1984-03-12 第101回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
流入河川が非常に多く、それとあわせまして栄養分のたくさんある土砂が流れ込んでまいりまして、ここは日本でも非常に珍しい海で、潮の干満が約五メーターと言われております。ですから、干潮時は干潟になりまして、たくさんの魚介類が生息をいたしております。今申し上げましたムツゴロウ、それからワラスボ、エツ、クチゾコ、これは有明海だけにしかいない。
流入河川が非常に多く、それとあわせまして栄養分のたくさんある土砂が流れ込んでまいりまして、ここは日本でも非常に珍しい海で、潮の干満が約五メーターと言われております。ですから、干潮時は干潟になりまして、たくさんの魚介類が生息をいたしております。今申し上げましたムツゴロウ、それからワラスボ、エツ、クチゾコ、これは有明海だけにしかいない。
しかも、流入河川からそれらの量が来るならば、それをとめるということにおいて方法があるかもしれない。あったとしても、その方法はまた容易なものではない。下水道計画の策定が急がれるでありましょうし、諸対策がまた講じられなければならないでありましょう。
このように、いずれの場合にも近年水質が悪化する傾向にはございますけれども、湖沼等の水質は、流入河川の水質がどうなっているか、あるいは周辺の生活環境がどう変化するかというようなことで、いろいろなものから影響を受けますので、一概に淡水化によってどれだけ水質の汚濁が進んだかということを明らかにした調査研究は、現在のところ残念ながらございません。
四 琵琶湖及びその流入河川の水資源の確保と水質を保全するため、工業用水の循環利用等の促進、工場排水規制と有燐(りん)洗剤の使用規制、下水道の整備促進等を図るとともに、湖沼の水質の保全に関する法的措置の強化に努めること。 右決議する。 以上であります。 委員各位の御賛同をお願い申し上げます。
しかしながら、滋賀県の調査によれば、条例の施行前と施行後では、南湖、瀬田川への流入河川における全燐の濃度が相当程度低下しているという事実もございますので、今後、徐々に琵琶湖の水質の改善効果があらわれてくるものと、われわれの方も期待しているところでございます。
しかしながら、滋賀県の調査によれば、条例施行前と施行後では、南湖、瀬田川への流入河川における全燐の濃度が相当程度低下しているという事実もございますので、今後徐々に琵琶湖の水質の改善効果があらわれるものとして期待しているところでございます。
またさらに、流入河川の調査につきましては、この近くにあります七つの河川につきまして渇水期と洪水期の調査を一応いたしていくことで、さらにこれらの多角的な面から当該海岸の漂砂を把握するということにいたしております。
これにつきましては琵琶湖及び主要な流入河川の水質等の連続的な観測データを収集するためのものでございまして、常時観測を行うものでございますので、それによりまして科学的裏づけを持った的確な水質保全対策の推進をしようという内容のものでございます。
○竹内(勝)委員 さらに、この富栄養化防止条例が施行されていって、各家庭からいままで洗剤等の、そういった下水が流れ込んでいく流入河川、こういったものには直接影響があったわけですね。したがって、洗剤等の規制のために流入河川の実態というものはかなり良好な結果が出ておるように伺っておりますけれども、代表的な河川二、三で結構でございますが、防止条例の施行前と施行後、この実態はどのようになっておりますか。
そういう意味で、滋賀県としても五十四年度の琵琶湖関係予算の中で、赤潮委託研究費として一千二百万、赤潮調査費として、流入河川背景調査費、ウログレナの培養調査費等を含めて三千二百万、合計で四千四百万、県では負担しております。そこへ、いま局長から話がありましたように、発生状況調査費として国の予算の六百万を入れて五千万円からの予算をつぎ込んでやっておるわけです。
流入河川等の水質につきましては、五十一年度よりは五十二年度の方がむしろよくなっております。それから、先生いまおっしゃいましたように、特に燐、窒素につきましては横ばいでございますので、他の指標が五十二年度は若干悪くなっておりますが、それにつきましては、今後その傾向につきまして十分調査をしてまいりたいと考えております。
