2006-06-15 第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第13号
○仙谷委員 仙谷でございます。 私は、民主党及び与党が憲法改正並びに国政における重要な問題に係る国民投票法案をこの国会審議に供した、このことは、国民が国の形、憲法について直接主体的に意思表示を行うための枠組みがつくられようとしている、そう積極的に位置づけるべきだと考えております。このことは、国民主権制の深化、日本の民主主義の豊富化としてとらえるべきだというふうに考えます。
○仙谷委員 仙谷でございます。 私は、民主党及び与党が憲法改正並びに国政における重要な問題に係る国民投票法案をこの国会審議に供した、このことは、国民が国の形、憲法について直接主体的に意思表示を行うための枠組みがつくられようとしている、そう積極的に位置づけるべきだと考えております。このことは、国民主権制の深化、日本の民主主義の豊富化としてとらえるべきだというふうに考えます。
今仙谷委員からもその趣旨についてはお聞きしたところではありますが、今国民は、この法案に接しまして、今までになされてきた、例えば医療制度改革、健康増進法、そして対がん戦略、対がん戦略に至っては、十年ごとでしたけれども、一応その成果を見、現在、第三次対がん十カ年総合戦略が施行されているところでございます。
そして、最後に、私は、このたび民主党の仙谷委員あるいは亡くなられた今井先生、そして今御尽力中の山本孝史先生などの、本当に命をかけてのこの取り組みを高く評価するものですが、また同時に、同じ働く仲間からがんが出るということ、それは私自身も含めて可能性のあることです。
○川崎国務大臣 これは、この委員会の中でも、仙谷委員と法務省も含めていろいろな議論があったと思っております。私から断定的に申し上げることはできませんけれども、そうしたものも含めて十分検討しなければならないだろうと思っております。
そういう中で、今委員の方から御質問のございました教育課程の編成の見直しを規定した理由でございますけれども、この問題は、先ほど来から議論が出ておりますように、現在は、病院については厚生労働省で、医師の養成については大学、ですから文部科学省、こういう縦割りの弊害を乗り越えて、本当に必要な知識を持った、そしてノウハウを持った専門家を育てていく、そのためには、先ほどの仙谷委員からの御指摘で大学のお医者さんのお
○仙谷委員 もう一つの問題、寺田稔委員が提起した検診の問題でございます。 これは実は、まだまだレベルが低い検診が行われておったわけでありますが、健診の中での検診、つまり健康診査の中でのがん検診ということでありますが、これも地域によって大変ばらつきがあります。これは予算の使い方を見れば一目瞭然でございます。自治体の予算の使い方を見れば一目瞭然。それも都道府県の予算であります。
そういう中で、日本のがん治療をめぐる環境が先ほどの仙谷委員のお話にありましたように、遅々として進んでおるという状況、この状況を思い切って打破して、そして大きく飛躍をさせていかなければならない、そういうことをしなければ、こうしたがん患者やその家族の皆様方の命の叫びにこたえることはできない、そしてそれができなければ、命を救うことが政治家の仕事である、その一番基本のことを私たちはできない、そう思ったから、
○仙谷委員 今のはこの七万二千人の内数ですか。七万二千人の内数。
○仙谷委員 資料の二枚目でしょうか、所得と抑うつの関係、所得と要介護高齢者率の関係というのをちょっとつけてみました。ごらんください。
先ほどの仙谷委員あるいは他の委員も御指摘ですが、現状で、特に子供たちが生まれ出るための産科の医療、非常に私は崩壊の現状があると思います。 先ほど総理は、日本の社会の人口規模のお話をなさいました。
○仙谷委員 政治はやはりプライオリティー、優先度のつけ方、めり張りのつけ方ですから、それを申し上げたかっただけでございます。
○仙谷委員 私の地元で、辛うじてそういう改革をして維持されている日赤の病院があるものですから、お伺いをしたわけでございます。 高谷公述人にお話をお伺いいたしたいと存じます。 きょうお出しいただいた資料で、先ほどお読みにならなかったところで、四枚目でありますが、「財政状態に応じた医療費抑制を打ち出している内閣府の言うが儘では、日本の医療は滅び廃れるだけです。
