2001-06-19 第151回国会 参議院 農林水産委員会 第19号
したがって、例えば私のところではズワイガニの資源管理のために、これは十一月の第二週ぐらいから二月ぐらいまでしか漁期がないんですね。いわゆるこれは松葉ガニ、越前ガニと同じ種類ですから、ほかの方も同じだろうと思うんですけれども、そういうところによく外国船の違法操業というのが見受けられるというんですね。
したがって、例えば私のところではズワイガニの資源管理のために、これは十一月の第二週ぐらいから二月ぐらいまでしか漁期がないんですね。いわゆるこれは松葉ガニ、越前ガニと同じ種類ですから、ほかの方も同じだろうと思うんですけれども、そういうところによく外国船の違法操業というのが見受けられるというんですね。
したがって、今話題になりましたズワイガニのケースですと、日本漁船が金沢沖でズワイガニを漁獲しますと、名称ズワイガニ、原産地金沢沖、こういうことになります。それから、北朝鮮が漁獲をして金沢港に水揚げいたしますと、名称ズワイガニ、原産地北朝鮮と。こういうことが義務づけられておりまして、これに違反しました場合には、所要のプロセスを経て最終的には罰則の適用というところまで行くことになっております。
カニにつきましては、TACが決まっておりまして、ズワイガニが資源量一万トン、輸入も含めた消費量がカニ類で十八万トン。そういう状況でございます。
私の出身県も谷林議員の隣の県でございまして、大変水産資源に恵まれております水産県でございまして、とれる魚もブリとかズワイガニとかアワビとかいわゆる非常に高級な資源に恵まれておりまして、そして、割と水産加工が発達していないんです。一つあるのは、ナマコからできるクチコというんですか、高級な珍味があるんですけれども、加工でできるというのはそのぐらいなものです。
平成十二年度におきましては、しんかい二〇〇〇の調査潜航の五五%は水産の関連であるということでございますし、例えば平成元年にはズワイガニの貴重な生態を観察、撮影するというような成果も上げてまいっているところでございまして、現在ではその潜水調査船のしんかい二〇〇〇のほかにしんかい六五〇〇、無人探査機の「かいこう」などを用いました公募研究なども行っておるところでございまして、今後とも海洋資源等の調査研究の
また、現在、我が国漁業者に対しては、漁業法等の関係法令に基づきまして、ズワイガニ、ベニズワイガニ等について、漁具の種類、漁期等を定めて資源保護に努めているところであります。 今後とも、暫定水域の操業実態の把握に努めるとともに、このような協議や国内措置の適切な運用を通しまして、的確な資源管理と操業秩序の維持が図れるように努力をしてまいりたいと考えているところであります。
○森本政府参考人 ズワイガニ資源につきましては、水産庁でも、日本海区水研を中心に研究をいたしておりますし、また、それぞれの県の試験場におきましても調査をしておりますけれども、ただ、潜水艇で潜って調査をするということについてはまだ十分やっておりませんので、今先生の御指摘のような点につきましては、技術的な面も含めまして検討をしてまいりたいと思います。
我が国の二百海里の中におきますズワイガニ資源の状況でございますけれども、御案内のように、現在、ズワイガニにつきましては漁獲可能量制度というものを導入いたしておりまして、資源の状況に応じて許容の漁獲量を決めておるわけでございます。
そういう中にありまして、日本側の漁具が壊される、あるいは違法操業に泣くといった時代が続きまして、最近では漁業資源を全然無視して鳥取、島根の沖からだんだん京都、福井の沖の方まで、ズワイガニ漁についても禁漁区も無視して、しかも底刺し網というふうな根こそぎとってしまうような漁業が続いてきた。
○河村(建)委員 漁法といいますか、操業条件が合わないということについて、私も聞いておるわけでありますが、特に、韓国側がズワイガニを中心とした底刺し網漁、それからかご漁、これに固執しているといいますか、これまでの漁法だと。
したがいまして、大ざっぱでありますけれども、二十万トンを超える韓国の日本のEEZ内での漁獲量、日本からは十万トンを切る漁獲量ということで、これは等量にすべきである、それから、日本の中で資源が大変心配されておりますスケトウ、ズワイガニについてもなくしていくべきだ、韓国の方は冗談じゃないということでかなり激しいやりとりをやったわけでありますが、最終的には、御承知のとおりスケトウについては六万トン、現在六万五千
したがって、これから具体的に詰めていく段階で、三年後の見直しにおいて、当面、スケソウダラとかズワイガニ等々の一定の割り当ての数字がある、その他は三年後に双方同等量にするんだ、こういうことがありますね。
○中須政府委員 御指摘のとおり、韓国が行っております底刺し網漁業につきましては、資源に与える影響、これは、ズワイガニにとどまらず、カレイとかそういうものを含めて、底生性の生物に対する大変大きなダメージを与える漁法であるということが一点と、それからもう一つは、やはり御指摘のとおり、漁場を非常に広く占拠して、ほかの漁業ができなくなる、端的に言えば、韓国側が網を張ると日本の底びき漁業はできなくなってしまう
○政府委員(阿南惟茂君) 漁獲量や漁法の問題、漁法につきましては今、水産庁長官からも詳しく御説明がございましたが、漁獲量に関しましては九月の合意の際にスケトウダラ、ズワイガニについては漁獲量の割り当てが決定されたわけでございまして、今後は毎年、漁業共同委員会でそういうことが決められていくと承知しております。
