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2019-11-08 第200回国会 衆議院 環境委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
本
国会召集日
(
令和元年
十月四日)(金曜日)(午前零時現在)における本
委員
は、次のとおりである。
理事
伊藤信太郎
君
理事
金子万寿夫君
理事
武村
展英
君
理事
とか
しきなおみ
君
理事
堀内
詔子
君
理事
生方
幸夫
君
理事
小宮山泰子
君
理事
古屋
範子
君
秋本
真利
君
畦元
将吾君
上野
宏史
君
加藤
鮎子
君
勝俣
孝明
君
繁本
護君
高橋ひなこ
君
百武
公親
君
福山
守君
古田
圭一
君
細野
豪志君
務台
俊介
君
八木
哲也
君
鷲尾英一郎
君
長尾
秀樹
君
西岡
秀子
君
堀越
啓仁君
屋良
朝博君
山本和嘉子
君
横光
克彦
君
富田
茂之
君
田村
貴昭
君 ――
―――――――――――
十月四日
鷲尾英一郎
君が議院において、
委員長
に
補欠選任
された。
令和元年
十一月八日(金曜日) 午前九時三十分
開議
出席委員
委員長
鷲尾英一郎
君
理事
伊藤信太郎
君
理事
勝俣
孝明
君
理事
金子万寿夫君
理事
高橋ひなこ
君
理事
武村
展英
君
理事
とか
しきなおみ
君
理事
福山
守君
理事
堀内
詔子
君
理事
金子
恵美
君
理事
関
健一郎
君
理事
江田
康幸
君
理事
古屋
範子
君
秋本
真利
君
畦元
将吾君
上野
宏史
君
加藤
鮎子
君
繁本
護君
百武
公親
君
古田
圭一
君
細野
豪志君
務台
俊介
君
八木
哲也
君
池田
真紀
君
柿沢
未途君
近藤
昭一
君
篠原
孝君
堀越
啓仁君
横光
克彦
君
田村
貴昭
君 …………………………………
環境大臣
国務大臣
(
原子力防災担当
)
小泉進次郎
君
環境
副
大臣
佐藤ゆかり
君
環境
副
大臣
石原
宏高
君
環境大臣政務官
八木
哲也
君
環境大臣政務官
加藤
鮎子
君
環境委員会専門員
小池 章子君 ――
―――――――――――
委員
の
異動
十月四日
辞任
補欠選任
生方
幸夫
君
金子
恵美
君
小宮山泰子
君 関
健一郎
君
長尾
秀樹
君
近藤
昭一
君
西岡
秀子
君
篠原
孝君
屋良
朝博君
柿沢
未途君
山本和嘉子
君
池田
真紀
君
富田
茂之
君
江田
康幸
君 十一月八日
理事生方幸夫
君及び
小宮山泰子
君十月四日
委員辞任
につき、その
補欠
として
金子恵美
君及び
関健一郎
君が
理事
に当選した。 同日
理事金子万寿夫君
、
武村展英
君、
堀内詔子
君及び
古屋範子
君同日
理事辞任
につき、その
補欠
として
福山守
君、
勝俣孝明
君、
高橋ひなこ
君及び
江田康幸
君が
理事
に当選した。 ――
―――――――――――
十月四日
対象発電用原子炉施設等
に係る
核原料物質
、
核燃料物質
及び
原子炉
の
規制
に関する
法律
の特例に関する
法律案
(
柿沢
未途君外五名
提出
、第百九十六回
国会衆法
第六号) は本
委員会
に付託された。 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した案件
理事
の
辞任
及び
補欠選任
国政調査承認要求
に関する件 ――――◇―――――
鷲尾英一郎
1
○
鷲尾委員長
これより
会議
を開きます。 議事に入るに先立ちまして、
委員会
を代表して一言申し上げます。 このたびの
令和元年台風
第十九号及び十月二十五日からの大雨による
被害
で亡くなられた
方々
と御
遺族
の
皆様
に深く哀悼の意を表します。 また、
被災者
の
皆様
に心からお
見舞い
を申し上げますとともに、負傷された
方々
の一日も早い御
回復
をお祈り申し上げます。 これより、お亡くなりになられた
方々
の御
冥福
をお祈りし、
黙祷
をささげたいと存じます。
全員
御起立願います。――
黙祷
。 〔
総員起立
、
黙祷
〕
鷲尾英一郎
2
○
鷲尾委員長
黙祷
を終わります。御着席願います。 ――――◇―――――
鷲尾英一郎
3
○
鷲尾委員長
この際、一言御挨拶を申し上げます。 このたび、
