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627件の議事録が該当しました。

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1971-10-13 第66回国会 衆議院 決算委員会 第4号

吉田(賢)委員 財源の問題となってまいりましたが、たとえば公共事業費財源、これは今度ニクソンショック以来相当な不況下というようなことも予想され、東京都におきましても、すでに法人に関する諸税が当初見込み予定の三割しか収入がないというようなことで、勢い計画も減らさなければならぬ。これは全国的な地方自治体の財政見通し実情かとも想像いたします。そういうような際におきまして、この財源の不足の問題、おそらくはこれは

吉田賢一

1971-10-13 第66回国会 衆議院 決算委員会 第4号

吉田(賢)委員 時間がなくなりましたので、やむを得ませず、ごく二、三の点だけ簡単に伺いまして、残余は全部別の機会に保留しておきたいと思います。  そこで、建設行政一般につきましての基本姿勢の問題、これは主として財政運用観点からするのでありますが、大臣にちょっと一、二点伺いたいと思います。  申すまでもなく、今年から引き続きまして国民福祉重点に置きます施策が大きくクローズアップしてまいりますし、

吉田賢一

1971-09-30 第66回国会 衆議院 決算委員会 第3号

吉田(賢)委員 この問題に関連しますが、総理府から交通安全対策室長見えておりますかな。——見えてない。それではよろしゅうございます。  それではもう一つ伺いますが、大臣、空港問題ですが、きょうまたあなたは成田の犠牲の警官の葬式に行かれるのですね。まさに大きな視聴を集めましたね。こういうようなこともございますが、一面におきまして、空の交通をいかに重視するかということが非常に大きな課題であります。そこで

吉田賢一

1971-09-30 第66回国会 衆議院 決算委員会 第3号

吉田(賢)委員 交通事故をなくするという問題につきまして相当力を入れておいでになることもわかるのであります。しかし、そのためには、今後の施策といたしまして、たとえば高福祉日本を実現するために、人間尊重の社会を実現するために、あるいはまた教育機会均等を全うするというような角度から見まして、ひとつ運輸大臣は他の閣僚、たとえば厚生大臣文部大臣などとも御協議になり、あるいは予防、防御の面からは建設省

吉田賢一

1971-09-30 第66回国会 衆議院 決算委員会 第3号

吉田(賢)委員 運輸大臣に伺いたいと思いますが、時間がありませんので、端的に伺います。  いままさに過日来全国の交通安全週間として、相当な国民の熱意をもってこの問題と取り組んでおります。とりわけことしは、児童と老人の交通被害をなくしようということがねらいらしいのでありますが、交通戦争といわれる今日、被害者の重大な分野を占めておりまする児童の問題を見のがすわけにはまいらぬのでございます。  そこで、

吉田賢一

1971-05-10 第65回国会 衆議院 決算委員会 第14号

吉田(賢)委員 経済伸び率を一〇・一%に押える、こういう御主張もあるようでございますが、この成長率とあらゆる福祉関係、そのうちに物価も含めまして、それを正三角形で表現するというか、そういう構想をある学者が発表しておるようでございますが、おもしろい着想だと私は見たのでございます。  いずれにしましても、経済成長というものがなければならぬ、しかし度合いは適正でなければならぬ。不景気にすることは許されない

吉田賢一

1971-05-10 第65回国会 衆議院 決算委員会 第14号

吉田(賢)委員 一体物価安定ということはほんとうに可能であるのかどうか、また、ほんとうにやる気があるのかどうか、そこに問題があると思うのです。たとえば、いまの経済実情インフレなのかどうかということになりますと、国会審議のあとを顧みましても、衆参両院とも政府委員との間にすれ違いがあります。平行線をたどっておる。政府インフレーションにあらず——インフレーション前提にした議論が展開されておりますけれども

