1949-11-18 第6回国会 衆議院 予算委員会 第4号
ないし一割五分程度上つたという事実、それからこの地方から参ります輸入品についてはそれだけ安く入つて来るという観点から、三〇%の幅がかなりそれで狭められたということ、並びに今われわれがとつております考え方は、できるだけ従来のFOBあるいはフロア・プライスを廃止する、またオーシヨン・ヴェッセルはたくさんはありませんが、あるだけのオーシヨン・ヴェッセルは利用する、こういつた措置によりまして、また同時に日英通商協定
ないし一割五分程度上つたという事実、それからこの地方から参ります輸入品についてはそれだけ安く入つて来るという観点から、三〇%の幅がかなりそれで狭められたということ、並びに今われわれがとつております考え方は、できるだけ従来のFOBあるいはフロア・プライスを廃止する、またオーシヨン・ヴェッセルはたくさんはありませんが、あるだけのオーシヨン・ヴェッセルは利用する、こういつた措置によりまして、また同時に日英通商協定
私どもといたしましては、協定貿易の締結がだんだんと進んで行く場合におきましての形は、今度の日英通商協定等に現われました形が、理想的なものだろうと思います。これらについては大体のアウトラインはきのう政務次官も申されましたが、双方とも一定限度までの貸越し勘定の設定が認められておりますので、その点については従来の管理貿易よりはるかに進んでおるように考えております。
日英通商協定の締結も近いように聞いておるのでありますが、これらの点につきまして、政府は今後單に貿易手続の簡素化とか何とかいうふうなことでなしに、あるいは統制の解除という風な單に気休め的な言葉でなしに、いかに有効適切な方策を具体的に関係方面に懇請して行くかということを宣明していただきたいと思うのであります。 まだわが国の今日の貿易は、いわゆる盲貿易であります。
○理事(安達良助君) それでは引続いて貿易局長からポンド切下後の日本の輸出の実況、並びに今後の見通し等、特に日英通商協定の影響等についてお話を聞いたら如何でございましようか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
ことに最近日英通商協定とか、あるいは日独通商協定の問題等、全然われわれにわからない状態においていろいろなことが行われておるのであります。
昨年の日英通商協定は、輸出一億一千万ドル、輸入九千万ドルというような協定をしておりますが、輸出の方はそれ以上に上まわつて、輸入はそれ以下になつておつた実情でありまして、輸出をするにはどうしても輸入をしなければいかぬ。ところが従来は三割近く高いために、なかなか輸入はできなかつたというような情勢が、今回の切下げによつてポンド地域から安く物が買える。