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2019-10-24 第200回国会 参議院 法務委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
令和元年
十月二十四日(木曜日) 午前十時開会 ─────────────
委員氏名
理 事
福岡
資麿
君 理 事
元榮太一郎
君 理 事
有田
芳生
君 理 事
伊藤
孝江
君 理 事
柴田
巧君
磯崎
仁彦君
小野田紀美
君
高橋
克法
君
長谷川
岳君
山崎
正昭君
山下
雄平
君
渡辺
猛之君
小沼
巧君
櫻井
充君
安江
伸夫
君
横山
信一
君
山添
拓君
高良
鉄美
君
嘉田由紀子
君 小川 敏夫君 山東 昭子君 ─────────────
委員長
の
異動
十月四日
竹谷とし子
君を議院において
委員長
に
選任
した。 ─────────────
委員
の
異動
十月四日
辞任
補欠選任
長谷川
岳君
中川
雅治
君
福岡
資麿
君
森屋
宏君
小沼
巧君
真山
勇一
君
伊藤
孝江
君
矢倉
克夫
君
横山
信一
君
竹谷とし子
君 十月七日
辞任
補欠選任
森屋
宏君
福岡
資麿
君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
竹谷とし子
君 理 事
高橋
克法
君
元榮太一郎
君
有田
芳生
君
矢倉
克夫
君
柴田
巧君 委 員
磯崎
仁彦君
小野田紀美
君
中川
雅治
君
福岡
資麿
君
山崎
正昭君
山下
雄平
君
渡辺
猛之君
櫻井
充君
真山
勇一
君
安江
伸夫
君
山添
拓君
高良
鉄美
君
嘉田由紀子
君
国務大臣
法務大臣
河井
克行
君 副
大臣
法務
副
大臣
義家
弘介
君
大臣政務官
法務大臣政務官
宮崎
政久
君
最高裁判所長官代理者
最高裁判所事務
総長
中村
愼君
事務局側
常任委員会専門
員
青木勢津子
君 ───────────── 本日の
会議
に付した案件 ○
理事補欠選任
の件 ○
国政調査
に関する件 ─────────────
竹谷とし子
1
○
委員長
(
竹谷とし子
君) ただいまから
法務委員会
を開会いたします。 議事に先立ちまして、
一言
御
挨拶
を申し上げます。 去る四日の本
会議
におきまして
法務委員長
に
選任
されました
竹谷とし子
でございます。 本
委員会
の公正かつ円満な
運営
に努め、その重責を果たしてまいりたいと存じます。
皆様方
の御
指導
と御
協力
を賜りますように、よろしくお願い申し上げます。 ─────────────
竹谷とし子
2
○
委員長
(
竹谷とし子
君) この際、申し上げます。 この度の
令和元年台風
第十九号により、甚大な
被害
がもたらされ、多くの尊い人命が失われたことは誠に痛ましい限りでございます。 亡くなられた
方々
及び御遺族に対し哀悼の意を表しますとともに、被災された
皆様
に心からお
見舞い
を申し上げます。 ここに、亡くなられた
方々
の御
冥福
をお祈りし、謹んで
黙祷
をささげたいと存じます。 どうぞ御
起立
をお願いいたします。
黙祷
。 〔
総員起立
、
黙祷
〕
竹谷とし子
3
○
委員長
(
竹谷とし子
君)
黙祷
を終わります。御着席ください。 ─────────────
竹谷とし子
4
○
委員長
(
竹谷とし子
君)
委員
の
異動
について御報告いたします。 昨日までに、
徳茂雅之
君、
岩本剛人君
、
加田裕之
君、
片山さつき
君、
岡田直樹
君、
山谷えり子
君、
横山信一
君、
伊藤孝江
君、
長谷川岳
君及び
小沼巧
君が
委員
を
辞任
され、その
補欠
として
渡辺猛
之君、
高橋克法
君、
磯崎仁彦君
、
小野田紀美
君、
山下雄平
君、
山崎正昭
君、
矢倉克夫
君、
中川雅治
君、
真山勇一
君及び私、
竹谷とし子
が
選任
