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66件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1952-02-20 第13回国会 参議院 予算委員会 第7号

なお日英通商協定会議においてやる考えはないかということについては御答弁がなかつたのでありますが、これは私の質問が或いは無理であつたかも知れませんが、要するに我々として覚悟しておかなければならぬことは、なおこの措置、かようなドルクローズ廃止であるとか或いはガツト加入について反対をされる。

加藤正人

1952-02-01 第13回国会 参議院 通商産業委員会 第5号

境野清雄君 さつき木内委員長お話があつたのですが、前の一九五一年ですか、日英通商協定が八月三十一日かに調印されたと記憶しているのですが、あれは大体八月三十一日になると、一年というのは、そのときが一年の計算になるのですか、年度変りにいつもやるように六月三十日というふうになるのですか、どちらなんでしよう。

境野清雄

1951-11-30 第12回国会 参議院 本会議 第26号

又最近においては日英通商協定締結の際にドル條項が廃止されるという失敗をなし、その結果ポンド過剩に悩み、輸入が予期のごとく進捗いたしませんので、補正予算において外為会計へ三百億円の繰入れを行なつておるのであります。東南アジア地域の開発については、通産大臣はつきり言われたごとく、ゴアの鉄鉱についての契約ができた以上には何ものもないのが現状であります。

櫻内義雄

1951-11-30 第12回国会 参議院 本会議 第26号

外国為替資金三百億の出資理由を究めて参りますと、昨年改訂した日英通商協定の不手際な結果がはつきりと現われておるのであります。我が国外国為替貿易基本性格は、輸入ドル地域から、輸出ポンド地域へという性格を持つているのであります。従つて貿易を増大するためには、輸出代金たるポンドドルに振替える措置が是非とも肝要であります。このことは何人も認めざるを得ない点であります。

松浦清一

1951-11-30 第12回国会 参議院 予算委員会 第25号

その最も著しい例は、外国為替基金に対しまして三百億円の出資をするのでありますが、この三百億円の出資がなぜ必要になつたのかということを調べて見ますればすぐわかるので、これは昨年の日英通商協定におきまして、この日英通商協定日本独立国として扱われまして、司令部の介入なしに直接日本政府イギリス政府と交渉した最初の外交交渉であつた。この外交交渉が成功することを国民はひとしく希がつてつたのであります。

波多野鼎

1951-10-22 第12回国会 参議院 本会議 第8号

日英通商協定を結んだときの政府内の不統一、その不手際のためにドル條項が廃止されて、そしてボンドをうんと抱えさせられてしまつた。そのポンドドルに替らない。而もボンドでは原料は手に入らないのです。で、原料輸入もできない非常に困難な状態に落ちております。そこで外国貿易は、この点から見ると萎縮の傾向を迫るというふうにしか考えられない。で、私は大蔵大臣に対して次の点を明確にして頂きたいと思う。

波多野鼎

1951-03-15 第10回国会 衆議院 大蔵委員会 第35号

と申しますのは、ポンド域通商は、日英通商協定におきまして、双方輸出入のわくがきめられておるのでございますが、その後の物価の騰貴の情勢その他を織り込みまして、相当大幅に引上げるということを、ただいま両国側で相談しておるわけであります。それに対しましてポンド決済用に必要なポンド資金は、日本といたしましては相当ぎりぎりの程度にしかございません。非常にきゆうくつなんであります。

大久保太三郎

1950-12-16 第10回国会 参議院 経済安定委員会 第3号

野田卯一君 先ほど大久保さんから聞いたのですが、日英通商協定の大枠ができて資金繰りが非常に不自由で甚だ協定を円滑に進めて行くことはできないという話があつたようですが、向うの例えば加盟している十一カ国の間の金の動きが非常に自由にできるということ、取引がし易い、その間に何か為替管理をやつておりますか、相互の金融の動きが不活発であると、輸入する場合は非常に差支えが起るわけですが、その間を滑らかにするためにとられている

野田卯一

1950-07-28 第8回国会 衆議院 経済安定委員会 第5号

それからもう一つは、二月、三月ごろに至りまして、日英通商協定が、昨年度締結が遅れましたので、前年度ポンド地域からの日本輸入が非常に少かつたために、英国側におきまして、日本からの買入れを少ししぼりました。そのためにわが方のポンド資金が非常に不足を来しまして、ポンド地域からの輸入を一時押えたというような結果で、一—三の予算に対しては非常に輸入許可が少かつたのであります。

奧村竹之助

1950-04-11 第7回国会 衆議院 水産委員会 第30号

たとえば長崎でトマトのカン詰製造して、盛んに輸出をするのでございますが、日英通商協定なんかの締結が遅れますために、結局貿易資金なしに製造をしなければならぬ状態です。しかも国家としては、外貨の獲得をぜひやる必要があるのだか、手元の資金がない。こういうような状態におきまして、資金の点で製造に困つておる。

田口長治郎

1950-03-29 第7回国会 参議院 本会議 第34号

特に御質問日英通商協定は、昨年末までのところでは相当入超額がございましたけれども、本年一月の中間検討以後、その結果といたしまして、相手側日本品に対して積極的にこの輸入のライセンスを下すことが約されておりまするし、本年の上半期においても御承知の通り大幅の出超となる見込でありますし、スターリング地域向輸出実績も本年に入りまして、殊に一月は不振でありましたけれども、二月から三月、時日の経過いたしまするに

青木孝義

1950-02-08 第7回国会 参議院 本会議 第16号

ポンド地域について考えましても、成る程第二次日英通商協定が成立したとはいえ、切下げ後の、ドル地域からの輸入を極力制限すると共に、ポンド地域内の相互貿易の増進によるブロツク経済化傾向が見受けられるのでありまして、この意味において日本輸出が抑制される虞れが多分にあることも決して忘れてはならぬと思うのであります。

田中利勝

1950-02-02 第7回国会 衆議院 予算委員会 第6号

すでに日英通商協定によつて三億九千万ドルのバーターが定められている。日タイ通商協定によつて十五万トンの米が入る。あるいは韓国からも六十万トンぐらい米を入れたいという新聞報道もあつた。このようにして通商協定が南方と多くなればなるほど、向うから入つて来るものは何であるかといえば、ゴム石油を除いては農産物であります。

中曽根康弘

1949-12-23 第7回国会 衆議院 本会議 第9号

御存じのように、日英通商協定が三億九千万ドルできた。アメリカ圏から東南アジアに転換しているということは喜ばしいことなのであります。しかし、あの日英通商協定によつて、われわれは機械や雑貨や化学製品を出す。彼から入るものは何であるかと言えば、これはゴムとか、あるいは一部の石油、あるいは鉱産物、こういうものしかない。われわれの貿易が伸張すればするほど、返つて来るものは農産物以外にはないのである。

中曽根康弘