環境委員長
に
就任
いたしました
鷲尾英一郎
でございます。
環境
問題については、
地球温暖化対策
、
循環型社会
の
形成
、
自然環境
の
保護
などの
課題
が山積しております。 とりわけ、
地球温暖化対策
につきましては、
気候変動
への
適応策
を講ずるとともに、
パリ協定
を着実に
実施
していく必要があります。 加えて、六月のG20
大阪サミット
で共有された海洋
プラスチックごみ
問題に対する
指針
、
大阪ブルー
・
オーシャン
・
ビジョン
の
実現
に向け、
国際社会
と協調しつつ、
対策
を講じていくとともに、たび重なる
自然災害
により発生した
災害廃棄物
の迅速な
処理
についても、我々は真摯に取り組まなければなりません。 このような
状況
のもと、当
委員会
に課せられた使命はまことに重大であります。
委員長
といたしましては、その責務の重大さを十分認識し、
委員各位
の御指導と御
協力
を賜りまして、公正かつ円満な
委員会運営
に努めてまいる所存でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手) ――――◇―――――
鷲尾英一郎
4
○
鷲尾委員長
理事辞任
の件についてお諮りいたします。
理事金子万寿夫君
、
武村展英
君、
堀内詔子
君及び
古屋範子
君から、
理事辞任
の申出があります。これを許可するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
鷲尾英一郎
5
○
鷲尾委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 引き続き、
理事補欠選任
の件についてお諮りいたします。 ただいまの
理事
の
辞任
及び
委員
の
異動
に伴い、現在
理事
が六名欠員となっております。その
補欠選任
につきましては、先例により、
委員長
において指名するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
鷲尾英一郎
6
○
鷲尾委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 それでは、
理事
に
勝俣
孝明
君
高橋ひなこ
君
福山
守君
金子
恵美
君 関
健一郎
君 及び
江田
康幸
君 を指名いたします。 ――――◇―――――
鷲尾英一郎
7
○
鷲尾委員長
次に、
国政調査承認要求
に関する件についてお諮りいたします。
環境
の
基本施策
に関する
事項
地球温暖化
の
防止
及び低
炭素社会
の
構築
に関する
事項
循環型社会
の
形成
に関する
事項
自然環境
の
保護
及び
生物多様性
の
確保
に関する
事項
公害
の
防止
及び
健康被害
の救済に関する
事項
原子力
の
規制
に関する
事項
公害紛争
の
処理
に関する
事項
以上の各
事項
につきまして、その実情を
調査
し、
対策
を樹立するため、
関係
各方面からの
説明聴取
及び資料の
要求等
の方法により、
本会期
中
調査
を進めたいと存じます。 つきましては、
衆議院規則
第九十四条により、
議長
の
承認
を求めたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
鷲尾英一郎
8
○
鷲尾委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 ――――◇―――――
鷲尾英一郎
9
○
鷲尾委員長
次に、
環境大臣小泉進次郎
君、
環境
副
大臣佐藤ゆかり
君、
環境
副
大臣石原宏高
君、
環境大臣政務官八木哲也
君及び
環境大臣政務官加藤鮎子
君より、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。
小泉環境大臣
。
小泉進次郎
10
○
小泉国務大臣
おはようございます。
環境大臣
及び
原子力防災
を担当する内閣府
特命担当大臣
の
小泉進次郎
です。第二百回国会における
衆議院環境委員会
の御審議に先立ち、
環境政策
及び
原子力防災
に関する私の考えを申し述べます。 まず、このたび、甚大な
被害
