1997-08-29 第140回国会 参議院 災害対策特別委員会 閉会後第1号
また、八月二十七日でございますが、針原川の土石流対策といたしまして、県からの強い要望もございました新たな砂防ダム一基、また崩壊地の山腹工等の工事を含めます災害関連緊急砂防事業として事業費三十一億八千万を採択しております。
また、八月二十七日でございますが、針原川の土石流対策といたしまして、県からの強い要望もございました新たな砂防ダム一基、また崩壊地の山腹工等の工事を含めます災害関連緊急砂防事業として事業費三十一億八千万を採択しております。
○説明員(池谷浩君) 上に崩壊地がございまして、その崩壊がまた広がる、もしくは新たにクラックが出ているところの不安定な土砂をとめるという意味と、河床に不安定にたまっています土砂に対しましては一応この数字で対策が可能と思いますが、先ほど申しましたように、これから鹿児島県におきまして針原川の土石流の発生原因等を含めます検討委員会が設置されましていろんな御議論がなされると思います。
それとともに、崩壊地の監視等を行いまして、安全管理に十分留意して実施したところでございます。 次に本復旧に入っていくわけでございますけれども、崩壊の危険性がある山腹の斜面の安定を図った後、施工箇所の安全を確認しながら実施することとしていきたいと考えております。
○尾田政府委員 先ほど来議論が出ております二百五十万立米のうちの崩壊地に残っております二百万立方メートルの措置につきましては、保安林地域であるということもございまして、林野庁さんの方で、現在、その対策について検討されておるところでございます。
○政府委員(松田芳夫君) 地震の発生後に緊急的に実施いたしました実地踏査及びヘリコプターによる空からの調査の結果により、六甲山地では約四百五十カ所の崩壊地が認められましたほか、山体に地割れや地盤の緩みが生じている箇所があることも確認いたしました。
こういう箇所で、今把握しております範囲でございますが、四百五十カ所の崩壊地が認められております。また、少し植生等で見えないところもございますが、山体に地割れとか地盤の緩みが生じておるところが多数発生しておるわけでございます。これらが、梅雨時の降雨による土石流だとか地すべりだとか、がけ崩れの二次災害の発生が懸念される箇所でございます。
それから、お話の崩壊地の問題でございますが、これはもう先生も御承知のとおり、通常、急傾斜地で、しかも危険区域の指定を受けておりますと、国費の負担も伴って、大方、県単独事業等でこれが救済を行っておりますが、今回の場合は、さらにその制限枠を広げまして、被災地域という特定基準を加えまして対応するようにいたした次第でございます。
急傾斜崩壊地の対策について、集中的に事業を実施すべきではないかということでございましたが、五月に閣議決定がなされております計画期間内の総投資額を一兆一千五百億円とするという第三次五カ年計画に基づきまして、危険性の高い箇所や災害多発地区などにおきまして重点的に事業を推進するなど、引き続き計画的に事業の推進に努めてまいりたいと思っております。
第一に、集中豪雨等による水害、急傾斜崩壊地などの問題であります。鹿児島県を中心に南九州では七月末から集中豪雨、さらに台風七号による雨が追い打ちをかけ、極めて大きな災害を出しました。鹿児島県から宮崎県にかけての地域は、大部分が火山灰に覆われたシラス台地であり、崩壊のおそれのある急傾斜地は一千カ所以上に上ると言われております。
災害の問題につきまして、特に急傾斜崩壊地への対策事業などを優先的に実施をすべきではないかということでございましたが、本年五月に計画期間内の総投資額を一兆千五百億円とする第三次五カ年計画を閣議決定したところでございますし、この計画に基づいて、重点的、計画的に事業を推進いたしてまいりたいと考えているところでございます。
