1974-03-29 第72回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
ですから、これはもう一般論じゃなくて、具体的にそれぞれの産業につきましてそういう実態を調査して適切な指導をやるということは、もちろんその裏づけは必要ですが、主要産業における動向というのは、明らかに成長部門においては賃金コストは下落し、皮革であるとか、その他のいわゆる繊維であるとか、片方がめちゃくちゃに上がった平均値として与えられている。
ですから、これはもう一般論じゃなくて、具体的にそれぞれの産業につきましてそういう実態を調査して適切な指導をやるということは、もちろんその裏づけは必要ですが、主要産業における動向というのは、明らかに成長部門においては賃金コストは下落し、皮革であるとか、その他のいわゆる繊維であるとか、片方がめちゃくちゃに上がった平均値として与えられている。
ちなみに、これの三十五年当時の農業全体の中に占めます産出額で見ました場合、畜産産出額の比重というのは約一四・五ぐらいというふうに見ておりますが、これが昨四十七年度の段階におきましては四分の一をこえまして、約二六・四というふうな推計をいたしておるような次第でございまして、当時成長部門というふうに考えておったわけでございますが、逐次農業の中でかなり比重を高めてくるというような形でここ十数年の推移を見ておるわけでございます
そういう意味では、戦後今日に至りますまで、常にそういう問題意識もありながら、いままでやってこれなかったという形は、同時に、それは高度成長という経済の回転の中で、非常にそういう民間の成長部門を中心として経済が拡大してきたという仕組みの中で、なかなか現実にはむずかしかったということだろうと思います。
ですから、その辺の配分を今度変えていくということになると、福祉部門は成長部門だということになる。政府がそこに力を入れればですね、国民もそれを望むようになるでしょうし、それから人口の老齢化が進むでしょうし、そういうことを考えますと、そういう福祉産業というのは発展産業だ。もう少し福祉の産業といいますか、部門を拡大すると、福祉雇用ですね、身障者でも高齢者でもやりがいある仕事をやれるようにする。
これは現在、その機械を取り扱っておりますリース会社が数十社あるわけでございまして、非常に成長部門で、リース業というのは非常に成長いたしておるわけでございますが、反面、競争が非常に激しいわけでございます。
農業の中の成長部門だといわれている酪農がこうなんですね。ですから私は、最後に、この危機を救うためには、農民の生産費や所得を補うような形で最終的に乳価を決定すべき段階だと思うのでありますが、総理はどう決断されますか。
○稲富委員 さらにまた、農業基本法の中では、御承知のように、選択的拡大、これで畜産、果樹、園芸というものは将来の日本農業の成長部門であるということをしばしば説かれた。ところが、いま申しましたように、輸出よりも輸入というものが優先している。いろいろな農産物が輸入される。ここで今日の選択的拡大に対しましても、農民の非常な不安というものがそこにあらわれてきている。
その部分には、いわゆる成長部門、生産部門は食い込まさない。この姿勢がいままでなかったから、新産都市にしても新全総にしても失敗したんじゃありませんか。
○加賀山政府委員 ただいまのお尋ねでございますけれども、試験研究機関全体で先ほど御指摘のように約五千名ということになっておりますが、試験研究機関全体のワクの中で、私たちはやはり非常に問題になっている部門、成長部門と申しますか、今後、拡充強化しなければならない部門もございますし、いろいろと農業事情を十分に反映いたしまして、それほど強化しなくてもいいという部門もあろうかと思いますし、また地域農業事情もいろいろ
したがって、果樹農業も一つの成長部門というような形で伸びてきたと思うのでございますが、確かに、客観的にそういう国民の食生活が変わった、嗜好が変わったということもございますが、同時に、今日、その非常に伸びてきているという一つの側面といたしましては、やはり政府の政策、いわゆる選択的拡大政策でありますか、そういうものに基づいて生産の拡大にてこ入れがされてきた。
施設園芸は何ぶん農業の成長部門の一つの大きな部門でございますので、これについての共済制度を技術的に可能ならしめるために検討中でありまして、できるだけ早い機会に制度化につとめたいというふうに思っております。