をもたらした
台風
第十九号等によって亡くなられた
方々
の御冥福をお祈りし、御遺族に心よりお悔やみを申し上げますとともに、被災された
方々
にお
見舞い
を申し上げます。 先日、
福島
県郡山市において、
自衛隊
と
連携
した
災害廃棄物
の
撤去状況
や
廃棄物処理施設
の
被害状況
を確認、視察いたしました。この視察に際し、郡山市の
品川市長
と
意見交換
を行い、
生活ごみ
、し尿の
広域処理
に要する追加的な経費、いわゆる
かかり増し経費
を
災害等廃棄物処理事業費補助金
の対象とすることをお伝えしました。
環境省
では、
災害廃棄物
の
処理
や流出した
除去土壌等
への
対応
など、各地のニーズを踏まえた
災害対応
をきめ細かく行い、
被災地
の回復に向けて全力を尽くします。 また、今週、
河野防衛大臣
と長野県長野市を訪れ、市民、ボランティア、
自治体
、
環境省
、
自衛隊
、
民間事業者
が一体となった
災害廃棄物
の
撤去活動
であるワン・ナガノの現場を視察しました。
環境省
と
防衛省
の
災害廃棄物
の
処理
に関する
連携
は新たな
ステージ
を迎えており、今後も平時からの
連携
を更に
強化
してまいります。
環境大臣
に就任したときに、
環境省職員
から、
環境省
は
水俣病
という
公害
から始まったとまず言われました。
環境行政
の原点である水俣の地を、先月、
水俣病犠牲者慰霊式
に参列するために訪問しました。水俣では、
水俣病
の
語り部
の
皆さん
と昼食をとりながら懇談し、地元を支える
産業界
の
方々
ともお話しさせていただきましたが、このような
機会
を設けたことは
環境大臣
としては初めてのことであります。
熊本県内
の小学生は、五年生になると全員、
語り部
の
皆さん
から
水俣病
の話を聞く
機会
があるそうです。地元の六年生の二人が
慰霊式
ですばらしい祈りの言葉を述べる後ろ姿を見て、このような悲惨な
公害
が二度と繰り返されてはならないということが、
語り部
の
皆さん
の長年のたゆまぬ努力の結果として、世代を超えて引き継がれていることを実感しました。 私も
環境大臣
として、
環境行政
の原点を忘れることなく職務に取り組んでまいります。 以下、主要な
施策
について、
気候変動
、
生物多様性
と
資源循環
、
福島
の
復興再生
の三つの柱で御説明いたします。 第一の柱は、
気候変動
です。
環境大臣
に就任するに当たり、
安倍総理
より、
気候変動
や
海洋プラスチック
の問題などに取り組み、
国内
外に
発信
するよう御指示をいただきました。そして、この
発信
の
強化
の
必要性
を改めて認識したのが、九月にニューヨークで開催された
国連気候アクションサミット
です。ここでは、
世界
が
気候変動
問題をいかに深刻かつ喫緊の課題として捉えているかを実感し、あわせて、
我が国
の
取組
が効果的に伝わっていないことを痛感しました。 しかし、
発信
の
成果
を感じる出来事も出てきました。私がニュージーランドの
アーデーン首相
との会談で伝えた
炭素中立性連合
への
参加表明
が、国連の
グテーレス事務総長
にも伝わり、さらに、先月、
首相官邸
で開催された
グリーンイノベーションサミット
でロビンソン元
アイルランド大統領
からも言及されるなど、
日本
の脱
炭素社会
の
実現
に向けた揺るぎない意思が
気候変動コミュニティー
に広がりつつあることも
成果
を感じる一例です。また、先日の即位の礼に出席するため来日された
マーシャル諸島
の
ハイネ大統領
とも、
環境大臣室
で
意見交換
をする
機会
を得ました。現職の
大統領
を
環境大臣室
にお迎えできたことは大変光栄なことですし、
大統領
とは、
炭素中立性連合参加国同士
の協力を深めていくことを確認することができました。
COP
25については、当初の日程を変えることなく、来月、スペインのマドリードで開催されることになりました。この
COP
では、
パリ協定
に基づく
市場メカニズム
に関する
実施指針
の
策定等
に向けて国際的な議論を促進するとともに、
機会
を捉え、例えば、フルオロカーボン、いわゆるフロンの上流から下流までのライフサイクルでの
対策
など、
日本
の脱
炭素社会
