1963-02-21 第43回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第5号
○安嶋政府委員 国有財産の評価が適正でなければならないという点については、ただいまおっしゃった通りだと思います。ただ、しかし国有財産の台帳価額は、国有財産の現在額がおよそどの程度であるかということを示すめどでございまして、その評価が正確に行なわれることはもちろん必要でございますが、その評価がかりに適正額以下でありましても、あるいは以上でありましても、そのことによって財産自体の増減というものがあるわけではないのであります
○安嶋政府委員 国有財産の評価が適正でなければならないという点については、ただいまおっしゃった通りだと思います。ただ、しかし国有財産の台帳価額は、国有財産の現在額がおよそどの程度であるかということを示すめどでございまして、その評価が正確に行なわれることはもちろん必要でございますが、その評価がかりに適正額以下でありましても、あるいは以上でありましても、そのことによって財産自体の増減というものがあるわけではないのであります
○安嶋政府委員 立木の評価でございますが、これは演習林の立木が大部分かと思いますが、それぞれ営林署等で行なっております立木の評価の基準に従いまして評価をいたしておるわけでございます。これはもちろん年々成長するわけでございますから、評価額は年々上がるわけでございますけれども、年々やるということも大へんでございますので、大体五年に一ぺんくらいずつ評価がえをいたしております。
○安嶋政府委員 三十八年度についてお答えいたしますと、国有地を予定いたしておりますのが二校でございます。それから国有地と府県有地の交換を予定いたしておりますのが三校でございます。それから有志の浄財等に期待いたしておりますものが七校でございます。
○安嶋政府委員 京都大学の薬学部の再建でございますが、年度末でもございますので、本年度内の事業といたしまして、直ちにこれに手をつけるということは困難かと思います。さしあたりの手といたしましては、設備費につきまして予算の流用を検討中でございます。大体結論も出ておりますので、なるべく早く示達をしたいと思っております。さしあたり必要な設備の購入費につきまして措置をしたいと考えます。建物につきましては、三十八年度
○安嶋政府委員 お手元にお配り申し上げました予算要求額事項別表につきまして予算の概要を御説明申し上げたいと思います。 昭和三十八年度の文部省所管予算の合計額は、ただいま大臣からも御説明がございましたように、三千五百七億円余でございます。この金額が一般会計総予算において占める比率は、これまた御説明申し上げました通り一二・三%でございます。この比率を前年度に比較いたしますと、〇・四%の増と相なっております
○安嶋政府委員 検見川の総合運動場をどう改善するかという点につきましては、前回の委員会で私どもの大体の考え方を申し上げたのですが、その中で、なおかつゴルフ場を残すということについては、非常に問題があるという御指摘でございました。私どもといたしましても、そういう方向で、ゴルフ場に使っておる検見川の現状を、根本的に改善するという方向で努力をして参りたいと考えております。なお、御質問がごさいました脱税——
○安嶋政府委員 田中委員からただいま御指摘の点につきましては、私どもその通りだというふうに考えております。ただ、東京大学運動会が、明治以来東京大学の体育、運動の面を担当してきたわけでございまして、そういう点におきまして、東京大学と関係者は表裏一体であるというふうに考えて参ったわけでございます。しかしながら、国有財産の使用収益という点につきましては、御指摘の通り、成規の手続を踏むべきであったというふうに
○安嶋政府委員 それは予算書のもちろん歳入の事項に上がっておるわけでございますが、明細を申し上げますと、歳入のうちの諸収入の中に授業料及び入学検定料という事項がございまして、その額は三十七年度におきましては約二十二億円でございます。そのうち入学料及び検定料でございますが、これは約三億六千万円余になっております。
○安嶋政府委員 入学試験の採点に関する問題でございますが、国立大学におきましては、これは大学の教官が採点に当たるわけでございますから、これは超過勤務という形でそれに対する対価を支払っておるわけでございます。今回の高専の場合でございますが、これは同等専門学校自身がいま設置されていないというような関係がございまして、従いまして高等専門学校の本来の職員がいない。そこでそれ以外から採点者を求めなければならないわけでございます