海外の注文があっても、品物をそろえるのに苦労するというようなこともございますので、将来拡大されてまいります果実全体の需給の中におきまして、成長部門である加工部門の原料、それから価格というものを安定させる方策ということをまず重点的に取り上げて、明年度以降の施策として取り上げたいというようなことで、調査会の検討とも並行しながら、私ども内部でいま検討を進めている段階でございます。
加工につきましては、果汁の需要と申しますものがわが国におきましてはまだこれから——いわば一種の成長部門というようなことになっておりますので、いろいろな問題はございまするけれどもそういう方向で施策を進めております。 いま御要望のとおり、その事業等の経過につきましては後刻資料で提出いたします。
資料もここに持っておりますが、時間の関係で省略いたしますけれども、農家がたいへんな生産調整によって成長部門であるイグサに転作しているやさきに、このような問題が社会的にクローズアップしてまいりまして、心配をいたしております。
この牛肉、オレンジ、果汁は成長部門でありまして、これまで農家が非常に骨を折って生産を拡大したり、牛肉等についてはなかなか思うようにいかないという状態になっておるものでありまして、これが自由化されるということになると、もうあと残るのは米麦だけでありまして、農産物全体が一括ネガ業種という形で農林省は出しておりますが、実質的には一括全部の自由化、こういう状態になろうかと思いますが、牛肉とオレンジと果汁の自由化
○瀬野委員 大臣も新しく就任されたわけで、実にいま生産調整に伴って、米、果樹、畜産、いわゆる農政のビッグ…スリーの一つといわれる重大な成長部門の果樹についてたいへんな心配をされておるわけでありますので、大臣は十分承知のことであると思いますが、どうかひとつ、本日の大会によっていろいろ決議がされてくると思うのでありますが、これらの問題について前向きの方向でいろいろ検討していくということでございますので、
御承知のように生産調整によって畜産など成長部門がかなり衰退するのではないかということが一方では心配をされてまいります。ただいま政務次官からもいろいろ答弁がございましたが、こういったことから、労働力の問題について、ただいま提案いたしました問題について、通産、労働省また農林省の考えを明らかにしておいていただきたい、かように思います。
そのある部分と申し上げますのは、さらに説明を申し上げますと、国家公務員給与の中には、実はこれを分析いたしますと職務の責任とか内容に基づまますいわゆる職務給的部分と、生活改善部分と申しますか、経済成長に伴う成長部門がございます。
ただ、近代化するといたしましても、業種によりましては、なかなか近代化のむずかしい等の業種もございまして、そういう業種につきましては、その業種の中の近代化できる企業は近代化をさらにいたしますけれども、一部の企業につきましては、この際、より成長部門に転業しようかといったような企業も出てまいろうかと存じます。
あるいは非常に急成長部門でありますので、一時そういう形でありましても、やはりそれが相当大きくなっていく。こういったこともありまして、またその反面、電子の場合には、設備投資の金額が、一般の機械の部品企業等に比べますと比較的多額の設備投資金額を要する。
ところが、実際にこの部門は成長部門ではなかった。しかも全然できなかった。就労してみたけれども、そういう部門はできなかったし、できてみてそれに就労したけれども、これは成長部門ではないから切り捨ててしまう。そういう場合に人員整理という問題が当然起こってくる。
○森八三一君 時間がなくなりましたので次にいきたいと思いますが、畜産を成長部門として非常に精力的に奨励しよう、これは国民の食糧需要の動向と考え合わせて当然のことだと思います。またやらなければならぬと思いますが、そのために最近の海外の市況に災いをせられて飼料の値上がりということになりますると、これは畜産農家にとっては経済的に非常な打撃であります。
次に、畜産関係の問題ですが、これも要請にございまするように、先月あたりから、飼料の輸入価格が上がってきたとか、あるいは船運賃が高騰したとか、いろいろな理由から相当額の引き上げをしようということがすでに通告をされておると、実施になったものはそう多くはないようでありまするけれども、非常に生産農民諸君としては、米の生産過剰ということから、成長部門として畜産が強く指向されておるときに、そっちのほうでまた頭打
要するに、これからの経済の激動の中では、成長部門と停滞部門、成長企業と非成長部門との格差は広がるだろうし、大企業に比べて、労働力、金融力、人件費負担力、需要開拓力、技術革新への適応力、そういうものが乏しい中小企業は打撃を受け、そして、いまの政府は一そうこれを助長させる結果になると心配をするわけであります。マクロ的に見れば、一見好況の状態が続いていくであろう。