○堀越
委員 立憲民主党・社民・無所属、自然系国会
議員の堀越啓仁でございます。
きょうもよろしく
お願いいたします。
私、自然系国会
議員を名乗らせていただいて、一貫して
環境委員会で働かせていただいているわけでございますけれども、今回から、今国会から一つ肩書を加えさせていただきたいというふうに思っています。それは、
環境活動家と自分を名乗りたいというふうに思っています。
先ほど
大臣の方からも、日々の
ライフスタイル、先ほど
委員の方からもありましたが、日々の消費動向、
ライフスタイル、こういったものの変革が確実に必要なんだということ、私も本当にそのとおりだと思っています。
私も、ペットボトルではなくマイボトルを持ち歩き、そしてマイバック、これはもう当たり前になってきているというふうには
思いますが、やはり
ファッションのところになかなか
政治のところが向かないというふうにお話ありましたけれども、今、やはりファスト
ファッションという、これは消費者特にもかかわることだと思うんですが、日々生産されているものが裏にどんな物語があるのか、その物語をちゃんと考えて、地球
環境に優しい製品を選ぶということも、これはエシカル消費といいますが、そういったことも非常に重要になってくるんだろうというふうに
思います。
私もそういった
意味では実践をしておりますので、自然系国会
議員、そして
環境活動家と今国会から名乗りを上げさせていただきたいと
思いますので、小泉
大臣も、ぜひ
環境活動家として取り組んでいただければありがたいと
思います。
そして、
石原委員長を含め政務三役の
皆さん、御就任、改めておめでとうございます。特に
笹川副
大臣におかれましては、私、地球
環境を思う副
大臣が、郷土、同じ群馬県から誕生したということは、本当にお喜びを申し上げたいと
思います。そして、これまで以上に厳しく
指導していただければというふうに
思いますので、今後ともよろしく
お願いいたします。
小泉
環境大臣、
環境の分野について他
省庁を牽引しているというところについては、注目を受けているというところであります。先ほど来
質問にも上がっていますように、
カーボンニュートラル、これはもう
世界が注目しておりますので、ぜひ力強く牽引をしていただきたいということをまず述べさせていただきながら
質問に入らせていただきますが、私のライフワークとしてこれまでずっと取り組んでおりましたアニマルウエルフェアについての
質問になります。
動物愛護法が
改正されました。それにつきまして、省令
改正が今行われようとしているところではあります。中でも、いろいろな数値規制等々が挙げられているわけですが、私の中で一番関心が高いところは、やはり
動物虐待、遺棄に関する罰則の強化の
部分が適切に、愛玩
動物だけではなく、畜産
動物、展示
動物、実験
動物、そういったところまで拡張できるかどうか、こういったところが私が非常に関心を持っているところであります。
どの犯罪も同じなんですけれども、この
動物虐待も、人の目につくようなところで行われているわけではありません。愛玩
動物だけではなく、これは畜産
動物に関しても同じことが言えるわけで、当然ですが、
動物たちは被害を受けても声を上げることができないということであれば、やはり我々がそれを適切に是正していく必要があるというふうに
思いますが、この畜産業においては、虐待から逃げられない
状況が、当然ですけれども、多々あるわけでございまして、これがずっと行われていくと、畜産業そのもののいわゆる健全さというものを損なう
可能性が極めて高いと私は思っています。
例えば、今フランスでどういった
議論が行われているかというと、伝統的な食材であるフォアグラですね。これは脂肪肝という病気に、あえて鴨やアヒルを強制給餌、これはガバージュというんですが、強制的に出荷の二週間ぐらい前からトウモロコシの粉末を大量に無理やり飲ませ、食べさせ、そして脂肪肝、病気である肝臓をつくり出す、それが伝統的ないわゆる食材でフォアグラというものなんですが、やはりこの強制給餌というあり方に対して非常に
国民世論が、この
動物たちにとってこれは本当にいいことなのかということについて声が高まっていって、今現在、フランスの中ではこのガバージュ、強制給餌のあり方ということについての是非が問われてきている。
それについて
法改正するべきじゃないか、そういったことまで含めて
議論が高まっているということでありますので、これを健全化していくということは、やはり
日本の畜産業を守っていく、こういったことにもつながるというふうに思っています。
そこで、
経済動物として使われている畜産業において、
動物への乱暴な取扱いというものも
動物愛護管理、そして
経済的な観点からもなくなっていくべきと私は思っておりますが、このあたりについての小泉
大臣の
見解をお聞かせいただきたいと
思います。