1977-10-27 第82回国会 参議院 商工委員会 第2号
時間がないから、あわせて私申し上げたいんだけど、わが国のこれは将来展望に立っても言えることだけど、資源エネルギーの有効利用という観点から、原油の生だきあるいはナフサの生だき、これは一考を要するんじゃなかろうかと、だから発熱量だけを要求するその発電用の燃料に、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、こういったものを大量に含んでおる原油を生だきするということが、果たして非常にタイトなわが国のエネルギー状況の中でいいものかどうか
時間がないから、あわせて私申し上げたいんだけど、わが国のこれは将来展望に立っても言えることだけど、資源エネルギーの有効利用という観点から、原油の生だきあるいはナフサの生だき、これは一考を要するんじゃなかろうかと、だから発熱量だけを要求するその発電用の燃料に、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、こういったものを大量に含んでおる原油を生だきするということが、果たして非常にタイトなわが国のエネルギー状況の中でいいものかどうか
○上田耕一郎君 私も高知出身なので、一ルートはほしいと思いますけれども、三ルートというのは、いまの資源エネルギー状況から言ってやっぱり考え直す必要があると思う。建設大臣、もし三ルートをいまの計画で全部つくりますと、鋼材、セメントはどのぐらいの量要りますか。
今日までエネルギーの計画として持っておりましたのは、五十年の八月の総合エネルギー調査会の答申に基づきます十二月の閣議決定で、こういうふうな一例を申すならば、原子力の関係を四千九百万キロワットでありますとか、あるいは石炭の二千万トンというふうな計画でございますが、しかしながら、最近におきまして、エネルギー状況については、まず石油代替エネルギーの開発ことに原子力発電の開発でありますとか、あるいはLNG導入等
もちろん、これは繰り返し私ここでも言っているのですが、今日のエネルギー状況が、一体、国内石炭だけで半分も賄うとか七割も賄えるなどということは、だれも考えているわけじゃありません。しかし、石油パニックの教えた重大な教訓というものは安定供給なんだ。
○佐々木国務大臣 私は、原子力開発の平和利用の面から御賛同の意を表したいと存じますけれども、お説のように、今後日本のエネルギー状況を考えていきますと、ここ三十年くらいの間は核分裂による発電がぜひとも必要であることは、お説のとおりでございます。ところが、この原子炉の燃料になりますウラニウムあるいは濃縮ウランがわが国にはほとんどございません。
そういう意味で、一体、世界のきびしい資源エネルギー状況の中で、日本の資源エネルギーはどこまで必要とし、どこまでを確保することが物理的に政治的に経済的に可能であり、妥当であるかということについて、この際、総合的な政策を考えなければならぬではないかという点が一つ。
われわれのほうでは、日本の国情といいましょうか、日本のエネルギー状況に照らし合わせて、最も日本の国情に適した新型転換炉をデザインしてこれを開発するという考え方に立っております。
その新型転換炉の構想といいましょうか、アイデアというものは、それぞれの国のエネルギー状況にとりまして最も適当なというか、一等適合しておる考え方のもとにこの新型転換炉を開発しておるわけです。日本の場合におきましても、いま新型転換炉と一口には申しますけれども、特殊な日本のエネルギー事情にとりまして最も適合するような構想、アイデアのもとにおける新型転換炉を開発しようとしておるわけです。
そういうような点から考えますと、先ほど申しましたように、ヨーロッパの六カ国よりも日本のエネルギー状況というものは一そう急迫しておるといいましょうか、問題として深刻化を加えておりますので、私自身の希望といたしましては、原子力発電がわれわれが長期計画で予想しておるよりももっと伸びてもらいたい、こういうふうに考えております。