○津村
委員 私がどういう趣旨で御
質問申し上げているかをお示ししたくて、余り例のないことだそうですが、
質問要旨を皆さんにお配りして、そこにるる書かせていただいているので、またお読みいただければと思いますけれども、
予防接種法の戦後の歩みというのは、公衆衛生という部分、集団予防と個人の健康を守るというこの二つの、両立はするんですが、ある意味では緊張感のある二つの概念のある種の綱引きの中で、この七十年間、
予防接種行政というのは行われてきて、そして、平成十五年でしたかね、大幅な
改正があって、集団予防というところから個人の生命、健康を守るというところに大きくシフトをしてきているわけですけれども、私は、今のこの
法律の枠組みというのは集団予防の考え方がまだ色濃く残ってしまっているので、そこでいわゆる
ワクチンギャップという、欧米との大きな乖離が起きているのではないか。
一つ一つの
議論ももちろん大切ですし、金曜日には
新型コロナウイルスの
ワクチンについて、ぜひ皆さん、具体的な
議論をしていただきたいんですけれども、そもそも
予防接種法の
日本の置かれ方ということが、立ちどまって考えるべき時期じゃないのかという、
法律の目的、第一条の話を今私はさせていただいています。
裁判官訴追
委員の話をしたいのでこれで終わりますけれども、ぜひ今後とも、
予防接種法はずっとある
法律ですから、金曜日も、またそれ以降も皆さんと一緒に
議論を深めていきたいというふうに思います。
最後に、裁判官訴追
委員会の
お話であります。
厚労
委員会でちょっと唐突かもしれませんが、
田村大臣とは私、今まで二度一緒にお仕事をしていまして、古くは二〇〇六年、衆議院の事務局等に関する改革小
委員会、
田村さんが小
委員長で、当時、議員
バスが減らされたりとか駐車場を売却したりとか、そういう、小泉改革のときでありましたけれども、ちょっと、議員
バスは今、一つの宿舎に、赤坂宿舎になっていますので、もう少しふやしてもいいんじゃないかと思うんですが、それはちょっと本題から外れるので後にしますけれども。
裁判官訴追
委員会、二〇一七年から二年間御一緒させていただきました。議事非公開の原則がありますし、プライバシー等への配慮がありますので、当然のルールだと思うんですが、ただ、新聞を一枚つけておりますけれども、ツイッターに関する事件、読んで、見てのとおりですから、岡口さんという裁判官の
お話ですけれども、当時、彼自身が裁判官訴追
委員会について何度も何度もまさにツイッターその他で批判をされたものですから、当時、
委員長だった
田村大臣は非常に御苦労されました。
私は、
田村大臣の当時の
対応はあれがベストだったと思っている人間なんですけれども、ただ、そもそもの
制度のたてつけとして、非常にこの議事非公開の原則をちょっと事務局サイドがリジッドに私は運用し過ぎているからだと思うんですが、私たち国
会議員にはやはり
説明責任も求められる場面があるわけで、こういう記事も、先方からのリークも含めて出ていく中で、一体どういう
議論をやっているんだ、
委員長、何なんだという御批判というか、そういうものはたくさんあったんだと思うんです。
私は、一度予算
委員会の
分科会でも裁判官訴追
委員会の事務局と
議論をして、個々人の議員がみずからの責任において
一定の、
自分以外の人のことはもちろん触れちゃいけませんけれども、
自分はこういう考えで、こういう思いだという種類のことは、それはもう御自身の責任でやってくださいという
答弁をいただいたことがあるんですが。
委員長、この裁判官訴追
委員会というものの
説明責任の果たし方ということや、また、
委員がころころかわるわけです、毎年のように。私も二年間でやめちゃったんですけれども。そうすると、長い案件とかがなかなかさばき切れなかったり、三年間なさって御苦労があったと思うんですが、そうした、お感じになられた難しさ、そういった、三年間されたからこそお見えになった裁判官訴追
委員会の
課題というものについて、ぜひ同僚議員に御紹介いただけませんか。