○尾身国務大臣 ただいまの質問につきましては、今初めて伺った質問でございまして、事前通告がございませんでした。 我が党の活動についてのお話でございますから、まさに自民党の政治活動の話でございまして、内閣の一員としてこの点について私が説明することは適当でないと考えておりますので、御容赦いただきたいと思います。
○尾身国務大臣 この問題は自民党の政治活動の内容についてでございまして、私自身は自民党の一員として働いておりますけれども、ここでは内閣の一員でございますから、内容については申し上げませんが、自民党の政治献金については、政治資金規正法に基づいて適正に処理されていると確信をしております。
○尾身国務大臣 ロボット介護というお話がございました。ある種の目的を国として決めていわばそれぞれの分野の人々に競争させる、そして、その目的を達成した人にさかのぼって懸賞金的なお金を出す。大変にユニークな発想であると考えております。
○尾身国務大臣 東海地震につきましては、想定されている最大規模のマグニチュードは八・〇というふうに聞いております。そして、浜岡原子力発電所は、その八・〇を上回るマグニチュード八・五の地震に対しても安全を維持できるということを安全審査において確認をしているというふうに聞いている次第でございます。
○尾身国務大臣 予知連における想定最大事故の最大の規模が八・〇であり、浜岡原子力発電所の設計は八・五のマグニチュードのものにも耐えられるということを安全委員会で確認をしているわけでございまして、安全性についてはそういう意味で確保されているものと考えております。
○尾身国務大臣 科学技術政策担当大臣として、私の所信を申し上げます。 現在、我が国の経済情勢は大変厳しい状況にあり、経済の構造改革が必要であります。このため、小泉内閣の掲げる改革なくして成長なしとの方針のもと、一刻も早く国際競争力を回復し、日本経済全体の活性化を図っていくことが必要であると考えます。 そのための重要なかぎとなるものが科学技術であります。
○尾身国務大臣 現実に、需要予測について沖縄県及び沖縄市がどういう考え方を持っているのかということを聞いた上で判断をしてまいりたいと考えております。
○尾身国務大臣 需要予測についての話をまだ聞いておりませんので、それを聞いた上できちっとした対応をしていきたいと考えております。
○尾身国務大臣 余り遠くないうちに、一月はかからないのじゃないかと考えております。
○尾身国務大臣 沖縄及び北方対策担当大臣の尾身幸次でございます。 まず、沖縄対策につきまして所信の一端を申し述べさせていただきます。 沖縄の米軍施設・区域につきましては、我が国の安全及びアジア太平洋地域の平和と安定に貢献する一方で、在日米軍施設・区域の七五%が沖縄に集中しており、県民の皆様に少なからぬ負担感を与えていることも事実であります。
○尾身国務大臣 今の経済状況を見ますと大変に厳しい状況にありますが、私は三つ要因があると思っております。一つは、いわゆる景気循環の過程における底にある、二つ目が、十年前ごろからのバブルの崩壊があって、まだその後始末がついていない、それから三つ目が、経済のグローバリゼーションに伴いますいわゆる産業の空洞化という問題であります。
○尾身国務大臣 この浜岡原発事故につきましては、大変大事な原子力の安全性の問題でございまして、私ども、全力を尽くしてその原因解明をするのと同時に、今後ともこういう種類の事故が絶対に起こらないようにしてまいりたいというふうに考えております。
○尾身国務大臣 代替施設協議会につきましては、現在地元で八案につきまして検討中でございまして、その検討結果がある程度めどが立った段階で開催をすることになろうと考えております。今、どういうタイミングにするかということについては決まっておりません。
○尾身国務大臣 在日米軍基地の七五%が沖縄にあることは事実でございますし、沖縄の大きな産業としてこれから観光産業が大きな役割を果たすというふうに私も考えております。
○尾身国務大臣 沖縄県民に対する説明というお話でございましたから、私が沖縄の担当でございますから、今委員長の御指名もございましたから……
○尾身国務大臣 下請中小企業は何といっても弱い立場でございまして、今全体の景気状況が大変な中で、非常に厳しい経営を強いられているというのが実情でございます。そういう中におきまして、製造業の基盤ともなっております働きをしているわけでございますが、製造業全体も厳しい状況の中で、例えば海外に工場を移すとか、あるいは下請の切りかえをやるとか、そういういろいろなことが起こってまいりました。
○尾身国務大臣 原子力の開発利用につきましては、安全性の確保が大前提であるというふうに考えております。今回の事故、トラブルにつきましては、安全性に直ちに影響はないと聞いておりますが、しかし、いずれにいたしましても、予測し得ないことが起こった以上、原因を徹底的に突きとめて対策を講じていくことが極めて大切であるというふうに考えている次第でございます。
○尾身国務大臣 企業の社会的責任についての自覚をしていただきたいということを訴えてまいることも必要だと思いますが、全体としては、日本経済全体、日本社会全体の競争力をつける方向も大変大事だと考えております。
○尾身国務大臣 今白保委員のお話のとおり、特に全体の景気が悪い中で、テロ問題が起こって以降、修学旅行のキャンセル等、大変観光に大きな打撃が来ているというのが実情でございます。