○安嶋政府委員 少し私から申し上げたいと思いますが、東京大学並びに文部省がこの土地の使用料を——文部省がと申しますか、東京大学が徴収して参らなかったのは、実は当然払うべきものを払わなかったという考え方ではなかったわけでございます。前回の委員会でも私から申し上げましたように、ゴルフは正科でございますから、従って……(「正科になったのはいつなんだ、正科々々と言うけれども、ゴルフ場を作るときは正科じゃないだろう
○安嶋政府委員 先般来申し上げておることになるわけでありますが、私どもは検見川総合運動場の現状が適当なものであるというふうには考えていないのであります。これはもちろん購入いたしました当初の目的に従って総合運動場をすみやかに建設していくよう——これは最初に事務局長から申されました答弁を若干補足することになるわけでありますが、私どもは、ゴルフ場を存置するという前提に立って、そうして残った土地を野球場とか
○安嶋政府委員 先般来御指摘がございましたように、検見川運動場の現状は適切でないということは、これは私どももそのように承知をいたしております。従いまして、この土地を購入いたしました当初の目的に従って、総合運動場を建設するということに当然しなければならぬと思うわけであります。それにつきましては、先ほど大学から申し上げましたように、直接的な経費だけでも約一億五千万円が必要だと思います。文部省といたしましても
○安嶋政府委員 私ども大学から、各種の大学の運営等について意見を求められたことがしばしばあるわけでございますが、そういう際には意見を述べるという態度で出ておるわけでございまして、一々これは命令であるとか勧告であるとか、そういったふうな使い分け、注釈をつけてそういう言い方をしておるわけではないのであります。事実は意見を述べたということであって、福井大学の事務当局がそれを文部省の指示あるいは命令と受け取
○安嶋政府委員 当時の状況でございますが、一月の十六日に福井大学の上山事務局長が上京いたしまして、村山大学課長と会計課の副長に面接をいたしまして、福井県教組の方から福応会館を教研集会の分科会の会場として使用したいという願い出がある、これをいかが扱ったらいいかということについて意見を求められたわけであります。当時私ども、実は福井大学の当局が県教組に対しまして、非公式ではございますが、大体いいと思うといったような
○安嶋政府委員 ただいまのお尋ねでございますが、一月十六日に福井大学の事務局長が上京いたしまして、日教組から福応会館の使用について申し出があった、これはいかが扱ったらよいであろうかという相談がございました。それに対しまして私どもの方の大学課長と会計課の副長が面接をいたしまして、その使用は文部省が定めておる国有財産使用基準のいずれの条項にも該当しないから、従って慎重に取り扱うようにという意見を述べたわけでございます
○安嶋政府委員 その通りでございまして、会計法に従って支出いたしております。従いまして、支出官といたしましては、琉球政府の内務局長に小切手を確実に振り出したということによって会計法上の責任は免れ得るものと考えております。
○安嶋政府委員 ただいま申し上げましたように、正規の外交ルートを通じまして合意が行なわれたのでございますから、その合意に基づきまして大学学術局長が支出負担行為担当官として支出負担行為を起こす、会計課長が支出官として小切手の振り出しをする、このあて先は琉球政府の内務局長でございます。内務局長が琉球政府の出納事務を扱っておりますので、そういう扱いになっております。
○安嶋政府委員 先般お尋ねがございました沖繩関係の予算の執行の問題でございますが、沖繩につきましては御承知の通りわが国の施政権が及んでおりません。従いまして、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律は適用がないというふうに考えております。沖繩に関係いたします予算はいろいろあるわけでございますが、その性質は多少ずつ実は異なっておりますので、その細目についてまず御説明を申し上げたいと思います。 まず
○政府委員(安嶋彌君) お手元にお配りいたしております予算の事項別表に従いまして概要を御説明申し上げます。 一番最初は、初等中等学校教育の改善充実でございまして、第一は義務教育費国庫負担金でございます。この負担金は文部省予算全体の五三・二五%を占めておりまして、全予算の過半を占める非常に大きな金額と相なっております。積算の前提となる事項についてまず御説明を申し上げますと、明年度は小学校におきまして
