1956-03-06 第24回国会 衆議院 文教委員会 第12号
そういたしますると、そういったところはただいまの特損法では移転ということが不可能でございますから、それにつきましては防音装置をするというような措置で一部におきましてはなるほど危険度は解消する。しかしながらただいま申し上げますように、防音装置その他につきましては全然考慮が払われておらない。
そういたしますると、そういったところはただいまの特損法では移転ということが不可能でございますから、それにつきましては防音装置をするというような措置で一部におきましてはなるほど危険度は解消する。しかしながらただいま申し上げますように、防音装置その他につきましては全然考慮が払われておらない。
○河野(正)委員 私ども非常に残念に思いまするのは、先ほども申し述べましたようにたとえば危険な区域から移転いたしまして校舎を新築いたしましても、その校舎につきましては何ら防音装置が行われない。要するに危険であるから危険でない地域に移した、それでその損失補償が行われるのだというような考え方で今日まで措置が行われたということは、私はまことに遺憾だというふうに申し上げたのでございます。
たとえば付近に学校があるから防音装置をしてもらいたい、道路を遮断されるから迂回してもらいたい、そういったような地元の要望はそれぞれ区々でございますが、ただいまお話の砂川町につきましては、私どもといたしまして、これをすみやかに提供することに協力をしていただいた方に、防衛支出金の中から飛行場を拡張するという目的を達成する意味で協力謝金というものをその経費のうちから支出しようとしておるのだ、こういうことでございます
特に学習上影響があるということから、防音装置が施されておるのを視察いたしましたけれども、これはまことに本末転倒、有名無実といいましょうか、防音装置をしたために学童の健康上、実にゆゆしき悪影響さえ及ぼしておるということであります。
全国にまたがっている大問題であろうと思いますが、防音装置の壁を作る、ああいう暫定的なやり方ではやはりだめなんです。ことに暑くなりますと窓をあけなければなりませんし、冷房装置があるわけではございません。そこで私はこの機会に文部当局でイニシアチブをとって、抜本的な、つまり学校、教育の遂行という見地から大きな手を打ってもらいたい。
そこで去年——おととしと申しますか、最近は防音装置をするという御方針のようでありますが、昨年から今年にかけて実際にやられた結果、夏は高温になって、それから空気も汚染をしてその目的を達しない。しかもホーン数の減少は所期されるような効果を上げることはできない。数字は上げなくても御承知だろうと思うのでありますが、これに対してどういうように今後対処せられようとしておりますか。
また現在防音装置を施してある学校がありますが、これはただ単に防音の効果が得られるのみで、換気、温度、湿度等の衛生の点において重大な欠陥があるとのことであります。 第四点は、乳幼児の発育に支障を来たすということであります。最も発育を必要とする乳幼児が爆音のため十分な睡眠をとることができず、従ってその発育が十分でなく、他地区の乳幼児に比した場合、その発育状態は非常に悪いとのことであります。
調達庁においては、すでに防音装置をするというようなことを言っておりますが、いまだ今日何らの手配もないのであります。調達庁はうまいことを言っても、その実行するところは何もしないのでございます。今日までも数度にわたる拡張をしても、町民の生活の安定のために何らの施策を施していないのでございます。そこで地元民はもちろん、町全体が一丸となってこれに反対の闘争をいたしたのでございます。
そこでこれは防音装置というものをやっておりますが、この防音装置もきわめて不完全であり、かつまた夏は暑くて子供は勉強にも何もなったものでないのですが、そういう児童教育上の問題についても他の実例を御調査の上、学校の移転問題について本日お述べになったのでしょうか、それとも全くの私見でございますか、これをお尋ねしたいと思います。
また飛行場の基地のある近所においての建物というものは、私はとうてい木造では建て得ないだろうというふうのことは、ただ単に防音装置そのものだけではなくして、いろいろな条件によって当然しなければならぬということに対して、私はこの鉄筋コンクリートの建物の比率というものを一五%、二〇%ということも、それは予算の関係でやむを得ないこともあるでしょうけれども、しかし地域的にはやはり私はこの問題は重要な問題であるというときに
なお飛行場の問題につきましては、土地を取り上げられる以外に、学校の教育問題、これは立川の方からも申されましたが、春日井市におきましては一校だけ防音装置ができておりますが、なお数校防音装置を必要とする学校があります。しかしこれらに対しては今のところ完成するめどがついておりません。
豊中市における原田小学校は、この防音装置のために――せっかく調達庁の力で防音装置をしていただいたのでありまするが、この防音装置をしてあるところの教室に入って見まするならば、二重ガラス窓になっております。今日この暑いときに、二重ガラスの中に閉じこめられたる生徒の授業における苦痛、しかも換気がまことに悪い。わずかにタバコの煙を上に吸い込むくらいな空気の流通では非常に蒸し暑いのであります。
