1951-06-01 第10回国会 参議院 決算委員会 第21号
○三輪貞治君 私は高橋委員からの今鬼丸委員の御出席を求められるような御意見がございましたが、そういう必要を認めないのであります。本委員会におきましては、カニエ委員の動議が成立しておるのでありますから、これをば採否を決定するところの方法が残されているだけであります。賛否はそれぞれ意見を述べておるのでありますから、それをば採否を決せられればいい、私はかように思います。
○三輪貞治君 私は高橋委員からの今鬼丸委員の御出席を求められるような御意見がございましたが、そういう必要を認めないのであります。本委員会におきましては、カニエ委員の動議が成立しておるのでありますから、これをば採否を決定するところの方法が残されているだけであります。賛否はそれぞれ意見を述べておるのでありますから、それをば採否を決せられればいい、私はかように思います。
○三輪貞治君 この前、この問題を偽証罪として告発すべきかどうかということが問題になりました際に、この今小林君から御紹介になりました法律第二百二十五号の第八条の解釈が相当問題になつたと思うのであります。即ちこの八条に書いてあります委員会というものに、この小委員会が果して該当するかどうかということに疑義があつたと思うのであります。併しながら今やその疑義はすでに氷解したのであります。即ちこの公団等の経理に
○三輪貞治君 私も小林委員の提唱に賛成をいたします。およそ中間報告ということは、当然最終的な報告をしなければならんけれども、それに至つていないので中間的な報告をするというのであつて、これは当然あとに最終的な報告をするということが残されておるところの報告の仕方であります。その結果、それが結論として特異性がなかつたとか、あつたとかいうことは、これは別でありまして、これは当然なかつたのであれば、なかつたように
○三輪貞治君 ちよつと席を外しておりましたから、その間に質問が出たかも知れませんが、料金改訂については当然公聴会が開かれると思うのですが、いつ頃で、予定されておる出席出はどういう顔ぶれでありますか。
○三輪貞治君 農事用電力に対しては、配給、供給の面或いは補助政策の面で考えてもらいたいということでございますが、これは一応わかります。ところがこれは一般的には該当しない問題でないかと思います。例えば発電所の建設と関連して起つた問題であつて、そういう具体的な例を私どもたくさん知つておりますが、発電所の建設に伴いまして、取水口を上下したということによつて自然流入ができるところの水田に対して電力を要請しなければならん
○三輪貞治君 全国農業電力対策協議会から農事用事気料金に関する要請書が出ておりますが、この要請書が出るまでもなく、御承知のように現在の農産物の値段というものは生産費計算でなくして、全国一律のパリティ計算であるわけであります。そこで灌漑排水等に電力を使うというところは特殊なところでありまして、その特殊なところに対する価格の考慮をされない場合におきましては、農事用電力料金に対しては特別な考慮を払わるべきであると
○三輪貞治君 私は簡單に私の質しました要点をお答え頂ければいいのでありまするが、遺憾ながら私の質問に対しての御答弁がないのであります。私は数字的にこれを求めておるのでありまして、二十カ年の第二期北海道拓殖計画の当初の目標というものが、人口六百万、農地百五十万町を殖やすという計画において実施されたにもかかわらず、戰時中いろいろな事情によりまして、その計画が実際には実績において人口三百万、農地七十五万町
○三輪貞治君 私は初めに総論的に北海道開発計画についてお尋ね申したいと思います。先ず一番初めに、過去昭和二年から昭和二十一年の二カ年に亘りまして計画実施いたされました第二期北海道拓殖計画自体の実施の実際を研究して見ますると、これは北海道より徴税されました国税と北海道へ投入されました国費との差額を充当してこの開発をばいたして来たように思うのでございます。仮に今このような観点に立ちましてこのような計算によつて
○三輪貞治君 議事進行について申上げます。建設委員会は三人ほど発言者がいるのですが、もう十二時四十分になりますから、この辺で一つ晝食にしてあとやつて頂きたいと思います。(「賛成」「異議なし」と呼ぶ者あり)
○三輪貞治君 今のに関連して、先刻の吉川委員の御質問に対する小野政務次官の御答弁誠に私了解に苦しむのでございます。即ち憲法第九十五条の「一の地方公共団体のみに適用される特別法」云々というのでありまするが、小野政務次官の御答弁を聞いておりますると、この法律によつて影響するところは北海道道民には直接の経費の負担もないし、又当然国の直轄の事業であつたものをその機関の開発庁がやるのであつて何らこれは関係がないのだ
