○
森本真治君
自治体の方にしっかりと
説明責任を果たすように、見える化を果たしてほしいというような趣旨で答弁されたようにも私は受け止めますけれ
ども、まあ違うかもしれなかったら申し訳ないんですけど。
財務省の方も、しっかりとそれぞれの
自治体がどのような
状況に置かれているのかということ、もちろん
総務省とも連携をしていただきながら、やはり先ほど申しましたように、
予算を執行したくてもできないようなそれぞれの地域の課題もある、そのような
状況の中で、何でもかんでも積み上がっているから問題だというふうにはまあ今御答弁されませんでしたけれ
ども、しっかりとそれぞれきめ細かな、やはり現場目線という思いをしっかりと
財務省の皆さんにはお持ちいただきたいということ、改めて私の方からもお伝えをさせていただきたいというふうに思います。
本当に、私も、この年末年始もそうでございましたけれ
ども、それぞれ引き続き現場などの方にも私も回らせていただきました。早期のインフラ復旧に向けての後押しをいただきたいという要望はもちろん強くあったわけでございますけれ
ども、その一方で、もう一つ、やはりソフト面の対策強化、先ほど
大臣もお話しいただいたように、私にも様々なやはりその課題、問題についてお話も伺ったわけでございました。
一つには、先ほ
どもあった情報伝達、あと、避難行動をどう結び付けるかということ。これは、我々としてもしっかりと研究もしていく必要がありますし、特にやはり自助、共助の部分ですね。これまでもずっと言われておりますけれ
ども、この自助、共助の部分についてどのようにしっかりと体制をつくっていくのかということ、そのことがやはり一番地元の皆さんも問題意識は持たれておって、何とかこれを前に進めなければならないということでございますが。
その中で一つお伺いしたいのが、地域の消防防災力の関係です。
それで、先ほ
どもお話があって、やはり消防本部の方は広域化をしていく中で、なかなかきめ細かな
対応が難しくなっているという現状があります。もちろん、そこについてしっかりとやらなければいけないというふうにも思いますけれ
ども、もう一つがやはり消防団ですね。私も、各消防団、地元だけではなくて、今回できるだけ広域の消防団の方にお邪魔をさせていただきました。やはり消防本部の方から出動していただくにしても、特に過疎地なんかでは、もう三十分、四十分、まあ一時間ぐらい掛かる地域もありますね、過疎地の方はですね。
そうすると、本当に消防団の皆さんがしっかりとまずは
対応していただくということを引き続きお願いをしていただかなければならないということと、やはり
災害が甚大で広域化すると、消防だけではなくて、今回広島でも、警察も含めてですけど、もう
対応できなくなってくるということですね。ここはある程度物理的にも限界があるということも改めて認識をした中で、やはりこの消防団の皆さんの活躍を今後更にしていただかなければならないというふうにも思います。
それで、今後の防災・減災、国土強靱化の三か年緊急対策の中でも、様々なその辺りのソフト面というか、そういう中での消防力、特に消防団などについてもしっかりと
対応していただくというお願いをしなければならないというふうに思うんですけれ
ども、特に今回、
補正予算もありますので、前倒ししてやるという中で、その辺りの消防団の充実強化に向けてどのように今回力点を置いているのか、そして、それを進捗、どのように進めていこうとされているのかということについて、今日は消防庁からもお越しいただいていると思うので、御答弁していただきたいと思います。