実際には、治山事業の方で申し上げますと、芝の第七次計画期間中に一兆四千七百二十五億円の事業費を投入したわけでございますが、中身等につきまして申し上げますと、治山ダム等の治山施設を設置して山地崩壊地あるいは荒廃した渓流、地すべり等につきましては十三万ヘクタールの整備を行ったということが一つです。
○政府委員(小澤普照君) 治山事業につきましては、山腹崩壊地等の荒廃地等につきましては戦後最大の日雨量四百ミリメートル相当の降雨による荒廃の防止ということで目標を設定しており、また、海岸砂地、水源地域の荒廃森林等につきましてはそれぞれ造成整備を図ることを当面の目標としておりまして、第八次治山五カ年計画におきましては投資総額が二兆七千六百億円でございますが、整備率で申し上げれば平成三年度の三八%から四五
それから二点目の、ダム建設と保安林指定の問題でございますが、従来から林野庁と協議の上で進めていただいておりますが、昭和六十二年度より、ダム貯水池近傍で崩壊地の植栽等を行う特定貯水池総合保全整備事業を実施しまして、四国では吉野川の早明浦ダム等で鋭意実施しておるところでございます。
さらに、二百年前に大爆発をいたしまして、島原大変肥後迷惑と言われ、今も崩壊地が多い島原半島の雲仙山ろくにある眉山の治山事業では、堤防を互い違いに並べる霞堤をつくり、それが水の都島原市の水を養っているもとになっております。
このような被害状況の把握にあわせまして、山地崩壊箇所のうち次期降雨等により人家、公共施設等に被害を与えるおそれのある箇所につきましては災害関連緊急治山事業等により、また小規模な人家、裏山等の崩壊地の復旧につきましては、今回の災害が激甚災害に指定された場合には、林地崩壊防止事業により早急に復旧を図ることとしております。
一つは、災害を受けた農林水産業の経営を早急に安定させるために天災融資法の適用、自作農維持資金の融資枠の確保、現在の貸付制度資金の償還条件の緩和など制度資金、金融対策についての見解、二番目に、サトウキビ等非常に大きな被害も受けておるわけでありますが、共済資金等の速やかな支払い、三番目に、災害復旧に対する査定を急いでもらって早期復旧を図ること、四番目に、人家、公共施設、田畑地に重大な被害を与えた山腹崩壊地
次に、さきの本委員会におきまして崩壊地対策について建設省、農水省にそれぞれお伺いしたわけでありますが、現在我が国には山腹崩壊、崩壊土砂流出、地すべり等の危険地区が農水省所管内だけで約十七万六千カ所あるわけでございます。
今回のがけ崩れ災害の崩壊地につきましても、再度災害を防止するため、地形、地質あるいは気象条件を調査して、効果的な方法によるがけ崩れの防止施策について万全を期す考えでございます。また、先生御質問で緑化ということを言われておるわけでございますが、この辺につきましては、対策工事の中で可能なものについては極力緑化等を念頭に置いて検討してまいりたいと考えておるわけでございます。
次に、建設省の崩壊地対策でございます。崩壊地といいましても、全国にこういう危険箇所が無 数にありまして、柔をもって剛を制するような緑地化の問題を考えていかなかったら、まんべんなき対策ができないと思っております。建設省サイドでの緑化についてはどのような考えを持っているのか、方策をしようとしているのか、お伺いいたします。
○弘中説明員 今回の豪雨により発生しました山腹崩壊地、それと渓岸の崩壊地も含めてでございますが、現在調査中でございますが、早急に実態を把握いたしまして、緊急に復旧を要する箇所については、関係機関とも協議しまして、早急に災害関連緊急治山事業等によりまして復旧に努めたいと思います。
先生から御指摘のございました崩壊地と森林の取り扱いとの関係でございますが、今回のように一時期に大量の集中豪雨がございますと、山林の植生の状況ではこれをのみ込むことがなかなか難しゅうございまして、生育している樹種とかそういうものよりも、そういう雨量の影響というものが非常に大きくなっております。
