○白須賀
委員 自民党の
白須賀貴樹でございます。
まず初めに、
早川参考人、
工藤参考人、
郡司参考人、
嶋崎参考人、
皆様方、お時間を頂戴して当
委員会にいらっしゃっていただいたこと、心からまず感謝を申し上げます。ありがとうございます。
私は、今お話を聞いていて、
工藤参考人のお気持ちはよくわかります。御自分の最愛の方がお
仕事によって命を落とされたということ、そしてまた、さまざまな思いがあってその場に立たれていることに対して、深く本当に共感を持つところでございます。
だからこそ、私たちは、今
教員の
方々に、
地域の
子供のことは全て
学校でというこの風潮も少し変えていかなければいけないですし、だからこそ、
先生方が担っているお
仕事の量を棚卸ししていく。これはもう恐らくこの
委員会にいるメンバー全員の思いでございまして、だからこそ、スクールサポートスタッフとか学習指導員、
部活動指導員という形で、二万人以上の
方々のための予算をつくって、そして
先生方に対するサポートをしていく、これも来年に向けてまたますます拡充していかなければいけないし、それは政治の責務だと思いますし。
そしてまた、
学校の
先生の
仕事というのは物すごく特殊というか、例えば先ほど高校の
生徒指導のお
仕事……(
工藤参考人「中学です」と呼ぶ)中学でしたね。指導されているという話もございましたから、逆に言うと、文化祭とかそういったときに、
生徒さんが帰られなかったら、御本人がお
仕事なくても、
生徒が帰られるまで一応いなくちゃいけないというか、いて
管理をする、
管理というか、指導するという形も含めていらっしゃるということもあって、恐らく、
業務としてなかなか言いにくいけれども、時間としては拘束されることはたくさんあるのが、私は
学校の
先生の世界だと思っております。
だからこそ、先ほど、
参考人にもいらっしゃいました
早川参考人がやっている
岐阜のように、五日間の
年休と五日間のまとめどりによって、土日も含めて十六日間まとめてお
休みをとるという、これは
先生方にとって大変な
リフレッシュになりますし、また、先ほど言ったように、余りにも
先生方の
業務がふえてしまったので、
一つのことをやれば全て解決するということは多分ないんですね。だからこそ、さまざまな
手段を講じて
一つ一つ荷おろしをしていく、棚卸しをしていくという形にするしかないと思っております。
そういった
意味で、私は
岐阜市のこの
取組に関しては前回の
委員会でも称賛をしたんですけれども、十六日間まとめてお
休みをとれるということは、
学校の
先生方にとって本当にうれしいというか、希望であって、そしてまた、恐らく今回の法律を通しても、恐らくこれからの
改善点としても、条例でしっかりとそれを書き込んでやっていっていただくという作業も必要になっていきますので、恐らくそういった面での
現場の問題意識等もあると思います。
だからこそ、まず最初に御質問させていただきたいんですけれども、
早川参考人に御質問させていただきますが、画期的なこの十六日間の連休をとるに当たり、恐らく相当、
教育長の思いとか、そういう
方向性に対する強い思いがあったと思うので、その思いをまず教えていただきたいのと、
導入した結果、
教職員の
方々はどのような
感想を持ったか、その生の声、まずお聞きしたい。そして、三つ目の質問として、これは、
データによると、半分近くの方が一度でも
出勤しなければいけなかったことでありますが、これは恐らく何かしらの
改善をすれば乗り越えられて、ほぼ一〇〇%の方が十六連休をとれる可能性があると思うんですが、そういった
改善点等ございましたら御指導いただきたいと思います。よろしくお願いします。