に向けた先進的な
取組
や制度を戦略的に
発信
し、国際的なプレゼンスを高めていきます。さらに、
発信
のみならず、
廃棄物発電等
の
日本
のすぐれた
環境インフラ
の
海外展開
も進め、
国際社会
の中でさらなる貢献を行います。 なお、
アメリカ
が
パリ協定
からの
脱退通告
を行ったことは極めて残念でありますが、
国連気候変動枠組み条約
の
締約国
であることに変わりはありません。
アメリカ
の方針にかかわらず、
日本
は、引き続き
パリ協定
の
締約国
として、
COP
の場も含め、
世界
の
気候変動対策
を牽引してまいります。 昨年十月のIPCC一・五度
特別報告書
によれば、既に、地球の
平均気温
は
工業化
以前と比べて一度近く上昇し、極端な
気象現象
の増加や人の健康、
生態系
への
リスク
が高まっているとされています。今般の深刻な
災害
によって、
気候変動
の
影響拡大
に備えるための
適応策
に直ちに取り組んでいく
必要性
を
社会
全体が感じているはずです。 今後、
台風
第十九号で経験したような
気象災害
の
リスク
が更に高まると予測されていることを踏まえ、昨年施行された
気候変動適応法
に基づき、
環境省
としても
関係省庁
と
連携
し、
気候変動
掛ける
防災
という発想を持ちながら、自然の持つ
防災
・
減災面
の機能も活用しつつ、
気候変動
に対して強靱な
地域づくり
を目指します。また、
万が一
に備えた
災害廃棄物処理体制
の
構築
を推進するとともに、
災害対応拠点
となり得る
廃棄物処理施設
や
災害
に強い浄化槽の整備、
熱中症対策
の
強化
を進めます。 こうした
災害
に備える
適応
と、将来の
災害リスク
を低減する緩和の両面を兼ね備えた
対応
、言いかえれば
気候変動
掛ける
防災
という視点が重要であると考えます。最近の
台風
によって深刻な大規模、
長期停電
が生じましたが、
再生可能エネルギー
を
公共施設
や
地域
で活用し、平時にはCO2を削減しつつ、
災害
時にも備えとして一定の
エネルギー
を供給する
取組
は、まさに
適応
と緩和の両面を兼ね備えたものです。
適応策
の
海外展開
に加え、こうした
気候変動
掛ける
防災
という視点での経験、知見についても
世界
に
発信
していきます。
国内
の脱
炭素化
については、六月に
パリ協定
に基づく
成長戦略
としての
長期戦略
を策定し、今世紀後半のできるだけ早期に脱
炭素社会
を
実現
することを目指すと宣言しました。G7の中で、
長期戦略
に排出ゼロ
目標
を位置づけているのは
日本
だけです。これからは、戦略を踏まえた
実施フェーズ
に入ります。
長期戦略
を絵そらごとには終わらせず、
実現手段
を提示し、具体的なステップを着実に歩んでいきます。 まず、省
エネルギー
を徹底的に推進し、
エネルギー使用量
を削減します。例えば、我々が日々使う
電気機器
には
シリコン半導体
が用いられていますが、そこでは使用時に常に
エネルギー損失
が発生します。しかし、
シリコン
から
窒化ガリウム
に素材をかえれば、
エネルギー
の無駄を最小化し、劇的な
省エネ
を
実現
できます。
環境省
は、ことしの
東京モーターショー
において、この
窒化ガリウム
を用いた未来の超
省エネ電気自動車
を出展し、私も視察しました。
環境省
として、
東京モーターショー
への車の
本格出展
は初めてのことです。このような
世界最先端技術
を、
ノーベル物理学賞
を受賞された
天野浩教授
やさまざまな
関係者
とともに
社会実装
していきます。 次に、
地域資源
でもある
再生可能エネルギー
について、
主力電源化
に向けて最大限の
導入拡大
に取り組みます。
国内
では既に、
東京
都を始めとする五
自治体
が二〇五〇年までの脱
炭素化
を表明しております。そのうち横浜市は、これを達成するために東北十二市町村と
連携協定
を締結し、
地域
を超えて
再生可能エネルギー
の供給を受けています。
環境省
としては、多くの
自治体
で既に
プロジェクト
が進み始めている、このようなパートナーシップと
イノベーション
による
地域循環共生圏
の
構築
を後押しし、
環境
と成長の好
循環
を
実現
していきます。 ことしの