されました。 ─────────────
竹谷とし子
5
○
委員長
(
竹谷とし子
君)
理事
の
補欠選任
についてお諮りいたします。
委員
の
異動
に伴い現在
理事
が二名欠員となっておりますので、その
補欠選任
を行いたいと存じます。
理事
の
選任
につきましては、先例により、
委員長
の指名に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
竹谷とし子
6
○
委員長
(
竹谷とし子
君) 御
異議
ないと認めます。 それでは、
理事
に
高橋克法
君及び
矢倉克夫
君を指名いたします。 ─────────────
竹谷とし子
7
○
委員長
(
竹谷とし子
君)
国政調査
に関する件についてお諮りいたします。 本
委員会
は、
今期国会
におきましても、
法務
及び
司法行政等
に関する
調査
を行いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
竹谷とし子
8
○
委員長
(
竹谷とし子
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
竹谷とし子
9
○
委員長
(
竹谷とし子
君) この際、
河井法務大臣
、
義家法務
副
大臣
及び
宮崎法務大臣政務官
から
発言
を求められておりますので、順次これを許します。
河井法務大臣
。
河井克行
10
○
国務大臣
(
河井克行
君)
皆様
、おはようございます。 この度、
法務大臣
に
就任
いたしました
河井克行
です。
竹谷とし子委員長
を始め、
理事
、
委員
の
皆様方
には、
平素
から
法務行政
の
運営
について
格別
の御
理解
と御尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。 まず
冒頭
、
台風
第十九号によりお亡くなりになられた数多くの
方々
の御
冥福
をお祈りするとともに、河川の氾濫による深刻な
浸水被害
、大
規模
な停電、
断水等
が続いている
状況
にあり、被災された
方々
に対しお
見舞い
を申し上げます。
法務省
の総力を結集して、
被災者
の
皆様
の
生活再建
に力を注いでまいります。 さて、私は、
平成
十九年八月から約一年間、
鳩山邦夫法務大臣
の御
指導
の下、
法務
副
大臣
として
法務行政
の諸
課題
に取り組んでまいりました。 久しぶりに
法務省
に戻りまして、今昔の感ひとしおです。十一、二年前には違う新しい
政策課題
が浮上していることに気付く一方で、当時と変わらない難題と格闘している
法務省職員
の姿を見て、
法務大臣
として、
法務行政
が直面する
一つ一つ
の
課題
の
解決
に
全力
で取り組んでいく決意です。 本年五月に新しい
令和
の
時代
を迎え、
東京オリンピック
・
パラリンピック競技大会
の
開催
まで一年を切りました。また、来年四月に
犯罪防止
、
刑事司法分野
における
国際連合最大規模
の
会議
である
国連犯罪防止刑事司法会議
が
京都
で
開催
されます。 このような
我が国
にとって大きな
節目
にあって、私は、
法務行政
にとって次の
三つ
の
観点
が重要であると
就任
時の
職員
への訓示で述べました。
一つ目
は、
法務省
のあらゆる資源を用い、あらゆる能力を発揮して積極的に新たな
施策
を打ち出す攻めの
法務行政
、
二つ目
は、今この瞬間も
日本
中で助けを待っている
方々
の声、中には
声なき声
もあると思いますが、それらにしっかりと耳を傾ける温かい
法務行政
、
三つ目
は、
我が国
において
日本
人と
外国人
とが共に安心して安全に暮らすことができる多
文化共生社会
を根付かせるとともに、
我が国
の
法務行政
における
取組
やこれを支える
文化
を
世界
に発信する
世界
に広がる
法務行政
という
観点
です。 私は、これら
