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823件の議事録が該当しました。

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1961-02-14 第38回国会 参議院 農林水産委員会 第5号

千田正君 もう一つは、最近農林省としてのこの米の生産増加等に基づきまして、従来のような土地改良というようなものは一応これはもうたな上げである、あるいは国営開墾というような、大きな国の施策としての開発計画というものも、水田を開墾するのは、これは一応今までの方式をとらないのだという、ふうに、予算の上においてもそういうことが影響してきているようでありますが、これは今度どういうふうにやっていくか。これは

千田正

1961-02-14 第38回国会 参議院 農林水産委員会 第5号

千田正君 多分そうおっしゃるだろうと思っておりましたが、どうせ秋になれば米価審議会等の答申を待って農林省としての決定価格を出すでありましょうが、調整勘定の中にそういう問題を含んだことを一体考えておられるかどうか、もしもこれが物価が相当の値上がりを来たすというと、少なくとも食管会計におけるところの補正予算というものが新しく考えられなければならないのじゃないかということも予想されますので、そういうことについて

千田正

1961-02-14 第38回国会 参議院 農林水産委員会 第5号

千田正君 私はまず農林大臣にお伺いしたいのは、今度の池田内閣方針として所得倍増計画、これは前々からすでに発表しておられる通りですが、ただこれは農民に及ぼす影響という点につきましてお伺いしたいのであります。特に農林省の所管でありますところの食糧特別会計に及ぼす影響、三十六年度予算の編成にあたりましては、産米買付に対しては、一応は三十五年の方式をとって大体三千八百万石、価格としましては百五十キロ

千田正

1961-02-10 第38回国会 参議院 農林水産委員会 第4号

千田正君 赤字補てんのことは考えられないというようなお話でありますけれども日本国内におけるフィッシュ・ミール生産額というのは、大体あなたの方で計数的に考えても、年々の生産額というものはこの程度だということはおそらくわかると思う。もちろん、漁、不漁もありますけれども、昨年のようなサンマ不漁のときには、十分なあれができないと思うのですが、一応魚かす生産というものに対しての見通しがつく、見通しがついておればこそ

千田正

1961-02-10 第38回国会 参議院 農林水産委員会 第4号

千田正君 そこで、将来のいわゆる自由貿易等によって影響するところの国内産業に対しては、特に著しい問題に対しては、その面の補助政策を一方に掲げ上げなければならないというふうに政策を変えてあると私は思うのであります。でありますから、こちらの魚かすの問題を取り上げているならば、食管特別会計においてそういうふうな利益差を得た場合においては、少なくとも漁民の方の施設に充てるとか、あるいは漁価安定政策役立

千田正

1961-02-10 第38回国会 参議院 農林水産委員会 第4号

千田正君 きのう食糧特例会計の問題でここでも論議されたのでありますが、きょうの水産庁長官からの御説明でありますと、漁価安定政策の一環としましてフィッシュ・ミールの問題がある。それからいろいろ農林省一つ対策としまして、あるいは畜産行政の方にある程度転換する問題等農業政策が出てくる。そのときにこの飼料の問題を中心としましてフィッシュ・ミール輸入の問題、それから生産の方の部門、いわゆる水産庁が担当

千田正

1961-02-09 第38回国会 参議院 農林水産委員会 第3号

千田正君 今、秋山委員質問に対して長官お答えになっておりますが、私も秋山委員と同様にここへこういう勘定を持ってきたということに対しては、はなはだ納得がいかないのであります。大体食糧会計のこの勘定の中に、これを調整すると称しても、水産の方においては一方魚価安定策というものをきめようという農林省一つ施策として考えておる最中に、片方の畜産関係からは安い飼料を入れてそうして食糧関係食管会計の赤字

千田正

1960-12-20 第37回国会 参議院 農林水産委員会 第3号

千田正君 今の森委員お話しの通りなんですが、私も賛成します。そうしていただきたいと思います。それにつけ加えまして、過去にこうした問題を中心として紛争を起こして解決した事件と、今なお解決しておらない事件と、現実に発生しつつある問題、この問題もつけ加えまして、御報告とかねてその対処方針を承わりたいと思います。その点もつけ加えてお願いをしたい。そういうわけでありますから、きょうは現業の課長さん方がおいでになって

千田正

1960-12-20 第37回国会 参議院 農林水産委員会 第3号

千田正君 この問題は幾らここて議論しても、その程度お答えしかできないとすれば、これ以上おのおの議論しても意味ないが、実際のことは、ただいま森委員が何回となく言うておる通り、この問題の解決は法的な立法改正をする、そしてそれに対しては当然助成の道を講じ得るような裏づけのある法的改正をしなければ、この問題の解決にはならないと思うのです。私ども農林委員会立場からいえば、あくまでこれは零細漁民あるいは

