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2020-03-17 第201回国会 衆議院 財務金融委員会 第9号
公式Web版
会議録情報
0
令和二年三月十七日(火曜日) 午前九時十分
開議
出席委員
委員長
田中
良生
君
理事
あ
かま二郎
君
理事
井林
辰憲
君
理事
うえの賢一郎
君
理事
津島
淳君
理事
藤丸 敏君
理事
末松 義規君
理事
古本伸一郎
君
理事
伊佐 進一君 穴見 陽一君
井上
貴博
君 石崎 徹君
今枝宗一郎
君 勝俣 孝明君 門山
宏哲
君 小泉 龍司君 高村 正大君
國場幸之助
君 鈴木 隼人君
田野瀬太道
君 武井 俊輔君 辻 清人君 出畑 実君 古川
禎久
君
牧島かれん
君 宮澤 博行君
宗清
皇一君
山田
賢司君
山田
美樹君
海江田万里
君 岸本 周平君 櫻井 周君 階 猛君 野田 佳彦君 日吉 雄太君
森田
俊和
君 石井 啓一君 清水 忠史君 青山
雅幸
君 …………………………………
財務大臣
国務大臣
(
金融担当
)
麻生
太郎
君
財務
副
大臣
遠山 清彦君
財務大臣政務官
井上
貴博
君
財務金融委員会専門員
齋藤 育子君 ――
―――――――――――
委員
の異動 三月十七日
辞任
補欠選任
本田
太郎
君 出畑 実君 同日
辞任
補欠選任
出畑 実君
本田
太郎
君 ――
―――――――――――
三月十六日
国際金融公社
への
加盟
に伴う
措置
に関する
法律
及び
国際開発協会
への
加盟
に伴う
措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
第一〇号) 同月十一日
消費税増税
に頼る税制をやめ、税の集め方を抜本的に見直すことに関する
請願
(
赤嶺政賢君紹介
)(第一四〇号) 同(
笠井亮
君
紹介
)(第一四一号)
消費税率
五%への引下げに関する
請願
(
矢上雅義
君
紹介
)(第一六三号)
消費税率
を五%に引き下げ、
複数税率
・
インボイス制度
の
即時廃止
を求めることに関する
請願
(
矢上雅義
君
紹介
)(第一六四号) 同(
小川淳也
君
紹介
)(第二八二号) は本
委員会
に付託された。 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した案件
関税定率法等
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
第九号)
国際金融公社
への
加盟
に伴う
措置
に関する
法律
及び
国際開発協会
への
加盟
に伴う
措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
内閣提出
第一〇号) ――――◇―――――
田中良生
1
○
田中委員長
これより
会議
を開きます。
内閣提出
、
関税定率法等
の一部を改正する
法律案
を
議題
といたします。
本案
に対する質疑は、去る十日に終局いたしております。 これより討論に入るのでありますが、その申出がありませんので、直ちに採決に入ります。
関税定率法等
の一部を改正する
法律案
について採決いたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
田中良生
2
○
田中委員長
起立総員
。よって、
本案
は原案のとおり可決すべきものと決しました。 ――
―――――――――――
田中良生
3
○
田中委員長
この際、ただいま議決いたしました
本案
に対し、
津島淳
君外三名から、自由民主党・
無所属
の会、
立憲民主
・
国民
・社保・
無所属フォーラム
、公明党及び
日本維新
の会・
無所属
の会の
共同提案
による
附帯決議
を付すべしとの
動議
が提出されております。
提出者
から
趣旨
の
説明
を求めます。
森田俊和
君。
森田俊和
4
○
森田委員
ただいま
議題
となりました
附帯決議案
につきまして、
提出者
を代表いたしまして、案文を朗読し、
趣旨
の
説明
といたします。
関税定率法等
の一部を改正する
法律案
に対する
附帯決議
(案)
政府
は、次の
事項
について、十分配慮すべきである。 一
関税率
の改正に当たっては、
我が国
の
貿易
をめぐる諸情勢を踏まえ、
国民
経済
的な視点から
国内産業
、特に
農林水産業
及び
中小企業
に及ぼす影響を十分に配慮しつつ、調和のとれた
対外経済関係
の強化及び
国民生活
の安定・向上に寄与するよう努めること。 二 最近における
グローバル化
の進展や
日米貿易協定
の
発効等
に伴い、
税関業務
が増大し、複雑化する中で、適正かつ迅速な
税関業務
の実現を図り、また、
覚醒剤等
の
不正薬物
、銃器、
金地金等
の密輸を阻止し、
水際
において
国民
の安心・
安全等
を
確保
するため、高度な