三つ
の
観点
に基づき、
関係大臣
らと十分に
連携
し、常に
現場感覚
を大切にして、新しい
時代
にふさわしい
法務行政
の
実現
に
全力
を尽くしてまいります。 昨今、親による
虐待等
により、かけがえのない
子供たち
の命が奪われる大変痛ましい
事件
が後を絶ちません。
児童虐待
への
対応
は、何よりも
子供
の命を守ることを最優先として、その
予防
や
早期発見
、
被害
に遭った
児童
の
保護
などに総合的に取り組むことが重要です。 そこで、私は、今般、省内に全ての
関係部局
から成る
児童虐待
とたたかう
法務省プロジェクトチーム
を新たに立ち上げました。所管にとらわれない自由で柔軟な発想に基づく
検討
を開始し、年明けを
目途
に
提言
を取りまとめる予定です。
児童虐待
の根絶に向け、
関係大臣
と
協力
しながら、
全力
で取り組んでまいります。 女性や
子供
、
高齢者
をめぐる
人権
問題、
障害等
を
理由
とする
差別
、ヘイトスピーチを含む
外国人
に対する
人権侵害
、
部落差別
などの同和問題、
性的指向
、
性自認
を
理由
とする偏見や
差別
、インターネットを悪用した
名誉毀損
や
プライバシー侵害等
の様々な
人権
問題を
解消
するため、
個別法規
を駆使しながら、
人権侵害
に対する
調査救済活動等
に丁寧かつ粘り強く取り組みます。 心のバリアフリーとして、誰もがお互いの
人権
を大切にし、支え合う
共生社会
を
実現
するための
人権啓発活動
を
推進
し、
ハンセン病患者
、元
患者
やその
家族
が置かれていた境遇を踏まえた
人権啓発活動
にしっかりと取り組んでまいります。 親によって出生の届出がされておらず、無
戸籍
となっている
方々
について、徹底した
実態把握
や丁寧な
手続案内
をするなどの寄り添い型の
取組
を行うとともに、引き続き、他の取り得る方策も
検討
しつつ、無
戸籍状態
の
解消
に取り組んでまいります。
平成
二十九年に策定された
再犯防止推進計画
に基づき、
関係省庁
や
地方公共団体
との
連携
を一層
推進
し、
刑事手続
のあらゆる段階において、
就労
、住居の
確保
、
高齢者
や
障害
のある者、
薬物依存
を有する者への
支援
など、
犯罪
や非行をした者の立ち直りに必要な
指導
、
支援
を適切に
実施
するとともに、
保護
司、
更生保護施設
、
協力雇用主等
の民間の
方々
の
活動
への
支援
をより一層
充実強化
してまいります。
平成
二十九年に成立した
性犯罪
に関する刑法の一部を
改正
する
法律
の附則には、
施行
後三年を
目途
として
性犯罪
に関する総合的な
施策
の在り方を
検討
することとされています。その
検討
に資するよう、
附帯決議
の
趣旨
を踏まえつつ、
犯罪被害者等
の声にしっかりと耳を傾け、
性犯罪
の
実態把握等
を着実に進めてまいります。 また、
犯罪被害者
の御負担に関する様々な御
指摘等
を踏まえ、
犯罪被害者等基本法
の理念にのっとり、
犯罪被害者等
の
権利利益
の
保護
を図るための
各種制度
を適切に
運用
し、きめ細やかな
対応
に努めてまいります。
国民生活
を脅かす
組織犯罪
、
凶悪犯罪等
の
発生
が後を絶ちません。
国民
の
皆様
が安全に安心して暮らせる
社会
を
実現
するため、
関係機関
とも
連携
し、
治安確保
のための
対策
を万全に講じます。 また、現下の
国際テロ情勢
を踏まえ、
国内外
における
テロ関連動向
の
把握
に努め、
関係機関
との
連携
を緊密にしつつ、
情報収集
・
分析機能
の
強化
に努めてまいります。 現在、アレフ、山田らの集団及びひかりの輪を中心に
活動
するオウム真理教については、引き続き、
団体規制法
に基づく
観察処分
を適正かつ厳格に
実施
することにより、
地域住民
の
不安感
を
解消
、緩和するとともに、
公共