千田正

1960-12-20 第37回国会 参議院 農林水産委員会 第3号

千田正君 私、今途中からきて拝聴しているのですが、水質汚濁の問題はすでに農林水産、あるいは水産委員会当初から取り上げてきて十数年になる。未だ解決の曙光さえ見えない。実はこういうことはどういうことだということを、もう少し再検討したいと思うのですが、今のお話を聞いていると、何年河清を打つかというようなことになってしまう。私どもは当初当農林水産委員会におきまして、水質汚濁防止法案ができた場合においては、

千田正

1960-12-19 第37回国会 参議院 予算委員会 第3号

千田正君 重ねてお伺いしますが、そうしますというと、日本といたしましては、あくまで国際連合という一つ外交舞台があるのだから、国際連合を通じて以外は日本独自の外交というようなことは考えておらない。国際連合あるいは国際情勢の動きというものは、少なくとも国際連合中心として動いておるから、それ以外のことは考えておらない、こういうふうにお考えでありますか。

千田正

1960-12-19 第37回国会 参議院 予算委員会 第3号

千田正君 関連して。羽生委員質問のお答について、もう一ぺん私はお聞きしたいと思いますのは、ただいま羽生委員が言っておるように、一九六一年、来年は非常に国際的に、東洋を舞台とした大きな転換があると予想されることは、先般も羽生委員も言っておる通りでありますが、国連におけるところの情勢が変わってくる。たとえばケネディ・アメリカ大統領がすでに国連に対する大使の変更を意図して新たなる大使の任命をされようとしておる

千田正

1960-11-30 第36回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第2号

千田正君 長官の言うことはよくわかりますが、実際国際貿易立場日本のいわゆる現池田内閣方針として東南アジア、あるいはその他に対する貿易政策立場から、どうしても外米輸入しなければならないというような段階に入った場合に、農林省としては強くそれを拒否する、拒否するのだが、どうしても入った場合における一体その米の処置をどうするのか。これはあなたの方としては実際入れないということをあくまでもがんばるのでしょうが

千田正

1960-11-30 第36回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第2号

千田正君 端的に一点だけ聞きたいのですが、予算の、来年度予算を作成する前に私は伺っておきたいのですが、このように国内産米が非常に好成績だ、それに伴って外米輸入の問題が当然必要じゃなくなってくる。しかし、実際から言えば通産省としては貿易上の関係上ある程度輸入をしたい。こういう要望をしておるようでありますが、この点においては政府間において、通産省農林省の間において外米輸入の点においては調整されておるのかどうか

千田正

1960-10-21 第36回国会 参議院 農林水産委員会 第2号

千田正君 ただいま高橋次長からの御説明もありましたが、将来これは天候がどういうふうになっていくか、あるいは潮流の関係等影響してくると思いまするので、これは影響の結果、どういうふうな結論が出てくるかわかりませんが、私はさらにこれを畜産局の方にお伺いしたいのでありますが、この飼料需給計画を立てた場合においてどれだけの量が本年度は必要であるか、来年度にかけての必要量はどれだけか、それからまたそれに対

千田正

1960-10-21 第36回国会 参議院 農林水産委員会 第2号

千田正君 高橋次長の御説明は経過その通りでありましょう。それで昨年の漁獲と本年とを比較しまして、特に同時期におけるところの比較しました場合において、そう劣っておらないという御発言でありますが、昨年の、この時期においては台風の時期であって、むしろ台風に災いされて相当漁獲が得られなかったということに照らし合わせますと、必ずしも今おっしゃったようなことで、昨年と大差がないとは言えない。  もう一つの問題

千田正

1960-10-21 第36回国会 参議院 農林水産委員会 第2号

千田正君 水産庁長官が見えませんから次長にお伺いしますが、最近サンマ漁業が非常に従来に比しまして不漁である、そういうので、特にサンマ漁業に従事するものは大きい漁業者じゃなくて、むしろ中小漁業者であって、この不漁ということになりますというと、特に北海道三陸沿岸等の漁村に与えるところの影響は非常に大きい。これに対する何か措置をとっておられるのか、あるいはこの見通し等につきまして、ただいまおそらく

