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本多委員 平井大臣、私は、監視社会への危惧というのをしっかり払拭していくことが、私はそんなに
デジタル万歳派じゃないんですけれども、こんな
法律まで作ってやらずに、必要なところを一歩一歩やっていけばいいという考えですが、
平井大臣のようなことをやっていくにも、きちんと、僕は、このことをばかにしないで、陰謀論じゃないかみたいな感じじゃなくて、
国民の二割が危惧していたら広がりませんからね。
カードを持たないんだから。これ、しっかりやった方がいいということは強く申し上げたいと思います。
次ですけれども、こういう大きな法案を通すときというのは、やはり不祥事が起こったら止まるんですよ、普通は。これ、菅総理肝煎りですから、菅総理の一番やりたいことらしいですから、それは与党としても必死に通そうというのは分かりますけれども、この
デジタル改革
関連法案の最中に
LINEの問題が今出て、大問題になっている。
LINEの問題だけじゃないんですよ。
平井大臣、私、別にそういうものだけを検索かけたんじゃないんですよ。ずっと私、予算
委員会にも所属していて、座って全部の
質疑を聞いていたら、長妻
大臣からは、別に、
中国に
情報が漏れていたのは、
LINEだけじゃなくて、年金機構も振り仮名と名前の入力は頼んでいた。マイナンバーも、これ、出ていたかどうか、白黒ついていないんですよ、明確には。厚労省は出ていないと言うけれども。まだこんな問題も
一つ残っている。
それから、
大臣、
大臣も少しは関わっているかもしれないCOCOA、これが
機能障害。私は、田村
大臣がなぜ減給ぐらいもしていないのか、全く不可解ですけれども。この原因もまだ
報告されていないんですよ。再発防止策も出ていないんですよ、我々に。この中でこんなことを審議されているんですよ。
それから、後で
質問しますよ、オリパラアプリ、高過ぎるんじゃないか。
私、予算
委員会に座っていただけで、これだけ、この
デジタル関連の不祥事系の話が四つも出てきているんですよね。
はっきり言って、この法案を、私は今日でも全然時間が足りないですよ。マイナンバーのところにも、何でこんなの突然、国家資格をせっかく合格したらマイナンバーを書かなきゃいけないんだ。全部の資格かと思ったら、一部の資格とかね。医師はそうだけれども、社労士は書くけれども、司法書士さんは書かないとかね。何だか分からないんですよ。それから、転職したら転職先の
会社に
情報が行くとかね。
こういうことも審議をしたいんですけれども、不祥事が多過ぎて、訂正の問題もそうですね、まず
LINEの話から行きますが、昨日、
個人情報保護委員会は
報告を受けていますよね。この
報告の内容を届き次第私にも見せてくれと言ったら、見せていただいていないんですけれども、どういう理由ですか。