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381件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1952-04-22 第13回国会 参議院 外務・法務連合委員会 第4号

伊藤修君 それは高邁なる御意見を伺いまして、誠に敬服に価いしますが、併しそれは今世界連邦の理想を実現することは人類の上に仕合せかどうかということは、我々として今後大きく課せられた大問題であるのです。併し当面の問題として、移動の自由を認めるということが拒否されるかどうかということも、これは問題だと思うのです。もう一歩、今度は深く入つて、現に居留してその国の憲法の下に生活を営んでいる者、そういうことを

伊藤修

1952-04-22 第13回国会 参議院 外務・法務連合委員会 第4号

伊藤修君 只今引例されました癩の場合におきましては、癩予防取締法という法律手当がされておりまして、これによつてそれぞれ手当が十分国内法的には賄われておると思う。それからおよそ国内法において、それが適法行為として認められた場合において、それが国際人間においては不適法行為として認めるというあり方はどうかと思うのですが、いわゆる平等の原則に反するのではないか、日本国人においても認められておる、将来においてはこれは

伊藤修

1952-04-22 第13回国会 参議院 外務・法務連合委員会 第4号

伊藤修君 法務総裁に対する質問は保留いたしまして、意見長官お見えでございますから伺いたいと思います。ここにヌの規定に「売いん又はそのあつ旋、勧誘、その場所の提供その他売いんに直接に関係がある業務に従事する者」と、こうあるのですが、これは現在の勅令九号に根拠は置いていないと思うのです。勅令九号より幅が広いのです。いわゆる勅令九号においては場所を提供したるものまでも罰してはいないのですが、いわゆる違法行為

伊藤修

1952-04-17 第13回国会 参議院 本会議 第31号

伊藤修君 只今提案になりました本法案につきまして、法務総裁にいささか質問をいたしたいと存ずる次第であります。  この種の法案の作成に当りましては非常に困難を伴うのであります。諸外国の例を以ちましても、すでにアメリカにおいてはムツトニクソン法を作成するに当りまして、非常な困難の下に成しとげておるのです。日本におきましても、現在のこの法案がすでに一カ年近く法務府において研究を重ねられておつて、その間幾多

伊藤修

1952-04-16 第13回国会 参議院 法務委員会 第24号

伊藤修君 私の質問するのは、それはわかつておるのですよ、わかつておるけれども、実際上例えば一日なら一日の午前零時とおつしやいますが、その一日の日の朝ですね、移転する人が相当数あるでしよう。その場合において届出をするということは、東京都なら東京都において届出はして行かないのですよ、事実上……。そうするとその人はあなたのおつしやるようにこちらで届出して、又新たに転入するということは実際上不可能です。これは

伊藤修

1952-04-16 第13回国会 参議院 法務委員会 第24号

伊藤修君 本案について一、二点お尋ねしておきますが、この第三条のですが、法の施行の日から五日以内に転居した場合は、前住所において届出をしなかつたときは新住所において届出を要するかどうか。この場合法第四条八号に掲げられる事項の届出をする必要がないか、この点について御説明願いたいと思います。

伊藤修

1952-04-15 第13回国会 参議院 外務・法務連合委員会 第2号

伊藤修君 只今の御答弁によりますれば、憲法條章に基いて悖るところはないというようにお伺いいたしたのですが、国際慣例恥かしくないという御説明でありますが、不幸にして私は資料の中にも国際慣例としての資料を拜見しておらないように思うのです。この点は私は委員長にお願いして、諸外国立法例一つ国際慣例の一例として御提出願うことをこの際要求しておきます。私らも経験の少い外国旅行をして参つた者ですが、その

伊藤修

1952-04-15 第13回国会 参議院 外務・法務連合委員会 第2号

伊藤修君 先ず第一にちよつとお尋ねいたしたいのは、この法律を、殊に出入国管理令を拜見いたしますと、一体我が憲法がこうした外国人に対しまして果して適用あるのかないのか、どういうお考えの下にこの政令を法律として国内に公布しようというお考えであるか、私にはわからない。全文を通覧いたしますというと全く驚きに堪えないところ規定が多々ある。全体の考え方を推測いたしますると、基本的に我が憲法がかような外国人

伊藤修

1952-04-04 第13回国会 参議院 法務委員会戦争犯罪人に対する法的処置に関する小委員会 第5号

伊藤修君 今のような問題を究めて行かないということは、例えばこの巣鴨刑務所という僅かの形式の問題になつて来ますけれども、刑務所自体に対しても私は好ましくないと思う。本質が明かになりさえすれば、結局刑務所という名前は不適当じやないかと思う。例えば拘置所とか収容所とかいう名前になつて行かなくちやならんです。刑というものに対する本質が明かにならんから、漫然刑務所として受入れている。そうすると、そこを出所