千田正

1960-09-07 第35回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第3号

千田正君 今の大臣森委員質問に対するお答えにさらに関連しまして私はお伺いするのですが、農民が三千二百円の従来の価格が現在三千二十円になって、もちろん百八十円というマイナスである。これは対しては、農林省としては、今経済局長が言うように、心配するなと、何か考えるからと、しかも前内閣のときはこれは関税によって、輸入大豆に対する問題に対しては、関税を高めることによって大豆産業に対して影響を及ぼさないようにする

千田正

1960-09-07 第35回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第3号

千田正君 非常に抽象的なお答えですが、問題は今の関税等においては、砂糖に対してはおそらく最高の関税をかけているのではないか、こういうことまで考えられる、その方向によってビート産業を守ろうという御趣旨はよくわかります。われわれも賛成であるが、そういう高関税がはたしていつまで持てるか、それが持てなくなった場合に専売公社における製塩事業のように、せっかく製塩事業を保護していながらついにはそれをやめなければならない

千田正

1960-09-07 第35回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第3号

千田正君 簡単に聞きますが、今のビート産業自由貿易化の問題ですが、農林当局はおそらく砂糖に関する限りは高関税をかけて、そうしてビート産業を守る、こういう御趣旨のように考えておったのですけれども、いつまでそれが続くか、たとえば通商協定等におけるガットとの問題、それの振り合いにおいてどこまでそれを続けるかということを非常に私は杞憂をもって考えておる。農林大臣のお考えとしましては、このビート産業を守るために

千田正

1960-08-10 第35回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第2号

千田正君 まあ八月でなかなか暑くて集まらないだろうし、われわれ委員会としましても、一月のうちきょう一回くらいしかやれないので、この問題についてはあらためて涼しくなってから論議するのでしょうが、特に私は聞きたいのですが、累増した旧入植者借金ですね、この借金の整理に対して一億程度のものではとうていどうにもならぬ、われわれはそう考える。相当累増した、政府からの融資あるいは冷害対策、あるいは災害対策等によって

千田正

1960-08-10 第35回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第2号

千田正君 今、自民党の皆さんでいろいろ御質疑をなさって結論としてはただいまのような附帯決議がついたようでありますが、そこで、ちょうど次官並びに政府当局が見えておりますのでお伺いしたいんですが、これは一体暫定的なおそらく処置だろうと思うのであって、暫定的にいたしましても、わずか一億程度のことで、今までの不均衡の是正をどれだけの段階に進めるかということは非常に疑問なのであります。そこで、ただいま委員長

千田正

1960-08-10 第35回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第2号

千田正君 前国会はわれわれが会期延長を認めないという立場をとっておった関係上、委員としましては当然われわれ出席しなかったのでありますが、その間に開拓三法が一応当委員会を通過して本会議も通過したという、いわゆる単独審議のもとに通過したのであります。そこで、この開拓三法を通すに際しまして従来もわれわれはその前に一応の審議には参加しておりましたから、大体の考えはよくわかっておりますけれども、これに対して

千田正

1960-07-23 第35回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号

千田正君 ちょっと待って下さい。それに入る前に、先国会におきまして会期延長がなされておるのでありますが、われわれとしては会期延長を認めない方針をとっておった。その間に農林委員会は継続されて単独審議されたようなことであります。また法案もかかっておる。そういう事情のもとに、われわれが知らない面において単独通過した農林関係法案等に対して多少疑義のある点もありますし、また補足説明を求める点もあると思

千田正

1960-05-19 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第32号

千田正君 私第一に、これは憲法上の問題として、憲法上のいわゆる個人の財産権及び共同財産権と、この立法措置関係について十分研究したかどうか。これは、ある意味において土地收用法のような行き方をもって漁業権の回収を考えているのかどうか、この点はどうですか。立案者でないからそういうことはお答えできないとすればそれでもいいわけですが、どういうことを考えているのか。

千田正

1960-05-19 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第32号

千田正君 関連して。今、秋山委員質問に対しての政務次官お答えは、これは重大な問題であります。ということは、あなた方は、政務次官の任期は何年いるかしらぬけれども、また大臣も何年いるかわからぬけれども、せいぜい一年か二年ですよ。ところが、こういう問題は、従来何回となく起きておる。当農林水産委員会におきましては、この間の横浜の沖合いの埋め立てについても、どうにもならなくなって、あなたのおっしゃるような

千田正

1960-05-17 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第31号

千田正君 大体わかりましたが、前段の私は共同施設を、出荷までの共同施設を必要とするということは、要するに従来こうした種類のものは市場の状況にしょっちゅう左右されて、そして生産者がいい場合はいいのですけれども、悪い場合においては極端に生産者が非常なコストを割った損害を受ける場合が多いのでありまして、やはり振興法を掲げる以上は、果樹の生産と同時にその集荷、販売に至る点まで思いをいたしていかないというと