○安嶋政府委員 従来協議をいたさなかった前提といたしましては、そういう考え方があったということを申し上げたわけでございまして、そういう内容が、学生の自治と申しますか、大学の自治と申しますか、そういう内容に該当はいたさないと思います。そこで、そういう考え方が間違っているかどうかということでございますが、その点につきましては、私どもゴルフ場の現状から見まして、従来東大がとって参りました考え方は、これは適当
○安嶋政府委員 国有財産の使用についての協議でございますが、実は文部省から大蔵省に協議いたします前の段階におきまして、これは大学から文部省に協議があるわけでございます。ところが、この点につきましては、大学から協議がないわけでございます。なぜ協議がないかということを私ども大学当局に伺いましたところ、東京大学運動会の性格論になるわけでございますけれども、東京大学運動会は、東京大学における体育の部分を担当
○安嶋政府委員 御質問の通りでございます。ただ先ほどの御質問の中で、二十二万円というお話がございましたが、これは正確には二十六万八千円でございます。
○安嶋政府委員 沖繩関係の予算の執行でございますが、これはもちろん文部本省の経費でございまして、所管の局長が支出負担行為担当官でございます。支出官は会計課長でございます。従いまして、教職員の内地研修につきましては、これは個々の教職員に滞在費を支給するというような形をとっておりますし、それから留学生につきましても同様に、個々の留学生に諸経費を給与するというような扱いにいたしております。若干扱いを異にいたしておりますのは
○安嶋政府委員 お手元にお配り申し上げました事項別表の順に従いまして予算の概要説明を申し上げたいと思います。 第一は、初等中等教育の改善充実でありまして、その(1)は義務教育費国庫負担金でございます。総額におきまして千五百四十二億円余でございまして、文部省所管予算全体の五三%強を占めております。そのうち一番金額的に大きいのは、言うまでもなく給与費でございまして、それが千四百九十三億円余となっております
○安嶋政府委員 さっそく手配をいたします。
○安嶋政府委員 文教協会の寄付行為でございますが、これはただいま申し上げました目的、事業をまず規定をいたしておりまして、その次に資産及び会計についての規定がございます。設立当初の基本財産は三十万円でございまして、運用財産として百万円が設立当初用意されております。ただいま申し上げました基本財産三十万円及び運用財産の百万円の拠出者につきましては、ただいま手元に遺憾ながら資料を持ち合わしておりません。後刻御報告
○安嶋政府委員 文教協会の設立の年月日でございますが、これは昭和二十四年玉月一日付でございます。それからその会の目的でございますが、これは文教に関する資料等の作成、出版、それから文教関係職員の教養、福利厚生等に資する事業を行なうということを目的といたしております。
○安嶋政府委員 お答えいたします。 不備というお話でございますが、当初から越冬がきまっておりまして、それに必要な経費を計上いたしておらないということでございますならば、あるいは不備というおしかりを受けるかもしれませんが、予備費としてお願いいたしております分につきましては、これは予算編成後越冬を決定した事情にございますので、特に不備という点はないと思います。
○安嶋政府委員 南極の越冬につきましては、当初予算を計上いたします際に、越冬を決定いたしております際は、それを含めて当初予算を計上しております。また、予備費としてお願いしている分につきましては、当初予算を計上いたしました際には、越冬が決定しない、そういう特殊な事情にあったわけでございます。
○安嶋政府委員 お答えいたします。 南極の観測事業でございますが、これは御指摘の通り、毎年行なっておりますが、当初予算を計上いたします際は、越冬を予定しません、いわゆる日帰り予算ということで当初予算を計上いたしております。そういう計上のいたし方をしておりますのは、当初予算を計上いたします際には、越冬するかどうかということがいまだ決定されていないわけでありまして、当初予算成立後、越冬が決定いたしまして
○政府委員(安嶋彌君) お答えいたします。文教施策普及指導費、これは本省費でございまして、補助金ではございません。それから三百六十八ページにございまする十六日の教育研究費補助金、これが御指摘の補助金かと思います。同じように、社会教育関係のものといたしましては、社会教育関係の団体に対する補助金がございます。以上でございます。
