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171件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1965-04-09 第48回国会 衆議院 外務委員会 第14号

これは鉱物か植物かとか、また、民族的には色彩的に黄色人種であるとか、アジアに住んでいるとか、私はそういうことを聞いているのではなくて、これはやはり、社会学歴史学的な範疇として日本アジア民族とどういう連帯関係になるかということをお尋ねしたのであって、その問題の根本は、色彩学の問題でなくて、植民地として苦労しておった民族が、すなわち欧米に押えられておった民族がいまや目覚めて、そして独立と自治を戦い

帆足計

1965-02-25 第48回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第4号

そういうような点から見まして、何といっても、歴史学あるいは考古学というような一つ科学中心にした子供たち教育が今日は行なわれております。教育の体系から見まして、紀元節復活というのは、これはそれにそぐわない体質を持ったものだと私たちは見ておるので、神武天皇が日向の国から大和のほうに東征をして、橿原宮において即位の礼をあげた、そういうような史実というものはない。

村山喜一

1964-03-10 第46回国会 衆議院 内閣委員会 第7号

この配列を見ましても、国語学、国文学、漢文学、書道、これは人文科学に類するわけですが、その次には国語科教育、こういう教育科学に入るのが出てまいりまして、その次には歴史学、地理学法律学政治学社会学という社会科学に類するものが学科目として出てくる。かと思うと、哲学という人文科学に属するのがその次に出てくる。

村山喜一

1963-05-22 第43回国会 衆議院 文教委員会 第16号

ここの法隆寺、東大寺、これは歴史学の上から言っているのですよ。どういうことが文化的な価値があり、どういうような先人の遺業をしのぶかということが問題であって、そういうような政治的な論争の上からものを申し上げておるのではない。

村山喜一

1960-04-19 第34回国会 参議院 文教委員会 第11号

なお三月に入りますというと、これは大臣初め文部省の皆さん十分御承知のように、日本歴史学協会というものが和歌森氏その他と一緒に文部省に対して要望書を出されておる。こういうような昨年の年末以来の経過をたどりまして、現在の国会の文教委員会における問題として取り上げられてきておると、私は一応そういうふうに見るわけなんです。  

野本品吉

1960-04-19 第34回国会 参議院 文教委員会 第11号

歴史学そのものの発達の段階から言いましても、聞くところによりますと、最初いわゆる物語的な歴史、その次に問題史的な歴史、その次に時代史的な歴史、こういうふうに歴史学そのものが変わつてきているとさえ聞いておりますのに、またそれに逆行するような歴史観というものが社会科の中に取り入れられるということは厳に私ども警戒いたしております。

太田和彦

1959-02-28 第31回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第4号

現にこの部落問題と私らは対照的な立場考えておるのでありますけれども日本憲法の上では国民統合象徴ということになっておるわけでありますが、やはり明治憲法以前からの天皇制の問題と、いわゆる下級の身分制としての部落問題との間の関連性というものも、私はこれは歴史学上無視するわけにはいかない問題だと思うのであります。

田中織之進

1959-02-06 第31回国会 衆議院 内閣委員会 第5号

その意味におきまして私は天皇が最終の決定権者でないそういう事態に即して、天皇生物学をおやりになろうと、歴史学をおやりになろうと、それは天皇の自由であり、天皇もその意味において人間として十分にお好きな道をお進みになってけっこうだと思います。しかしながら私ども天皇が国の象徴であるという点から見まして、皇室天皇はいつもりっぱな状態であるようにおしつけを願いたいと思うのでございます。

柏正男

1958-04-24 第28回国会 衆議院 本会議 第35号

(拍手)  提案者の言われる、日本書紀の中に辛酉正月庚辰朔、天皇橿原の宮に即位、この年天皇元年となすと記録されていることをもって、神武天皇即位は二千六百十八年前の辛酉の年なりとするがごときは、今日の歴史学より見て全く根拠のない独断論であることは、多くの歴史学者の主張するところであります。

稻村隆一

1958-04-23 第28回国会 衆議院 内閣委員会 第33号

それは当時何も歴史学が別に発達しておるわけではないから、ただかれは自分の何と申しますか、独断的な成論からわが国の建国は二千五百年前であるということを言っておるのであります。しかし藤田東湖の言っておることは、何ら科学的根拠のあるものではない。いわゆる水戸学派によって提唱された近世勤王論近世の産物なんであります。大日本史によるそれと日本外史にも影響されておる。