ノーベル化学賞
は、
再生可能エネルギー
や
電気自動車
の導入において重要な
リチウムイオン電池
の開発に貢献した
吉野彰
氏らが受賞することが決定しました。
環境省
では、二〇〇七年から
リチウムイオン電池
を
電気自動車
に積載するための
技術開発
を
支援
し、今日の、
電気自動車
が日常にある
社会
の
実現
という
社会変革
につなげることができました。これはまさに、私が就任当初から申し述べている、
環境省
が
社会変革担当省
であることを示す一例です。こうした
社会変革
に向けた
技術革新
を進めていきます。また、脱
炭素社会
への変革に向けて、これらの
施策
を総動員してもなお排出されるCO2を、回収して
有効利用
、貯留することで大気中への排出を防ぐ
技術
、CCUSについて、早期の
社会実装
に向けて
技術開発
を進めます。 さらに、企業の脱
炭素経営
と、そうした企業に資金が集まるよう
ESG金融
を推進し、
環境課題
の解決がビジネスチャンスとなることを目指します。先月、
ESGファイナンス
・アワードを創設しました。
ESG金融
にかかわる幅広い
関係者
を対象とした
大臣賞
は
日本初
であり、こうした
取組
も通じて
経済社会システム
の
イノベーション
も推し進めてまいります。また、カーボンプライシングについては、国際的な動向や
我が国
の事情、産業の
国際競争力
への
影響等
を踏まえた、専門的、
技術
的な議論を進めてまいります。
二つ目
の柱は、
生物多様性
の保全と海洋
プラスチックごみ
問題などの
資源循環政策
です。 まず、
生物多様性
の保全については、来年、中国で
生物多様性条約
の
COP
15が開催され、今後十年の方針を決めるかなめの年となります。
自然共生社会
の
実現
に向けて、
我が国発
の
SATOYAMAイニシアチブ
などの
国際連携
の
取組
を推進するほか、新たな
世界目標
の採択に向けて、国際的な議論に積極的に貢献してまいります。
我が国
としても、二〇二〇年を
目標年
とする
愛知目標
の達成に向けて着実に取り組みます。 そして、
生態系
や漁業にとっても深刻な問題になっている海洋
プラスチックごみ
問題については、六月のG20で
大阪ブルー
・
オーシャン
・
ビジョン
として
各国
と共有した、二〇五〇年までに
追加的汚染
ゼロの
世界
を
実現
することを目指します。そのために、G20
海洋プラスチックごみ対策実施枠組
に基づき、G20
各国
の
具体的アクション
を引き出していきます。 先月、
東京
で
実施枠組み
の
フォローアップ会合
を開催し、
成果
を上げることができました。
成果
の
一つ目
は
各国
からの
報告レポート
であり、
各国
が互いに学び合い、
対策
を高め合うスタートを切れました。
成果
の
二つ目
は、
科学的知見
の
強化
です。私自身も
国連気候ウイーク
での
バイ会談
で働きかけた結果、日、米、EUが主導してワークショップを開催し、今後継続した
活動
を進めることで一致しました。
成果
の
三つ目
は、今後の
活動
の
方向性
にとって重要な、来年のG20
議長国
である
サウジアラビア
のコミットを引き出せたことです。
サウジアラビア
のもとでの
活動
の
方向性
や
国際機関
との
協力内容
を共有することができたという
成果
も踏まえ、
我が国
が今後とも
取組
を牽引していくとともに、すぐれた
技術
、制度を生かして、アジアを含む
途上国
の
能力構築支援等
も進めます。
国内
においては、
実効性
のある
プラスチック対策
を進めていくため、まず、国民に身近な
レジ袋
の
有料化
について、来年度の導入に向けて
制度設計
を進めます。また、
プラスチックごみ
の
排出抑制
、
分別回収
や、
各国
の
禁輸措置
も踏まえた
国内リサイクル
の大幅な
強化
、
海岸漂着物
の回収、
適正処理
、
代替素材
の開発、
国民運動
の展開などを戦略的に推進します。 海洋
プラスチックごみ
問題のほか、
食品ロス
についても、二〇三〇年までにこれを半減する
目標
の達成に向けて
取組
を推進します。発生する
食品ロス
の見える化やドギーバッグの活用など、
消費者
の
行動変容
を促すための