○政府委員(安嶋彌君) 前の御連絡が支出委任ということでございましたので、支出委任についてだけ実は資料を整えたわけでございますが、補助金といたしましては予算書に補助金として、そういう目が上がっております。
○政府委員(安嶋彌君) お答えいたします。三十五年度の本日までの支出委任の金額でございますが、初中局関係といたしましては、まず教職員の研修等に必要な経費といたしまして、都道府県に支出委任になっております額は四千五百九十四万七千円でございます。次に同じく初中局関係で、文教施策の普及指導に必要な経費といたしまして支出委任になっております額が千七百十二万円でございます。次に社会局関係でございますが、これは
○安嶋政府委員 ただいま申し上げました通り、文部省の行政財産になっておりますゆえんは、これはあの土地が史跡名勝として指定されておるからでありまして、それ以外の公用目的はないわけであります。従いまして、文化財保護委員会の方の御意向に従って、文部省といたしましては、あの財産を管理している、こういうことです。
○安嶋政府委員 厳島の道路が文部省所管の行政財産になっておりますのは、これはもっぱら史跡名勝としての指定があるからでございます。従いまして、その扱いにつきましては、文化財保護委員会の御意向に待ちたいと考えております。
○安嶋政府委員 医療費の内容でございますが、御指摘の通り薬品類、それから脳波心電図等の記録用の類、レントゲン・フィルム等の感光材の類、ガーゼ、包帯の衛生材料の類、注射器具、酸素、水素ガス等の治療材料の類、アルコール・ランプその他の治療薬品の類、薬びん、濾紙、その他の調剤材料の類、そういったものがこの内容になっております。
○安嶋政府委員 お手元にお配りいたしました予算要求額事項別表につきまして、ただいまの大臣の御説明を補足して御説明申し上げます。順を追って申し上げたいと思います。 最初は初等中等教育の改善充実でございまして、その第一は義務教育費国庫負担金であります。義務教育費国庫負担金の総額は千三百四十三億円余でございまして、文部省所管予算全体の約五五%を占めております。義務教育費国庫負担金の中の一番大きなものはもちろん
○政府委員(安嶋彌君) 社会教育法の四十八条をごらんいただきますと、ここに社会教育の、何と申しますか、講座の名称が幾つか書いてございます。ここに、まあ特に婦人学級という言葉は見当たらないわけでございますけれども、たとえば、文化講座は、成人の一般的教養に関し開設する云々ということが書いてございます。婦人学級も、婦人を対象とした、そういった講座の一つであるというふうに考えることもできるかと思います。
○政府委員(安嶋彌君) お手元にお配りしてございます昭和三十五年度文部省予算の事項別表に即しまして予算の概要を御説明申し上げます。 第一は、義務教育の改善充実でございまして、その口は義務教育費国庫負担金でございます。まず、給与費でございますが、前年度額に比べまして八十七億八千二百万円余の増額になっておるわけでございますが、この前年度予算額は、第二次補正において追加計上されました三十四年度の追加補正額三十七億八千八百万円
○安嶋政府委員 お話でございますが、文部省から大蔵省に対する予算の要求は、これは政府部内の問題でございまして、私どもといたしましては、政府として決定いたしました予算につきまして御審議を願いたいというふうに考えておる次第でございます。
○安嶋政府委員 お手元にお配りしてあります三十五年度の文部省所管予算案の重要事項について、簡単に御説明を申し上げます。 第一は、義務教育の改善充実でございまして、その一は、義務教育費国庫負担金でございます。義務教育費国庫負担金は、前年度に比べまして八十八億二千万円余の増額になっておりますが、その主たる増額は給与費の増でございます。給与費につきましては、前年度に比べて八十七億余ふえておるわけでございますか
○説明員(安嶋彌君) 御指摘の通り、最近小中学校の教員の新規採用者のうち、四年制課程を卒業した者の数は漸次ふえております。御指摘の通り二十八年におきましてはその割合が三九%でございましたが、二十九年におきましては四六%、三十年におきましてはそれは四九%ということになっております。ことしの——ことしのと申しますか、三十一年度末の卒業生、三十二年度の新規採用者の実態につきましては、まだ詳細な数字を把握いたしておりませんが