○小林(行)政府委員 先ほど来お尋ねがございました防音対策——飛行場附近の学校についての防音対策でございますが、これは従来非常にひどいものにつきまして、いわゆる防音装置というものをやっております。これはいろいろこの方面の権威者等に寄ってもらいまして、委員会を作りまして、この結論に基いて、学校について防音装置を施しておるわけでございまして、昨年来大体十校程度のものを実際に実施いたしたのでございます。
○河野(正)委員 これは事務当局の方でもけっこうでございますが、先ほど私が御指摘いたしました防音装置というものが、子供たちが勉強する上におきまして、非常に障害をもたらしておるというふうに私理解しておるわけでございますが、この点につきまして、事務当局では、防音装置をやったために、ほんとうにりっぱな教育ができておるのか、あるいは防音装置をやったために、子供たちが非常にむし暑い環境の中に置かれ、あるいはまた
○河野(正)委員 先ほどから答弁されておりますように、現実の問題としていろいろの措置、たとえば防音装置を行うとか、あるいは校舎の移転を行うとかいうことが行われておるわけでございますが、しかしながら私どもが見て参りました実情によりましても、防音装置という問題は、なるほど防音という意味におきましては、ある程度の若干の成果を上げるかもしれませんけれども、今日のような非常な酷暑の折柄におきましては、この防音装置
なお爆音の被害の例をあぐれば、今までの方々も申されましたように、学校については防音装置も考えられてはおりますが、現在の設備では先生の話が全く聞えない、あるいは防音室へ入りますと、刻々と温度が上って、一時間どころか三十分でも汗ずっぽりとなって子供は聞いてはおれないと申します。
特損法の中には移転ということはないというようなことで防音装置ならば費用があるんだが、移転ということはできないというので、いつでも却下されて、いまだに目鼻がついておりません。私どもの中学校の生徒は、先生から教えられても爆音のために中断されますので、教育は徹底いたしません。それがために非常に他の町村に比べて学力程度が低い、こう申されておりまして、非常に情なく私らは存じているわけでございます。
そこで本年度はたくさんの予算を獲得して考えて参りたい、こういうことでございますが、本年度は調達庁の見積りとしてはどの程度の学校に防音装置の実施を考えておるのか承わりたい。
その前に文部当局にお尋ねしたいのですが、調達庁に対して、飛行場周辺の学校に対する対策として防音装置の必要あるものとして、本年度どれだけ要求しておるか、質問します。
あなたに私が尋ねましたのは、本年度防音装置を必要とする学校はどのくらいあるのか、そのくらいの数字はいやしくも管理局ともあろうものが把握していらっしゃらないはずはないと思う。本年度防音装置を必要とする小学校はこのくらい、中学校はこのくらいだということを私は尋ねております。どのくらいありますか。
それからなお軍の施設あるいは軍の行動のために迷惑をこうむるような事態、たとえばそのために道路の作りかえを要するとか、あるいは学校の防音装置を施さなければならんとか、いろいろそういう特別損失補償に基く工事もございますが、こういう工事が予定通り年度内に完成しなかった、まあこういうものが重なりまして結局繰り越しせざるを得なかったということでございますが、これは調達庁の全能力をあげまして、予算の執行につきましては
全然防音装置というようなものができていない。
の所管の問題でございますが、私が承知している限りは、爆音あるいに大砲の爆音等で非常にその影響がはげしく、学校の授業等に支障が起る場合には、特別損失補償法によつて、非常にはなはだしい場合には学校をよそに移す、あるいは防音施設をやり得ることになつておりますが、これは爆音の程度によりますので、いろいろ基準がありまして、いろいろ科学的に爆音の程度を測定して、その基準に合うものは、それぞれの程度に応じて、防音装置
これは、なぜ私がそういうことを言うかといいますと、例の学校の、飛行機なんかによる騒音の場合に、移転あるいは防音装置をすることのために経費として確保してあつたはずでございますけれども、簡単に特損法といいますと、いろいろこれと同じ内容のものがあるのですか、予算関係を含めてひとつ御説明願います。
ただ単に防音装置をする予算だけでなしに、どうしても移転をする必要があれば、移転をする予算も私は支出できるのじやないかというように考えております。
○佐藤説明員 木造の校舎に防音装置をすることによつてどれかけの効果があるか御疑問だということでございまして、危険の点も考慮してぜひとも鉄筋コンクリートにすべきであるという御意見のようでございます。
そこで学校の防音装置をする場合に、木造で防音装置をした場合と鉄筋にしまして防音装置をした場合とどういう効果の違いがあるかということは、先ほど御答弁がありましたように、立川市におきまする中学校において今モデル的に研究をしておりまするので、これはそのうち効果がわかつて来ると思つております。
○荒木正三郎君 そこで今実施した例について説明がございましたが、これは多分予算の金額から見て、防音装置の補助じやないかと思うのですが、移築についてはどういう査定になつておりますか。
また学校の関係で、防音装置をしなければ授業ができなくなる、校舎もゆるむというような関係に対しましては、その予算を現在獲得するように手配中でありますが、ただ先般現地に参りましたときに、学校に対する防音装置と申しましても、学校が大分古くなつていたんでいることは間違いなくいたんでおりますが、一つの小学校の例でございますけれども、お建てになつたのが明治三十九年で、現在ゆるんでおることはずいぶんゆるんでおるけれども