の精神、今日の教育の精神というのは、これは地方分権という精神はもうなくなったというふうにお考えなんですか。少なくとも、たとえばこれはぼくら反対したんですけれども、例の地方教育行政の組織並びに運営に関するところの法律案にいたしましても、地方教育がやはり地方分権というものの考え方の基本だというものは変わらないと、これは見るべきだと思うんです。たとえば、昨年十月の
○宮之原貞光君 私がお尋ねしておるのはこの十条の一項だけじゃないんです。この十条の精神と申しますか、確かに第一項は教育行政の民主化の問題が書いてあるわけです。しかし、やはり一項、二項あわせての精神は同時に教育の地方分権と申しますか、それから一般行政からの分離独立という、この精神は私はやはり基本的にこの教育基本法が現存する限り変わっておらないと、こう見ておるわけなんです。その点のものの考え方を基本的にどうお
○宮之原貞光君 この法案と関係のあります問題で、教育基本法の第十条の問題について大臣の所見を承りたいと思います。 御承知のように、この教育基本法の問題は、立法当時この十条の基本原則は教育行政の民主化、教育の地方分権、さらには一般行政からの分離独立、これがこの十条の基本的な原則であって、これを機構化したのが公選制の教育委員会制度であったと思います。しかし、それが昭和三十一年の地方教育行政の組織及び運営
○宮之原貞光君 私は、そのような見方とは見解を異にする者でありますが、それはさておきまして、奥野文部大臣も同様な見方をされておられるか、お聞きいたしたいと思います。
○宮之原貞光君 まず、公安調査庁長官にお尋ねをいたしますが、政府は、いまでも日本共産党を破防法に基づくところの調査対象団体と見ておられますか。見ておるとするならば、その根拠についてまずお伺いいたしたい。
○宮之原貞光君 それはひとつ目標を沖繩並みにという、沖繩に見合った開発ということがこの間来確認をされていることでございますから、ぜひともひとつ沖繩同様に全国水準ということを力点にして考えていただきたいと思います。 次にお尋ねしたい点は、国の公共事業費面での投資のワクをひとつ大幅に拡大をしていただきたい。そういう前向きの意欲を大臣は決意として持っておられるかどうかということをお聞きしたいことなんです
○宮之原貞光君 私がお聞きしているのは、端的にお答え願いたいんですが、いわゆる到達目標ですよ。それを従来は鹿児島県本土に近づけしめる云々というところに——大臣、あんまり局長はそう口添えせんでもいい。ブレーキをかける役割りしかせぬのだから、大体。 県、本土に云々では困るというんですよ。沖繩もすでに沖繩の基本構想を見ますと、本土全体のと、こう出ておるのですよ。そういうところに目標を置いて、今度やっぱり
○宮之原貞光君 去る二日の予算委員会で、四十九年以降の奄美の振興開発に関する私の質問に対しまして、自治大臣から前向きでかつ非常に積極的な方針を示していただいたことにつきまして、深い敬意を表しつつ、本日はその内容の骨格ともなるべき諸問題がございますので、若干質問をいたしたいと思います。 その一つは、開発振興の基本的な考え方について沖繩との見合いを考えながら奄美の特性を生かした開発をしたいということについては
○宮之原貞光君 それはちょっと違いませんかね。おたくの資料では部隊が復員当時持ってきた者の数は大体七万柱と出ておるんですがね。それが百四万というお話ですが、その百四万というのはいままでの数字じゃないですか。
○宮之原貞光君 この基本的ないろんな行政の問題についてはわが党の同僚議員からもだいぶありましたので、私はきわめて具体的な問題について御答弁を願いたいと思いますから、どうぞひとつ気楽に、あまり緊張されんで、しかも的確に親切に答えていただきたいと思う。 その一つは、戦没者の収骨の問題、太平洋戦争の全域におきまして民間人を含めての戦没者は約二百四十万人だといわれておるわけですが、現在までに収骨が済んでおるところの
○宮之原貞光君 医療行政の基本的な問題、その他厚生省所管の重要な問題につきましては、わが党の同僚諸君からいろいろ質問がありましたので……。大臣あなた立っておるのはどういうわけですか。
○宮之原貞光君 松本歯科大学の問題については、先般の予算委員会でも若干取り上げられておったようでありますが、マスコミは、このいわゆる三十億円の見せ金の問題にからみまして、いわゆる塩尻市の土地の寄付というのにも偽装工作があった。そうしてまた、四億円の寄付金を集めるために、いわゆる二千五百万円前後の寄付をやるならば無試験でパスをさせるとか、あるいはまた定員百二十名を二百二十名に増員をしてことしは入れる予定
○宮之原貞光君 ちょっと詳しく言ってくださいよ。事件の概要について、文部省の皆さんが報告になったり、あるいは知っておられることについて。
○宮之原貞光君 最近、新聞、週刊紙等にひんぱんに大学の不正事件あるいはこれに類するところのことなどが報道されておりますが、ことしになりましていわゆる刑事事件にまで発展をしておりますところの私学問題についてまず、御報告願いたいと思います。
○宮之原貞光君 続いてお尋ねしますが、昨年十月三十一日でございますか、閣議決定を見ておりますところの新全総の新しいブロックとしての沖繩の開発基本方針ですね。この中に、奄美群島についてもその開発振興を強力に推進するということが明記されておるわけですが、これは、ブロックの違うところに明記されておるところの意味は、どういう意義づけをされて書かれているか、まずひとつ、長官の御見解を承りたい。
○宮之原貞光君 いまのお話をお聞きいたしますと、新全総で示されておるところの離島対策と大同小異の感がするんです。したがいまして、一体その新全総と新しく国会に出されたという新国土総合開発法案というのはどういう関係があるんですか。私は違うんじゃないかと思いますが、どうなんですか。
○宮之原貞光君 まず、経企庁長官にお尋ねいたしますが、田中内閣の一枚看板であります日本列島改造論には、離島に関するところの記述は沖繩以外は一音半句もないんですが、国土総合開発と関連しての政府の離島開発振興の具体的な方策をお聞きしたい。
○宮之原貞光君 これから警戒を要するというまことに事務的なようなふうに聞こえるのですがね。御承知のように桜島の爆発の歴史を振り返ってみると、相当回数の爆発があって、それで人命に大きな損失を与えておるわけでございますね。たとえば、その中でも一七七九年の安永八年の大爆発あるいは一七八一年の天明元年に起きたところの爆発、さらには、近くは大正三年の大爆発というのはもう相当な死傷者を伴ったところの爆発をやっておるのですね
○宮之原貞光君 小康状態だということで、若干、安堵感もあるわけですが、実は、中央紙におきましては浅間山の爆発のように大きく報道はされてはおりませんけれども、鹿児島市にある桜島の火山爆発というのは、小康状態でなくて、むしろ異常な状態が続いて激化しておるような状況なんであります。ただいまから、その桜島の問題についてお聞きをいたしたいと思います。 三月十日の鹿児島の地方気象台発表によりますと、桜島は、四十七年
○宮之原貞光君 まず、気象庁にお伺いしたいんですが、二月二十四日付の「浅間火山噴火の経緯について」という経過の報告を受けたのですが、その後の状況につきましてまずお聞きしたいと思うんです。