吉田賢一

1971-05-10 第65回国会 衆議院 決算委員会 第14号

吉田(賢)委員 第一に、企画庁長官に伺います。時間の関係がありますので、簡潔に要点だけお願いします。  去る一月二十二日、当院の本会議におきましてあなたは経済演説をせられました。そのうちの大きな柱といたしまして物価問題をお扱いになっております。これは佐藤総理以下、この内閣がしばしば約束をいたしました重要政策であることは間違いございません。  そこで、当日のお述べになりました内容等によって見ましても

吉田賢一

1971-03-04 第65回国会 衆議院 決算委員会 第10号

吉田(賢)委員 このいわゆる天下り人事なるものは、これは六年前の臨時行政調査会の過程においても、また結論としての勧告におきましても相当重視して指摘した一点であります。したがいまして、この問題につきましては、毎年、昨年も二月にこの年次報告が出ました。ことしは三月になって出たんでありますが、出るごとに世論はごうごうとわくのであります。  そこで、人事院といたしましては、各実施官庁と違って、厳正な一つ

吉田賢一

1971-03-04 第65回国会 衆議院 決算委員会 第10号

吉田(賢)委員 過日、いわゆる天下り人事と言っておりますが、「営利企業への就職承認に関する年次報告書」が配付されました。これを中心にいたしまして、公務員制度の基盤まで掘り下げて伺っておきたい、こう思います。  まず第一点は、この百九十三名の営利企業への就職承認報告でありますが、相当多数が高級技術者であります。人事院総裁といたしましては、高級技術者がこのように多数退職して、それぞれ営利企業に流出

吉田賢一

1971-03-02 第65回国会 衆議院 決算委員会 第9号

吉田賢一委員 そこで、総理府中央防災会議は正確なデータ準備せられるということがまず前提となり、先決になるのではないか、こう思うのであります。あなたのほうで——もっとも警察庁におきましても警察庁立場におきましてデータをとっておりますけれども、集計しておるようでございますけれども、災害は一体どんな被害をこうむったのであろうかということ、どうもこれが明らかでないのであります。あなたのほうからいただいた

吉田賢一

1971-03-02 第65回国会 衆議院 決算委員会 第9号

吉田(賢)委員 きょうは四十四年度一般会計予備費使用調書(その2)と、同じく特別会計(その2)並びに同じく四十五年度の(その1)と(その1)につきまして若干伺いたいのであります。ただし、きょうは予備費の問題について最終の結論を得にくいので、一応諸般角度から結論への準備段階として伺っておきたい、こう思うのであります。  それでは、湊副長官見えましたね。——特に一般会計予備費使用調書を見てみますると

吉田賢一

1971-02-25 第65回国会 衆議院 決算委員会 第8号

吉田(賢)委員 近ごろ郵便事業ダイレクトメール貴金属製品販売展などがよくあるのでございます。そういった一般の庶民を対象にして、貴金属がか在り金属地金にしてある製品ができて、それが最近の消費ブームに乗って、好みにのってずいぶんと多面的に使われている面があるのではないだろうか、こう思うのであります。  そこで、やはりこのような傾向がもしずっと助長されていくとしまするならば、ひいてはこれは消費過大

吉田賢一

1971-02-25 第65回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第6号

吉田(賢)分科員 そこで大臣に伺いたいのでありますが、こちらがあわてふためいて何も情報をつかむという意味ではないのであります。また、だから、こちらがある一定の方向づけをそれに義務づけられるということもない、牽制されるわけでもないのでありますが、ただしかし、こんな情報時代でありますから、情報は一切、有利不利にかかわりませず正確につかむということが前提になって、今後の見通し外務省とのお話し合い、日本

吉田賢一

1971-02-25 第65回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第6号

吉田(賢)分科員 私はその点につきまして、根本的に政府の、特に通産大臣のお立場、これは姿勢の点でありますが考えていただきたい、もちろん外務省と一体の関係でお考え願いたいのであります。やはり政府としましては、アメリカのかりにも国会重要責任のある委員長発言でありますので、日本における行政当局発言より一そう向こうにおいてはウエートは大きいと思うのです。そこでその一言、一挙一動は日本のこのいま当面する