の安全の
確保
に努めてまいります。
平成
二十八年に成立した
証拠収集方法
の
適正化
及び
多様化
並びに
公判審理
の
充実化
を図るための
刑事訴訟法等
の一部を
改正
する
法律案
は、本年六月までに全ての規定が
施行
されました。その
趣旨
を踏まえた適正な
運用
を図るなど、
国民
の負託に応えるための
検察改革
の
取組
を進めてまいります。 昨年の
訪日外国人旅行者数
は三千万人を超え、過去
最高
を更新しました。来年には
東京オリンピック
・
パラリンピック競技大会
の
開催
を控え、
テロ等
の
未然防止
がこれまでになく求められています。
我が国
の
社会秩序
を乱し、
我が国
の安全、安心を脅かす危険な行為に及ぶおそれがある者らに対する毅然とした
入国管理
を行う必要があります。その上で、
観光立国推進
に向けた円滑な
入国審査
と厳格な
入国管理
を高度な次元で両立させるため、
顔認証ゲート
など
世界最高水準
の
技術
を活用し、
入国審査
の更なる
高度化
を進めてまいります。
弾道ミサイル
の発射を繰り返している
北朝鮮
に対しては、今後も
人的往来
の
規制強化措置等
を適切に
実施
していくとともに、核・
ミサイル関連
の
動向
、
日本
人拉致問題を含む
北朝鮮
の
対外動向
や
国内状況等
について、
関連情報
の
収集
、
分析等
を進めます。また、
尖閣諸島関係
についても、
関係機関
と
連携
し、遺漏のない
対応
をしてまいります。 本年四月一日から
運用
を開始した
特定技能制度
については、
外国人材
の
方々
に
我が国
で十分に力を発揮していただけるよう、
制度
の適正な
運用
に努め、
技能実習生
や留学生についても、適正な
受入れ
を図るため、
運用
上の
改善
に取り組んでまいります。
外国人
との
共生社会
の
実現
については、昨年末に取りまとめられた
外国人材
の
受入れ
・
共生
のための
総合的対応策
などを踏まえ、
出入国在留管理庁
による
総合調整機能
を果たしつつ、
関係
府
省庁
と十分に
連携
して、
地方公共団体
の
一元的相談窓口
の
充実強化
、
外国人支援
の
拠点
としての
外国人共生センター
の設置、
生活全般
に関する
基礎的情報
を記載した分かりやすい
生活
・
就労ガイドブック
の多
言語化
や
災害
時の
情報発信
などの
対策
を進めてまいります。 また、
外国人
による
医療保険
の利用について、
厚生労働省
と
協力
し、
健康保険法
の
改正
を踏まえた適正な
運用
の
確保
に努めてまいります。
退去強制令書
が発付されたにもかかわらず、様々な
理由
で
送還
を忌避している者がおり、その存在は、迅速な
送還
に対する大きな
障害
となっているばかりか、
収容
の
長期化
の大きな要因となっています。
送還
を忌避している
長期収容者
の問題は、
我が国
の
出入国在留管理制度
の
根幹
を脅かし、ひいては
我が国
の
社会秩序
や
治安
に影響を与えることにもなりかねない深刻な問題です。今後、
適正手続
にも十分に
配慮
しつつ、迅速な
送還
の
実現
及び
長期収容状態
の着実な
解消
に努めてまいります。
難民認定手続
については、真に庇護を必要とする
申請者
には
早期
に安定した
在留許可
をするなどの更なる
配慮
を行い、濫用、誤用的な
申請者
には事案の内容に応じて
在留
を許可しないなどの厳格な
対応
を行うことにより、
難民認定制度
の適正な
運用
に努めてまいります。
民事基本法
について、
国民
の
意識
や
社会情勢
の
変化
に
対応
し、新しい
時代
のために必要な見直しを進めてまいります。今
国会
には、
株主総会
の
運営
及び取締役の職務の執行の一層の
適正化等
を図るため、
会社法
の一部を
改正
する
法律案
及び
会社法
の一部を
改正
する
法律
の
施行
に伴う
関係法律
の