○尾身国務大臣 今私は経済産業大臣の臨時代理でございまして、今おっしゃいましたお話、私自身も極めて痛切な思いで感じているところでございます。例えば、中国との人件費の格差が三十倍もあるというような状況の中で、この産業全体の空洞化問題というのは、我が国がどうしても解決しなければならない極めて深刻な問題であるというふうに考えております。
○尾身国務大臣 今回のテロ事件によりまして、修学旅行など沖縄観光にキャンセルがある程度出ていることは事実でございます。 私ども、先ほど来のお話のとおり、テロには万全を尽くしているところでございまして、このテロの性格から見まして、どの地域が危険でどの地域が安全かということは必ずしも言えないわけでございまして、沖縄だけが特に危ないということはないと考えております。
○尾身国務大臣 私ども、先日来からテロ対策には万全を期しているところでございますが、事柄の性格上、どの地域が危険でどの地域が安全だというようなことは言えないわけでございまして、沖縄だけが特に危ない、こういうことはないというふうに考えておりますし、今国土交通大臣からのお話にありましたように、情報等につきましては十分周知徹底を図るようにしていきたいと考えております。
○尾身国務大臣 有事態勢ということでございますが、きょう、沖縄の県議会は全会一致で、県民生活や経済活動は支障なく平常どおり行われていることを全国民にアピールするとともに、政府に対して、沖縄の安全性に対する不安を払拭し、沖縄の観光産業振興のための諸施策の実行に全力を尽くしていただくことを訴えるという決議を、沖縄県議会全会一致でやっているわけでございます。
○尾身国務大臣 委員おっしゃいましたように、今回のテロ事件によりまして、修学旅行など沖縄観光のキャンセルがかなり起こっていることも事実でございます。 私どもといたしましては、テロ対策に万全を期していろいろな対策をとっているところでございますが、テロということの性格から見まして、どの地域が安全でどの地域が危険だということは言えないと考えております。
○尾身国務大臣 沖縄のデジタルアーカイブにつきましては、大変意欲的に今取り組もうとしておりまして、沖縄の歴史、伝統、文化あるいは自然風土等につきまして、デジタルの手法によるデータを整備いたしまして、それを観光に来る皆様とか一般の方々に御紹介をするということをしたいと思っておりまして、十二億の予算を要求しているわけでございます。
○尾身国務大臣 アメリカ側と沖縄における基地の問題、整理、縮小、統合等の問題についてお話をする中に、この問題も入っていると考えております。
○尾身国務大臣 今の数字、私、不勉強で申しわけございませんが、初めて聞いた数字でございます。これからいろいろと勉強してまいりたいと思います。
○尾身国務大臣 この点につきましては、私は議員と全く意見が異なっておりまして、日本の国の将来を考えたときには、そして原子力発電という、石油が足らない日本が原子力によってエネルギー問題を解決するというのが、国民の将来を考えたときにはどうしても必要であるというふうに考えております。
○尾身国務大臣 今ちょっと質問の趣旨がよくわかりませんでしたので、その点につきましては、ちょっとお答えをすると危険がありますので、お答えはいたしません。
○尾身国務大臣 私どもは、我々が直面しているエネルギー供給の確保という問題を現実に解決しなければならないという責任を持っております。したがいまして、その現実に解決しなければならないための施策を進めていきたいという意味におきまして、北川委員の御意見とは違うということだけ申し上げます。
○尾身国務大臣 私も大畠委員と全く同じ考え方を持っておりまして、やはり、家庭で教えられるようなことは家庭でやっていただき、学校でしかできない、基礎的な理科系あるいは数学とかそういうものをしっかり学校でやるように、いわゆるゆとり教育という名のもとにふわっとしたことを教えることがいいということは、必ずしもそういうことではないと思っております。
○尾身国務大臣 現在、アジアの各国におきましても、例えば韓国、中国、台湾など、原子力の発電施設が今動いているという状況でございます。これについての安全確保というのはもちろん極めて大事でございまして、私ども、日本の安全確保の基準、安全基準というのは世界的に最も厳しい安全基準を持っているというふうに考えておりますが、やはり国際的な共通の安全基準というものを設けていく必要がある。
○尾身国務大臣 これはおっしゃるとおりでございまして、科学技術庁時代に技官という名前がついていた人物を、文部科学省になりましたら全部事務官という名前に切りかえちゃった。
○尾身国務大臣 資源が乏しくて、非常に外国のエネルギー、特に石油などに依存をしている我が国にとりまして、核融合は、トリチウムあるいは重水素という資源がほぼ無尽蔵と言われておりますし、また、核分裂と比べまして安全対策が比較的容易であるというふうに言われているわけでございまして、遠い二十一世紀の先の方を考えたときには、日本の、エネルギー資源の乏しい我が国の問題点を解決するための有力な選択肢であるというふうに
○尾身国務大臣 一兆円というお金を使ったら、新しいエネルギーで日本のエネルギー需給問題が解決できるとは到底思えません。 そして、新しい候補地、この候補地につきましては、私どもはいろいろな事情を考えて、ベストな候補地を選んで外国と話し合いをさせていただきたいと考えております。