吉田賢一

1971-02-25 第65回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第6号

吉田(賢)分科員 ちょっと大臣にお願いしておきますが、時間が非常に制約されておりますので、できるだけ私も簡単に申しますから、ひとつ要点だけきちっと御答弁願いますように、よろしくお願いいたします。  私の伺いたいのは、対米繊維規制の例の問題につきまして、これに伴いまする国内繊維業界への具体的な深刻な影響の実相を踏まえまして若干お尋ねしたい、こういうことなんであります。  まず第一には、その前提といたしまして

吉田賢一

1971-02-16 第65回国会 衆議院 予算委員会 第13号

吉田(賢)委員 法務大臣に一言伺います。あなたは発熱中でお気の毒ですから、ごく簡単にとどめます。  あなた御自身でないのにまことにこれは御迷惑千万な答弁と思いますが、やはり法務大臣所管事項司法の一端をになう検察の指揮があります。さらに行刑の問題があります。考えてみますというと、法務省の法秩序維持というものは一そう峻厳でなければならないことは、これは申すまでもございません。かくいたしまして私は

吉田賢一

1971-02-16 第65回国会 衆議院 予算委員会 第13号

吉田(賢)委員 長官は、個人としての、また議員としての西郷並びに小林氏を何か御信頼になり、いたわるようなことばがございました。個人としてはそうでありましょうけれども、大臣というものは省の長官であること申すまでもなく、司法行政長官というものは一そう身を持すること厳粛に、いま長官が仰せのごとくに、国民国会を尊重するということにおいてはこれまた人後に落ちない、このかまえがなくして綱紀粛正はから念仏

吉田賢一

1971-02-16 第65回国会 衆議院 予算委員会 第13号

吉田(賢)委員 第一点は、綱紀粛正につきまして内閣の御所見を伺いたいのであります。  そこで、きょうは諸般の事情から総理がお出になっておらぬ。官房長官は副総理格として総理の御意向と大体同様であると、御答弁の趣旨を理解しておいてよろしゅうございましょうね。——御同意のようでありまするので、次のようなことを伺ってみたいのであります。  私が綱紀粛正を論じまするゆえんのものは、わが国政治行政の全体

吉田賢一

1971-02-12 第65回国会 衆議院 決算委員会 第4号

吉田(賢)委員 いまのシステム分析の努力は多といたしますが、一つは、年間に三百万円ないしは三百数十万円、そんな少額のもので次の段階にこれは具体的に日程にのぼさねばならぬ、政治日程にのぼすべき目標があろうはずですから、もっと徹底した調査研究を大がかりにする、速度を早めるというふうにすべきではないか。アメリカにおきましては、すでにあらゆる意味におきまして実施しつつある。相当経験をも積み、あなたもまたあちらへ

吉田賢一

1971-02-12 第65回国会 衆議院 決算委員会 第4号

吉田(賢)委員 お昼を過ぎておりまして気の毒ですが、しばらくごしんぼう、おつき合い願います。  先に経済企画庁に伺いたいと思います。あなたのほうの経済研究所の内部の例のシステム分析調査室の業績を中心にして伺いたいのであります。  例のPPBSの調査研究につきましては、現在どんな作業が行なわれまして、具体的に実績と申しまするか、どのような成果をあげつつあるか、ちょっと概要を御説明いただきたいと思います

吉田賢一

1971-02-09 第65回国会 衆議院 決算委員会 第3号

吉田(賢)委員 何ゆえ教育ママが発生するのか、多くの母性をしてかくあらしめておりまするその根本の背景は何なのであるか、ここを突いていくことによって、公私にかかわらず、文教の府といたしましては、協力とか指導とか、いろんな角度から可能な手段を講じてしかるべきだと思うのであります。私立学校は放任の実情公立学校指導、規制していくというようなことが社会的に一体何を生みおるのか。そもそも、この教育ママを生