整備等
に関する
法律案
を提出いたしましたので、十分に御
審議
の上、速やかに御可決くださいますようお願いいたします。今後、コーポレートガバナンスのあるべき姿を追求するため、勉強を重ねてまいります。 また、現在行っている
家族法制等
についての
検討
を着実に進めるとともに、
施行
を控えている
成年年齢
の
引下げ
や
債権法分野
の
民法等
の
改正
についても、円滑な
施行
に向けた
準備
と
国民
への
周知
に
全力
を尽くしてまいります。 所有者不明土地問題の
解決
に向け、これまでに講じてきた
相続登記
の促進のための
取組
を着実に
実施
するとともに、さきの
通常国会
で成立した
表題部所有者不明土地
の
登記
及び
管理
の
適正化
に関する
法律
の円滑な
施行
のための
準備
を進めます。 さらに、現在、
法制審議会
において
民法
及び
不動産登記法
の
改正
についての
調査審議
をいただいているところであり、
関係省庁
とも
連携
して、
法改正
に向けた具体的な
検討
を行ってまいります。 相次ぐ大
規模災害
の
復旧復興支援
については、
登記嘱託事件等
の適切かつ迅速な
対応
、倒壊するなどした建物の
登記官
の職権による
滅失登記
、
登記
所備付け地図の
整備
、
法テラス
による
無料法律相談
や
人権擁護機関
による様々な
人権
問題に対する
相談
、
調査救済活動
など、今後も、
被災者
の要望、
需要
をしっかりと
把握
しながら、
全力
で取り組んでまいります。 国の利害に
関係
する
訴訟
に対する
指揮権限
を適切かつ効果的に行使することはもとより、
国内外
の
法的紛争
の
発生そのもの
を
未然
に防止するための
予防司法機能
の
強化
を図ります。また、
関係省庁
と緊密に
連携
をするなどして
国際訴訟等
への
対応
を
強化
します。このような多様な
訟務機能
の
充実強化
によって、より一層
国民
の
権利利益
の
保護
を図ってまいります。 急速に進展する
AI
や
ICT等
の
技術革新
への
対応
は、
業務
を効率化し、
司法
や
法務行政
の質の向上を図るとともに、
ビジネス環境
を
整備
し、
日本
の
国際競争力
を高める上でも急務となっています。
民事裁判
の
IT化
を始めとした
司法
、
法務行政
の
分野
における新たな
技術
の活用及びその
実現
に向けた
基盤整備
を強力に
推進
してまいります。
法曹養成制度
については、
法曹養成制度改革推進会議決定
を踏まえつつ、今後とも、
現場感覚
を大事にし、様々な
関係者
の御
意見
もよく聞きながら、
文部科学省等
と
連携
して、
国民
の
期待
に応えられる
法曹
を養成するために必要な
取組
を進めてまいります。
令和
四年の
民法
の
成年年齢引下げ
をも見据え、
関係機関
とも
連携
しながら、
対象世代
に応じて、
現場
の
意見
を聞きながら、多くの
国民
が
法教育
に触れる
機会
を持てるよう、積極的に取り組みます。
法テラス
では、
福祉機関等
と
連携
して
高齢者
や
障害者
の総合的な
問題解決
を図る
取組
のほか、増加する
在留外国人等
への適切な
対応
も図るべく、
我が国
の
法制度等
についての
情報
を
多言語
で提供するサービスを
充実
させるなど、
多様化
する
社会
の要請に応えるための
支援
に取り組んでいます。今後も、
法テラス
の
取組
の
周知
、
広報
に努めるとともに、
国民
の
司法
へのアクセスを
支援
するための
業務
の円滑な
実施
と体制の
充実
を図ってまいります。 来年四月に
京都
で
開催
される
国連犯罪防止刑事司法会議
において、法の支配や
基本的人権
の尊重といった
基本的価値
を
国際社会
において確立させるべく
指導力
を発揮します。あわせて、
我が国
が重視する
官民連携
による
再犯防止
の
取組
