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2021-03-23 第204回国会 参議院 文教科学委員会 第5号
公式Web版
会議録情報
0
令和
三年三月二十三日(火曜日) 午後一時開会 ─────────────
委員
の
異動
三月二十二日 辞任
補欠選任
水落
敏栄君
本田
顕子
君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
太田
房江
君 理 事 赤池
誠章
君 上野 通子君
吉川ゆうみ
君 斎藤 嘉隆君 委 員 有村 治子君 石井
浩郎
君
世耕
弘成君
高階恵美子
君
本田
顕子
君 石川 大我君 横沢
高徳
君 蓮 舫君
佐々木さやか
君 安江 伸夫君
梅村みずほ
君 松沢 成文君 伊藤 孝恵君
吉良よし子
君 舩後 靖彦君
国務大臣
文部科学大臣
萩生田光一
君 副
大臣
文部科学
副
大臣
丹羽 秀樹君
事務局側
常任委員会専門
員 戸田 浩史君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○
公立義務教育
諸
学校
の
学級編制
及び
教職員定数
の
標準
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
、
衆議院送付
) ○
参考人
の
出席要求
に関する件 ─────────────
太田房江
1
○
委員長
(
太田房江
君) ただいまから
文教科学委員会
を開会いたします。
委員
の
異動
について御報告いたします。 昨日までに、
水落敏栄
さんが
委員
を辞任され、その
補欠
として
本田顕子
さんが選任されました。 ─────────────
太田房江
2
○
委員長
(
太田房江
君)
公立義務教育
諸
学校
の
学級編制
及び
教職員定数
の
標準
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
を議題といたします。
政府
から
趣旨説明
を聴取いたします。
萩生田文部科学大臣
。
萩生田光一
3
○
国務大臣
(
萩生田光一
君) この度、
政府
から提出いたしました
公立義務教育
諸
学校
の
学級編制
及び
教職員定数
の
標準
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
について、その
提案理由
及び
内容
の
概要
を御説明申し上げます。 ソサエティー五・〇時代の到来や
子供たち
の
多様化
が一層進展するなどの
状況下
において、安全、安心な
教育環境
の下、誰一人取り残すことなく全ての
子供たち
の
可能性
を引き出す
教育
へと転換し、個別最適な
学び
と
協働的
な
学び
を実現することが求められており、ICTを活用した、
子供たち
一人一人の
教育的ニーズ
に応じたきめ細かな指導を可能とする少
人数学級
を推進することが必要であります。 この
法律案
は、
公立
の
義務教育
諸
学校
の
学級規模
及び
教職員
の
配置
の
適正化
を図るため、
公立
の
小学校等
の
学級編制
の
標準
を改めるものであります。 次に、この
法律案
の
内容
の
概要
について御説明申し上げます。 第一に、
公立
の
小学校
及び
義務教育学校前期課程
の同
学年
の
児童
で編制する
学級
に係る一
学級
の
児童
の数の
標準
を四十人から三十五人に一律引き下げることとしております。 第二に、この
法律案
は、
令和
三年四月一日から施行することとしておりますが、
令和
七年三月三十一日までの間における一
学級
の
児童
の数の
標準
については、第二
学年
から第六
学年
まで段階的に三十五人とすることを旨として、毎年度、政令で定める
学年
及び
文部科学大臣
が定める特別の事情がある
小学校
にあっては、四十人とする
経過措置
を設けることとしております。 第三に、
政府
は、
公立
の
義務教育
諸
学校
における
教育水準
の
維持向上
のためには、
学級規模
及び
教職員
の
配置
の
適正化
を図ることに加え、多様な知識、経験を有する質の高い
教員
が
教育
を行うとともに、
教育活動
を支援する
外部人材
を活用することが重要であることに鑑み、
学級編制
の
標準
の引下げが
学校教育活動
に与える影響及び
外部人材
の活用の効果に関する実証的な研究を行うとともに、
教員免許制度等
の在り方について検討を行い、それらの結果に基づいて法制上の
措置
その他の必要な
措置
を講ずるものとすることとしております。 このほか、所要の規定の整備を行うこととしております。 以上が、この
法律案
の
提案理由
及びその
内容
の
概要
であります。 何とぞ、十分御審議の上、速やかに御可決くださいますようお願いいたします。
太田房江
4
○
委員長
(
太田房江
君) 以上で
趣旨説明
の聴取は終わりました。 本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。 ─────────────
太田房江
5
○
委員長
(
太田房江
君)
参考人
の
出席要求
に関する件についてお諮りいたします。
公立義務教育
諸
学校
の
学級編制
及び
教職員定数
の
標準
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
の審査のため、
参考人
の
出席
を求め、その意見を聴取することに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
太田房江
6
○
委員長
(
太田房江
君) 御
異議
なしと認めます。 なお、その日時及び
人選等
につきましては、これを
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
太田房江
7
○
委員長
(
太田房江
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後一時三分散会