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塩村あやか君 立憲・社民の塩村でございます。
ちょっと時間もかなり限られておりますので、まず、皆さんにお配りをした二枚のホッチキスで配ってある方を見ていただきたいと思っております。これ、通告をしていないので、
要望させていただきます。
週末に通信社からニュースの配信がされました。これは、急増する女性自殺者、データが語る非正規雇い止めとの残酷な関係という記事です。これ、ホッチキス留めの方ですね。
これ、中身の右側見てほしいんですよ。これ、失業したからといって、すぐに女性たち、非正規の方々、自殺に追い込まれるわけではなく、蓄えや
支援などで生活を営むことはできるだろうと、それが一か月、二か月と経過するうちに貯蓄がついえ、そして追い込まれて自殺に至ってしまう、
雇用調整の影響を最も強く受けた女性の非正規
雇用者を見るとより明確になると、完全失業者数の増加後に約二か月たって自殺者が増加しているのが分かると、このようなニュース記事が配信をされました。
私、これまでずっとこの
内閣委員会で、休業
支援金とそして女性の自殺のことについてずうっとずうっと取り上げてまいりました。こうなるんじゃないのかと、こうなっちゃいけないということでずっと取り上げさせていただいておりましたが、やはりという記事が出ております。
休業
支援金なんですが、昨年末で、野村総研の調査によりますと、八割から九割の方が知らないような
状況でした。そこで一旦締め切られました。その後延長していただきましたが、十二月で終わった人もいます。二月に入っても、この休業
支援金という制度を知っている人はまだ半数にも至っていないんですよ。半数以上の方が知らないんです。非正規を救えるのはこの休業
支援金なんですよね、一義的には。今でも半数の人が知らないわけですから、三月末の締切りです、これ改めて延長することを
要望しておきたいと思っております。
先ほどから議論を聞いておりますと、GoToトラベルやイートなどはどんどん延長をするということですよね、
予算取っていて。休業
支援金もまだ八割以上ですね、九割台の、九割ぐらい
予算残っているわけですから、GoToトラベルとどうしてこんなに休業
支援金で差を付けるのかということは、本当に改めて
要望しておきます。何とぞ、何とぞ、本当によろしくお願いをいたします。
質問に入らせていただきます。質問の順番を変えて、まず西村
大臣にお伺いをしたいと思っております。就職氷河期です。
就職氷河期について、この
内閣委員会で私取り上げ続けてきました。昨年十一月の
内閣委員会でも、旗振り役は西村
大臣であるということを確認いたしまして、公務員採用の拡大、そして
経済界とのパイプも太い西村
大臣に対して、採用の
要望を
経済界にしてくれと、じゃないと到底三年で三十万人の正規
雇用は達成できないのではないかとお願いをしてまいりました。
そこで、西村
大臣にお伺いしたいと思っております。
資料九を御覧ください。前回のこの
内閣委員会でも取り上げた件なんですが、二月十六日の日経新聞です。ここには、氷河期にIT教育をして、NTTとそしてKDDIが三百人の採用をするとのことです。上場企業としての責務を果たす、とても良い取組だと私は思っております。
西村
大臣がこれ
経済界へちゃんと働きをしてくれた成果の一つなのではないかという声も聞かれておりますが、ここ、働きかけをしていただけたのか、内容と実績を伺いたいと思っております。
また、内容についても、これ評価がとてもできると思っているんですよ。なぜかというと、ITスキルを付けるためにITのリカレント教育をしていただけると、そして、社内にとどまってもよし、また、他企業で採用されるよう就職
支援もするというような取組なんですね。これ、本来
政府がやっていくべきことではないかなという声も出ておりまして、私もそのように思います。
十一月十七日の
内閣委員会で提案をしました、これは河野
大臣に提案をさせていただきましたが、公務員の就職氷河期の採用を拡大して、スキルをリカレントやOJTで学ばせて、公務員として働くもよし、希望によっては民間の就職
支援につなげてはどうかと
要望をさせていただきました。
民間に負けないよう
検討をお願いしたいんですが、公務員採用の更なる拡大について西村
大臣のお考えはいかがか。
この二点、お伺いさせていただきます。