普及啓発
を行うほか、
地域
の
取組
を
支援
していきます。 第三の柱は、
東日本大震災
からの
復興
に向けた
取組
です。 私は、
福島県立ふたば未来学園
の創設にかかわるなど、これまでも強い思いを持って
復興
に取り組んでまいりました。
環境大臣
としても、就任直後に
被災地
に赴き、改めて地元の
方々
とお会いして、
福島
の
復興
に全力を尽くす覚悟をお伝えしてきました。
福島
県の
内堀知事
がおっしゃった苦渋と信頼の意味を胸に刻み、
復興
に誠心誠意取り組んでまいります。
被災地
の
環境再生
に向けた
取組
を安全第一で推進してまいります。
中間貯蔵施設
については、二〇二一年度までに
除去土壌等
の搬入をおおむね完了させるとともに、仮置場の
原状回復
を進めてまいります。
最終処分量
の低減を図るため、引き続き
減容化
と
再生利用
に関する
取組
を進めます。
指定廃棄物等
の
処理
についても、引き続き、安全かつ着実に
取組
を進めてまいります。
帰還困難区域
については、
特定復興再生拠点区域
における
家屋等
の解体、除染を着実に実施してまいります。また、
放射線健康管理
、
リスクコミュニケーション
の実施や正確な
情報発信
を図ってまいります。さらに、脱
炭素まちづくり
の
支援
や、ふくしま
グリーン復興構想
など、
復興
の新たな
ステージ
に向けた
福島再生
・
未来志向プロジェクト
についても推進します。 そして、
東京電力福島
第一
原子力発電所事故
を教訓に設置された
原子力規制委員会
が、
独立性
の高い
三条委員会
として、科学的、
技術的見地
から
公正中立
な立場で
規制
を進められるよう、しっかりとサポートしていく考えです。 また、
万が一
の
原子力発電所
の事故に
対応
するための
原子力防災
については、
原子力防災担当
の内閣府
特命担当大臣
として、
原子力防災会議
を中心に、
関係省庁
を挙げて、地方
自治体
の
地域防災計画
、
避難計画
の
具体化
、
充実化
への
支援
、要
配慮者
への
対応
や、避難の
円滑化
、
防災資機材
の
整備等
への
財政支援
、
原子力防災業務
に携わる人材の育成などにきめ細かく取り組んでまいります。先週、本日から
原子力総合防災訓練
を行う島根
原子力発電所
の
周辺地域
を視察しました。鳥取県の
原子力防災アプリ
は大変わかりやすく、私も早速ダウンロードしました。このような住民に必要な情報を提供する先進的な
取組
もほかの
地域
に広めてまいります。
原子力災害
に対する備えに終わりや完璧はありません。引き続き
関係自治体等
と一体となり、各
地域
での
防災訓練等
を通じて、
地域防災計画
、
避難計画
の継続的な
充実強化
に努めてまいります。 ここまで、
気候変動
、
生物多様性
と
資源循環
、
復興再生
という柱で御説明申し上げましたが、そのほかにも、
環境省
が、これまでの
環境行政
の枠にとらわれず、多くのプレーヤーを巻き込んで果たすべき重要な役割があります。 まず、二〇二〇年四千万人という
訪日外国人受入れ目標
の達成に、
国立公園
や
国民公園
は大きな役割を担っています。
地域経済活性化
と
自然環境保全
の好
循環
を生み出しながら、その
魅力向上
にも取り組んでいきます。二〇二〇年一千万人の
訪日外国人受入れ
を目指す
国立公園満喫プロジェクト
を引き続き推進するとともに、
世界自然遺産
の登録を進めます。
新宿御苑
には、最近多くの
外国人
が訪れていますが、現在開催中の
皇室ゆかり
の
菊花壇展
において、初めて夜間の
菊花壇
のライトアップを行います。また、来年、
民間カフェ
をオープンするほか、早朝開園を本格実施する予定であり、先月、試行として二時間前倒しして朝七時から開園しました。 また、自然の脅威に対処するため、
豚コレラ対策
も踏まえ、ニホンジカやイノシシなどの
鳥獣管理
を一層
強化
します。ヒアリについては、
東京
港
青海埠頭
において、
女王アリ
が総計で五十個体以上発見され、より一層の
対策
が求められる
状況
となっています。このため、先日、平成二十九年以来となる
関係閣僚会議
が開催され、
政府一丸
となって取り組むことが確認されたところです。私も台場の