稻村隆一

1957-05-08 第26回国会 衆議院 内閣委員会公聴会 第1号

さっき申しましたように、私ども歴史学をやっておって一番感じますことは、ものの続くということなんです。親孝行を、感激して三日間やったって意味はないのです。ものが続くというところに価値があるのでありまして、日本の国体が、この二千数百年にわたって天皇国民の対立もなく仲よく続いてきておる。歴史は厳粛で、続くのには続く理由がある。

森清人

1957-05-08 第26回国会 衆議院 内閣委員会公聴会 第1号

それでありまするから、この誤まりを再びしてはいけない、そうするためには、日本のほんとうの建国精神がどこにあるかというようなこと、これは歴史学上、歴史教育の問題でございまするが、それを明らかにして、そういう建国平和精神を回顧する、そうして新しい人類の先頭に立って、原水爆もやめさせ、そうして平和世界を顕現するといったような新しい意味を持った建国記念日の再興ということは必要ではないかと思うのです。

森清人

1957-05-08 第26回国会 衆議院 内閣委員会公聴会 第1号

さっき神武東征論について侵略ではないというお話を両先生から伺いましたが、今度の日本の敗戦を招いた満州事変、あるいは大東亜戦争等に対するあなた方の歴史学立場から見た戦争の性格ですが、これもやはり神武東征と同じように征伐ではなくて、単に満州あるいは中国へ行ったというふうにお考えになっているかどうか、その点を一つ伺いたい。

淡谷悠藏

1957-04-23 第26回国会 衆議院 内閣委員会 第33号

今は、言論の自由で、古代史研究は自由にできるし、いろいろな学問が発達しているんだから、発達した歴史学の観点から日本書紀とか古事記とかいうものをいま少し検討して、それから具体的な事実を引き出して建国祭をきめるべきであると私は思う。明治政府が勝手に作ったものを、今またすぐ復活しなければならぬという理由は少しもない。  

稻村隆一

1957-04-23 第26回国会 衆議院 内閣委員会 第33号

こういうふうなことは、少しでも歴史をまじめに考えた者はわかるわけであります、その歴史のまじめな検討をしないで、かつて不敬罪とか大逆罪によって日本歴史学の発展を妨げた、その限られた範囲における歴史によって、神武東征中心として建国記念日を記念するということは、これは間違いですよ、日本の将来に害悪を残します。

稻村隆一

1956-03-20 第24回国会 参議院 内閣委員会 第16号

田畑金光君 先ほどの私の質問に戻りますけれども、これは大臣から特に承わりたいと思うのですが、やはりこれは自然科学以外の部門においても、私は人文科学と、こう申しましたが、こういう面において、あるいは法律学においても、あるいはまた、歴史学においても、哲学においても、技術の面においても、こういう一般の入文科学の面においても、私は日本はまだ立ちおくれておる、こう考えておるわけです。

田畑金光

1955-07-29 第22回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第17号

日本歴史を扱う場合でも、世界歴史を扱う場合でも、これはすべて、今日の歴史学成果によって得られている研究成果というものが当然尊重されていなくてはならない、こういう建前から、しばしば戦争中ないしは戦前において行われたような時代区分科学性のない時代区分というものをこじつけて、いまだにそれを公教育の教材に持ち込もうとするような意図が露骨にあるかどうかということは十分見なくてはならないという意味で、

佐藤幸一郎

1955-07-29 第22回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第17号

佐藤証人 あなたのおただしの趣旨を適用いたしますと、今日の世界中の学問というものはすべて諸領域においてマルキシズムということに断定されるおつもりかどうかわかりませんが、そういう断定については、私自身研究においては、今日の歴史学社会科の扱うべき素材や目的や、そういうものから言いまして、そのような論定そのものについては、私は学問が浅いためか論定できません。

佐藤幸一郎

1955-07-29 第22回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第17号

学問領域は日に日に進展しておりますから、とどまることはないわけでありますが、今日の経済学のものではなしに、私自身歴史を専攻しておりますが、歴史学立場から言っても、むしろ歴史学の今日の段階から言って、社会の進化ということについて、全世界的なものを統一的に把握しながら、その中で個別的大衆文化生活というものを全面的に生かす努力というものが克明に立証されなければならないという今日の問題そのものでございまして

佐藤幸一郎