○古寺委員 高瀬川水系ということになりますと、坪川以外の流入河川についても全部設定しなければならないことになるわけでございますが、他の河川の水質の調査は現在どのように行われておりますか。
このNO3、硝酸体の窒素が高いというのは、御承知のように、大阪湾には淀川を初め幾多の流入河川がございます。この河川水というのは、元来、硝酸体窒素の濃度の非常に高いものであります。通常の状態で海洋の十倍ぐらいございます。
特に、東京湾であるとか瀬戸内海のようなもの、あるいは伊勢湾、こういったいわゆる閉鎖性の水域に適用されるということについては、これは総量規制の点から見ていって、さらに私は流入河川の上流にまで発展させるべきではないだろうか。これは利根水系等を見ておりますると、そういうことを痛切に感ずるのでありますが、この点について考え方をひとつ伺いたいと思います。
まず七戸川等流入河川及び残流域などから計算いたしますと、四十八年の総流入量でございますけれども、一年間に六億四千万立方メートル、そして一方、四十九年は八億五千万立方メートルというふうに、約二億トン違っておるわけでございます。一方いわゆる天間林などの雨量観測所の雨のデータから見てみますと、四十八年と四十九年の流域平均雨量というものは、それぞれ千二百八十五ミリこれは四十八年でございます。
○井上吉夫君 概要の御説明をいただきましたけれども、表現としては火山活動にその水銀排出の主たる原因があるのではないかというぐあいに疑われるとしてありますけれども、いまお述べいただいたように、たとえば農薬であるとか、あるいは流入河川の状況だとか、あるいは周辺に水銀を排出するような工場があるかどうか、そういうような幾つかの要因を検討した結果、いずれもそういうあたりにはほとんど原因として考えられないというぐあいになっているように
そこで、赤潮の原因としての、たとえば多摩川などの流入河川の汚濁物質といわれるものについても、検討を加えておく必要があるのではないだろうかというふうに思いますので、その点について質問を集中させていただきたいと思います。 これは東京都の調査でありますけれども、赤潮の原因として大きな役割りを持っているところの栄養塩類が、多摩川の中流の調布ぜきで、たとえば燐、窒素の量が三・五ppmというわけであります。
諏訪湖は、御存じのように昭和四十三年にあの大量の青粉が発生しまして、そのおかげで、いわゆる酸素の欠乏というようなことから、コイだフナだ何だというものがぷかぷか浮き上がる、ワカサギは死んでしまうというようなことで大騒ぎをして、諏訪湖に対しても流域下水道工事を始めて、そうして流入河川の浄化を図ろうというので、御存じのようにやり始めました。そのおかげで、一昨年ごろからワカサギもとれるようになった。
また、周辺の入ってきます流入河川もいろいろと改修しなければいけない。いろんな問題があるわけでございますが、ただ本省の立場で申し上げますと、いま申し上げましたように、すぐこの県計画をオーソライズしたわけにはまだまいらない。その一つの原因は農林省との関係がちょっとあります。
第二点の、北浦周辺におきます農業用水の使用状況はどうかということでございますが、これは、流入河川からの取水も含めました全流域について見ますと、約四千五百ヘクタールの水田に対しまして、ピークで毎秒十六トン、これは七十三カ所でございますか、取水が行なわれているわけでございます。
また底質の除去の対策が必要でございますのは、水俣湾のほぼ全域とそれから徳山湾、酒田港の一部及び流入河川の一部でございます。
その整備計画の内容におきまして、下水道の整備、それから流入河川及び湖底のヘドロのしゅんせつあるいは屎尿処理施設の整備、それから畜産排水の処理施設の整備、こういうようなものの整備計画をつくりまして、水質の悪化防止ということに力を入れたいというふうに考えておるわけでございます。 また小川原湖につきましても、水質は現状といたしましては、もちろん霞ケ浦のように悪化しておるわけではございません。