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西村国務大臣 この
新型コロナウイルス感染症というのは本当に難しい
ウイルスでありまして、無症状のまま、ずっとこの
ウイルスを持ち続ける人もいるというふうに
専門家から伺っております。そして、八割の方は、無症状のまま、そのまま
ウイルスが消えていくわけでありますが、しかし、その途中でもうつしてしまうことがある。
非常に難しい
ウイルスでありまして、これは、ワクチンができるまで、あるいは集団免疫、みんなが免疫を持つということで、なかなか難しいことだと
思いますので、
かなり時間がかかるというのが
専門家の共通した
認識だと
思います。ワクチンができるまで、一年でできるのか二年かかるのか、そういったことにもよってくるんだろうというふうに
思います。
今やるべきは、大きな流行を抑えることでありまして、大きな流行ができると
医療が逼迫して命を救えなくなるわけであります。大きな流行を抑えるために、今、
国民の
皆様に御無理を
お願いして、
自粛をやって、今それがようやく、オーバーシュートすることなく、下降傾向、
減少傾向に来たわけであります。もう一段の
努力で、この大きな波は早期に
収束させることができていく。そうすると、あとは、小さな波、小さな山はできます。これは、わかりませんから、どこかでできますけれども、それは、クラスター
対策であったり、かかっても病院でしっかり
治療を受けられる、そういう
体制をつくるということであります。
したがって、長くつき合っていかなきゃいけないということで、新しい
生活様式、
接触機会を減らしたり、消毒をしたり、さまざまな
提案が
専門家からなされているところでございます。その新しい
生活様式への移行をなだらかに進めていくことが大事だというふうに
認識をいたしております。