専門性
を要する職務に従事する
税関職員
の
定員
の
確保
、
処遇改善
、機構の充実及び
職場環境
の
整備等
に特段の努力を払うこと。 三
豚熱
の
水際
での対応、
新型コロナウイルス感染症
の蔓延、更には、
東京オリンピック
・
パラリンピック競技大会
の開催を迎えることから、
水際
における
業務遂行
やテロ・
治安維持対策
の
遂行
に当たっては、
税関
における
定員
の
確保
及び
取締検査機器等
を含む
業務処理体制
の
整備
並びに
安全管理
の徹底、また
職員
への
感染症対策
に万全を期すこと。 四 牛肉及び豚肉に係る
関税
の
緊急措置
を延長しない点につき、
我が国
と
経済
・
貿易協定
を締結しない国については、
畜産業
を始めとする
産業保護
の観点から、輸入の動向に今後留意すること。 五 とん税及び特別とん
税特例措置
の創設は、
税率引き下げ
に伴う
政策効果
を不断に検証し、今後の適切な
措置
を検討すること。 以上であります。 何とぞ御賛同賜りますようよろしくお願い申し上げます。
田中良生
5
○
田中委員長
これにて
趣旨
の
説明
は終わりました。 採決いたします。 本
動議
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
田中良生
6
○
田中委員長
起立総員
。よって、
本案
に対し
附帯決議
を付することに決しました。 この際、本
附帯決議
に対し、
政府
から発言を求められておりますので、これを許します。
財務大臣麻生太郎
君。
麻生太郎
7
○
麻生国務大臣
ただいま御
決議
のありました
事項
につきましては、
政府
といたしましても、御
趣旨
に沿って配意してまいりたいと存じます。 ――
―――――――――――
田中良生
8
○
田中委員長
お諮りいたします。 ただいま議決いたしました本
法律案
に関する
委員会報告書
の作成につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
田中良生
9
○
田中委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 ――
―――――――――――
〔
報告書
は附録に
掲載
〕 ――――◇―――――
田中良生
10
○
田中委員長
次に、
内閣提出
、
国際金融公社
への
加盟
に伴う
措置
に関する
法律
及び
国際開発協会
への
加盟
に伴う
措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
を
議題
といたします。
趣旨
の
説明
を聴取いたします。
財務大臣麻生太郎
君。 ――
―――――――――――
国際金融公社
への
加盟
に伴う
措置
に関する
法律
及び
国際開発協会
への
加盟
に伴う
措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
〔
本号末尾
に
掲載
〕 ――
―――――――――――
麻生太郎
11
○
麻生国務大臣
ただいま
議題
となりました
国際金融公社
への
加盟
に伴う
措置
に関する
法律
及び
国際開発協会
への
加盟
に伴う
措置
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
につきまして、
提案
の
理由
及びその
内容
を御
説明
申し上げさせていただきます。
国際金融公社
は、
民間金融機関
と連携して、
開発途上国
における
民間プロジェクト
の支援を行うことを、
国際開発協会
は、低
所得国向け
に超長期かつ低利の融資や
贈与等
を行うことを、それぞれ主たる
業務
とする
世界銀行グループ
の
国際機関
であります。
政府
は、両
機関
が果たす役割の
重要性
や、
日本
が
国際社会
で発揮すべきリーダーシップに鑑み、両
機関
の増資に係る
追加出資
を行うこととし、本
法律案
を提出した次第であります。 以下、本
法律案
の
内容
につきまして、御
説明
を申し上げます。 第一に、
国際金融公社
に対し、五億六千百十八万八千
合衆国ドル
の
範囲
内で、新たに
出資
を行うことを
政府
に授権する
規定
を追加することといたしております。 第二に、
国際開発協会
に対し、四千五億二千二百十五万円の
範囲
内で、新たに
出資
を行うことを
政府
に授権する
規定
を追加することといたしております。 以上が、この
法律案
の
提案
の
理由
及びその
内容
であります。 何とぞ、御審議の上、速やかに御賛同くださいますようお願いを申し上げます。
田中良生
12
○
田中委員長
これにて
趣旨
の
説明
は終わりました。 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午前九時十六分散会