吉田賢一

1971-02-09 第65回国会 衆議院 決算委員会 第3号

吉田(賢)委員 ただに大学入試のみならず、私立高校などのいわゆる優秀校への入試は相当激烈な競争もあるのが現状でございます。したがいまして、児童に至りますまでこの弊風が浸透しておるのが現在の実情でないか、こう思われるのであります。さすれば、高校自体のその関係者の間の検討協議もさることながら、やはりもっと下級校に対しましても同様な態度をもって取り組むべきでないかと思うのですが、この点、 いかがですか。

吉田賢一

1971-02-09 第65回国会 衆議院 決算委員会 第3号

吉田(賢)委員 では、文部省を先に済ませます。  去年の一月に、例のヨーロッパのOECDの教育委員会教育調査団がいろいろな日本教育実態に対する報告をしておるのでございますが、そのうちで、一つは、大学等高等教育などへの入学準備という実情が、個人個人の生徒の学力、能力をつくるというよりも、むしろ入学試験にパスするという技術を修得するということに重点が置かれておるということをいみじくも指摘しておったようであります

吉田賢一

1971-02-05 第65回国会 衆議院 本会議 第5号

吉田賢一君 私は、民社党を代表して、昭和四十四年度決算につきまして、以下若干の質疑を試みんといたします。  由来、国策の真の姿を具体的に示すものは、これは総理大臣以下大臣国会演説ではございません。財政でございます。実に財政は思想や主張ではなく裸にせられた国の骨格といわるるゆえんであります。  四十四年度決算審査にあたりまして見のがしがたい二つの大きな柱があります。  その一つは、同年度予算の性格

吉田賢一

1971-02-05 第65回国会 衆議院 決算委員会 第2号

吉田(賢)委員 婦人少年局長が見えておられると思いますので、ちょっと簡単に伺いたいと思います。  やはり労働力需給関係の問題につながりますが、同時に家庭を保護する、主婦の立場を保護する、家庭経済、生活を援護する、こういう意味におきまして例のパートタイマーの制度、これは非常に重要だと考えております。とりわけ農村地帯であるとか、あるいはまた中間的な地帯ないしは過密地帯等におきましても、このような面について

吉田賢一

1971-02-05 第65回国会 衆議院 決算委員会 第2号

吉田(賢)委員 労働力需給を円滑にするという問題の一面としまして、労働者側能力が自在に各方面で発揮し得るような、そういう手を打つ必要があるんじゃないだろうか。受け入れも大事でありますが、同時に、たとえば職業指導、訓練とか、あるいはまた技能者養成であるとか、あるいはその他の知識の普及であるとか、そういうようなことをかなり簡単に、安易に、経費もあまりかからずに、政府施策、公の施設としましてこれをする

吉田賢一

1971-02-05 第65回国会 衆議院 決算委員会 第2号

吉田(賢)委員 労働省に先にお願いします。  一点は、中小企業労働需給関係でありますが、最近の経済の少しいびつな状態、不景気のかげりもあるような状態になっておりまするので、内外の経済情勢諸般から考えまして、中小企業労働需要並びに供給対策というものはかなりの変動を生ずるのじゃないだろうか、こういうふうに感じております。つきましては、ことしのこの方面に対する需給対策の要項はどういうことが重点になっているのだろうか

吉田賢一

1971-02-02 第65回国会 衆議院 決算委員会 第1号

吉田(賢)委員 これは院長、一検査院のあなたとの問答といいますよりも、私ども決算委員会は、国民の負託にこたえて、ほんとう日本予算執行、それが適正適切に効率的に行なわれたかどうかということについて、何よりも重要な使命があるわけなんです。そこで、一つの重要な資料といたしまして、検査院検査に期待いたしております。これはもう間違いないのであります。  そこで、いまのお説ですが、日進月歩の科学時代

