1961-07-21 第38回国会 衆議院 災害対策協議会 第5号
○山内説明員 諏訪湖も今回非常にはんらんいたしましたが、その原因の一つは、やはり諏訪湖は、流入河川による土砂で非常に埋没しておる、これが原因の一つになっておると思います。しかし、それを掘ることも、河川事業としてやれないことはないと思いますが、ただいま先生のおっしゃいましたように、やはり諏訪湖からずっと下流の方を一貫いたしまして、今回の災害にかんがみまして、現在調査をいたしております。
○山内説明員 諏訪湖も今回非常にはんらんいたしましたが、その原因の一つは、やはり諏訪湖は、流入河川による土砂で非常に埋没しておる、これが原因の一つになっておると思います。しかし、それを掘ることも、河川事業としてやれないことはないと思いますが、ただいま先生のおっしゃいましたように、やはり諏訪湖からずっと下流の方を一貫いたしまして、今回の災害にかんがみまして、現在調査をいたしております。
しかし、これらにつきましては、上流からの流入河川の問題もあります。高潮と流入河川の問題を調和させて考えなければならぬということで、東京都とも協議の上、建設省におきましては三十一年度からこれを直轄で調査をいたしております。
第三には当地方における最大降雨量は秋田市において百九十三ミリ、五城目町において百五十二ミリであり、国内の他地方に比べてきわめて少く、従って流入河川の最大である流域二万町歩を有する馬場目川、これに次ぐ流域一万四千町歩を有する三種川からの排水量も少いこと。第四にはおもな工事は潟の内部で行われるので、既耕地等の買収問題もわずかであること。
このために流入河川は急激に洪水を起し、特に琵琶湖東岸の農耕地を流れます各河川は破堤をいたし、莫大な水量が琵琶湖に流入して参りまして、水位の上昇を来たしました。由来琵琶湖の沿岸に被害を与えない水位は鳥居川量水標、この量水標については後に触れるところがありますが、量水標の零点上三十センチと言われておりますが、入江干拓地で一メートル十センチの湖面上昇を見たと言われております。