千田正

1960-05-17 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第31号

千田正君 今の東君の質問櫻井委員質問にも関連しますが、認定基準のうちに病害虫防除その他の管理作業というものが出ておりますが、このうちさっきの東君の質問に対してお答えがありましたが、乾燥場あるいは冷凍設備等出荷に至るまでの貯蔵設備に対しても、この資金貸付対象とするかどうか、この問題を一つ伺いたいという点と。もう一つは、これは植栽中心考えておられるようでありますが、一面において従来の風水害

千田正

1960-05-10 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第30号

千田正君 もう一ぺん最後に私は一点お伺いしたいのは、最近の首脳会議の目標として、いろいろ平和的な問題の解決への足がかりが出てくるわけでございますが、その直前に、今度の飛行機のいわゆるスパイ事件というような問題が起きてきた。そうしてこれが国際的な政治に非常な影響を及ぼすことは、これはもう何人もいなめないものでありまして、特にこの北洋における、北太平洋における将来の問題として、この外交影響相当受けてくると

千田正

1960-05-10 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第30号

千田正君 私二つの点で特に伺いたいのですが、それは先般高碕代表がお立ちになるときに、東京空港において、高碕代表との間に私一応話し合いをしたのですが、今度行く場合において、特に日本側として主張していきたいというのは、沿岸安全操業という問題、これはどうしても打開していかなくちゃならない。この点と、日本代表諸君考えておるのは、全然この安保条約に関連した政治的な背景はないのだ、あくまで純粋な日ソ間の

千田正

1960-05-10 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第30号

千田正君 今、長官の御説明によって大体わかりますが、いつも最終的な問題になりますと、禁止区域をある程度容認するか、あるいは漁獲量をある程度向こうの言いなりになるか、どっちかという問題に追い詰められてくる。本年もそういう状況に立ち至ってきているのですが、ただいま御説明のあったようないわゆる四十五度から南の方へたれ下がったところを一応切る、切って今のじぐざぐ行進のような箱型になった点ですね、これも全然日本側

千田正

1960-04-28 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第29号

千田正君 関連して伺いますが、どうもさっきからのお答えを聞いているというと、パイロット・フアームはさっき政務次官もおっしゃったし、庄野さんも言ったが、これはまあ一つ理想なんで、その一つ理想の生まれた結論は何かというと、今まで十数年の既入植者やり方をいろいろ研究してみてもどうにもならない。これが理想なんだというので出したのがいわゆるパイロット・フアームです。今までの既入植者のギャップを何とか埋

千田正

1960-04-28 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第29号

千田正君 ただいま小笠原委員の御質問に対するお答えを伺っておりますと、この間も私雑談の中で聞いておったのですが、農林省は今やっておるパイロット・フアームが、あなた方にとってはお得意のように、これで農林省開拓行政はうまくいっておると、北海道の上北へ行ってみても、これが見本だというふうに見せられるのですが、一方において戦後に入った開拓者諸君のあのみじめさを見るというと、これはちっとも農林省のお得意になるべきものじゃないのだね

千田正

1960-04-21 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第27号

千田正君 最後にもう一点だけ。これは今までのあれは金融面あるいはその他において、補助面等においてめんどうを見ておるというのが一つ段階ですから、これはもちろんけつこうですが、一面、現地に行って見てみるというと、たとえば二町歩もしくは三町歩が当人の開拓地であり、土地として獲得したものにかかわらず、人手が少ない、畜力がない、金もないというので、三町歩のところが一町歩しか開畑ができない。あとの二町歩というものはそのままやぶになっておる

千田正

1960-04-21 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第27号

千田正君 もう一点。それで今度の三法が通過することによって、私も昨年も一昨年も開拓地の現状を見て特に北海道東北地区における最近の機械開墾におけるところの大規模な開墾入植した諸君の姿と、それから旧入植開墾者の貧困な姿との間にはあまりに格段の差があるのですね。それを今度の三法によってある程度その差が埋められるかどうか、ある程度追っついていけるかどうか、こういうことをわれわれは心配するのですよ。ということは

千田正

1960-04-21 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第27号

千田正君 ただ一点だけ……。政務次官でも農地局長でもいいのですが、今度三法案を提案されておりますが、この終戦後に入った引揚者や、あるいは復員者その他の大部分がそういう人たちなのですが、先般からいろいろ御説明のある通り、債務の重なっておるという点が非常に大きな難点になっておるわけで、ある程度の時点を一つ段階としてそれ以前のものは一括して一応のたな上げといっては語弊がありますが、ほんとうに返済ができる