吉田賢一

1971-02-02 第65回国会 衆議院 決算委員会 第1号

吉田(賢)委員 検査院法三十四条は、会計経理に関し、法令に違反し、または不当であると認める事項がある、こういうときに当該会計経理について意見を表示し、あるいは適宜の処置を要求し、もしくは改善、是正を求める、こういうことになっておりますが、やはりそのワクは、違法であり不当である、こういうことになるようですね。ですから、違法、不当にあらずして——一例をあげますならば、予算が組まれた道路計画につきまして

吉田賢一

1971-02-02 第65回国会 衆議院 決算委員会 第1号

吉田(賢)委員 会計検査あり方について少し伺ってみたいのであります。  検査報告書国会に毎年提出されます。かなりいろいろとこまかいことまで御調査になっておりまするが、帰するところ、一口に申しますると、検査報告は、予算執行につきまして、大体当、不当、違法なりしやいなや、こういうようなことがものさしのように考えられます。そこで、むしろ国民が求めておりまする予算執行あり方というのは、国民のために

吉田賢一

1970-12-16 第64回国会 衆議院 決算委員会 第2号

吉田(賢)委員 この問題はやはり漸増の情勢はおおうべくもございませんですし、いわゆる昔の信書なるものが相当圧迫を受けておりまして、その影がだんだん薄くなってくる、こういうふうでありますから、やはり適当に早い時期にこれに対処して具体案をつくるというところへ持っていきませんと、やはりある期間を経過して定着をするということにだんだんなってまいりますと、それからはこの問題と取り組むことはだんだん条件が至難

吉田賢一

1970-12-16 第64回国会 衆議院 決算委員会 第2号

吉田(賢)委員 郵便事業が、経済的観点から、企業性的な角度から検討される場合に、これはやはり根本の問題もございましょうし、あるいはまた、個々の具体的なあらわれた事象に対しまして取り組んでいく問題もございましょう。  そこで、たとえば一つは例のダイレクトメールというものが、最近の経済成長に伴いまして次第にその分野を拡大しつつあることは御承知のとおりであります。われわれの家庭におきましても、真に信書として

吉田賢一

1970-12-16 第64回国会 衆議院 決算委員会 第2号

吉田(賢)委員 大臣にお尋ねするんですが、郵務事業の諸問題につきましては、すでに先年来あらゆる機会に各方面において論議せられて、政府におきましてもだんだんと審議会その他におきまして研究検討を重ねてきておられるものと、こう思うのでございますが、やはり依然として国民はこの事業の現在と将来性がどうなるんであろうかということについて、多大の関心を持っておるわけでございます。もちろん、これは一つは、全国民

吉田賢一

1970-11-16 第63回国会 衆議院 決算委員会 第23号

吉田(賢)委員 東海道新幹線が開通されました。これは国鉄技術面の高度さを世界的に証明したものであると私は思うのです。したがいまして、国鉄はあらゆる観点から見まして、他の企及しがたい長所を持っております。私鉄といいましても、航空機といいましても、海といいましても、これだけのものを短時間に事故なしにすばらしく運営していく、輸送していくというものを開発して今日に至っておるというようなことは、大きな足跡

吉田賢一

1970-11-16 第63回国会 衆議院 決算委員会 第23号

吉田(賢)委員 一つは、やはりその場合は内部的な原因が大部分を占めると思うのでありますが、内部的な原因もしくは構造的原因というふうに考えてみますと、構造といたしまして、国鉄自体は、小山君もちょっと指摘されておりましたが、過去の国鉄にあらずして、現在の国鉄は、体質、構造、機能、運営自体に一種の老化現象でも来たしておるのかどうか。したがって、技術発展経済成長の現段階、七〇年代に即すべき国鉄といたしましては