○三輪貞治君 議事進行について、もう十二時も過ぎましたが質問も盡きないことでありますからこの辺で休憩を宣せられんことの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)
○三輪貞治君 議事進行について、質問の順序について先着順に委員長、委員が質問することには異議がありませんが、その途中において他の委員におきましても非常に密接な関係を持つ疑義が生ずる場合も予想されるわけであります。その場合といえども、他の委員会の委員長並びに委員諸君の質疑中であるから、質疑ができないというような絶対的なものでありまするか、その点をお伺いいたします。
○三輪貞治君 それから只今の資源庁のかたの御説明に対する松永委員長の見解は、何だからちつと奥歯にものが挾つているようでしたが、前段では餅屋は餅屋、酒屋は酒屋がいいかと、あとではそれを承知の上なら自家発の奨励誠に結構だということで、結局要するに何故自家発電を希望するかといえば、必要な量を必要のときに、而も低廉な価格で得たいということだろうと思うのです。これは尤も餅屋がやつた場合はそれがなされなければならんのであつて
○三輪貞治君 勿論公益事業委員会から御勧告をされますが、それが不率にして容れられない場合におきましても、最後の決定権はやはり地方長官が持つていらしやいますね。結局、当然勧告を聞かなければならんのでなくて、必要に応じて聞けばいいわけなんですね。
○三輪貞治君 この前只見川の未開発水力の開発の御請願のときに、その水利権の最後の決定者が誰々かということが問題になつたように記憶しますが、あれは今までは地方長官がそれを持つておつたわけですが、公共事業令が出てからどういうふうにこれは解釈されるべきでありますか、松永委員長代理にお伺いします。
○三輪貞治君 これは単なる仮定ではなくて、例えばこの新規電源開発の費用を電気料の中に含めて消費者の負担にするか、その他の方法によるかということは、これは非常に大きなことになろうかと思うのです。その可否について、たとえ仮定の問題であつても、私は長官は一つの判断をお持ちであろうと考えるので伺つておるわけであります。
○三輪貞治君 私もその内容が含まれておることをば前提として申上げておるのじやないのです。そういう場合に、安本長官はどのような御判断をされるかということであります。
○三輪貞治君 只今電気料金の改訂についての部分について質疑を交わされた中で、そこの可否は抽象的に言えないのであつて、その内容が合理性を持つておれば何らかの対象になるという御答弁であつて、私もさように思います。ところがその合理制を判断される場合に、例えば政府或いは電力会社において相当新規の電源開発が計画されておる場合に、それが見返資金或いはその他の借入金で賄えない場合に、若し新らしい電力料金の改訂によつて
○三輪貞治君 この法案を出されるに至りました重要な動機となつたドツジ氏の勧告を見ますると、この本法の第一條にありまする非常に重要な問題でありますが、「資金運用部特別会計の積立金及び余裕金を資金運用部資金として統合管理し」とありまするけれども、この統合管理を強制するごとき文章はないように本員は考えるのであります。大蔵大臣は、ドツジ書簡の如何なる部分に資金の統合としなければならない必然性が説かれておると
○三輪貞治君 資金運用部資金法案についてでありますが、これにつきましては、先ほど野溝委員からもちよつとお触れになりましたように、二十四年の五月十八日、第五国会におきまして、衆参両院ともに決議をいたしておりまするし、その後において閣議の決定もいたしておりまして、簡易生命保険及び郵便年金積立金は、郵政省において直接に運用することとし云々と、こういう決議がなされておるのであります。そこで最近のドツジ覚書というものが
○三輪貞治君 本法制定当時に農業資材審議会を議決機関にされたわけでありますが、今度の改正でこれを諮問機関にされようとするわけでありますが、その理由、これを議決機関にして置いては、どうも具合が悪いという理由があるか。それでなければいよいよ取締を厳重にするというこの改正に当りまして、何でこの機関を諮問機関にせられたのか、お伺いいたします。
○三輪貞治君 先に質問しました農業資材審議会の、農薬審議会のメンバーは、これは業者代表何名、学識経験者何名という、その一人々々の名前は要らないが……。
○三輪貞治君 私は日本社会党所属委員を代表いたしまして、只今議題となつておりまする農業委員会法案及び同法施行に伴う関係法令の整理法案に対しまして反対をいたす者であります。 本法案は従来行われて参りました農地調整法に基く農地改革のための農地委員会、食糧管理法及び食糧確保臨時措置法に基く農業調整委員会並びに農業の技術面の改良事業を行うための知事の諮問に答えて助言をなすため農林次官通牒に基いて設けられました