○幡研一君 仙谷委員のおっしゃるとおり、二交代、三交代制の勤務体制がつくれれば非常にすばらしいことだと考えております。 ただ、現在のマンパワーでそれをつくるのはちょっと難しいかなと。今でも多分、週四十時間どころか八十時間以上の勤務状況だと思うので、現在の倍の人数がいて、やっと二交代ができるかなということだと考えております。圧倒的にマンパワーが足りないということだと思います。
○仙谷委員 どうもありがとうございました。 菅野参考人それから佐藤参考人にもお伺いしたかったんですが、質問の持ち時間が終了いたしましたので、終わります。 どうもありがとうございました。
○仙谷委員 三十六億円、何につけたとおっしゃったんですか。統合補助金、それは何、周産期医療と関係あるんですか。周産期医療と関係あるの。
○仙谷委員 ということは、法律とか通達とか、法律に基づく政省令とか通達とか、そういうものでもないわけですね、これは。単なるプラン、こういうことですね。
皆さんも御承知のように、今回の、福島県大野病院で起きた事件でございますが、先般、仙谷委員からもこの委員会で御指摘、問題を取り上げさせていただきまして、また、当日には川崎厚生労働大臣のところに産科医の皆様方が陳情に来られて、この問題の根本的な解決を早急に政府としてもやらなければいけないということで、皆さんも御認識をいただいているというふうに思っております。
福島の方々が、仙谷委員、鴨下委員とお見えになりました。阿部さんもいらっしゃって、そのときにお話を聞きましたのは、一つは、我々、周産期医療の集約化を図っている中でございました、こういうお話がございました。そういう意味では、医師が一人しかいないという病院においてハイリスクの分娩行為が行われるということは、やはり基本的には、他の病院へ移していかなきゃならない課題に整理をしていかなければならないんだろう。
せんだって、仙谷委員がお取り上げの福島県の産婦人科の事例でもそうですが、医療現場が警察の捜査やあるいは逮捕という形でしか物事を解決できないとすると、やはり非常に医療現場にとっても実は悲しい状況なんだと私は思うのですが、大臣はこの事案については既に報告も受けられておるかと思いますが、まずどのような御報告を受けておられるかという点について一点お願い申し上げます。
それから、福島県立の病院の問題も、仙谷委員からも御指摘をいただき、参議院では西島委員からも御指摘をいただいて、それに答えながら、一方で、現実に福島県の皆さん方もお見えいただきましたからね、そこでは私も話をさせていただいて、それではもう少し歯車を回してみたらという指示をさせていただいたところでございます。 この問題についても、まず警察からの情報というのはなかなか得られない。
○仙谷委員 社会福祉施設と……
国会でも、先週、西島委員が取り上げ、衆議院では民主党の仙谷委員が取り上げ、今日、共産党の私がこれを取り上げると、逮捕、起訴という対応に疑問を示すと。
○仙谷委員 今厚生労働省がチーム医療、こういうお話をされました。この福島県立大野病院の場合には、どうすればこの産科、婦人科でチーム医療が成立するような前提的条件ができるんですか。そういう前提的な条件がないときには、当該のお医者さんはどうしたらいいというふうにお考えになりますか、厚生省は。
○仙谷委員 患者とか医療とか国民とか子育てとか子供のことを主として考えなければいけない厚生労働省は、医療の世界から、地域社会から、この広がりというのをどういうふうに今受けとめていらっしゃいますか。
○仙谷委員 終わります。
○西村(智)委員 これは、資料要求しているということでございますし、後日、仙谷委員が恐らく質問されるということでございますので、そちらにお譲りをしたいと思いますけれども、私はこれは大変大きな問題だと思います。
○仙谷委員 続いて山井代議士の方からもこの点について質問があると思いますが、いずれにしましても、これは前提問題ですから、今度の医療費適正化の。 いろいろな資料が出ておるわけでありますが、平成十八年二月二十三日、厚生労働省、健康保険法等の一部を改正する法律案についてというのがございます。