千田正

1960-04-14 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第24号

千田正君 私はこの整備と同時に、その裏づけとしては、やはり金融問題が、さっき藤野委員からもいろいろお尋ねがありましたが、中小漁業融資保証法改正案も出ておりますが、もう一つ、私はやはり何といっても漁業の不振というものの裏づけ対策としては、魚価に対する対策の問題、あるいは漁業に対するところの共済制度の確立の問題、そういうものが並行してこれと相伴ってこなければ、こういう問題の本質的な改革ができないんじゃないかと

千田正

1960-04-14 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第24号

千田正君 衆議院附帯決議を見ますというと、来年度以降は政府貸付額をさらに二億円増加して、資金総額を五億円にしろというような意味附帯決議のように見受けられるのですが、実際、来年度予算の上において、それだけ水産庁はがんばっていただかなくちゃならないのですが、その覚悟はどうですか。確実にこれだけは確保できるという見通しはつけましたか。

千田正

1960-04-14 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第24号

千田正君 私は、この漁業協同組合整備促進法のうち、衆議院でこの間附帯決議を出してきているようでありますが、私もこの点について長官に一応聞きたいと思うのです。それは今度国の貸付金が一億円、それから出資金約一億五千万、合わせて二億五千万円でありますが、その運用利子としては、平年度が一千五百万円程度だとすれば、整備対象になるところの組合相当多いということと、大体欠損金総額において三十七億円をオーバー

千田正

1960-04-07 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第23号

千田正君 だいぶ時間がないということでありますから、最後の問題を私はお尋ねいたします。それから網目の問題もついでに一つお答え願いたいのであります。向こう側網目日本側がそれに応ずるかどうかという考え方ですね。最後の大きな問題としましては、御承知の通り、先ほど申し上げました通り、この東経百七十五度と、それから北緯四十度、四十五度の線からさらにたんざく型に下に下がって四十度まで向こうは拡大して要求してくる

千田正

1960-04-07 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第23号

千田正君 向こうで要求してきた問題の大きな問題は、まず第一に、禁止区域の拡大という問題、その次は、漁具の網目の問題、さらに漁獲量の問題、この三つの問題がおそらく今度あなたがいらっしゃつても最終段階において決定しなければならない問題であろうと思うのであります。そこで、私が特にあなたにお尋ねいたしたいのは、一九五二年から、いわゆる日本側からいいますというと、かつて河野元農林大臣がモスコーにおいて結ばれたところの

千田正

1960-04-07 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第23号

千田正君 私は、ただいままでの東委員の御質問に対する農林大臣お答えを聞いておりますと、漁業に限ってだけ大臣はいわゆる代表としての権限をまかされておる。私の方から考えますと、この北方における漁業は即日本の権益を代表しておるものである。今日、日本は防衛であるとか、あるいは軍備とか、そういう再軍備というような問題はこれはもう問題外でありますから、軍事的基地とか、そういう問題は問題にする必要はない。日本

千田正

1960-04-05 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第22号

千田正君 関連して。私は三十五年度外貨割当、石油に関する分は大体重油と見合ってある程度豊富に弾力性を持った割当をやったようですが、今までのやり方はどうも生産用重油を作る、たとえば水産用あるいは農業用重油を作るのだという意味で原油の輸入を割り当ててやっても、製油業者の方はA重油を作るということはもうけにならないのだ、むしろほかのB、C重油であるとか、そういうものを作って、あるいはそういうようなものを

千田正

1960-04-05 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第22号

千田正君 御説明はわかりましたが、特に私は、農林水産のうち、さっきはいろいろ酪農製品に対しての御説明がありましたが、私は一歩を変えまして、水産の問題にしましても、たとえばフィッシュ・ミールの問題にしますというと、現在フィッシュ・ミールは、国内において生産するのを、沿岸漁業生産する面と、それから北洋の、いわゆる日ソ間の問題のサケ、マス船団によっての緩和策として、調整策として、外貨を獲得するためにフィッシュ・ミール

千田正

1960-04-05 第34回国会 参議院 農林水産委員会 第22号

千田正君 調整局長並びに倉八次長にお伺いするのですが、この自由化にあたって、当然輸入増加と、国内生産コストがある程度低下すると思いますが、これによって輸出が伸びると、そういう意味においての自由化を叫んでおられるようですが、そうした場合に、輸入増加がどれくらい見られるかということと、輸出がどれくらい増加するか、このバランスはどのくらいに見ておられるわけなんですか。

千田正