などに関するシンポジウムや
ユースフォーラム
などを
開催
し、
我が国
の成熟した
社会
を
外国
からの
参加者
に体感していただくとともに、安全、安心な
社会
の
実現
についての
国民的関心
も高めたいと考えています。さらに、様々な
機会
を捉えて、
先進諸国
を始めとする各国の
司法関係閣僚
とも積極的に対話を行ってまいります。 これまで長年にわたり、
開発途上国等
に対し、
基本法令
の起草、
司法制度
の
整備
や
運用
、
国際研修
の
実施
、
司法関係者
の
人材育成
などの
法制度整備支援
を行ってまいりました。これらの
国際協力
は、自由で開かれた
インド太平洋
に資する
取組
であり、積極的に
推進
してまいります。
経済社会
の
国際化
が急激に加速する中、重要な
日本法令
を翻訳して
国際発信
することは、
国際化
に
対応
した国家の
基盤整備
として大変重要な
取組
です。本年三月の
日本法令
の
国際発信
に向けた将来
ビジョン会議
の
提言
をしっかりと受け止め、本年内に司令塔となる
官民会議体
を立ち上げた上、
関係省庁
とも
連携
して、
日本法令
の
国際発信
に向けてより一層取り組んでまいります。
国際仲裁
は、
国際取引
をめぐる
紛争解決
の
グローバルスタンダード
となっています。
関係省庁
、
関係機関
と
連携
しながら、
仲裁人等
の専門的な
人材育成
、
国内外
における
広報
、
意識啓発
、
仲裁専用施設
の
確保等
の
基盤整備
を進め、
我が国
における
国際仲裁
の
活性化
に取り組んでまいります。 また、
法律事務
の
国際化等
に、より的確に
対応
するとともに、
国際仲裁
の更なる
活性化
に向けた
基盤整備
を
推進
する等のため、
外国弁護士
による
法律事務
の取扱いに関する
特別措置法
の一部を
改正
する
法律案
を今
国会
に提出いたしましたので、十分に御
審議
の上、速やかに御可決くださいますようお願いいたします。
法務省
・
出入国在留管理庁
・
公安審査委員会
・
公安調査庁特定事業主行動計画
、アット・ホウムプランに基づき、男女を問わず活躍できる
職場環境
の
整備
と仕事と
生活
の調和の
推進
に努めます。
障害者雇用
については、昨年定められた
政府
の
基本方針
に基づき、着実に
取組
を進めてまいります。 今
国会
においては、一般の
政府職員
の
給与改定
に伴い、
裁判官
の
報酬月額
及び
検察官
の
俸給月額
を
改正
するための
裁判官
の
報酬等
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
及び
検察官
の
俸給等
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
を提出いたしましたので、十分に御
審議
の上、速やかに御可決くださいますようお願いいたします。
刑務所等
の
矯正施設
及びその
職員宿舎
を始めとする
法務省施設
の
耐震化
及び
老朽化対策
を進めるとともに、
災害
時に
防災拠点
や
避難所
となる
矯正施設
の
整備
や、
行政需要
の
変化
、拡大を踏まえた
施設
の
整備
を
推進
してまいります。 今後、様々な
課題
に対し、
義家弘介
副
大臣
、
宮崎政久大臣政務官
とともに
全力
で取り組んでまいります。
竹谷とし子委員長
を始め、
理事
、
委員
の
皆様方
には、より一層の御
理解
と御
協力
を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
竹谷とし子
11
○
委員長
(
竹谷とし子
君)
義家法務
副
大臣
。
義家弘介
12
○副
大臣
(
義家弘介
君)
法務
副
大臣
、
義家弘介
でございます。
法務行政
の
課題
については、いずれも
国民生活
の
基本
、
根幹
に関わる重要なものばかりでございますので、