伊藤修

1952-04-04 第13回国会 参議院 法務委員会戦争犯罪人に対する法的処置に関する小委員会 第5号

伊藤修君 ですから国内法上の刑でもない、又諸外国においての裁判所で言い渡された刑でもない。いわゆるこの今次の戦争がもたらしたところの結果において言い渡されたものであるから、そうした刑というものは何を意味するものか、それをお尋ねしているのです。違つておることは我々でも知つておりますよ。それはいやしくも日本国民を拘禁して行くのですから、その刑の本質もわからずして拘禁するという理由はないのですね。條約でそういう

伊藤修

1952-04-04 第13回国会 参議院 法務委員会戦争犯罪人に対する法的処置に関する小委員会 第5号

伊藤修君 只今の御答辯では、一昨日古橋さんそのほかのおかたから御説明があつたと一歩も出ていないのです。いわゆる刑の本質というものは少しも明らかにしていない、外輪を縷々お述べになつているに過ぎない。私の聞こうとするのは刑の本質について私はお尋ねしておるのですから、なおよく御研究の上一つ答辯願いたいと思います。

伊藤修

1952-04-02 第13回国会 参議院 法務委員会戦争犯罪人に対する法的処置に関する小委員会 第4号

伊藤修君 私はただそういうことをお伺いするゆえんのものは、将来こうした国際裁判を受けた人が、いわゆる前科となるかどうかということにも影響して来ると思うからです。国内法的にいわゆるそういう前科を持つた人は、結局他の法令においていろいろの就職その他の制限をも受けるし、いろいろな面において制約をされることは申すまでもないのです。従つてここに言う刑というものは、国内法と違う刑だということを明確にする必要があるのじやないかと

伊藤修

1952-04-02 第13回国会 参議院 法務委員会戦争犯罪人に対する法的処置に関する小委員会 第4号

伊藤修君 私はどこかにそれを定義として明らかにすべきが、又は冒頭において刑の執行赦免及び軽減並びに仮出所等はすべて本法によるというな原則でも定めておくほうが、その点に対する解釈を明らかにするものではないかと思うのです。ただ今の御説明だけでは、後々これらの刑の執行によつて相当法律的に疑義を生ずるのじやないかと思うのです。従つてこの際それをなおはつきりさせておきたいと思うのです。いわゆるこの国際裁判

伊藤修

1952-04-02 第13回国会 参議院 法務委員会戦争犯罪人に対する法的処置に関する小委員会 第4号

伊藤修君 先ず第一にお伺いいたしたいのは、本法の第二條の二号において「刑前條に定める極東国際軍事裁判所及びその他の連合国戰争犯罪法廷の科した刑をいう。」と、こういう説明になつておりますが、これだけではいわゆる本法に言う刑と、国内法に言う刑というものとの区別が明確ではないのではないかと思われます。いわゆる本法に言うところの刑というものは、通常我々が国内生活において使用しておるところの刑の概念とはおよそかけ

伊藤修

1952-04-01 第13回国会 参議院 法務委員会 第18号

伊藤修君 本案に対しましては、質疑応答の際、本員の意見は大体述べてあるはずでありますが、要約いたしまして、ここで一言申上げておきたいと思うのであります。問題は、いわゆる我々の多年希望しておつたところ講和條約が成立いたしまして、近き日において日本独立国家として世界生活の一歩を踏み出さんとしておる、こうした国民の多年要望しておつたいわゆる希望ある日を迎えんとするに際しまして、いわゆる日本管理のために

伊藤修

1952-04-01 第13回国会 参議院 通商産業委員会 第26号

証人伊藤修助君) 地方公共団体側の立場から証言をいたしたいと思います。先ほど西村証人から申述べられました点と多少重複するところもございまするけれども、あえて述べさして頂きたいと思います。  簡單に結論から申上げますと、今回の公共事業の一部を改正する法律案趣旨は、電気事業復元に関する立法措置が講ぜられるまでの間、公納金制度を存続せしめるということがその趣旨でございますが、電気事業統合当時のいきさつと

伊藤修助

1952-03-31 第13回国会 参議院 法務委員会 第17号

伊藤修君 政務次官のお答えは、私に同意をしていらしつやる。私の意見同意をしているのですが、併しながら、いわゆる便宜主義をとられまして、そのままポツダム宣言に基く云々という名称を冠して存続せしめるということは、私は単なる法文の形式ではないのです。それが国民に対しまして大きな禍いを残すのではないか、いつまでも日本占領治下に置かれておるがごとき感を存続するというこのあり方は、この際私は政府としても努

伊藤修

1952-03-31 第13回国会 参議院 法務委員会 第17号

伊藤修君 今日は佐藤さんが病気で出て見えんようで残念ですが、先ず第一にお伺いいたしたいことは、このポツダム宣言に基いて緊急勅令が発せられた基本的観念は私が今ここで申上げるまでもなく、いわゆる日本管理、並びに日本政治管理若しくは日本経済管理、こうした基本的原則に基いてこれを遂行するに必要欠くべからざるものとして、終戦後今日に至るまで幾多勅令が発せられているのであります。かような基本的な必要上発

