○
東徹君 今回、
立法事務費の
交付を受ける
会派のこれからの「
地域づくり」を考える会、
安達澄議員一人
会派につきましては、
反対の
意見表明をさせていただきます。
そもそも、
参議院の平成二十五年版
参議院先例録におきましては、
議員が
会派を結成するには、二人以上の
議員をもってすることを要する。さらに、院内において
議員が
会派を結成するには、二人以上の
議員をもって、要して、そして、
議員の
任期満了、
辞職等により
会派の
所属議員が一名になったときは、その
会派は解消する、というような
先例録になっております。
ところが、この
法律では一人
会派も認めるということになっておりますが、一番問題なのは何かといいますと、
国会議員の報酬、年収約二千二百万、仮に自主返納したとして二千百万としましても、さらに
文書通信交通滞在費という一千二百万が、これは
ポケットマネー、お小遣いとよくやゆされておりますが、それは全く課税もされずに
ポケットの中に入ってくる。何に使っているのか分からない。さらに、この
立法事務費、月六十五万円、これがまた
ポケットの中に入ってきて、別に何に使ったのか一切報告することもなくもらうことができる。民間だったら、これはもう税金として本来課税されるような、課税される対象になってくるわけですけれども、
国会議員の場合は何に使ってもいいと、別に貯金しようが何しようがいいというふうな形になっているわけです。
こういったことを、一人
会派になれば、
会派に対しての
支給じゃなくて完全に
個人支給という形になりますので、これは認めることができませんので、
反対をさせていただきます。