○
高橋はるみ君
自由民主党の
高橋はるみでございます。
私にこうやって
質問の機会を与えていただきましたこと、心から感謝を申し上げます。麻生副総理始め御
答弁をいただく皆様方にもよろしくお願いをいたします。
私は、現下の最大の
政策課題である
新型コロナウイルス感染症対策に関連をし、
質問をさせていただきたいと思います。
まずは、新型
コロナウイルスによりお亡くなりになられた方々に心から御冥福をお祈り申し上げますとともに、御遺族の方々にお悔やみを申し上げます。また、現在感染され治療されておられる方々にお見舞いを申し上げます。そして、国内で
感染者が
確認されて以来、医療関係者、行政関係者の方々には昼夜を分かたず御対応をいただいておりますことに、
国民の一人として心から感謝を申し上げます。
私の住む北海道では、本日現在で八十二名の感染が
確認されており、三名の方がお亡くなりになっているところでありまして、全国的にも大変厳しい
状況であります。全国的に見ても非常に厳しい
状況にあります。
北海道としても、
感染拡大を受け、二月二十六日に道内小中
学校などの休校要請、そして金曜日の二十八日には非常事態宣言を発表し、その週末の外出を控えるよう道民に呼びかけをしているところであります。翌二十九日には鈴木知事が上京し、総理に対し
新型コロナウイルス感染症への対応に関する緊急要望を行い、あらゆる施策を緊急かつ集中的に講じていただきたい旨
政府にお願いをいたしているところでございます。
政府におかれては、これに対し真摯に対応していただいていることに感謝を申し上げます。
さて、他の都府県との比較において、北海道でこうして感染が広がっていることは非常に残念ではありますが、知事を先頭に道民一丸となり、感染
対策に取り組んでいるところであります。北海道が
感染拡大を防ぎ重症者
対策をしっかりすることが、他の都府県や
日本全体の
感染拡大を阻止をし、重症者を減らすことにつながると思う次第であります。
以下、そうした
観点から御
質問をいたします。
まず、二月二十五日に
新型コロナウイルス感染症対策本部において決定がなされた基本方針においては、
感染拡大防止策を講ずることにより、患者増加のスピードを抑制をし、国内の流行の規模を抑えることが重要と示されております。また一方で、同時に、患者数が大幅に増えたときに備え、重症者
対策を中心とした医療提供体制などを整える準備期間であるということも示されているところであります。また、基本方針の中では、現行の
対策、体制を示しながら、今後、患者数が増える
状況を見ながら、
対策、
地域ごとに
対策そして体制を切り替えていくことが
確認されております。
専門家の方々の分析によれば、北海道においては二月二十五日時点で既に九百四十人規模の
感染者がいるのではないかという推定がなされているというお話もあるところでありまして、こうした基本方針にある
対策、体制の切替えをし、感染
状況の把握、あるいは医療提供体制を次の段階に進めるなど、例えば、医療提供体制でいえば、診療時間、動線の区分などを行った上で一般の医療機関での患者の受入れなどを検討することが必要、こういった局面に来ている、あるいはその直前にあるのではないかとも思われるわけでありますが、この施策の切替えのタイミングについての御見解を厚労副
大臣にお尋ねをいたします。