そういったことから、我が国の漁業者としては、特にズワイガニを中心とした底刺し網漁業については、我が国の底びき網漁業によるズワイガニの解禁時期である十一月六日前に漁場いっぱい韓国の底刺し網漁船が網を張って資源をとってしまう、そういうことを含めて非常に大きな強い反発があるというのが現状でございます。
あるいは、資源を守るために、暫定水域においては、刺し網による、いわゆる一網打尽に魚をとってしまう、特にズワイガニなどをとってしまう、こういう漁法はもう日本では自主規制しているのです、あなたの方もどうだろうと。そういうものを総合的なところからやはりお互いが理解し、資源を守る、こういう立場で合意ができないのかな。
特に資源の状態が悪いと言われておりますスケトウダラとズワイガニにつきましては、今回の基本合意において、スケトウダラについては二年目に、ズワイガニについては三年目に漁獲割り当てをゼロにする、いわゆるフェーズアウトを実施するというふうに考えておりまして、今後とも、各魚種ごとの資源状況を十分見きわめながら、韓国との毎年の協議に臨んでまいりたいというふうに思っております。
また、西日本周辺水域におきましては底びき網漁船でカレイなどをとっておりますし、また、まき網漁船ではアジ、サバ、それから刺し網漁船ではズワイガニというような魚種をとっておるという状況にございます。
改めて付言する必要はないとは思いますが、やはりこの底流にありますものは、このまま行きますと、例えば小さいメッシュで稚魚まで全部とってしまうとか、あるいは底びき漁船で底まで全部さらってしまうとか、あるいは、先ほどお話があったように思いますが、ズワイガニの産卵期その他にも全く無秩序に入ってきてやられたのでは、今後の資源の確保ということができません。
北陸の沿岸部におきましては、我が国の漁業者が資源管理を行っております、今先生の方からも御指摘ございましたズワイガニ、カレイ資源を韓国漁船が乱獲している、結果として漁場の荒廃を招いているという状況にございます。また、昨年、韓国国内法違反となっております韓国トロール漁船の操業も多数現認されておりまして、我が国漁船の操業が妨害されるといった事態も生じております。
御存じのように、京都府から石川県にかけての日本海の沖合、水深二百メートルから一千メートルの海域には、ズワイガニですとかエビとかカレイ、バイガイ等の底びき網漁業の大変重要なところになっております。
冒頭申し上げましたように、総理にこのことをお教えしょうというような気持ちは全くありませんけれども、日本海の漁民がズワイガニの漁だけでなくてカニの漁で民宿をしておるといった問題、非常に日本の経済全体も大変でございますけれども、この問題が大変にせっぱ詰まった問題である。そして、せっかく日韓漁業協定の十条には終了を通告すると。
ことし十一月六日にズワイガニの漁が解禁になりました。
これら違法操業のほか、山陰沖等では、我が国関係者がズワイガニ資源の保護育成のために魚礁の設置ですとか移植放流、あるいは漁期、漁獲数量の制限等を実施している中で、韓国の底刺し網漁船が集中的な操業を行い、資源に悪影響を与えております。
今年に入って二月ごろですか、福井県沖合でもズワイガニのそういった水域にやはり外国の漁船が操業しているというような動きもございました。せっかく日本国内の各漁業者が良識的な漁業を営み、操業している中で、そういう状態が野放しにされているというような実態は、沿岸の漁業者にとっては大変ショックだというふうに思います。
一方、深い海に生息するズワイガニ、甘エビ等は汚染を免れておりますが、油回収作業のため出漁回数が減少し、水揚げ高が大きく減っているとのことでありました。 旅館や民宿では、予約のキャンセルが相次ぎ、新たな予約申し込みが激減しております。国定公園を抱えるこの地域では、漁業とともに観光業が基幹産業となっており、地元では両産業への悪影響が広く地域経済全体に波及することを憂慮しておりました。
第三は、日本海のズワイガニのように資源が低水準にあり、緊急に資源の保存、管理が必要な魚種。以上の三タイプが指摘できますが、ここで第二について検討すべき論点があります。 第二には、スルメイカ、イワシ、スケトウダラ等が該当し、第一と重なる魚種が少なくありません。さらに、日本海海域では、太平洋側でもそうですが、多くはストラドリングストックです。
例えば、日本海のズワイガニを保護するために多少のことをいたすといたしましても、これだけともかくいろんなところからズワイガニが現にあるわけでございますから、日本海でズワイガニのTACをつくって締めたから窮屈になったなというふうにお感じになることは万々ない。本当は、漁業者の本音からいえば少しは影響が出てほしいと思うところがございますけれども、事実はまず影響はないとお考えいただいて結構です。
それから二つ目は資源状況が非常に悪化しているもの、例えばズワイガニ等でございます。それから三つ目としましては周辺海域で外国漁船が相当漁獲しているもの、こういうものを基準にして選んでいくということにしております。
中央漁業調整審議会等の場をかりて御意見を伺うことになると思いますが、我々は、資源の調査データの状況等を踏まえまして、まず採捕量が相当多くて消費量が非常に大きいものが一つ、それからもう一つは、資源状況が非常に悪くて緊急に何らかの手を打つ必要があるもの、それからもう一つは、外国船に相当の漁獲が行われているもの、そういうものを基準に選んでいこうと思っておりまして、マイワシ、マアジ、サバ類、サンマ、スケトウダラ、ズワイガニ