桜島の治山対策につきましては、昭和五十一年度から桜島町におきまして国の直轄事業として事業を開始しておりまして、平成元年度までに事業費約百九十五億円をもって、荒廃渓流の整備あるいは山腹崩壊地の緑化等に努めてきたところでございます。
平成元年度までに事業費約百九十五億円をもって、荒廃渓流の整備及び山腹崩壊地の緑化等に努めてきたところでございます。最近桜島の火山活動が活発化していることにかんがみまして、平成二年度は事業費約十八億五千万円をもって、土石流等の発生防止のための治山ダム湖及び緑化工等の事業を実施する予定でございます。今後とも本事業の緊急かつ計画的な実施に努めてまいりたいと考えているところでございます。
又、奈半利川の奥地では三ケ所の営林署がある宏大な国有林は営林署の赤字経営のため乱伐が行われ降雨量の多いヤナセ地帯には約八百箇所の崩壊地があり、」見てきたのですか。小さいから知らぬじゃろ。治水は知らぬでしょう。おたくは利水でしょう。もうければいいのでしょう。これはどんなものですか。だれのおかげで電気をおこしていますか。これは協力したらむちゃくちゃになる。これを言ってください、どうするか。
昨年十月の台風によりまして、その地域におきまして大変多くの崩壊地が発生したところでございますが、緊急度の高いところから災害復旧工事を計画的に実施しているところでございまして、今後とも林地の保存には十分に注意を払いながら森林の管理、森林の施業を進めてまいりたいと考えております。
○説明員(島田直幸君) 私ども、この道路につきまして路線計画を建設省の方が決めます場合に、十分な地質調査を踏まえて、例えば崩壊地の通過を避けるようなことだとか、地質に十分配慮された路線計画であるということを説明を受け、私どももその説明に納得いたしましてお受けしているわけでございます。
二十八年災害、これはヘスター台風かな、二十八年だったと思いますが、そのときにここは孤立した村になって大変だった、だから山を大切にしてほしい、十分に崩壊地は直してもらい、そして、林道をつくっていったら山を破壊することになるから、もうここらあたりでそれも考え直してくれという意見書が出ているのですよ。いかがですか。
○寺前分科員 私この間見に行ったときは、崩壊地があるのです。褒めるばかりを言うのじゃないのです。実際には迷惑を受けている面もあるのです。だから、ああいうのは大学機関の演習林であるだけに地域の人は注目していますから、そういう意味では模範となるように、崩壊しているところは直すとかきちんとそういうのはぜひ速やかにやってほしい。
○友松説明員 ただいま大沢崩れの御指摘があったわけでございますが、大沢崩れといいますのは、ちょうど富士山の西側の斜面にございまして、頂上付近から標高二千二百メーターあたりにかけましての大きな崩壊地をいうわけでございまして、千年ぐらい前からこういった崩壊が発生したというふうに言われておるわけでございます。
○説明員(船渡清人君) 現地の状況、気象状況その他によりまして随分差があるわけでございますが、先ほど申し上げました三十五年から私どもこの直轄治山事業としてやっておるわけでございますけれども、直轄事業として開始した直後に施行いたしました崩壊地につきましては、既に林地に復元いたしまして非常に安定した状態になっているというような箇所も見られるわけでございます。
したがいまして、先ほど来お話し申し上げましたように、男体山自体非常に地質的にも脆弱で崩れやすいというような地質なわけでございまして、やはり北面の崩壊地も、そういうふうな天然現象によるものであるというふうに、今考えるわけでございます。
しかしながら、抜本的な対策といたしましては、土砂の発生源でありますところの上部山腹部の崩壊地、これの復旧が重要だというふうなことから、三十四年九月の伊勢湾台風を一つの契機にいたしまして、崩壊地面積の多い男体山の東南面の山腹約二百八十ヘクタール程度を対象区域といたしまして、三十五年度から国の民有林直轄治山事業ということで実施をいたしておるわけでございます。