1950-04-26 第7回国会 衆議院 厚生委員会 第32号
○太宰政府委員 ただいま議題になりました予防接種法等による国庫負担の特例等に関する法律案について御説明申し上げます。 昨年シヤウプ使節団によつて、税制改革の勧告が発表され、わが国の財政制度について重大な示唆が與えられたのでありますが、なかんずく地方財政につきましては、従来の国庫補助金及び地方配付税制度にかわるべき画期的な制度といたしまして、地方財政平衡交付金制度の設定が勧告せられたのであります。本制度
○太宰政府委員 ただいま議題になりました予防接種法等による国庫負担の特例等に関する法律案について御説明申し上げます。 昨年シヤウプ使節団によつて、税制改革の勧告が発表され、わが国の財政制度について重大な示唆が與えられたのでありますが、なかんずく地方財政につきましては、従来の国庫補助金及び地方配付税制度にかわるべき画期的な制度といたしまして、地方財政平衡交付金制度の設定が勧告せられたのであります。本制度
○太宰政府委員 お答えいたします。平衝交付金の関係は、不日国会に提出いたしまして、御審議願います平衝交付金法の内容によつて決定いたすのでありますが、大体案として、私どもの聞いております範囲におきましては、地方の各行政につきまして、法律の中において、国から要請する最低限度の規模と内容のものは実施しなければならない。もし実施を怠つておる場合には、当該行政官庁はそれぞれ勧告をする。それでもなお改めないような
○太宰政府委員 ここに計上いたしました金額は、人口問題研究所の人件費とか事務費でありますが、ただいま非常にやかましくなつております、日本の人口政策をいかにするかという大きな問題は、この研究所ではただいまのところ処理し得る限度以上であります。内閣に人口問題審議会というものがございますし、また各省もそれぞれの立場から検討されているのでございます。厚生省といたしましても、これでは不満足に存じておりますが、
○太宰政府委員 お手元にお配り申し上げました昭和二十五年度歳出事項別予算額調、これについて補足的に簡單に御説明申し上げます。 ここに書いてございますのは、先にお送り申し上げております昭和二十五年度一般会計予算の各項目の数字だけを抜き出してあるのでございますが、御承知の通り明年度から平衡交付金制度実施に伴いまして、各省の補助予算の中り、あるものが平衡交付金の方にまわしてございますので、前年度の予算との
○政府委員(太宰博邦君) そうでございます。それでこれは念のために申上げておきますが、公共事業費は経済安定本部のところに組まれておりまして、国会で御審議願う際、厚生省の項目にはこれは載つておらないのでございます。ただここには皆様方に御審議を煩わすのになにかと思いまして、書いたものであります。
○政府委員(太宰博邦君) 先に各局の総額、これを申上げまして、あと大きなところ、変化のありますところを申上げますと、先ず問題の置き所がお分りになろうかと思いますので、あとこれにつきまして、それがどこにあるかか申上げるということで……。
○政府委員(太宰博邦君) 大きな方で四百八十一頁を御覧願いますると、それからあとに厚生省所管予定経費要求書というのか、そこからあとずつと続いてございます。
○政府委員(太宰博邦君) この度会計課長になりました大宰であります。どうそよろしくお願いします。 只今議題となりました昭和二十五年度の厚生省所管予定経費要求書概要を簡単に御説明申上げます。 昭和二十五年度の厚生省所管一般会計予算の要求額は、全部で三百二十八億五千二百八万二千円でございまして、二十四年度の予算額と比較いたしますると、二十四年度の予算額におきましては、二百七十一億六千八百四十九万七千円
○太宰説明員 最初、来年度予算として内示のものを差上げましたものの中で、援護思想高揚費というのは何かという御質問でございましたが、これは御承知の引揚げ援護あるいは愛の運動日に対しまする国としての援助でございます。御承知の通り、この運動は民間運動としてできたのでありますが、今日の時勢におきましては、そのままにしておきますれば、この有意義な運動も盛り上らないおそれがあると存じまして、政府の方におきまして
○太宰説明員 現在私の手元に資料もありませんので、はつきりしたことはわかりませんが、樺太預金につきましては、解決いたしておりません。それはCPCとの了解が得られる段階に至つておりません。詳細につきましては、整備いたしまして、資料にて配付いたします。
○太宰説明員 現在までに厚生資金を貸し付けいたしましたいわゆる貸付済額と申しますが、大体七月末現在で二十二億数千万円ということになつております。大体二十三億と御承知願いす。貸し付けました対象は引揚者——もちろんその中には復員軍人も含めてございます、戦災者、生活困窮者などでございますが、合計いたしまして、件数としては十九万件、人員では四十七万ということになります。その大半はやはり引揚者大体八割五分ほど
○説明員(太宰博邦君) 主管の援護局長が今日GHQの方へ行つておりますので、私から十分なお答えはできないかと思つておりますが、一つ御了承願いまして、先般の国会後におきまして、この失業保険を何とかして実現すべきであるということに私共も考えまとて、労働省と折衝をいたし、又労働省の善処方をお願いしておるわけでございますが、大体先程龜井課長の申しましたような点に隘路があるということが分りました。爾後の点につきましては
○太宰説明員 許されておりません。
○太宰説明員 船内には船長のほかに特に復員指導のために復員指導官を乘せてございます。これがいつも不祥事件が発生しないようにあらかじめみんなに戒告勧告をするという措置を、あらゆる場合にとつておるのでございます。また本人の方から、どうも自分はあぶないから別室に入れてくれというような申出があれば、それぞれ別室に收容するというような措置もできると思います。ただはたしてそういう事態が発生するかどうかについては
○太宰説明員 この機会に先般舞鶴の引揚援護局におきまして、引揚者同士の間に発生いたしました不祥事件につきまして、委員会に御報告申し上げたいと思います。 御承知の通り今年のシベリア地区からの引揚げにつきまして、從來と特にかわりました点は、思想的に対立いたしました引揚者の人々が同じ船で帰つて來るという関係から、船の中で、あるいは上陸いたしました引揚援護局の中でトラブルが間々発生いたしております。私どもその