○三輪貞治君 階層別の選挙がなくなつたということは、これは非常に大きな意味を持つのでありまして、農業委員会の中における、過去における農地委員会の携つておりました仕事の重さというものが非常に変つて来ることを意味するのであります。併しながら現実に政府の考えておられるように、農地改革は完了もいたしておりませんし、現在すでに闇売買の事実も全国各地に相当見られるのであります。又農地改革の最終の目的であるところの
○三輪貞治君 さつきの質問でもちよつと触れたのでありますが、農業委員会法が衆議院に上程される前に、与党である自由党の政務調査会等でも相当これは研究されたことであろうと思うわけであります。その絶対多数を以ておられるところの政府与党が、政府の提出したところの法案をば、これをばかように根本的に性格を変えるような修正をするということは、これはちよつと常識で考えられないのであります。ですからさつき私が申上げました
○三輪貞治君 只今の問題と関連があり、又折角大臣のお見えの機会でありますので、根本的な問題について一つお伺いして置きたいのであります。それは現政府、もう少し局限すれば農林省の農林政策というものに対して私たちは一つの疑を持たざるを得ないのであります。それは結論を申しますると、一貫性がない、行き当りばつたりの思い付きであるというふうに考えられるのであります。それは一方におきましては農業協同組合等は経済的
○三輪貞治君 その場合、地方等ではこういう懸念をば相当持つておるように聞いておるのであります。と申しまするのは、食糧庁において全部この運賃プールをやられますると、下部の卸機構というものは單なるトンネル的な存在になつて意味を失うじやないか、こういう懸念がされているのでありますが、この点大臣はどういうふうにお考えでありますか。
○三輪貞治君 先ほど欠席しておりまして、さつき片柳さんから公団の問題について大臣に御質問があつた際に、大臣のほうでは既定方針通りやるのだという御答弁であつたように承わつておるのでありまするが、この既定方針通りやるということは、政省令に示されておりまする公団の解散をその通りにやつて行くのだという意味にとつていいのでありますか。その点……。
○三輪貞治君 新会社の役員の人事につきましては、再編成の計画が出た後において、委員会で決定されると思いますが、そのことについてのお話はないと存じますけれども、これは普通の会社と違いまして、その会社の区域内にありまする各地方の問題とも関連性の深い問題でありまするし、又大株主の分布状態等も、いろいろとその会社によつて異ると思いますが、地域的な関係を相当お考えになりまして、人事の問題を考慮に入れられますお
○三輪貞治君 その場合、同条第二項に、委員会にその認可の申請があつた場合に許可する条件として、公益事業の遂行に支障を生ずる虞れがないと認めなければならないことになつておるのであります。勿論これは委員会の認定によつてさようなことができるわけであります。通産政務次官は、電気事業の復元、なかんずく公共団体に対する復元は、公益事業の遂行に支障を生ずる廃れはないということをお考えになりますかどうか。
○三輪貞治君 二十三年に、電気事業の再編成が行われるというような声が起りましてから以来、前に電気事業を行なつていました全国の府県、或いは市等におきまして電気事業公営復元期成同盟というようなものを作りまして、復元の運動を続けて参つておつたのであります。ところが最近におきまして、第九国会に上程されようとした政府の案におきましては、この復元を優先的に行い得るような条文が挿入されておつたのでありますけれども
○三輪貞治君 農林大臣は、現在農林省が非常な推進力となつて推し進められておりますところの食糧増産の問題については、非常な一番の責任者でありまして、今そのことの予算化、そのことの政策の樹立のために非常に御努力になつておると思うのであります。勿論今までおつしやいましたように、この競馬というものは畜産の奨励になる。種牡馬の選択、育成、その他に非常に貢献があるということは考えられまして、食糧増産の面からも間接的
○三輪貞治君 只今の委員からの質問の焦点は、國会の開会中にもかかわらずポ政令によつてなぜ処理しなければならなかつたかということにあるわけです。そこでマ書簡というものをば御公表にならないから、この疑問はどうしても氷解しないわけです。我々がそういうふうに強く感ずる一つの原因には、前にこういつたような同じ肩すかしを何回も食わされた。前國会で審議未了になりました自作農創設特別措置法の一部を改正する法律案についてやはり
