1950-02-17 第7回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
従つて大体硝安のほしいところに硝安を振向けよう——御承知のように畑作、特に果樹地帶においては、相当硝安を好むところもございます。そういうところに重点的に流すことにいたしまして、特に硝安を欲しないようなところは、極力これを避けて行きたいというふうにやつて参りたいと思つております。
従つて大体硝安のほしいところに硝安を振向けよう——御承知のように畑作、特に果樹地帶においては、相当硝安を好むところもございます。そういうところに重点的に流すことにいたしまして、特に硝安を欲しないようなところは、極力これを避けて行きたいというふうにやつて参りたいと思つております。
将来水田をつくるということになりますと、非常に多額な金を要しますので、御承知の畑作灌漑というようなものによりまして、陸稲作の安定をはかつて行きたいと考えております。
そうしてこの防風の問題はどういうふうにして解決するかと申しますならば、これは結局畑作においてもイリゲイシヨンをやる、灌漑をやるという方法以外に防風の解決は考えられないと思います。それから薪炭の問題はこれは又いろいろな点に絡み合うわけで、農家の住宅が非常に不合理だ。殊に東北なんかも南方的な住宅の建て方をしておる。
がない、大体一町歩以上の経営でなければ恐らく存在といつては変でありますが、成立しないし、又採算にも合わないような感じがするので、まあ非常に考え方としては飛躍的になつて、今の現実から少し遊離するかも知れませんが、私はやはり或る程度経営を單純化して、養蚕は養蚕、米麦は米麦、蔬菜は蔬菜として、例えば或る一村ならば一村を中心に考えた場合に、一村内の一部落がその立地條件を考慮して、ときには米作になり、ときには畑作
その関係で、畑作の農家も水田地帶に行つて耕作をしますし、水田地帶の農家も又畑作の地帶へ行つて耕作をしている。而もこれは最近リヤカーができましたので、非常に相当広範囲に亘つて出作、入作の関係になつておる。こんな関係で、單作地帶を決めるということはなかなか困難な問題じやないか。対策を立てる場合にどうしてもこの点を決めなければならんのじやないかと思います。
ですから畑作技術というものはさつぱり進まなかつた。私共がずつと亜熱帯に適した畑作技術をもつと何とか研究できやしないか。そうして亜熱帯の有畜農業というものをもつとやらしたらいいじやないか。その可能性というものは日本は強いのだし、雨量は多いのだし、エネルギーは多いのだから、何とか狭い面積でも競争をやつて行く行き方がないものか。
従来一遍一坪を畑作にして、今度又市価が上つて米の方がいいと、やはりその米に返るということがあり得る。だが最近水田ばかりであつて、最近の生活状態では一番、一反歩なら一反歩畑が欲しいと農家が感じておる場合があるが、そういう場合は、国の食糧政策によつて、一坪でも水田を畑作にすることはできない、こういう場合のことなんです。
○証人(東畑精一君) 私は非常に技術的なことは存じませんのですが、畑作を田作に換えようと、田作を畑作に換えようと、これは一に飼料の問題であると思います。それはどつちでもちつとも構わないのです。それは理屈はないのです。今の日本では飼料があるかどうかということが問題なのです。
併しこの際において、いわゆる肥料配給の上におきまして適期季節に対しまして迅速に、農民の最も喜ばれるようなふうにいたすと同時に、その地方々々に適正なる肥料を配給する、又畑作、水田等に誤まれることのないように十分に、政府において御監督し、肥料成分においても不正を除去するというように十分なる監督を要望いたしまして、本案に賛成するものでございます。
畑作の肥料に硝安は使用するという方針を採つておるのであります。又公団廃止の時期の問題でありまするが、これは御承知の立法が臨時立法でありまして、一年々々にこれが期限が定められておるのであります。食糧公団のごときもこの三月末を以て廃止することになつておるのであります。
かくのごとく畑作地帯に重大な関係のありますいも類の統制撤廃に関して、その措置よろしきを得ず、これらいも類の生産農民に極度の不安を與えまして、将来の食糧確保の上に多大な支障を與えておるのであります。 また森農林大臣は、民自党の米券制度なる案に迷わされて、本年度産米の正確なる実收額を押えることができず、粒数計算による統計的な予想收穫高を六千五百万石と発表した。
さらにそれに関連いたしまして、実際に今保有交換の問題について、非常に畑作地滯の農民は不安定な事情にあるわけであります。なぜかと申しまするならば、現在まで保有交換の問題が法的な根拠を持つておりませんし、たびたび法的問題については各面から強い要請があつたわけであります。
○中川委員 畑作におきましては、耕地面積の六割は麦、四割はいもというようなことが戰時中からきまつておつたと思うのであります。それがいまだにそのまま残つておるのであります。この点ひとつ御研究いただきまして、御善処を願いたいと思います。
ことに、かんしよというものは、最近非常に嫌われ始めておりますけれども、かんしよは、現在日本が畑作として耕作いたしておりまするあらゆる作物のうち最も澱粉量の多い、最もカロリーの高い作物であることを考えたときに、最近かんしよというものを軽々しく見過ぎてはおらないかということを考えておるものであります。
