○東徹君
日本維新の会の東徹でございます。
古谷公正取引委員会委員長候補に
質問させていただきたいと思います。
公正取引委員会の
役割、そういったことを冒頭お話がありました。ただ、やはり
日本の社会も大分時代が変わってきたというふうに思うわけですね。それは何かというと、一つはやっぱり
人口減少社会です。
人口減少社会、東京一極集中、地方においては非常に
経済も疲弊してきていると、そういった時代の中にあるということが一つ言えるというふうに思います。
その中において、
公正取引委員会というのは、どっちかというと規制をする方。その規制によって、
経済成長が妨げられている、又は地域の
活性化が妨げられているんではないのかというふうな
状況が起こってきているというふうに感じております。
それは何かというと、今回も、閣法の方でも、法
改正、
国会の方に法案が出ております。例えば、広島市内の乗り合いバス事業に関してですけれども、市の中心部については複数のバス
事業者による路線の重複が多くて、周辺部については人手不足などで路線の維持がだんだん困難になってきているというような
状況があります。そこで、住民の利便性向上と路線の維持のために、広島市も入った中で、複数のバス
事業者が、乗り合いバスの共同経営、こういったことについて、共同運行とか運賃プールの導入とか、こういったことについて話し合おうとすると、
独占禁止法の規制対象となってしまってできないという状態にあるわけですね。
だから、今までは、人口が増えていって
経済が成長しているときと、今みたいな非常に地方がどんどんと疲弊してきている時代では、今までやってこられたことが、規制があったことがかえって妨げになって成長を妨げているという、こういったことが実際あるというふうに思っておりますが、こういったことについてやはり改革していくべきだと、
改正していくべきだと思うんですが、こういったことについていかがお
考えでしょうか。