宮崎法務大臣政務官
とともに
河井大臣
を支え、精力的かつ積極的に取り組んでまいります。
竹谷委員長
を始め、
理事
、
委員各位
の御
指導
と御
協力
をよろしくお願いいたします。
竹谷とし子
13
○
委員長
(
竹谷とし子
君)
宮崎法務大臣政務官
。
宮崎政久
14
○
大臣政務官
(
宮崎政久
君)
法務大臣政務官
の
宮崎政久
でございます。
令和
の
時代
となり、
国内外
にわたり
我が国
の
法務行政
を力強く
推進
する必要があると認識をしております。
河井法務大臣
、
義家法務
副
大臣
と力を合わせて、誠心誠意取り組んでまいる
所存
でございます。
竹谷委員長
を始め、
理事
、
委員各位
の御
指導
と御
協力
をどうぞよろしくお願い申し上げます。
竹谷とし子
15
○
委員長
(
竹谷とし子
君) この際、
中村最高裁判所事務総長
から
発言
を求められておりますので、これを許します。
中村最高裁判所事務総長
。
中村愼
16
○
最高裁判所長官代理者
(
中村愼君
) お時間を頂戴いたしまして、
一言就任
の
挨拶
をさせていただきます。 九月二日付けで
最高裁判所事務総長
を命ぜられました
中村愼
でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
冒頭
、
台風
十九号でお亡くなりになられた
方々
の御
冥福
をお祈りするとともに、被災された
方々
に対しお
見舞い
を申し上げたいと思います。 さて、
委員長
を始め
法務委員会
の
委員
の
皆様方
には、
平素
から私
ども司法
の立場につきまして深い御
理解
と
格別
の御
配慮
をいただきまして、誠にありがとうございます。この場をお借りいたしまして、厚く御礼を申し上げます。 申し上げるまでもなく、
裁判所
の役割は、適正かつ迅速な
裁判
を行うことでございます。全ての
職員
が一件一件の
事件
に誠実に取り組み、具体的な
事件
の
裁判
を通じまして
国民
の
基本的人権
を擁護し、
法秩序
を維持するという責務を十分に果たし、
国民
の
皆様
に
司法
に対する
期待
と信頼にお応えするよう、様々な
司法行政
上の
課題
に取り組んでまいる
所存
でございます。
司法制度改革
の
最大
の柱である
裁判員制度
は、本年五月に
施行
から十年目の
節目
を迎えました。
裁判員制度
の意義の重さを常に
意識
し、
制度
の
運営
に問題がないかを常に注視しつつ、この
制度
が将来にわたって安定的に
運営
されるよう
運用改善
に努めていく必要があるというふうに考えています。 民事の
分野
におきましては、現在、民事
訴訟
手続の
IT化
に関する
検討
が行われていますが、
IT化
を契機として、より説得力のある質の高い
裁判
を行っていけるよう、
民事裁判
の
運用
をますます
充実
したものにしていく必要がありますし、
社会
や
家族
のありようの
変化
に伴って求められる役割が
多様化
している家庭
裁判所
につきましては、
国民
の
期待
に応えて
司法
機関としてその役割を果たしていく必要があると考えております。
裁判所
といたしましては、
関係機関
との
連携
を緊密にしてこのような
課題
に取り組み、
運営
の一層の
充実強化
に努めていきたいというふうに考えています。
法務委員会
の
委員長
、
理事
、
委員
の
皆様方
には、今後とも
裁判所
の
運営
の
充実強化
のために一層の御
支援
を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 簡単ではございますが、以上をもちまして
就任
の
挨拶
といたします。 ありがとうございました。
竹谷とし子
17
○
委員長
(
竹谷とし子
君) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時二十八分散会