また畑作につきましては、なるほど一応作物としての形を整えておるものも見受けられるのでありますが、しさいにその内容を検討いたしますと、ほとんど完全な結実をしていない。これは私どもは道庁の案内を受けた方々によつて見本を見せられたというわけてはなしに、行き当りばつたりに畑に入りまして、作物を抜き取つて見たのであります。
この單作地帶をある程度畑作に切りかえて行くことによつて、この脆弱性を少しでも直したいと思う、從來から耕地整理などをやる場合において、相当程度畑があつたと思われる地帶さえも、耕地整理をして水田をふやしたい。
さらに畑作地帶はばれいしよの栽培に適しておりまして、その生殖地であつて、畑作農家の経済は、ばれいしよの生産によりまして維持せられておるものきわめて多いのでありますゆえに、今後急激にその統制撤廃が行われるようなことについては、價格の下落ということも考えられますので、農家のこうむる損害は莫大であるということからして、加工技術の研究、他作物への轉作準備の進捗とにらみ合わせて、これらの措置を講ずることが必要
なお当縣は大隈地方に稻熱病が発生し、海岸地帶の畑作は潮害を受けて、農業計画の実行の上に重大な支障を來し、当初の農業計画の変更を強く要求していたのであります。さらに本縣のかんしよの生産價格は八億余円の巨額に達しておるので、これが統制撤廃の報道に猛烈なる反対の意見を開陳していたのであります。
そこで、私は主として責任者でありますが、硫安を採草地に使用する、そうすると草が三倍乃至五倍採れます、それを刈取つて堆肥若しくは厩肥にする、これを主食は勿論他の畑作の方面にやります。そうしますとその生産は非常に確実であつて稻熱病のごときものは出なくなる。勿論全部やつてしまうわけではありませんがそういう利用法を我々は考えておる、それの実行を現に進めております。私は直接に硫安をやるということはよくない。
だから我々も同じ案が出ておると迷わないのですけれども、却つていろいろな案で出ておるから迷つておるが、その中に今年は玄米で供出させるというものがあつたのですが、若しそういう案が事実だとすればこれはもう必ず起る問題は、あとの單作世帶における畑作轉換の問題とも関連するが、飼料、糠の問題、これは私は必ず大きな問題になつて來ると思う。
本日は公報で御案内申上げましたように、議題は目睫に迫つておる早期供出の奨励金の問題、それから同じく單作地帶における畑作轉換の問題、それから化学肥料の補給金の問題、これらの問題を中心にして政府当局から一つ御説明を伺い、又意見の交換をいたしたいと存ずるのであります。
それから畑作のごときものは、この海岸線でありますが、これはとうてい収拾の見込みはない。 それからとくに被害のひどいのは鹿児島、宮崎のタバコの被害でありまして、これは鹿児島の副知事のお話でございますが、大体年収穫が二十三億くらいのものがあつたが、そのうち現在わかつておるのは七億くらいの減収である、かような状況であります。大体氣がつきましたことを一言申し上げておきます。
そこで北海道を道南地帶、札幌及び旭川を中心とする水田地帶、帶廣を中心とする畑作地帶及び北見を中心とする冷濕な特殊地帶の四地帶に分ち、各地帶ごとにそれぞれ作物報告事務所を設けて管轄せしめるために、現在の北海道作物報告事務所を廃止しまして、これに代つて函館、札幌、帶廣及び北見の四作物報告事務所を新設することといたしまして、これに伴つて地方自治法第百五十六條第四項の規定による承認を求めんとするものであります
そのことをお考え願えば、而もこの土地改良法における土地改良の対象になつておるものは畑作よりも水田なんであります。畑作の土地改良じやなくて、水田の土地改良をこの法律は狙つておる、こういうことを一つ十分頭に入れて、そうしていろいろ御答弁願いたいと思います。而も水田というものは、これは或る意味では川の末流で、水田というものは川の一部分です、川の一部分というものが水田として発達しておる。
それ故、作物報告事務所の調査がますます精密を要求せられ、府縣單位から郡單位、郡單位から更に市町村單位の数字を要求されて参りました現在、この北海道を数支廳を單位として四地区に分ち、内地農業に最もよく似た都南地帶、札幌、旭用を中心とする水田地帶、帶廣を中心とする畑作地帶、北見を中心とする冷濕の特殊作地帶といたしまして、その各々の地帶を各一作物報告事務所をして管轄せしめますことが必要となつて参つたのであります
それゆえ、作物報告事務所の調査がますます精密を要求せられ、府縣単位から郡単位、郡単位からさらに市町村単位の数字を要求されて参りました現在、この北海道を数支廳を単位として四地区にわかち、内地農業に最もよく似た道南地帶、札幌、旭川を中心とする水田地帶、帶廣を中心にする畑作地帯、北見を中心とする冷濕の特殊作地帶といたしまして、そのおのおのの地帶、各一作物報告事務所をして管轄せしめますことが必要となつて参つたのであります
特に畑作地帶におきまして、タバコの耕作者、また養蚕家という地方面から、その声をしばしば聞くのであります。特に養蚕につきましても、その根本であるところの桑園が、結局養蚕の基本になるわけでありまして、特に為替レートの決定の上から、生産コストを引下げなければ養蚕業はもはや絶望状態、最悪の危機状態に入つておる。