○仙谷委員 そこで、そういう開き直ったようなことをおっしゃるのだったら、私の方からお伺いしましょう。 我々が渡されている資料、いいですか、これは厚生労働省の医療制度構造改革試案。私が今見ておりますのは五十八ページ。あるいは三十九ページですか、給付費の方が載っています。 これは、私に言わしめれば、何で十五年まではあるけれども、十六年、十七年というのがないんですか。
○仙谷委員 では、もう一点だけ聞きます。 私も改めて法律と告示の関係をつらつら眺めまして、法律ができたら告示が即日できているんですね。ということは、大臣が政治的な判断をされて決断をされれば、きょうにでも告示を変えられるということなんですね。 つまり、憲法違反の告示をつくるというのは問題ですけれども、憲法とある種の判決に基づいて告示を変える。
○仙谷委員 質問の持ち時間が終了いたしましたので終えますが、最後に一点だけ大臣に、前国会の審議の中で附帯決議がこの衆議院でも確認をされております。大臣自身も、前国会において付された附帯決議の趣旨、これを十分尊重して政省令の制定などに生かしていただけるというふうに我々が理解しておけばよろしいでしょうか。
○仙谷委員 終わります。
その前に、今、愛知理事とまた仙谷委員の方から、この憲法調査会、そして憲法特別委員会に至る流れの中で、中山委員長のリーダーシップに対する敬意の表明がございました。
○仙谷委員 民主党の仙谷由人でございます。 今国会におきます憲法調査特別委員会での国民投票法制についての皆さん方の審議、議論、大いに意義があったというふうに評価をしたいと思います。この議論を多角的な観点から保障し、展開をされた中山太郎委員長のリーダーシップと、理事、委員各位の御努力に敬意を表したいと思います。
そういう意味で、仙谷委員がお述べになりました、通常の法案の手続でいいのかどうかということについても、改めてそういう角度から、これは特別な法律だという意味で、衆議院、参議院を通じての意思交流、そしてまた、その中での国民のおおよその意見をどういう格好でこの手続法についても入れ込んでいくかということも改めて考えてみなければいけない問題だろうというふうに思っております。
○仙谷委員 後にあるいは後日、アスベストの中皮腫治療の問題も出てくると思います。 この間、三時間のテレビに、鹿児島から大臣、出演されて、中皮腫というのも、がん治療の中でもまた特異なというか専門的な分野で、専門家がほとんどいない、たらい回しにされたあげく私の母は死んでいきましたみたいな話をされて、大変つらいようなお顔をされていました。
引き続いて、もう一つの、先ほど仙谷委員がお取り上げになりましたが、我が国で貧困が進んでいるのではないかという御指摘に関係して、生活保護のことについてお伺いをさせていただきます。 冒頭、大臣、恐縮ですが、生活保護という制度をどのように御理解でありましょうか。
○仙谷委員 私どももそれじゃ緊急に法律改正の観点からも取り組みますが、要は、金額にしてこの程度のことをああだこうだ言って延ばすというのは、私は、甚だ日本の東アジアにおける国際的な評価にもつながってくる問題で、できるだけ早く解決していくということが必要だと思います。
このことだけ仙谷委員に伺いたいと思います。
私も今、頭の中が真っ白になっておりまして、仙谷委員の今の御答弁、私は、もう少しお考えを開陳できるかな、こう思ったわけでありますが、やはり今回お出しになった対案は、確かに竹中大臣が御批判をされているように、分厚い政府案に比べてたかだかという議論がありますけれども、私は……(発言する者あり)いやいや、まあ聞いてください。基本理念として、野党が……(発言する者あり)
○馬淵議員 今御質問いただきましたが、まず仙谷委員から御説明をさせていただいたところの補足もさせていただきます。 簡保のところに関しまして、先ほど私どもの議員からの発言についての御指摘ございましたが、それはまさに、与党の皆さん方の中で、その発言が翻るどころか、造反という形で、今回の国会の中での議論につながらなかった、こうしたことがある。
○仙谷委員 発言の機会をお与えいただきまして、感謝をいたします。 きょうの議論も伺いましたが、この間憲法調査会の議論に参加して、今国民投票法制が議論をされる段階に至っての感想、意見を申し上げます。 憲法制定後五十八年が過ぎたわけでございます。