吉田賢一

1970-11-16 第63回国会 衆議院 決算委員会 第23号

吉田(賢)委員 国鉄総裁から伺いたいのでありますが、国鉄現状は、財政的見地から考察するだけでも、その膨大な構造運営等実態にかんがみまして、実はわれわれしろうとが取り組むことは容易ではございません。したがいまして、私はきょうのところ十分な資料を持っておりませんので、ほんの基礎的な点を思いつくままに二、三伺うことにきょうはとどめたいと思います。また別の機会を見まして、できるだけ詳細な御説明を聞

吉田賢一

1970-10-13 第63回国会 衆議院 決算委員会 第22号

吉田(賢)委員 本来、鉄道事業は引き合わないものである、採算がとれないものであるということが動かしがたい前提になるならば、これはやはり鉄道経営というものは、私鉄国鉄にかかわりませず、全体的に抜本的な研究をして対策を立てる必要がございます。しかしながら時勢の流れに従って、ホテルもやるわ、土地開発宅地開発もやるわで、もうけてようやく補っておる、そこで、運賃値上げをしなくちゃならぬじゃないか、こういうような

吉田賢一

1970-10-13 第63回国会 衆議院 決算委員会 第22号

吉田(賢)委員 時間がありませんから、簡単に一、二大臣に伺ってみたいと思います。  去る十月の五日から私鉄大手十四社が値上げが認可になって実施をいたしましたですね。いろいろと大臣も直接に行政指示をせられたらしいのですが、ただ、考えてみるべき点は、私鉄会社は、私鉄会社が本来鉄道事業に投資すべき資本を、むしろ妙味のある副業に、たとえば土地開発とか宅地開発とか、あるいはターミナルのデパート経営とかホテル

吉田賢一

1970-10-13 第63回国会 衆議院 決算委員会 第22号

吉田(賢)委員 時間がありませんので、院長に一問だけお尋ねします。  院長に申し上げてみたいのですが、いま問題になっております東京都の区役所の職員から検査院検査に出た職員がいろんな供応を受けたという事実につきましては、院の立場からは最高度の厳正な態度をもってこの事案に処する必要があると私は思います。あなたは、給与がどうの待遇がどうのということでたいへん感謝のような発言もされましたが、これは全く次元

吉田賢一

1970-09-10 第63回国会 衆議院 決算委員会 第21号

吉田(賢)委員 大臣お急ぎのようでありますので、できるだけ全体の質疑の骨子はあなたにお尋ねして、そして、通産省としましての基本的な態度とかあるいは施策とか、そういうものにつきましてまず明らかにしておきたい、こう思うのであります。  第一点は、あなたが六月にアメリカに使いせられて、スタンズ商務長官との間に例の日米繊維交渉を遂げられて、不幸決裂になったことは、二十四日の共同声明によって明らかになっております

吉田賢一

1970-09-10 第63回国会 衆議院 決算委員会 第21号

吉田(賢)委員 関連しましてひとつ。  事務総長承知のとおり、いま日本におきましては、行政府並びにわれわれの国会もあわせまして、とにかく批判、反省をせなければならぬ問題がたくさんございます。しかし、もし、たとえば司法部におきまして、司法部がわいろをとって裁判をするということになりましたならば、これはもう国が混乱しちゃうんです。そういうことをあわせて考えますと、この際に検査院立場——憲法並びに院法

吉田賢一

1970-08-10 第63回国会 衆議院 決算委員会 第20号

吉田(賢)委員 もう一点だけ、いまの古米とか過剰米処理に伴う損失、それから汚染米処理ないしは廃棄等に伴う損失、これはまた、たとえば人間に有害であって家畜等の動物に有害にあらずということは、なかなかむずかしい判定の問題である、こう思いますので、こういうことをめぐりまして、これらの処分を総計いたしますると、いまおあげになりました数字を積算いたしましても、この年度、四十六年度のかかりの政府持ち米の総量