○三輪貞治君 私の今聞きましたのは、そういつたようなものは私も知つておるのです。人間の攝取する営養と動物の攝取する栄養が違つておるとか……。私はたとえ具体的にこれは分りませんが、その場所について。併しながら一つの土地をつぶして、ここに競馬場を新設するのですけれども、競馬にしますれば、競馬が畜産奨励に非常に大切だということも分りますが、併しながら、今そういうように一方では一坪の土地も拓いて非常に大切な
○三輪貞治君 具体的にこの五つの中の三箇所というのはどことどこですか。農地をつぶさないで済むという三個所でございますね。
○三輪貞治君 一言お伺いいたしたいと思いまするが、それはたまたま最近の國際情勢の変化によりまして日本の食糧自給態勢の強化ということが非常に要請をされて参つているわけであります。たびたびこの競馬法の一部を改正する法律案は衆議院において通過して、参議院で審議未了に相成つているようでありまするが、只今のお話を承わつておりますると、提案者並びにこれを審議されました農林委員会においてはその後の情勢の変化等においていささかも
○三輪貞治君 只今の次官の御答弁でありますと、資産再評価による資産の増加は当然これは株主に帰属すべきであるという御見解のようであります。そうしますと復元の際に、もと譲渡いたした場合に六分の配当が約束されながら無配当で今日までただ株式だけをば持たされておるわけでありますが、その株式と交換で復元ができるという御見解と同じでありまするか、その点一つ。
○三輪貞治君 只今の復元の問題ですが、政務次官のお話のように将来新会社から公共団体なり或いは公共企業体が復元を受ける場合に、今度の法案にそれが明文に現われていないと困ると思うというようなお考えでこれをばお出しになりまして、先程武内局長の御発言のように司令部側ではこれをば明文に現わすことはいけないというふうな御見解だつたというふうに承わつておるわけです。その場合に明文に現わさなくても公益事業委員会の運営等
○三輪貞治君 議事の進行について発言したいと思います。只今伺つておりますると、いろいろと御意見がありましてその御意見がまだ正式に取上げられないうちに次の御意見が出る。字句の訂正、いろいろ出ておるようでありまして、進行が非常にまずいのではないかと思うのであります。それで大きくやることはこの前の委員会できまつたのでありますから、やるに異議はないと思うのであります。一、二の項目に加えることがあるかどうか、
○三輪貞治君 その共済組合の問題に関連して、適用作物の範囲をもう少し拡大するというような御計画はないもんでありますか。と申しまするのは、例えば地方で災害の来る時期が相当変つておりまして、その地方の農業上に及ぼす作物の経済的な価値というものが所々で随分違つているわけでありまして、現在適用されていないもので相当大きな支障を農業経営に及ぼすものが可なり各地方にあると思うのです。そういうものが除外されておるということは
○三輪貞治君 今の肥料の公団、或いはメーカーの手持の問題と関連してですが、先に肥料の統制撤廃の際に肥料工場に対して来年の三月までに納めるということで相当の金が、十六億くらいですか、出ていると思うのであります。これに引当てるべき肥料が実際にそういうメーカーのところにあるかどうかということを農林省では調査されておりまするか。これはそういう調査等の費用は出ていないわけでありますが、この方面に対する御計画をちよつとお
○三輪貞治君 肥料対策についてですが、農政局としては肥料の輸出でございますね、これはもともと通産省と農林省の間で農林大臣の許可を経て通産省がやるということになると思うのですが、現在何だか農林省のほうの許可を経ないで、通産省が実際肥料の輸出を計画したり又やつているという実際が現われておるようであります。例えば現実の数量としては沖繩向けの五千トンというのは、これは向うさんからきまつたものであるけれども、
○三輪貞治君 それでは只今電力局長の御答弁では、ストライク・ミツシヨンが近いうちに見えるということでありますが、一体その近い機会というのはいつ頃であり、それが判明したのはいつ頃でありますか。
○三輪貞治君 只今江田委員からの質問で、重ねて御質問がなかつたので関連して質問するわけでありますが、即ちストライク・ミッシヨンの日発の電源開発の契約について見返資金を出すか否かについても、日本の電気事業の再編成がその前提であるということを言つておる矢先におきまして、実際にここに電源開発の具体的な契約をするストライク・ミッシヨンが日本の電気事業の再編成について何らの意思表示もして行かなかつたということはこれは