伊藤修

1952-03-29 第13回国会 参議院 法務委員会 第16号

伊藤修君 法務総裁のお考え方はよくわかりますです。勿論弁護士会において、全国の弁護士会若しくは連合会において、人権擁護の問題について日夜取上げて、強力に働きかけておることは承知しておりますが、何分にも民間団体でありまして、予算も伴いませんし、調査その他の点において不十分であつて、その行動の結果というものに対しましては、国民に何といつても強く示唆を與えるだけ権能を持つておりません。やはり日本の今日の

伊藤修

1952-03-29 第13回国会 参議院 法務委員会 第16号

伊藤修君 もう一点この際……。法務総裁余り来て頂けませんから、恩赦の問題とは別個の問題でありますが、ついでにもう一点だけですから、申上げておきたいと思うのですが、聞くところによりますと、法務府の今度の機構改革に伴いまして、いわゆる人権擁護局を廃止されまして、課に変更なさるがごとくに漏れ聞いているのですが、私は法務総裁は、十分いわゆる人権擁護局が、今日の日本の国情から申しましても、必要欠くべからざるものであつて

伊藤修

1952-03-29 第13回国会 参議院 法務委員会 第16号

伊藤修君 只今法務総裁から大体の輪郭についてお伺いいたしましたので、我々は過去において数回前法務総裁並びに現法務総裁にお伺いいたしましたことについて、或る程度までの輪郭は了承し得て誠に結構であると存じます。ただ只今法務総裁が御説明になりましたうち、税に対するところの問題については目下研究中であるという仰せでありますが、これは御承知の通り終戰後連合国示唆に基きまして、日本税制制度に対するところ

伊藤修

1952-03-28 第13回国会 参議院 法務委員会 第15号

伊藤修君 只今伺つただけでは非常にわかりかねるような御説明でありますが、これほどたくさんな法律につきまして、一体衆議院あたり盲判を押してそのまま寄こす、これだけの内容を盛るところ法律を活すか殺すか、恐らくこれだけの法律を作るのには一通常国会期間を要するほどの多数の法律です。それをこの勅令一本で以て盲判を押して寄こした。実に私は国会の審議というものの軽卒さにはあきれざるを得ないのです。少くとも

伊藤修

1952-03-26 第13回国会 参議院 法務委員会 第14号

伊藤修君 勿論早々の場合であつてお答えの御趣旨はよく了とするのでありますが、近き日、即ち来月の中旬を期して独立国家なつた場合においては、その瞬間においていわゆるこれは無秩序の状態に置かれるということは好ましくないと思います。大新聞まともかくといたしましてですね、地方新聞は最近においていわゆる言論の自由に名をかりて基本的人権を侵害することが多くあるんですね。いわゆる暴力団と一律にこれらに対しましては

伊藤修

1952-03-26 第13回国会 参議院 法務委員会 第14号

伊藤修君 そういたしますとですね、先ず、たくさんお伺いしたいのですけれども、本日はこの一点だけとにかく伺つておきたいことは、現在憲法において、いわゆる言論の自由という点、これに関しましていわゆる新聞紙法というものが廃止されておる、新聞紙法を廃止する場合において、これに対して何かの処置をとるのかという私は質問をしておいたのですが、これに対しては何らか考えるというふうなお答えがあつて、その後二、三年経過

伊藤修

1952-03-26 第13回国会 参議院 法務委員会 第14号

伊藤修君 では私から極く簡単に……。今の岡部さんの中にも少しありましたが、今度の恩赦の問題に、或いは多少関連しておりますが、基本的にお伺いしておきたいことは、この占領期間中においてたくさんな覚書、いわゆるメモランダムが発せられておるのですが、これは一応全部その効力が失われるものと考えるのですがこれはどうですか。

伊藤修

1952-03-12 第13回国会 参議院 法務委員会 第12号

伊藤修君 只今の御両氏の御答弁によりますれば、その事実ありといたしますれば、いずれも違法性をお認めになつていらつしやるようです。ただ斎藤長官のお説では、実際問題としては止むを得んじやないかと、こういう実務家的なお答えがありましたが、或いはそうかも存じません。併し少くとも法がそう要求しておる以上は、やはり法の命ずるところ従つて職務執行をなすことが当然であると思つております。若しそれが不自由であるというならば

伊藤修

1952-03-12 第13回国会 参議院 法務委員会 第12号

伊藤修君 私は法務総裁その他のかたがたに御質問申上げたいと思います。その前に法務総裁に一言申上げておきたいと思います。先般、即ち二月の二十三日と心得ておりますが、いわゆる憲法九条に対しまして、終日私から質問を申上げまして、なお質問が残つておるので、翌日質疑を申上げたいと申上げておいたのであります。然るに、法務総裁は他の委員会若しくは衆議院に御出席になつてお出でにならなかつた。その翌日も又委員会を開

伊藤修