吉田賢一

1970-08-10 第63回国会 衆議院 決算委員会 第20号

吉田(賢)委員 大臣に伺いますが、いま連年豊作らしく伝えられます。ことしも豊作らしい。そうすると四年連続の豊作で、空前の豊作です。したがって過剰米は滞積していくと思うのです。これの集約いたしました総計算からくる財政負担は、総計どのくらいになるのだろうか。それからもう一つは、例の汚染米がはしなくも問題になってまいりまして、有毒カビ、カドミウムその他の有毒汚染米問題で世論は重大化してまいっておりますので

吉田賢一

1970-06-10 第63回国会 衆議院 決算委員会 第18号

吉田(賢)委員 やはりこの問題は、なるほど通産省、農林省の問題ではありますけれども、もちろん円の切り上げの問題というものは、日本の円の平価維持立場からするならば、日本の円の国際的値打ちが上になるのか下になるのかという問題でしょう。だから、これはもうたいへんな財政の問題でなければなりません。主管庁大蔵省回避対策はどうとっておるかということを、他省がやっておってもそうでなくても、これは当然答弁せぬばいかぬと

吉田賢一

1970-06-10 第63回国会 衆議院 決算委員会 第18号

吉田(賢)委員 ところで、一方におきまして、たとえばわが国国内におきましての物価の問題などもずいぶんと議論があり、方策の提案はされますけれども、一向に効果はあがってこない。世界インフレのうちに日本物価も次第に上昇しつつあるということは、これはまぎれもない事実でございます。いまおっしゃった、たとえば輸入自由化と申しましても、ドイツあたりと比べましたならば、ドイツにしましても、輸入資本、為替の自由化

吉田賢一

1970-06-10 第63回国会 衆議院 決算委員会 第18号

吉田(賢)委員 円切り上げの問題を少し伺ってみたいと思います。適当にしかるべく御答弁をいただきます。  いまわが国におきましてもまた外国におきましても、日本の円を切り上げるという論議が相当行なわれているよろでございます。また、これを予想いたしまして、有力商社もしかるべくその用意までしたことが伝わっております。一体、この円切り上げ論の理由、論拠というものは何でございますか、それを一応御説明願いたい。

吉田賢一

1970-05-19 第63回国会 衆議院 決算委員会 第17号

吉田(賢)委員 私は、いまの第二問は広告の観点から言っておるのではないのであります。広告の観点からは、これは業者に対しての施策であります。一種の国民の薬品に対する消費者的な行政というものは、別個に立てるべきだと考えるのであります。でありますから、消費物についていうならば、生産と流通と消費と関係がありましても、消費者の立場において、消費すべきものについて正確な十分な知識を持っておるということが必要なんであります

吉田賢一

1970-05-19 第63回国会 衆議院 決算委員会 第17号

吉田(賢)委員 誇大広告とか虚偽の広告とか、これは表示の偽り等によりまして公取等におきましても扱い得ましょうし、その取り締まりはもちろんできることは存じております。私はそういうふうに言っておるのではなしに、やはり売らんかなに持ち込むことは、こんなマスコミ時代でありますので、国民は広告に圧倒されるのであります。だから、広告をよくすれば、よけいすれば、テレビによけい出すならば、それだけシェアは広がっていくのです

吉田賢一

1970-05-19 第63回国会 衆議院 決算委員会 第17号

吉田(賢)委員 わが国は薬がはんらんしまして、病気はますますふえていく、どうもそういう感じがいたします。これは国民保健の見地から見ましても、また日本の医薬行政の見地から見ましても、これは現在、将来にわたりまして非常に重大な課題である、こう考えるのであります。  そこで、特に大衆薬を中心にして伺ってみたいのでございまするが、医師が医薬として用いるというのは、専門的立場でありまするから、かなり次元の違

吉田賢一