1973-10-09 第71回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第52号
——そこで上水道水源の汚濁を防止する上では、いまの水質汚濁防止法のもとでは企業に対する規制だけだ、雑排水についての規制はむずかしいというお話がありましたけれども、一つはこの上水道水源の汚濁を防止する上で、こうした排水基準の強化とあわせて流入河川の水質浄化と排水処理施設、特に公共下水道を完備すること、企業に対する基準をもっと強めて徹底し、自治体にやはりきちっと立ち入り調査権などの権限も認める、あるいは
——そこで上水道水源の汚濁を防止する上では、いまの水質汚濁防止法のもとでは企業に対する規制だけだ、雑排水についての規制はむずかしいというお話がありましたけれども、一つはこの上水道水源の汚濁を防止する上で、こうした排水基準の強化とあわせて流入河川の水質浄化と排水処理施設、特に公共下水道を完備すること、企業に対する基準をもっと強めて徹底し、自治体にやはりきちっと立ち入り調査権などの権限も認める、あるいは
また流入河川等のヘドロしゅんせつ等も実施しておりますので極力これらを促進いたしまして水質の保全あるいは改善をはかっていきたいというふうに考えております。 以上、問題の個所について触れましたが、その他の個所につきましてもさらに調査を進めるなりあるいは工事を促進するなりいたしまして、この水の供給につきまして極力努力して、水不足のないようにしたいというふうに考えております。
この水質の環境基準を達成するための施策といたしましては、まず排出の規制の強化、これをお願いするとともに、建設省におきましては、下水道整備の促進あるいは西浦等流入河川の底質の汚泥のしゅんせつあるいはこのほかの各種の汚濁対策を講ずるほか、先ほども話がございましたように、霞ヶ浦の富栄養化の問題につきましても、これらの原因となるものの規制措置等について今後お願いを申し上げたいと思っております。
現在問題になっております八代海につきましては、本年度におきまして、関係各省庁と協力しましてこれらの海域それから流入河川につきまして水質、底質の汚染状況それから処理方法、こういうのを調査する予定にしております。
それで工事といたしましては、やはり護岸堤の新築、改築、それから流入河川の河口部分等についての築提、改築、それから水位変動に伴うところの諸対策、そういうようなことを公団でやっているわけでございますが、四十六年の三月末に承継を受けまして、四十七年度の事業を実施いたしましたところでございまして、さらに四十八年度引き続いてやっておりますが、現在までの進捗状況は、総事業費が三百十五億のうち四十七年度までは四十三億
現在、ダムの周辺、流入河川、あるいはダムへの直接の流入量の計算法といいますのは、格別何年かの経験がなければできないというものではありません。 ただ、問題があるとしますと、ダムの貯水の変化によってダムへの流入量を計算する場合に、放流量を一応計算の中に入れます。その場合のダムの溢流計数のとり方という点に、まだ学問的にこれときまったものがないように思います。
そういうことで、二通りの方法がありますが、時間的余裕はどちらがあるかといいますと、流入河川のかなり上流地点で流量を測定するほうが、操作上の余裕時間は多くとれるということになります。それだけの違い、それから精度上の違いは、先ほど言いましたように、あります。余裕時間は多くとれるけれども、精度に多少難点があるというのが、流入河川上流部で測定する方法。一長一短ございますが、そういう特徴はございます。
ただ石狩川のように、途中で流入河川がございまして水量がふえるというような場合には、まさに下流のほうが環境基準が上になりまして、その上流が悪くなるという例もほかにもあるわけでございます。
○政府委員(川崎精一君) 先ほど申し上げましたような経過で、現在の運用は、利水につきましては、洪水期はできるだけゼロに近づけるというようなことで、あるいはまあ水位がマイナス三十センチよりも高いときもあるわけでございますが、そういったときにはできるだけ全開放流をいたしまして、まず三十センチまで下げる、あとは利水その他の関係、それから琵琶湖への流入河川の流況、こういったものを考えまして、なるべく洪水期には