児童館
で
子供たち
に
注意喚起
をしてまいりました。
環境省
としても、こうした
注意喚起
はもちろん、
確認地点
の防除、
周辺地域
の
調査
、全国の港湾における
水際対策
の
強化
など、
国内
での定着を阻止するため、
緊張感
を持って取り組んでまいります。 さらに、
環境リスク低減
と安心、安全や快適な暮らしの確保のため、
次期通常国会
への
大気汚染防止法改正案
の提出に向けて
石綿飛散防止対策
の
強化
に係る検討を進めるほか、
公害健康被害対策
、
瀬戸内海等
の
水環境保全
、適正な
動物愛護管理
を始めとする
施策
に取り組むとともに、
一般廃棄物処理施設
の
更新需要
にもしっかりと
対応
してまいります。 以上御説明申し上げたとおり、
環境大臣
及び
原子力防災担当
の内閣府
特命担当大臣
として全身全霊で職務に取り組んでまいります。
鷲尾委員長
を始め
理事
、
委員各位
におかれましては、今後とも、
環境行政
及び
原子力防災
の一層の推進のため、御
支援
、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 ありがとうございました。(拍手)
鷲尾英一郎
11
○
鷲尾委員長
次に、佐藤
環境
副
大臣
。
佐藤ゆかり
12
○佐藤副
大臣
環境
副
大臣
に
就任
いたしました
佐藤ゆかり
でございます。 主に、
気候変動
、水、
大気
環境
、
自然環境
及び
環境
保健を担当いたします。 小泉
大臣
をお支えし、精いっぱい取り組む所存でございます。 特に、脱
炭素社会
の
実現
に向けた
イノベーション
の実践や国際
協力
、海洋
プラスチックごみ
問題への
対応
、
生物多様性
の
保全
などに力を入れてまいります。
鷲尾委員長
を始め
理事
、
委員各位
の
皆様
方の御指導、御
協力
を何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
鷲尾英一郎
13
○
鷲尾委員長
次に、
石原
環境
副
大臣
。
石原宏高
14
○
石原
副
大臣
環境
副
大臣
及び
原子力防災
を担当する
内閣
府副
大臣
に
就任
いたしました
石原
宏高
でございます。 主に、震災
復興
、
資源循環
及び
原子力防災
を担当いたします。 小泉
大臣
を支え、力を尽くしてまいります。 特に、
被災地
の
環境再生
に向けた
取組
や
未来
志向の
取組
を着実に進めるとともに、
国内
外での
資源循環
の推進にも取り組んでまいります。
鷲尾委員長
を始め
理事
、
委員各位
の御指導、御
協力
をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
鷲尾英一郎
15
○
鷲尾委員長
次に、
八木
環境大臣政務官
。
八木哲也
16
○
八木
大臣
政務官
環境大臣政務官
に
就任
いたしました
八木
哲也
でございます。 主に、
気候変動
、水、
大気
環境
、
自然環境
及び
環境
保健を担当いたします。 佐藤副
大臣
とともに、小泉
大臣
をしっかり支えてまいります。
鷲尾委員長
を始め
理事
、
委員各位
の御指導、御
協力
をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
鷲尾英一郎
17
○
鷲尾委員長
次に、
加藤
環境大臣政務官
。
加藤鮎子
18
○
加藤
大臣
政務官
環境大臣政務官
及び
原子力防災
を担当する
内閣
府
大臣
政務官に
就任
をいたしました
加藤
鮎子
でございます。 主に、震災
復興
、
資源循環
及び
原子力防災
を担当いたします。
石原
副
大臣
とともに、小泉
大臣
をしっかりと支えてまいります。
鷲尾委員長
を始め
理事
、
委員各位
の
皆様
の御指導、御
協力
をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
鷲尾英一郎
19
○
鷲尾委員長
次回は、来る十二日火曜日午前八時五十分
理事
会、午前九時
委員会
を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午前九時五十六分散会