そこへ流入河川が毎秒大体百五十トンあるいは百六十トンの割合で入ってくる。それで割りますと、一ぺんからにしておいて、そうして入ってきたのをためるとしますと、それを割ればいいわけです。割りますと、五年半になるわけです。で、五年半で、入ってくる水は一ぱいになる。そうすると、六年目にはどれかが出ていかなければならない。そうして次にだんだん入ってきた分量だけ出ていかないと勘定が合わないわけですね。
したがって、琵琶湖の湖岸の治水につきましては、もちろん、これは内陸部におきましては流入河川の改修等が急がれるわけでございますが、主として湖岸につきましては、計画高水がプラス一メートル四十ぐらいでございますので、これに対応いたします湖岸堤を約四十七・五キロメートルぐらいになりますが、建設をいたしたいと思っております。
ただ、あのように大きな二百七十五億トンという水槽である琵琶湖があるから、その琵琶湖だけにたよって、そして他の淀川水系に対する流入河川についての改修も、またそれの水資源の開発も行なわないということになれは、これは片手落ちになりはしないかと思うのでありまして、木津川、桂川等の改修なり開発について何か計画があればひとつお伺いをいたしたい。
これはたとえば東京ですと隅田川とか多摩川とかいろいろな流入河川があります。それが大体〇・一PPBないしはそれ以下くらいだと思います。それで東京湾の海水に流入するPCBはそれ以外にも多分あるに違いない。たとえば下水処理場とかそういうところからPCBが出る可能性があるわけです。たとえば欧米などでは海湾の汚染はむしろ主として下水処理場の排水だというふうなデータも出ております。
○岡安政府委員 おっしゃるとおり、大体全国の湖沼は、これは流入河川の状況によりますけれども、富栄養化が進んでいるというふうに考えておりまして、その中で特にその度合いが進んでおりますのは諏訪湖、霞ケ浦、琵琶湖であろうというふうに実は考えております。それで私どもは、来年度この諏訪湖、霞ケ浦、琵琶湖等につきましては、富栄養化の実態調査をするということで予算を要求いたしております。
最近になりまして、港内の汚染問題、あるいはそのいま御指摘のように流入河川の非常な汚濁の問題等が出てまいりまして、昨年、県の調査等の結果も出るというかっこうになりましたので、私どものほうも、本年度水質基準の設定をするための調査にかかったわけでございます。こういった港内の汚染問題というようなことについての認識が比較的薄かったということは、われわれとしても今後は十分考えなければならぬと思います。
この場合、名古屋港の港内並びにその港外の周辺の調査を完了いたしておりますが、あわせまして、いままで調査をやっておりました流入河川、日光川、庄内川、これらも含めまして、一応伊勢湾につきましては、大半すでに四日市、鈴鹿のほうは済んでおるわけでございます。それからずっと知多半島のほうにかけまして、環境基準も今回の水域指定の際に設定いたしたい。
○山中国務大臣 こまかな各物質についての見解を表明するような常識がありませんが、問題はそのようなおそらく複合した原因による累積が長年にわたって堆積した結果の集計であろうと思いますので、やはり東京湾全体並びに東京湾に流入する各河川というようなものについては、その排出源について徹底的な再調査の必要があるというふうに考えますし、午前中申し上げました閣議の内容におきましても、東京、大阪湾を中心に流入河川についてさらに
すでに指定水域に指定いたしましたのは大竹、岩国の地先、それから流入河川が問題になるわけでございますが、流入河川といたしましては、たとえば加古川あるいは高松市内河川あるいは財田川、このような川を指定水域にいたしております。
藤原川等湧水流入河川につきましては、予備費をもって改修する方針でこれが計画を進めております。ボーリングによる地下水脈の調査、これは瀬関、加賀井、牧内の各地区において調査することといたしておりまして、目下一部はボーリングに着手いたしております。 六、地震研究費用の確保。
それから重要河川、その他の河川につきましても、流入河川の改修が伴うわけでありますが、これらもおおむね完了に近づいております。 以上をもちまして概略の説明を終わります。